『全日本プロレス社長からの便り』Vol.8
『全日本プロレス社長からの便り』Vol.8
去る3月18日には新木場で「全日本プロレスで初めてのワンマッチ興行」を開催させて頂きました。
葛西純 vs 石川修司のGAORA TV王座戦、それもデスマッチ。
当初は「全日本プロレスでデスマッチをやるべきじゃない」との意見が出ると
覚悟していたのですが、意に反して「これは非常に楽しみ!」との声がほとんど、
チケットも即完売となり注目の一戦となりました。
実際の試合では二人のプライドが真っ正面からぶつかり合い、
ファンの期待に充分応えた熱戦になったと思います。
葛西選手の生き様には感動を覚えますし、またこれを日々行っている
デスマッチファイターってすごいと素直に感じました。
他団体で過去にデスマッチの経験があるとは言え、久々に相手の土俵でこれまた凄い試合を
展開して最後に勝利を収めた石川選手も立派でした。
ファンの皆様の目にはどのように映ったでしょうか。
さて試合を裁き終えた李日韓レフェリーを見たら腕にガラスの破片が20個くらい刺さっていて
「今ガラスを抜くと血がピューって出ちゃうから後でやります」と
平然としていて「いつもの試合と同じ強さでマットを叩きましたからね~」と笑っていました。
こちらはもう呆然・・・。
いよいよ4月9日、春に戻っての「2021 Champion Carnival」が大阪にて開幕致します。
皆様もどの選手が優勝するか予想を楽しんでみて下さい。
きっとこの優勝者が5月16日大田区総合体育館でのビッグマッチでメインのリングに立つ事に
なるのではないでしょうか。
どのような展開になるか、どんな番狂わせが起きるのか。
一戦一戦、目を離さずに応援して頂ければと思います。
これからも全日本プロレスを宜しくお願い致します。