「サマーアクションシリーズ2026」7.22新木場大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「サマーアクションシリーズ2026」7.22新木場大会詳報&試合後コメント

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 今大会では7・25神戸大会での三冠ヘビー級王座戦の前哨戦、そして8・9後楽園大会からスタートするシングルリーグ戦『ゼンニチJr.フェスティバル』を控えたジュニア勢の激突を軸にカードが組まれた。

《第1試合》
シングルマッチ 20分1本勝負
〇斉藤ジュン vs ×矢野安崇

 7・19後楽園大会では芦野祥太郎との一騎打ちに撃沈した矢野安崇が、今大会でもヘビー級かつ現世界タッグ王者の斉藤ジュンとのシングルに臨む。

 ロックアップからロープに詰めたジュンがクリーンブレーク。ジュンが手を掲げると、矢野が潜り込むようにして腕を取る。フライングメイヤーからスリーパー。スタンドに戻り、ジュンがショルダータックルで倒す。矢野はロープ際でジュンの突進をスカしてエプロンに出すと、ドロップキック。場外のジュンにプランチャの追撃。リングに戻り矢野がコーナーに上ると、ジュンがとらえてデッドリードライブで放り投げる。ジュンがボディースラムから逆エビ固めで締め上げる。矢野がロープエスケープ。矢野はジュンの胸板にフォアアオーム。しかし、ジュンはビクともせずに、バックエルボーでなぎ倒す。矢野はジュンの突進を迎撃し、飛びつくようにしてフェースバスター。コーナートップからクロスボディーアタックはカウント2。ジュンはカウンターのバックエルボーで矢野の動きを止め、抱え込み式バックドロップ。矢野も丸め込みで懸命に食らいついたが、回転エビ固め狙いを踏ん張られて、チョークスラムで叩きつけられる。これはカウント2で返したものの、最後は滞空式ジャックハマーに撃沈した。

<ジュンのコメント>

ジュン「矢野安崇、正直に言うが、俺はジュニアと試合をするのは苦手だ。ちょこまかと動き回るからな。だが、オマエとの試合楽しめたぜ。つぎ、なにを見せてくれるんだ? DOOM!」

<矢野のコメント>

矢野「あんまりこういうこと言いたくないすけど、強すぎました。あれはヘビー級じゃないでしょ、スーパーヘビー級でしょ。でも、今日ボロボロにやられたかもしれないけど、俺はあきらめてないですから。少しでも食らいつきたいんで。そうしないと全日ジュニア、盛り上がらないでしょ。全日ジュニア、盛り上げます。必ずジュニフェス、俺が優勝します」

《第2試合》
シングルマッチ 20分1本勝負
〇斉藤レイ vs ×小藤将太

 7・19後楽園大会でアジアタッグ王者組の青柳亮生&ライジングHAYATOに肉薄した小藤将太が、世界タッグ王者の斉藤レイとの一騎打ちに臨む。

 第1試合で勝利したジュンが花道を下がると入れ替わるようにレイが登場し、ハイタッチをかわしてリングイン。そのまま第2試合に突入した。

 ゴングと同時に小藤が突進し、フォアアームからドロップキック連発。ボディースラム狙いは担ぎ上げることはできず、コーナーに上ると逆水平チョップで場外に叩き落とされてしまう。場外戦でもレイが攻勢に出る。防戦の小藤は果敢にフォアアームを連発するも、チョップ一発で倒されてしまう。なかなか反撃態勢を作れない中、レイの突進を迎撃し、ヒザにドロップキックで相手の体勢を崩し、卍固めを仕掛ける。レイのヒッププレスもカウント2で返した小藤は平手チョップを一心不乱に打ち込み、ボディースラムで担ぎ上げるも、押し潰されてそのまま3カウントを奪われた。試合後、レイは健闘を称えるフリをして小藤に攻撃を加えるダメ押し。しかし、スーパーヘビー級に懸命に立ち向かう小藤の姿が印象に残る一戦となった。

<レイのコメント>

レイ「フゥー。勝ったぜ! 久しぶりのシングルマッチ、久しぶりのジュニアとのシングル。おい、いいじゃねえか。プロレスはなエンターテインメントみたいな楽しいものもあるし、今日みたいなバチバチと叩き合う、そんなプロレスもある。小藤、オマエのチョップいいじゃねえか。なかなか痛かったぜ。またやろうな、DOOM! よし、ビール」

<小藤のコメント>

小藤「おい、ジュニフェス初出場決まって、アジアタッグ負けて、その仕打ちがこれか?ジュニフェスは斉藤レイ以上にデカいヤツはいないな。ということは、今日ここで闘えたっていうことがなによりの財産だと思ってます。斉藤レイ…俺はもうやりたくない」

《第3試合》
シングルマッチ 20分1本勝負
〇レオン・デ・オロ vs ×セニョール斉藤

 7・19後楽園大会で全日本マット初陣を飾ったレオン・デ・オロが、ジュニア階級の実力者のセニョール斉藤と一騎打ち。“ジュニフェス”を見すえて、シングルにおける力量を見定める闘いとなった。

 開始早々からレオンが小気味のいい動きを見せる。レオンが足を取ると、セニョールはロープエスケープ。セニョールは突如、「アミーゴ!」と叫んで握手を求める。レオンは「ノー、アミーゴ!」と拒否し、セニョールの騙し討ちのサミングを防御すると、コーナーからトルニージョアタック。さらに場外のセニョールにノータッチ・トペコンと飛び技で場内を沸かせる。

レオンはエプロンからのセントーン・アトミコからセニョールをコーナーに振る。しかし、セニョールにポップアップされ、急所攻撃を食らって形勢逆転。セニョールの狡猾な攻めに防戦となったレオンは、相手のブレーンバスター狙いを踏ん張り、花道からダッシュしてロープ越えで飛びついてのアームホイップでセニョールを場外に放り出す。そして、ラ・ケブラーダを放ち、リングに戻るとクロスボディーアタック、ウラカン・ラナと畳みかける。セニョールの後方に倒れ込みながらの急所攻撃で再び悶絶させられ、変型チキンウイング・フェースロックで捕獲される。セニョールがラリアットからブレーンバスターを狙うも、レオンが切り返してトラースキック連発。そして、前転から高々とジャンプしてのボディープレスを決め、そのままコーナーからのムーンサルト・プレス(ライオネス・サルト)という連続攻撃でクセ者のセニョールを退けた。

<レオンのコメント>

レオン「レオン・デ・オロがセニョール斉藤からまた勝利をつかみ取った。遠く離れた故郷から日本に来ているからには、もっと上を目指していく。メキシコのプロレスこそが最高だ」

<セニョールのコメント>

セニョール「なんすかね、久々に100%、純粋なメキシコ人とやって、つられちゃいますね。結局、そいつのいいところみたいなところにつられていっちゃうから、放り込まれちゃうから。まだ経験不足ですね。まだまだです。メキシコは奥が深いです」

《第4試合》
6人タッグマッチ 20分1本勝負
芦野祥太郎 〇大森北斗 田村男児 vs 羆嵐 吉岡世起 ×立花誠吾

 “ジュニフェス”で同ブロックに入っている大森北斗と田村男児、そして吉岡世起と立花誠吾がそれぞれパートナー同士となりタッグマッチに臨む。

 先発は田村と立花で、スピーディ―に譲らぬ攻防を見せる。田村から北斗にスイッチすると、対角では立花に代わり吉岡が出て来る。北斗がエルボーで倒すと、吉岡もすぐに得意の蹴りで反撃。サッカーボールキックを決めた吉岡が羆嵐にタッチ。北斗は羆嵐にチョップを連発。ガッチリと受け止めた羆嵐はボディースラムからセントーンの追撃。北斗は羆嵐のヒザに低空ドロップキックを放ち、DDTを決めて芦野にスイッチ。芦野が羆嵐にランニング・エルボースマッシュから俵返し。バックに回られた羆嵐は脱出すると、カウンターで正面飛びドロップキックを放つ。それぞれタッチで田村と吉岡が対峙。田村のフォアオーム連発に、吉岡はミドルキックで対抗する。田村がフライング・ショルダーで倒して担ぎ上げようとするも、切り返した吉岡が鋭い蹴りを連発。バズソーキックは田村がかわして、担ぎ上げるとバックフリップで叩きつける。代わった北斗も吉岡に攻勢に出る。吉岡は突進を迎撃し、トラースキックを見舞って立花にスイッチ。立花は北斗にマンハッタンドロップからフロントキック。ヤンキーカッター狙いは北斗が阻止し、コンプリートショットを決める。芦野組が立花にトレイン攻撃。両チームが入り乱れる中、立花は場外の相手チームにノータッチ・トペコン。リングに戻り、立花と北斗が1対1。立花がスピア、アングルスラムもカウント2。防戦の北斗はカウンターのローリング・エルボーで立花の動きを止め、追撃のローリング・エルボーからドラゴン・スープレックス。これをカウント2で返されると、最後は無想一閃で3カウントを奪った。

ジュニフェスを前に存在感を見せた北斗は、7・19後楽園大会で「(ヘビー級で)夢打ち砕かれ、ジュニアヘビー級だったら結果を残せるんじゃないかと淡い夢を抱いた」などと挑発のマイクをおこなった青柳亮生について言及。ジュニフェス開幕戦8・9後楽園での一戦を控えて「開幕戦終わって、俺の前で同じこと言ってみろよ。俺から言わせればな、テメエがなんでいまジュニアのトップか分かるよ。それはな、全日本ジュニアに俺がいなかったからだ」とふてぶてしく宣戦布告し、全日本ジュニアのトップ取りへの強い意気込みを示した。

<試合後の北斗のマイク>

「おい、青柳亮生、どっかで聞いてんだろ?

後楽園では好き勝手言ってくれたじゃねえか。8月9日の開幕戦終わって、俺の前で同じこと言ってみろよ。俺から言わせればな、テメエがなんでいまジュニアのトップか分かるよ。それはな、全日本ジュニアに俺がいなかったからだ」

<芦野&北斗&田村のコメント>

芦野「今日、北斗ジュニアに転向して立花に勝ったのスゲェな。ジュニフェスはジュニフェスで、全日本ジュニアがバチバチに盛り上げると思うから、そこはなんにも言わない。俺は26日のvs潮崎豪、そこだけだ。(胸をパンパンと叩いて)打ってこいよ、100発でも1000発、1万発でも受けてやるよ。(ささやくように)HAVOC」

北斗「青柳亮生よ、裏でもSNSでも、なんならリング上から実況席に下りてきてまで、好き勝手言ってくれたな。まあ、オメエみたいなことを言ってくるヤツが出て来るのは、こっちだってわかってたよ。そして、そんな言葉にいまはなんの意味もないことはわかってんだろ、オマエも? 大切なのは開幕のジュニフェスの俺とオマエのシングルが終わったあと、どっちの発言が的を射てるかだ。青柳亮生、開幕の試合後にもう一回同じこと言ってみろよ」

田村「今日は前哨戦じゃなくジュニフェスに向けてのカードだった。Aブロック、Bブロック、違うブロックの選手と対戦したけども、(北斗は)ヘビーからジュニアに移ってそういう覚悟をもってきたんだから、ぜひ全力でやり合って、そして全力で盛り上げていきたい。俺はいつでも戻ってきていいと思ってたから。全力でやるなら、お互いその気持ちでこの8月ぶつかり合おう」

<羆嵐&吉岡&立花のコメント>

吉岡「今年もジュニフェスの時期がやってきたね。去年はジュニアのベルトを巻いて出場したにも関わらずだ、開幕戦でライジングHAYATOに負けて、ふがいない結果で終わっちゃったから。今回も開幕戦からライジングHAYATOと当たるんだろ? ライジングHAYATOにもジュニフェスにもリベンジするチャンスがあるってことだ。今年は俺がかっさらってやる」

羆嵐「全日ジュニア戦士たちが盛り上がってますね。盛り上がってる、めちゃくちゃ気合入ってた。立花もね、今日はちょっとやられちゃったけど、本番までまだちょっと調整する時間あるから。アイツは元世界ジュニアチャンピオンなんだ。絶対やってくれる。そんな彼とジュニフェス前にこの6人タッグのベルトも必ず防衛する。それと8月3日か? 望月成晃、日本でナンバー1のパワーファイター羆嵐だ。ナンバー1のパワーファイターを受け止められるのか? 俺はしっかり準備できてるぜ。叩き潰してやる。楽しみだぜ、羆嵐から目を離すな。ハァァァー!」

立花「やべぇな、マジで、ちょっとチョーむかつく。チョーむかつく、どうしよう、危ないこれ。チョーむかつく。チョーむかつく、アイツ。北斗、(ジュニフェスのブロックは)反対だな。ちょっとアイツ、絞りすぎて、ガリガリになっちまったんじゃないかと思って、ちょっとナメてかかってた…ところはない。ぶっ潰してやると思ってたけど、普通にやられたな。アイツとは別ブロックだけど、全員叩き潰して、男児と決勝でやりたかったけど、アイツとやりてぇな。北斗を大田区のあのビッグマッチのデケぇ会場で沈めてやるぞ。チョーむかつく!」

《第5試合》
三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負
〇宮原健斗 潮﨑豪 ライジングHAYATO vs ×綾部蓮 鈴木秀樹 MUSASHI

 7・25神戸大会での三冠ヘビー級王座戦を控えている宮原健斗と綾部蓮の最後の前哨戦。7・19後楽園大会では綾部が王者の宮原からドラゴン・スープレックス・ホールドでピンフォール勝ち。デスルーレット、アイアン・メイデンへの対策を練っていた宮原に対して、さらなる自身の武器を突きつけて気勢を上げたが、最後の前哨戦ではいかなるやり取りを見せるか?

 先発はHAYATOとMUSASHI。先制攻撃のMUSASHIがアトミックドロップから強烈なチョップ。HAYATOはMUSASHIの突進をかわして場外に落とすと、飛び技フェイント。MUSASHIの「盛り上がって…」のアピールを阻止したHAYATOが宮原にスイッチすると、対角から綾部が出て来る。ロープに詰めた宮原が離れ際にチョップを連発も、すぐに綾部もショルダータックルを返し、そこから両チームは派手な場外戦を展開する。リングに戻ると、綾部が宮原をとらえて痛めつける。相手チームにつかまった宮原は秀樹にフロントキックを叩き込んで、潮﨑にスイッチ。潮﨑が秀樹にフライング・ショルダー。逆水平チョップは秀樹がガード。レフトハンドのラリアットもかわした秀樹がワンハンド・バックブリーカーを決めてMUSASHIにスイッチ。MUSASHIが潮﨑に逆水平チョップを連発。潮﨑はお返しのチョップ一発でMUSASHIを倒すと、HAYATOにタッチ。HAYATOがMUSASHIに攻勢に出る。

チョップのラリーなど互いに一歩も引かない攻防を見せると、それぞれタッチで宮原と綾部が対峙。宮原が攻め立てるも、綾部もランニング・ネックブリーカーで形勢逆転し、串刺しフロントキック。綾部組が宮原に連弾。綾部がデスルーレットを狙うも、それは宮原がブレーンバスターに切り返す。今度は宮原組が綾部に連弾を見舞い、宮原がシャットダウン・スープレックスの体勢。綾部は脱出すると、カウンターで強烈なエルボー。さらに、ランニング・エルボーを狙って突進するも、宮原がカウンターで絡みついてスネークリミットで捕獲し、グイグイと締め上げて綾部を葬ってみせた。

 試合後、ベルトを掲げながら綾部を踏みつけた宮原は「絶望を与えるって? 7月25日、関西神戸で見せてみろ」と王者の威厳を示しながら挑発。息を吹き返した綾部は荒れ狂いながら宮原に襲い掛かり、決戦を控えて両者間の緊張感はピークに達した。

 また、バックステージでMUSASHIがコメントを出していると、かつてMUSASHIを悩ませたネコの鳴き声がどこからともなく聞こえてくるという怪奇現象(!?)。ジュニフェスを控えたMUSASHIに悩みのタネができてしまった。

<試合後の宮原のマイク>

「おい、綾部。いよいよだ。なんか言ってたな俺に。絶望を与えるって? 俺を誰だと思ってるんだ? 日本全国に希望を照らす男だぞ。そんな男にオマエみたいなもんが絶望を味わわせることはできるのか? 7月25日、関西神戸で見せてみろ」

<宮原、HAYATOのコメント>

宮原「さあ、綾部蓮、いよいよだ。火がついてるようだな。さあ、テメエの言う絶望とやらを、7月25日、関西神戸で見せてもらおうか。いいか、俺はこの方、日本全国のプロレスファンに希望と元気を届けてきた男だ。そんな男の俺から発されるエネルギーに、テメエがレスラーとして俺を上回る絶望を与えるってことができるのかな。さあ、綾部蓮、勝負だ。絶望とやらの景色を見られるのかな?」

HAYATO「(ジュニフェス)始まるね。むーちゃん、同じブロックだけど、今日はいつも通り明るく楽しいむーちゃんだったけど、ジュニフェスでは怖いむーちゃんを俺がみんなに見せてあげるよ。楽しみにしてて。Let’s PUNK」

※潮﨑はノーコメント

<綾部、MUSASHIのコメント>

MUSASHI「ジュニフェス…(「ニャーン」と鳴き声が聞こえる)あれ? ジュニフェス…(「ニャーン」と鳴き声が聞こえる)あれ? えっ、待って! えっ、久々じゃない、ネコ! でも、いまはそれどころじゃないから。ジュニフェス、同ブロックのライジングHAYATO、俺が全日本に来て初めて世界ジュニアに挑戦したとき、アイツがチャンピオンだったんだよ。(「ニャーン」と聞こえる)ウソだろ!? このタイミングで…どこだよ! おい、逃がさねえぞ、しばらくぶりだけど、逃がさねえぞ。ネコ、どこだ? おい、もう優しくいかねえぞ、ネコ。つかまえてやるよ。出て来い、ネコ、こら! ネコ、こら! 逃げたか? まあ、いいや。ライジングHAYATO、あのときの借りは今年のジュニフェスで(「ニャーン」と聞こえる)えっ? おいどこだ、ネコ、こら!」

綾部「宮原健斗、テメエそそくさ逃げやがって。神戸で潰してやる。覚悟しとけ」

《第6試合・メインイベント》
タッグマッチ 20分1本勝負
〇安齊勇馬 本田竜輝 vs 青柳優馬 ×青柳亮生

 7・26岐阜大会で矢野安崇を交えたトリオで全日本プロレスTV認定6人タッグ王座に挑戦する青柳兄弟が、王者組の一人である本田竜輝(パートナーは羆嵐&立花誠吾)と対戦。7・19後楽園大会でのアジアタッグ王座取りを逃した安齊勇馬は、あらためて下半期にタイトル戦線に絡んでいくためにも一戦、一戦が大切になってくる。

 先発で安齊と優馬が対峙したのち、本田と亮生の攻防に移る。本田がショルダータックルで倒せば、亮生はカウンターのドロップキックを放つ。本田はバックエルボーで反撃すると、エルボーで亮生を吹っ飛ばして安齊にタッチ。安齊組が亮生をとらえるが、安齊がロープに飛ぶと優馬が足を引っ張り形勢逆転。青柳兄弟が場外戦で相手チームを痛めつける。リングに戻っても青柳兄弟は本田を挑発するように「1、2、3、4!」の反則カウントコールをおこなうなど攻め立てる。防戦の安齊は優馬にニーアッパーを見舞い、ダブルアーム・スープレックスで投げて本田にスイッチ。本田はお返しとばかりに青柳兄弟をロープに詰めて、「1、2、3、4!」と気分よく数える。さらに本田は優馬にスパインバスター、串刺しラリアット。ファイナルベント狙いは優馬が阻止し、カウンターのドロップキックを決めて亮生にタッチ。

 亮生は本田に串刺しバックエルボー、コーナーから反転して組みついてのアームホイップ、さらにドロップキックと畳みかける。フィッシャーマンズ・スープレックス狙いは本田が踏ん張り、スピアを決めて安齊にタッチ。安齊は亮生、優馬に連続でベリー・トゥ・ベリー。亮生にドロップキックを見舞うと、本田とのトレイン攻撃。しかし、ジャンピング・ニーは亮生にかわされて本田に誤爆。青柳兄弟は安齊に連続攻撃で追い込んでいく。亮生のムーンサルト・プレスは安齊がかわし、両チームが入り乱れる。優馬が安齊に強烈なラリアット。すかさず優馬がダイビング・エルボードロップを放ち、続けて亮生がムーンサルト・プレスもカウント2。再びコーナーに上った亮生を本田がとらえる。安齊は亮生に雪崩式ブレーンバスター。亮生は優馬のアシストを受けて得意の蹴り技を畳みかけ、ロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス。追い込まれた安齊はカウンターでジャンピング・ニー。正調のジャンピング・ニーから雄叫びを上げると、最後はギムレットで亮生を退けた。

 試合後に安齊は、今日のメインカードが自身も参加した『バチェロレッテ・ジャパン』 シーズン4最終話の中でおこなわれたプロレスの試合と同一カードであることを明かした上で「あのときは俺が全部もっていったから、今日は本田竜輝、なにか喋ってもいいよ」とナチュラルな“上から目線”で本田にマイクを託す。本田は『バチェロレッテ・ジャパン』での登場シーンがわずかだったことを悔しそうに語るも、“本業”での活躍と勝利に胸を張り「これが全日本プロレスの本田竜輝だー!」と絶叫。さらに「よし、最後みんなで数えるぞ、せーの1、2、3、4!」とまくしたてて、嵐のごとくバックステージに消えた。

 最後は一人残された安齊があらためてマイクを手にして「この暑い夏、必ず俺がもっともっと熱くして、絶対忘れられない思い出にするから、俺だけを見ていてください」とファンとの“約束”を交わし、酷暑下の新木場大会を締めくくった。

 また、バックステージでは7・26岐阜大会で全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を争う両チームが対峙。挑戦者組の優馬が「俺たちがそのベルトを取って、俺たちがそのベルトの価値を上げてやる」と王座取りに向けて猛アピールを展開した。

<試合後の安齊、本田のマイク>

安齊「本日はご来場ありがとうございます。ここ新木場で安齊勇馬、本田竜輝対青柳優馬、青柳亮生…なんか思い出す試合がありますよね? どこかの映像で見たことありますよね? あのときは俺が全部もっていったから、今日は本田竜輝、なにか喋ってもいいよ」

本田「勝ちました! なんか見たことある試合だと思ったら、バチェラー男女逆転版、『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4 エピソード8話でやった試合だ。ドキドキワクワク、少しニヤニヤしながら『バチェロレッテ』を俺はずっと見ていて、(試合で)参加できた時はスゴく嬉しかったんだ、おい! ただ、俺が登場したのはほんの一瞬だった。でも今日、こうやって、いつものあれかもしれないけど、こうやって全日本プロレスのファンのみんなが駆けつけてくれて、試合をナマで見てくださるのは本当に嬉しいです! これが全日本プロレスの本田竜輝だー! よし、最後みんなで数えるぞ、せーの1、2、3、4!」

安齊「まるで参加者みてぇに喋りやがって。俺より全然出てたみたいじゃねえか。今年のこの暑い、暑い夏、皆さんまさかバテたりなんてしていませんよね? 全日本プロレスと過ごす夏は楽しいですか? 安齊勇馬と過ごす夏はきっと楽しいでしょう。だから今日も一つだけ、みんなと結びたい約束があります。みんなのこの暑い夏、必ず俺がもっともっと熱くして、絶対忘れられない思い出にするから、俺だけを見ていてください。俺との約束です」

<本田&羆嵐&立花、優馬のコメント>

本田「新木場大会、大勝利だ! なにか見たことあるカードだなと思ったら…」

優馬「(亮生&矢野とともに割って入ってきて)おいおいおい!」

本田「なんだテメエ!」

優馬「本田、今日は負けたけどな、次、7月26日、岐阜でよ、この3人で青柳兄弟でヤスが挑戦するぞ」

羆嵐「(立花とともに割って入ってきて)ハァァァー!」

優馬「なんだ、オマエら! ビックリした。オマエら言ってるようにな、そのベルトの価値を上げてやる」

本田「7月26日、岐阜で勝負だ。俺たちは青柳兄弟でヤスから防衛して、このベルトをどんどんどんどん上げていくぞ」

優馬「俺たちがそのベルトを取って、俺たちがそのベルトの価値を上げてやる。オマエたちでは役不足だ。青柳兄弟でヤスが一発で取ってやるからな。覚悟しとけ、この野郎」

本田「やってやろうぜ!」

立花「ぶちのめして価値上げるぞ!」

羆嵐「ハァァァー!」

<安齊のコメント>

安齊「アジアタッグ、このまえの後楽園負けたけど、気持ちを切り替えて今日、安齊勇馬&本田竜輝、そして青柳兄弟。きっとこの試合を見て、プロレスに興味を持って全日本プロレスに来てくれることを決めた人もたくさんいると思う。俺が一番輝くのはリングの上だと思ってるから、俺はこの夏、必ずリングで結果を残すぞ。そして、俺のこと好きになってくれた人といっしょに、この暑い夏、最高の思い出を作ってみせます」