『全日本プロレス社長からの便り』Vol.5
『全日本プロレス社長からの便り』Vol.5
明けましておめでとうございます。
今年の全日本プロレスは、皆様のストレス解消のお手伝いが出来るよう努めて参ります。
この世の中、嫌な事や困る事ばかり。将来は不安、会社に行っても家に居ても思う通りにいかず、
なかなか消えない頭の中のクシャクシャ。
それを全日の四角いリングの中を見ている間だけでも綺麗サッパリ忘れてみて下さい。もしかしたら新たな気持ちで明日に向かって歩み始める事が出来るかも知れません。
いやはや柔らかい言葉で始めましたが、意味は深いんです。全日本プロレスでは基本的に選手と選手の闘いを見せています。
それをなぜお客様が見に来て下さるのか?
「面白いから」「元気が出るから」「気分が晴れるから」「好きな選手が出ているから」・・・
人によって理由は様々でしょう。
しかし企業がお客様に提供出来るサービスとして、あるいは社会的な任務として全日本プロレスの存在意義を
考えた時に出される答えは「熱い闘いを見せる事でお客様を喜ばせる事」。
プロレスのリングって、例えば反則がカウント5つまで許される事から考えても世間離れした異空間なんです。
何度、投げられても蹴られてもその度に立ち上がるなんて、プロレスラーならではの見せ場であって
決して普通の人には真似出来ない事。またそこが総合格闘技と似ているが基本的に違う世界と言われる点です。
とにかく全日本プロレスのリングの中を見ていて下さい。
リングの中を見守って頂いているその間だけでも嫌な事を木っ端みじんに吹き飛ばして、
世の中の嫌な情報を頭の中からすっかり消し去り、個性ある選手同士の攻防に対して無邪気に一喜一憂して頂ければ、
きっと効果的なリフレッシュになると思います。プロレス観戦をストレス解消に利用して頂ければ幸いです。
いよいよ来年には創立50周年を迎えるに当たり、今から様々なアイデアが出されて検討が始まっています。
それに向けて色々な動きも見られると思いますので、ファンの皆様の為の全日本プロレスを
今年もどうぞ宜しくお願い致します。