「サマーアクションシリーズ2026」7月11日(土)横浜大会詳報&試合後コメント
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各タイトルマッチが目白押しの7月ツアーがスタートし、今大会ではそれぞれの王座戦に向けた前哨戦を中心に全6試合がおこなわれた。
<第1試合>
シングルマッチ 20分1本勝負
〇本田竜輝 vs ×立花誠吾

オープニングマッチは、7・26岐阜大会で全日本プロレスTV認定6人タッグ王座の防衛戦(相手は青柳優馬&亮生&矢野安崇)が決まっている本田竜輝と立花誠吾によるパートナー対決。
序盤、本田が腕を絞りながら奇声を発すると場内がざわつく。ロックアップからロープに立花は離れ際にエルボー。本田にショルダータックルで倒された立花だが、アームドラッグからドロップキックで相手を場外に出す。しかし、飛び技狙いは本田が阻止し、ロープに詰めると「1、2、3、4!」。本田が攻勢に出る中、防戦の立花は相手の串刺しラリアット狙いをかわして、エルボー。さらにヤンキーカッターを決めて、マンハッタンドロップからフロントキックをぶち込む。立花はスピアを放ち、アングルスラムの体勢。しかしこれは本田が踏ん張り、カウンターのスパインバスターで叩きつける。串刺しラリアット、スピアと畳みかけた本田は続けてキャメルクラッチで締め上げる。ロープに逃げられると、フィニッシュ宣言からバックを取る。脱出した立花はエルボーからブレーンバスターで叩きつける。ともに荒い息を吐きながらのエルボー合戦。立花は隙をついての横十字固め、追撃のアングルスラムはカウント2。ヤンキーハンマー狙いは本田が切り返して、走り込んでのラリアット。ファイナルベントを切り返した立花がエルボー。しかし、突進は本田のラリアットで迎撃され、最後はファイナルベントで3カウントを奪われた。
6人タッグ王座の防衛戦に向けて、ともに闘志を高め合うような激しい闘いとなった。
<立花、本田のコメント>
立花「クソ、負けたくなかった!」
本田「アニキ!」
立花「なんだよ! 勝って握手とかしてくんな、気持ちわりぃな。優越感に浸ってんだろ」
本田「アニキ、胸張っていきましょう。アニキ、俺ら7月26日、”青柳兄弟でヤス”と防衛戦決まったんですよ、岐阜で。絶対防衛して、この6人タッグのベルト、どんどんどんどん価値上げていこうぜ」
立花「そうだな。俺たちが持って変わったって思わせてえな。おもしれぇんだから、6人タッグ」
本田「6人タッグのベルト、どんどん俺と立花のアニキと羆さんで、3人で上げていく」
<第2試合>
タッグマッチ 20分1本勝負
大森北斗 ×岩﨑永遠 vs 〇羆嵐 青木優也

佐賀県を拠点に活動する『プロレスリングBURST』代表兼所属選手の岩﨑永遠が参戦し、大森北斗とタッグ結成。
先発は北斗と青木で、序盤から激しいエルボーの応酬。青木はフロントキックでなぎ倒し、羆嵐にスイッチ。北斗から代わった岩﨑は羆嵐とショルダータックル合戦を繰り広げ、なぎ倒すことに成功。さらに北斗とのダブルのショルダータックルも見舞う。羆嵐は北斗をボディースラムで叩きつけ、セントーンを見舞う。相手チームにつかまり防戦の北斗は青木にDDTを見舞って岩﨑につなぐ。岩﨑は青木に串刺しラリアット、滞空式ブレーンバスターと畳みかける。青木も岩﨑を強引にボディースラムで投げて羆嵐にタッチ。羆嵐は岩﨑にセントーン、串刺しラリアット、セカンドコーナーからのダイビング・セントーンと追い込んでいく。しかし、ラリアット狙いは北斗がカットに入って、スタナーを見舞う。北斗&岩崎が羆嵐にトレイン攻撃。岩﨑は羆嵐にファルコンアローもカウント2。羆嵐もカウンターで正面飛びドロップキックを放って反撃。羆嵐と岩﨑がエルボーのラリー。ショートレンジ・ラリアットも打ち込み合い、意地をぶつける。カウンターのラリアットでなぎ倒された羆嵐だが、すぐにクロスボディーでやり返して、埼玉に乾杯!もカウント2。ならばと最後はコーナートップからのダイビング・セントーンで3カウントを奪った。

岩﨑は敗れたものの、GAORA TVチャンピオンとの真っ向からのぶつかり合いで存在感を残した。また、バックステージでは羆嵐が、パートナーの青木に向かって『ゼンニチJr.フェスティバル』(8・9後楽園開幕)への出場を促すなど、全日ジュニア戦線への積極的な参入を期待して背中を押した。
<羆嵐&青木のコメント>
青木「なんか思ってた以上にスッキリしましたね。大森北斗があんなガンガン行って、ガンガン応えてくる選手だと思ってなかったんで。自分の期待以上のものを見せてくれた。でもね、決着ついたのは羆嵐さんだから」
羆嵐「各団体を荒らしまくっている青木優也、またの名をアカイさん」
青木「アオキだよ。またの名はねえんだよ」
羆嵐「青木優也さん、凄い勢いがある。取っちゃうんじゃないですか、ジュニアリーグ」
青木「ジュニアリーグ、あるかもしれない。いや、でもまだ(出場が)決まってないんで」
羆嵐「決まってない!? ジュニアでしょ、アナタ」
青木「確かに全日本プロレスにいたら」
羆嵐「手を上げた方がいいんじゃないですか?」
青木「その答えが出るのは7月19日、後楽園ホール」
羆嵐「世界ジュニアも手上げたほうがいいですよ。ガンガン行ったほうが」
青木「はい、ありがとうございました(先に引き揚げる)」
羆嵐「ツーリング仲間なのに冷たいな。まあ、いいや。俺はとにかくこのGAORA、6人タッグ、もっと輝きを増させるために、もっともっと頑張るよ。岩﨑永遠、いい選手だな。もっともっと突っかかってこい。(対戦は)3回目か? いや、もっとだな。シングルは2回か3回やったことある。タッグでも久々だ。また闘えるの楽しみにしてるよ。このGAORA、6人タッグ、挑戦してきてもいいんだぜ、岩﨑永遠。待ってるぜ。羆嵐から目を離すな、ハァァァー!」
<北斗&岩﨑のコメント>
岩﨑「羆嵐、全日本プロレス1回負けただけだ。これで終わりだと思うなよ。俺はまたやり返しに来るぞ」
北斗「青木優也っていうヤツは、あんなに誰にでもケンカ売っちゃうのか? それともなんかやりたいのか、俺と。テメエがなに考えてるのかまったくわかんねえけどよ、俺もケンカは買っちゃうんだよ」
<第3試合>
世界タッグ選手権試合&世界ジュニアヘビー級選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
斉藤ジュン 斉藤レイ 〇”ミスター斉藤”土井成樹 vs 鈴木秀樹 関本大介 ×田村男児

7・19後楽園大会で斉藤ブラザーズが保持する世界タッグ王座に挑戦する関本大介が、パートナーの真霜拳號が不在の中、王者組と対峙。さらに、7・25神戸大会での世界ジュニア王座戦が決まっている王者・田村男児と挑戦者・“ミスター斉藤”土井成樹も激突する、2つの前哨対決となった。
先発で対峙した田村と土井がチョップ合戦。譲らぬ攻防を見せた中、田村がショルダータックルで倒し、ともにタッチでジュンと関本の攻防。互いにフォアアームを胸板に叩き込み合うが、ショルダータックルはジュンが制してレイにスイッチ。レイと秀樹が向かい合い、秀樹がカウンターでドロップキック。レイもすぐにぶちかましを返し、担いだまま自軍コーナーに連行。場外では田村と土井がやり合う中。リング上では秀樹が相手チームにつかまる。防戦の秀樹はレイの突進をかわして、低空ドロップキックを放って関本につなぐ。関本はレイにドロップキック、ジュンには串刺しスピア、ブレーンバスター、低空クロスボディーアタックと畳みかける。サソリ固めは土井がカットに入る。パイルドライバーの体勢はジュンがリバースし、レイにタッチ。斉藤ブラザーズが関本に連弾。追い込まれた関本は秀樹のアシストも受けて、眉山でジュンをぶん投げる。レイはカウンターのラリアットを関本に見舞い土井にスイッチ。土井と田村の攻防となり、譲らぬ攻防を見せる。田村のパワーボム狙いは土井がリバース。バカタレスライディングキックからDOI555。さらにもう一発、バカタレスライディングキックをぶち込んで、王者から3カウント奪取。神戸でのタイトルマッチに向けて大きく弾みをつける勝利を挙げ、あらためて王者の眼前で王座奪取を宣言。さらにレイも関本に対して「後楽園ホールでぶっ倒してやるぜ!」と必勝をアピールした。
<試合後の斉藤ブラザーズのマイク>
土井「おい、前哨戦勝ったぞー! 7月19日、まずはジュン&レイに世界タッグ防衛してもらって、その次は7月25日、神戸で俺が田村男児から世界ジュニア取るぞー! (ジュンの方を向いて)なにか言いたそうですね?ジュンさん、なんか喋りたそうですね? 喋りたい顔してましたね。俺にもマイク持たせてくれって顔してましたね」
レイ「おい、関本。関本大介、ましもんがいねえじゃねえか。まあ、いい。7月19日、後楽園ホールでぶっ倒してやるぜ! 楽しみにしとけ!」
ジュン「聞いた話によると、7・19、チケットは完売したらしい。それだけじゃない、7月の大会のチケットは全部、完売だ。これも会場に来てくれているみんなのおかげだぜ。ありがとうな。もし、会場に来られないヤツがいるなら全日本プロレスTVに入るんだ。まだ入っていないヤツはいないと思うが、月額は900円だ。入らなかったら、俺たち斉藤ブラザーズが行って、お仕置きしてやるぜ」

レイ「DOOM!」
<斉藤ブラザーズのコメント>
土井「今日は前哨戦、前回は丸め込みで勝ったかわからんけど、今日は完璧な3カウント取ったやろ。あとはベルト取るだけや。7・25神戸、最高の舞台や。決着戦や。まずはそのまえに7月19日、後楽園でジュン、レイが世界タッグ防衛してもらって、俺はそれに続くからな」
レイ「いまミスターが言った通りだ。7月19日、後楽園ホールで世界タッグ戦、関本大介、ましもん。まあ今日はましもんがいなかったな。まさか俺たちにビビって隠れている…なんてことは言わねえぞ。オマエはそんなタマじゃねえ。大事な用事でもあるんだろう。なんにせよ、7月19日、後楽園ホールでオマエたちをぶっ倒して、ベルトを防衛してやるぜ」
ジュン「DOOM!」
<関本組のコメント>
田村「土井成樹はやはりうまくて、速くて、強くて、なんでも揃ってる。立花誠吾といままでのと大違い。そしてこの前哨戦も新木場含めて2回も負けてる。チャンピオンとしてこれはあんまりよくないことだ。世界ジュニアのベルトはいろんな思いで立っている。そのためにも7月19日、前哨戦。25日、神戸、タイトルマッチ、強くてピリピリしてる土井成樹で来てほしい。そしてその神戸、全部変えてやる。向こうがホームだろうがなんだろうが、俺が取ってやる。俺のスタイルで世界ジュニア、盛り上げていく。そしてジュニフェスもあるから。それも踏まえた世界ジュニア戦だと思ってるから、そういうつもりでやっていきたいと思います」
関本「おい、斉藤ブラザーズ、勝負は7月19日、世界タッグのベルトに俺とましもんで挑戦するからな。しっかりベルト磨いて待っとけ」
※秀樹はノーコメント
<第4試合>
シングルマッチ 30分1本勝負
〇青柳優馬 vs ×MUSASHI

ヘビー、ジュニアの実力者による初シングルマッチ。MUSASHIの「盛り上がっていこうぜ!」のアピールの隙をついて、優馬が丸め込みを連続。MUSASHIに場外に出された優馬は飛び技をスカし、場外戦に誘い込む。しかし、MUSASHIが場外に出ると優馬はリングへ。優馬が仕方なく再び場外に出ると、MUSASHIはリングに戻ってプランチャを見舞う。そのまま場外戦になだれ込み、優馬が攻勢に出る。リングに戻っても優馬がペースを握る。防戦のMUSASHIは優馬の突進をかわして、延髄斬り。優馬をうまく場外に出すと、ノータッチ・トペコンの追撃。攻め込まれた優馬はカウンターのドロップキック、串刺しエルボー、コーナートップからのミサイルキックと畳みかける。ダイビング・エルボードロップはカウント2。再びコーナーに上ると、MUSASHIがとらえて雪崩式ブレーンバスターを狙う。これは決められなかったものの、MUSASHIは雪崩式アームホイップ。対する優馬もすぐさまブレーンバスターを返し、エルボー合戦。その後、丸め込みの応酬となり、MUSASHIのラ・マヒストラル狙いを押し潰した優馬が3カウントを奪った。
試合後のバックステージで優馬は、仮に『ゼンニチJr.フェスティバル』に欠員が出た場合には「準備できてます」と語り、『チャンピオン・カーニバル』に続く“代打”としてのエントリーに色気をのぞかせた。
<優馬のコメント>
優馬「MUSASHIと初シングル、初勝利ということになりました。こんなこと言ったらダメなのかもしれません。もし、8月に開催されるジュニフェス、そこに欠員が出た場合は青柳優馬、準備できてます」
<MUSASHIのコメント>
MUSASHI「一枚も二枚も上手でしたね。このタイミングで組まれたシングルマッチ、相手がヘビーとかジュニアとか関係ないよ。勝たなきゃいけなかったよね。ジュニアのリーグ戦もあるからね。修正していかないと」
<第5試合>
タッグマッチ 30分1本勝負
潮﨑豪 ×矢野安崇 vs 芦野祥太郎 〇望月成晃

かつて同じ団体に属していた潮崎豪と矢野が全日本所属同士でタッグ結成。対するはDRAGONGATEの望月成晃が久々の全日本参戦で芦野祥太郎とコンビを結成する。潮﨑と芦野は7・26岐阜大会でシングルマッチを控えており、前哨戦となった。
先発は潮﨑と芦野。ロープに詰めた芦野が離れ際に「HAVOC!」と挑発。潮﨑がショルダータックルで倒し、強烈な逆水平チョップ。芦野もぶしかましを返して、それぞれタッチで望月と矢野の攻防。望月がローキックを見舞えば、矢野はエルボーを返す。矢野はアームドラッグからドロップキック、さらに左足にニークラッシャー、レッグブリーカー。タッチを受けた潮﨑も望月の左足に的を絞って攻めていく。防戦の望月は矢野をエプロンに出し、水面蹴りで相手をエプロンマットに座らせると、背中にサッカーボールキック。望月は矢野の左足にニークラッシャーからローキック。代わった芦野も矢野に俵返し、逆片エビ固めで絞る。ロープエスケープの矢野は芦野にドロップキックを放ち、潮﨑につなぐ。潮﨑が芦野に逆水平チョップを連打し、ランニング式ケサ斬りチョップ。芦野もバックに回ると、投げっぱなしジャーマンを返して望月にタッチ。望月は潮﨑にサッカーボールキック。逆水平チョップにフロントキックを返すが、潮﨑もレフトハンドのラリアットを返す。譲らぬ攻防を見せて、潮﨑から矢野にスイッチ。矢野が勢いよく望月を攻め立てる。潮﨑のアシストも受けてタイガードライバーも決めるなど懸命に食らいついていったが、望月の打撃の畳みかけからのツイスターに沈んだ。
試合後、マイクを手にした望月は久々の全日本マット参戦で手ぶらで帰るわけにはいかないとばかりに、全日本、DRAGONGATEともに密接な関係にある『GAORA』の名を冠したGAORA TVチャンピオンシップへの挑戦をアピール。「俺が挑戦したら(ベルトを)輝かせる自信がある」とキャリアに裏打ちされた自負心をのぞかせ、対する王者の羆嵐も「アンタとだったら、このベルトもっと光輝くことができるかもしれない。俺と勝負しましょう」と受諾。両者のタイトルマッチが決定的となった。

<試合後の望月、羆嵐のマイク>
望月「全日本プロレスファンの皆さん、お久しぶりでございます。12年ぶりに参戦しました、望月ジュニアの父でございます。今日は別にね、父兄参観に来たわけじゃないんだよ。本当は年明けにアジアタッグを取って、そのまま全日本プロレスに来られれば一番キレイだったんですが、それは残念ながら実現できなかったんですけど。ただね、もう一個ちょっと気になってるものがあるんですよ。全日本プロレス、DRAGONGATEと言えば、GAORAですGAORA。GAORA TVチャンピオンシップ? なんかあのベルト、輝いているのか輝いていないのか、よくわからない。俺が挑戦したら、ガッチリ輝かせる自信あるぞ。チャンピオン、ぜひ声を聞かせてくれ!(羆嵐がリングにやって来る)チャンピオン、はたしていまそのベルトは輝いているのか輝いていないのか。週刊プロレス見てもあんまり記事見ねえからよ。まあでも、俺とチャンピオンで闘って、ガッチリそのベルトの価値上げようぜ。よろしく頼むよ」
羆嵐「ハァァァー! GAORA TVチャンピオンの羆嵐です。このベルトは世界最強のプロレスラー関本大介から取ったベルトです。光り輝いているに決まってるでしょ? でも、望月さん、アンタとだったら、このベルトもっともっともっともっと光輝くことができるかもしれない。だから俺と勝負しましょう」
<望月&芦野のコメント>
芦野「豪さん、やっぱり横にいてあれだけ頼もしい人が対角にいると、とんでもねえぞ。チョップ、7月26日、岐阜だな。シングルマッチが組まれてる。いま俺は1人でHAVOCをやってる。アンタはHAVOCと闘うために抜けたんだろ? シングルマッチ、とことんやってやる。胸の皮膚がなくなったっていいよ。チョップ受け切って、絶対に俺が勝ってやるよ。なぜなら、俺が、俺たちがHAVOCだからだ」
望月「おい、全日本プロレス。久しぶりだな。最近は息子のジュニアがお世話になってるけど、俺も10年ぶりに来て、本当は年頭に取ったアジアタッグ持って来たかったけど、残念ながら取られちゃったんで。でも、またこうして縁ができたんだよ。なにか狙おうと思ってさ。それならやっぱり、全日本とDRAGONGATEと言えばGAORAだよ。GAORA様々だよ。俺があのベルト取って、もっともっと、世界ジュニアと三冠チャンピオンと並ぶようなベルトに俺がしてやるよ」
<潮﨑&矢野のコメント>
潮﨑「こうやって全日本プロレスで矢野と組んで、試合をすることなんてあると思わなかった。今日は残念な結果だったけども、粘り、強さ、もっともっと伸びしろがある。それを感じましたね。言ってやれ」
矢野「望月、アンタ、まあまあ歳いってるだろ? 何歳だ? 年寄りに負けてたら、このプロレス業界、もっともっと上には行けない。俺には若さがある。若さが武器だ。俺がもっともっと盛り上げていってやる!」
<第6試合・メインイベント>
三冠ヘビー級選手権試合&アジアタッグ選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 安齊勇馬 ×小藤将太 vs 綾部蓮 〇青柳亮生 ライジングHAYATO

7・25神戸大会での三冠ヘビー級王座戦(王者・宮原健斗vs挑戦者・綾部蓮)&7・19後楽園大会でのアジアタッグ王座戦(王者組・青柳亮生&ライジングHAYATOvs挑戦者・安齊勇馬&小藤将太)に向けた、ダブル前哨戦。三冠王者の宮原は6・24新木場大会で綾部のアイアン・メイデンで失神状態に追い込まれるという失態を見せているだけに、巻き返しを図りたい。また、アジアタッグ挑戦という大きなチャンスを手にした小藤も一戦に弾みをつけるような闘いぶりを見せたいところだ。
宮原と綾部が先発で対峙し、ロープに詰めた綾部がクリーンブレーク。綾部が攻勢に出て、宮原を自軍コーナーに持って行き、HAYATOにスイッチ。すると小藤が宮原にタッチを求めて、HAYATOと向かい合う。小藤がヘッドシザースホイップからドロップキック。HAYATOの飛び技フェイントを阻止しようとするも、逆に亮生のカットに遭う。それでも相手2人をまとめてドロップキックで吹っ飛ばし、安齊との連係から場外戦になだれ込む。リングに戻り、HAYATOがつかまる展開。試合権利のないところで綾部とやり合った宮原は強烈なエルボーで吹っ飛ばされ、イスを手にしてエキサイト。
防戦のHAYATOは宮原にカウンターでショットガン・ドロップキックを放って、綾部につなぐ。綾部はランニング・ネックブリーカードロップからフルネルソンの体勢。脱出した宮原がカウンターでフロントキックを見舞い、アイアン・メイデンを仕掛ける。宮原はみずから技を解くと、綾部はグッタリとダウン。ダウンカウント4で綾部が立ち上がると、宮原がシャットダウン・スープレックス狙い。これは綾部が阻止し、カウンターでキチンシンクからエルボー。デスルーレット狙いは宮原が切り返し、ブラックアウト。スタンド式ブラックアウト狙いは綾部が食い止め、フルネルソンバスターで叩きつける。それぞれタッチで亮生と安齊の攻防。亮生がスピードでかく乱するも、安齊はカウンターのドロップキックで反撃し、小藤にスイッチ。亮生&HAYATOが小藤に合体攻撃。亮生と小藤の1対1となり、亮生が追い込んでいく。亮生のムーンサルト・プレスは小藤がかわす。小藤と亮生の丸め込みの応酬。亮生が打撃を畳みかけ、ロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス。しかし、3発目は小藤がブレーンバスターで切り返し、フィッシャーマンズ・スープレックス。小藤はカットに来たHAYATOにもドロップキックからスタイルズクラッシュを決めて排除にかかるが、一瞬の隙をついた亮生がラ・マヒストラルで丸め込んで逆転の3カウント。収まらない小藤は亮生に襲い掛かるとスタイルズクラッシュを放ち、結果的に王者組2人をマットにダウンさせた。
試合後、綾部は宮原を強烈なエルボーでダウンさせ、踏みつけて挑発。宮原はまたしても押され気味の展開となったものの、試合中にアイアン・メイデンを仕掛けたように、綾部の得意技を完全にインプットしたと豪語。一方の綾部は「デスルーレットとアイアン・メイデンだけじゃない」と、まだ披露していない技でさらに宮原を追い込んでいくことを予告した。

アジアタッグ戦を控えて王者から3カウントを喫した小藤だが、試合後のリング上には亮生、HAYATOがともに倒れており、あたかも勝者のような振る舞いとともに「後楽園ホールではオマエら倒して、俺が世代交代してやるよ」とアツハヤ超えで一気に全日ジュニア戦線のトップに食い込んでいくことをアピール。安齊もかつての自身の経験を踏まえて小藤の勢いに太鼓判を押し、パートナーの頼もしさを実感するとともに王座奪取に向けて自信を深めた様子だった。
<試合後の小藤、安齊のマイク>

小藤「おい、いつまでも余裕かましてんじゃねえぞ。オマエらが余裕かましてると、俺はな、かわいい後輩なんてやってらんねえんだよ。今日はちょっと時間が足りなかったけど、(7・19)後楽園ホールではオマエら倒して、俺が世代交代してやるよ。ボクが言いたいことは以上です」
安齊「今日の試合見て、アジアタッグ、まあ取れるだろう。俺も上の人たち、かたっぱしから抜かしていったんだ。感じるぞ、将太が全員抜かすぞ。満員の後楽園大会で皆さんはどちらが勝つと思いますか?(挑戦者組に交じり王者組を支持する声も多く聞こえる)、まあ、皆さんがなんと言おうと、勝つのは俺たちですけどね。今日はちょっとの差で負けちゃったんで…(引き揚げかけている王者組を見やって)チャンピオンが締める元気なさそうなんで、最後は将太に締めてもらいます」
小藤「(引き揚げる王者組を見て)チャンピオン、締めますか、チャンピオン? 締められそうにありませんね。これだけアツハヤを支持する声が多いと燃えますね。アツハヤもお客さんも、アジアタッグ、アツハヤが防衛すると思ってる人ら、俺たちが絶対に取ってやるから、よく見とけ。じゃあ、今日は最後に『レッツゴー、オールジャパン』締めをしたいと思います。皆さん、右拳の準備をお願いします。それでは7月19日、アジアタッグ、安齊&小藤が取ります! レッツゴー、オールジャパン!」
<宮原組のコメント>

宮原「さあ、いよいよこのベルトを懸けて、闘いが始まった。綾部蓮、さあオマエにある技はすべて俺の頭の中にインプットした。ここでオマエの得意技をあえて発表してやろう。決め技はデスルーレットだ。回転して落とすだけだ。そしてもう一つ、アイアン・メイデン。締め技だ。左(腕)がロックされ、右(腕)がロックされ、頚動脈を腕で締められる。それでギブアップ技か。その2つだけだ、注意点は。そのほかを知ってるマスコミはいるか!? 綾部蓮の得意技を言ってみろ。(ドラゴン・スープレックス)そんな技、アイツから出たことないだろ。適当なこと言ってんじゃねえ。おい、いいか。綾部蓮、オマエの技はもう出尽くしたんだ。そんなに俺の頭は悪くないぞ。俺はいつだって熱い男だ。ただ! 頭の中はいつも冷静だ。綾部蓮、エキサイトしてるか? 7月25日、俺の前で負ける姿しかプロレスファンは想像できないんじゃないか? 綾部蓮、テメエの技はもう出尽くした」

小藤「勝ちました」
安齊「勝ったね、ほぼ勝った」
小藤「この調子で後楽園もアジアタッグ取りたいと思います」
安齊「今日試合終わって寝てるチャンピオンチーム、立ってる俺たち。後楽園もその構図は変わらないだろう。俺も散々、上の人たち抜かしてきたんだ。感じるぞ、将太が一気にジュニアのトップに立つから。全員、俺たちだけ見とけ」
小藤「アツハヤ、そういうことだ。いつまでも現状維持で満足してんじゃないぞ。俺はどんどん成長して、7・19後楽園でオマエらを超して、世代交代、成立させてやる」
<綾部組のコメント>

綾部「宮原健斗、さっきコメントがチラッと聞こえたけど、綾部蓮の得意技はデスルーレット、アイアン・メイデンだけみたいなことを言ってるのが聞こえたよ。今日も試合中にアイアン・メイデンをやられたよ。不覚にもダメージを負ってしまったけど、その考えだとしたら、甘いよ宮原健斗。宮原健斗を倒す綾部蓮の技はデスルーレット、アイアン・メイデンだけではないというのを、まだ前哨戦続くよな? そこでカラダでしっかり刻み込んで、わからせてやる」
亮生「マズい、マズいな」
HAYATO「なに、初めて食らった技だよ」
亮生「マズいね、マズい。マズいことがわかったことが、収穫としましょう。今日はダメだ」
HAYATO「だいぶ自信なくしたけど」
亮生「安齊だけかと思ってたよ、注意すべきは」
HAYATO「正直ノーマークだった」
亮生「でも、こういう苦しい場面を乗り越えて、最後に勝ち名乗りを上げるのがアツハヤですから」
HAYATO「そうだね」
亮生「みんなは心配せず、楽しんどいてください」
