「サマーアクションシリーズ2026」7月26日(日)岐阜大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「サマーアクションシリーズ2026」7月26日(日)岐阜大会詳報&試合後コメント

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『サマーアクションシリーズ2026』第5戦となる岐阜・じゅうろくプラザ大会では、全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権、潮﨑豪と芦野祥太郎の元パートナー対決といった注目カードがラインナップされた。

《第1試合》
シングルマッチ 20分1本勝負
〇安齊勇馬 vs ×小藤将太

安齊勇馬と小藤翔太は、7.19後楽園大会でアジアタッグ王者“アツハヤ”に挑戦も、小藤がライジングHAYATOのシド・ヴィシャスに沈み、王座戴冠を逃した。将来的なアジアタッグ再挑戦を約束している2人のシングルマッチが岐阜大会のオープニングマッチで組まれた。また、安齊は7.25神戸大会のメインイベント終了後、三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗に挑戦状を叩きつけ、8.29大田区大会でのタイトルマッチが決定的となっている。

ロックアップからロープへ押し込まれた小藤は体を入れ替えて張り手。アームホイップ、ドロップキックを華麗に決めたが、安齊が強烈なタックルで弾き飛ばす。小藤がエルボーを連打しても一撃で黙らせ、逆エビ固めで締め上げた。防戦一方となった小藤は、スイング・ネックブリーカーで逆襲。前転してのドロップキックからフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うも投げられない。5分経過。安齊が串刺しエルボーからスロイダー。エルボー合戦となり、気合で前に出た小藤がロープを往復して鋭い一発をお見舞い。スワンダイブ式エルボーアタックはカウント2。フィッシャーマンズ・スープレックス、回転エビ固め、逆さ押さえ込みでも3カウントは奪えず、安齊が怒涛のジャンピング・ニーアタック2連打。最後はバックドロップで完璧な放物線を描き3カウント。バックステージでは、8.29大田区での三冠獲りを改めて誓うと、小藤にはジュニフェスでの活躍に期待。「2人でシングルの結果残そうぜ」とメッセージを送った。

〈バックステージ〉

安齊「将太とタッグ組んでアジアタッグ届かなかったけど、俺は将太の可能性、誰よりも信じてる。俺は三冠に挑戦して、必ず8.29大田区で三冠のベルト巻くぞ。将太は、これからジュニフェス始まるよな。ちょうど俺の三冠戦の日と将太の決勝戦、同じ日だろ。2人でシングル結果残そうぜ」

小藤「安齊さん、この前までタッグ組んでたのに、もう対角に立つようになってしまいました。でも、これは俺が弱いからいけない。今見た通り、安齊さんめちゃくちゃ強い。俺が追いつかなきゃいけない。俺が追いついて、追い越して、ジュニアとヘビーのテッペン、俺たちが獲ってやります」

《第2試合》
タッグマッチ 20分1本勝負
鈴木秀樹 〇田村男児 vs 村瀬広樹 ×ジャック・ケネディ

前日の神戸大会で世界ジュニアヘビー級王座初防衛に成功した田村男児が第2試合に登場。鈴木秀樹とのEvolutionタッグで村瀬広樹&ジャック・ケネディと対戦した。

田村vsケネディで試合開始となり、真っ向勝負を身上とする2人が激しくぶつかり合う。ケネディが強烈なチョップ、タックルで優勢になると、岐阜県本巣市出身の村瀬がドロップキック、ブレーンバスター、バックドロップで続く。思わぬ苦戦を強いられた田村だったが、バックフリップで反撃。秀樹は村瀬の腕をロックしたままコーナーに押し込みボディにエルボー。腕と足にストンピングを落とし、ネックツイストからニードロップを投下した。5分経過。村瀬のミサイルキックからケネディがダイナミックに飛び込み、田村もダイビング・ショルダーアタックで対抗。拷問のようなヘッドロックで捕らえると、ケネディはバックドロップで強引にぶっこ抜く。村瀬&ケネディが連続串刺し攻撃、合体ブレーンバスターで追撃。田村はなんとか連携を切り崩し、ケネディにショートレンジ・ラリアット。何発も打ち込んでいくと、走り込んでの一発でなぎ倒し、デスバレーボムで3カウントを奪った。

〈バックステージ〉

田村「昨日は神戸で初防衛戦、今日は岐阜で世界ジュニアチャンピオン・田村男児として来ました。岐阜もめちゃくちゃ熱くて盛り上がっています。この勢い、8月のジュニフェスに向けて、世界ジュニア王者として、もっともっと熱くやっていくと思うので、これからも追ってください。会場でお待ちしてます」

村瀬「最初に自己紹介をしてやる。忘れてるやつら多いだろうな。俺は岐阜県出身、村瀬広樹や。東海だけの出場選手と思うなよ。正直このヘビー級の争い、むちゃくちゃキツい。だけどむちゃくちゃ楽しいよ。もっともっと俺も痛くて熱い試合求めてるから、ぜひお願いしますよ。全日本プロレスさん!」

ケネディ「毎回、毎回なんで?なんで毎回この感じか。毎回こっちが来たらこの感じになる。全然わからない。何が違う?何ができる?絶対絶対、毎回同じこと。頑張ると言うけど、いつもこの感じになる。全日本のヘビー級は強いぞ。ジュニアヘビー級でも強いぞ。けど、自分は毎回、毎回この感じなんで絶対もうダメ。次回は違うと言わない。よく見ろ」

《第3試合》
6人タッグマッチ 30分1本勝負
斉藤ジュン 大森北斗 ×レオン・デ・オロ vs 綾部蓮 ライジングHAYATO 〇MUSASHI

赤コーナー側が斉藤ジュン&大森北斗&レオン・デ・オロ、青コーナー側が綾部蓮&ライジングHAYATO&MUSASHIと異色の組み合わせとなった6人タッグマッチ。綾部は7.25神戸大会で三冠チャンピオン・宮原健斗に挑戦もベルト奪取に失敗して再出発。『ゼンニチJr.フェスティバル』のAブロックにエントリーするレオンは、HAYATO(8.15新木場昼)、MUSASHI(8.25松山)との前哨戦となった。ジュニアに回帰した北斗はBブロックにエントリーしている。

レオンとMUSASHIが先発で試合開始のゴングが鳴ると、早速テクニカルな攻防が繰り広げられる。レオンがルチャの妙技でMUSASHIを場外に追いやると、ロープの反動を利用したバク宙から決めポーズ。大歓声を浴びた。北斗と対峙したHAYATOは思いっきり胸を張って、鮮やかなヘッドシザース。お馴染みのバク宙フェイントを披露したが、背後からジュンが忍び寄りDOOMポーズ。ボディスラムで叩きつけ、場外戦に雪崩れ込んだ。リングに戻ると、ジュン組が代わる代わるHAYATOを痛めつける。長い時間捕まったHAYATOは、北斗のバックドロップを切り返して、ドロップキックをズバリ。綾部がタッチを受けて串刺しエルボー、ハイアングル・ボディスラムで主導権を握った。北斗も低空ドロップキック、DDTで大巨人に応戦。ジュンと綾部のヘビー級対決となり、激しい肉弾戦に発展した。綾部はレオンを羽交い絞めにしたが、MUSASHIのエルボーが誤爆。レオンはMUSASHIを飛び越えて綾部にドロップキック。そのまま勢いよくノータッチ・トペ・コンヒーロを発射した。10分経過。北斗の垂直落下式ブレーンバスター、ジュンのエルボードロップからレオンがダイビング・ボディプレス。さらにライオネス・サルトで仕留めにかかったが、MUSASHIは剣山で迎撃。ファルコンアロー、ツームストン・パイルドライバーで突き刺すと、エストレージャフトゥーロ。レオンが驚異の粘りを見せても、最終兵器・二天一流で勝負あり。レオンは来日後、初黒星を喫した。

〈綾部組のバックステージ〉

MUSASHI「レオン・デ・オロ、これで俺のこと覚えてくれたんじゃないの?ねぇ、レオン・デ・オロ。ジュニフェス、同じブロックでしょ。ね、楽しみにしてるよ。レオン・デ・オロ」

HAYATO「今日はありがとう。レオンとMUSASHI、すごかったね。レオンはルチャドールだってのはわかってたけど、MUSASHIも実はなんちゃってジャパニーズ・ルチャドールなんだって忘れてたよ。ルチャ・リブレ、今から研究しとくよ。楽しみにして。Let’s Punk!」

綾部「目まぐるしい攻防だったな、最後。まぁ綾部蓮自身、昨日神戸で宮原健斗に三冠戦負けて、これからどうするかって、その一発の試合。昨日負けたから、しばらくは大人しくなんていうつもりはないから。昨日も言った通り、綾部蓮は今、進化途中のまだ序章に過ぎない。それをリング上の戦いで今後見せていくよ。次、宮原健斗と1対1で向かい合う時は、比べものにならねぇくらい進化した綾部蓮になっているだろう」

〈ジュン組のバックステージ〉

ジュン「うーん。今日は岐阜でDOOMできなかったな。だが、あの不思議な組み合わせはなんだ。まぁ楽しかったんでな。次の戦いが待ちきれないぜ。せっかく岐阜に来たんだから、何か美味しい甘いものを食べていこう。DOOM!」

レオン「私の日本での初敗北です。MUSASHI、私は手と手を合わせて戦う準備ができています。今日、あなたはメキシコ・レスリングの知識があることを示してくれた。その点が好きです。なぜなら私が日本に来た理由は、強いものと戦うため。1対1の準備はできています」

《第4試合》
タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 ×吉岡世起 vs 〇斉藤レイ “ミスター斉藤”土井成樹

三冠ヘビー級王者・宮原健斗は、7.25神戸大会で綾部蓮の挑戦を退け、8度目の防衛に成功。試合後には、安齊勇馬の挑戦を受諾し、真夏のビッグマッチ 8.29 大田区大会でのタイトルマッチを宣言した。

岐阜大会では、吉岡世起と組んで、斉藤レイ&“ミスター斉藤”土井成樹と激突。まずは吉岡と土井が対峙。ジュニフェスは別ブロックとなったが、かつて世界ジュニア王座を争った2人がスピーディーな攻防で場内を沸かせる。宮原はレイと正面衝突。突進をかわしてバックドロップを試みたが、150kgを持ち上げられず「無理」と弱音を漏らす。それでも、健斗コールに背中を押されると、吉岡を呼び込み2人で投げ切った。場外戦では斉藤ブラザーズがラフプレーを織り交ぜたファイトで主導権。反則に苦しめられた宮原は客席のちびっ子の手を取り「岐阜の子どもが見てるでしょうが!」と猛抗議した。そんな中、リング上では吉岡が孤立。土井が足4の字固めで締め上げていき、レイも巨体を生かした攻めで圧倒していく。吉岡がシザースキックで一矢報いると、宮原がドロップキックの連打からマッスルポーズ。レイが突っ込んできて、奇声をあげてマシンガンチョップ。宮原はフロントハイキックでやり返し、吉岡が高速ロープワークから低空ドロップキックで追撃。連続トレイン攻撃からスイングDDTが決まると宮原もブラックアウト。すかさず吉岡はスワントーンボムを放った。完璧にレイを捕えたが土井が大暴走でカット。息を吹き返したレイは串刺しラリアットをブチ込むと、土井のネックブリーカーからボディプレスで圧殺。宮原はレフェリーを突き飛ばしてカウントを阻止する。アイスバイン、BBQボムが不発に終わったレイだったが、頭突きで吉岡の動きを止めると破壊力抜群のチョークスラムで豪快に沈めた。

〈斉藤ブラザーズのバックステージ〉

レイ「ちょっと苦戦したな。まぁ吉岡もいい選手だし、向こうに3冠チャンピオンがいた。ちょっと苦戦しちまったが、しっかりぶっ倒してやったぜ!」

土井「いよいよや、いよいよ。ジュニフェス始まるな。オールジャパンの夏の風物詩、ジュニフェス。オイ、この前の世界ジュニア戦の借りをジュニフェスに全部ぶつけるからな、オイ!優勝するのは俺やろ!」

レイ「OK!俺たち斉藤ブラザーズ、ジュンとレイは大田区、8月の後半だな。世界タッグ、ザイオン、オデッセイとある」

ジュン「あの2人と。楽しみだぜ」

レイ「まだちょっと先だから。今はそんな、今は…、うん…、なんか言うこと…」

土井「ないんかい!」

ジュン「今はたくさんビールを飲んで、甘いものを食べて、そしてミスターはジュニフェス優勝あるのみ」

土井「いっちゃうよ」

ジュン「今年はこれから斉藤ブラザーズの年にどんどんやっていこう。(レイに)なんで笑ってるんだよ」

レイ「DOOM!(と誤魔化す)」

土井「どうした?どうした?なんか言う時言うて、掛け声みたいなんして。(いきなり)DOOM!って、なんかジュンさんはやりやすいねんけど、レイさんはなんか単独行動多すぎるよ」

レイ「じゃあ、みんなでせーの、DOOM!」

ジュン「みんなで息を合わせないとダメだぞ」

土井「やり直し」

ジュン「じゃあ、せーのと言ってくれ」

レイ「せーの」

3人「DOOM!」

土井「次、せーのなしでいくからね」

レイ「せーのなしで。はい」

〈宮原・吉岡のバックステージ〉

宮原「帰ってきたぜ岐阜。V8を果たし岐阜に帰ってきた。さぁ 8月29日、日本プロレス界、いや、日本スポーツ界のビッグイベント、東京・大田区はもう発表されたのか?まだか。ただよ。決定に近いだろう。さぁ、準備はいいか?プロレスファンよ。そしてスポーツを応援する人たちよ。8月29日、ビッグイベントを控えているぞ。さぁ安齊勇馬、俺は完全に今日から安齊勇馬モードにスイッチが入ったからな。この3冠ベルトを懸けて、この夏最大のビッグイベントを8月29日、東京大田区の準備はできてるぞ。勝負だ」

吉岡「強烈すぎるだろ。強烈すぎるよ、あいつ。でも次、開幕のジュニフェスにはあんな化け物いないんだよね?105kgだっけ?以下でしょ。化け物退治も諦めてねぇけど、その前にまずジュニフェス獲りに行くからな」

《第5試合・セミファイナル》
シングルマッチ 30分1本勝負
〇潮﨑豪 vs ×芦野祥太郎

HAVOCの芦野祥太郎とHAVOCを卒業した潮﨑豪の一騎打ちが実現。芦野は潮﨑に対し、「HAVOC卒業?卒業って言葉気にくわねぇ」と不快感を露わにし、「HAVOCの魂、HAVOCの誇りを懸けて俺は絶対に負けねぇ。潮﨑豪からタップアウトを取ってやる」と並々ならぬ覚悟でこの一戦に臨んだ。

注目のシングルマッチは、リストの取り合いからグラウンドの攻防となり、早くも芦野が足首を極めにいく。アンクルロックは未遂に終わったが、飛行機投げからタックルを見舞った。場外に追いかけると、潮﨑がチョップ、ヘッドバットで反撃。芦野も鉄柱に顔面を叩きつけていくと、抱え上げてエプロンに叩きつけるHAVOC殺法。潮﨑をリングに上げて左足へのピンポイント攻撃で試合をコントロールする。潮﨑はダイビング・ショルダーアタックで悪い流れを断ち切り、逆水平チョップの嵐。ランニング袈裟斬りチョップはカウント2となり、反撃に転じた芦野がスクリューエルボーから俵返し。ジャーマンを決められないとみるや、素早く足を取ってアンクルロック。完全に極まる前に抜け出した潮﨑は、左の豪腕でシャットアウト。追撃のラリアットをかわした芦野が今度こそジャーマン。ザイオン式ヘッドバットも決まり、バックドロップでぶん投げた。カウント2。串刺し攻撃を防いだ潮﨑は捻りながら叩きつける雪崩式ブレーンバスター。10分経過。潮﨑の攻撃が続き、チョップ、エルボーで進撃してゴーフラッシャー。カウント2.9で肩を上げた芦野は、ラリアットもクリア。素早く足に絡みついてアンクルロックが完成。しつこく締め上げていったが、潮﨑は腕パンチを叩き込んで解くと、フィッシャーマンバスター。鬼の形相で立ち上がった芦野に豪腕ラリアットを叩き込み、ケジメの一騎打ちに終止符を打った。

敗れた芦野はリング中央で潮﨑と向き合うと顔面を張ってから退場。バックステージで「HAVOCとして2人でやってきた時間は短かったけど、俺は豪さんのことが好きだ。だからこそ今日は勝ちたかった」と特別な思いを吐露。「最後の張り手は、これからもまだまだ戦うって意味だ。なぜなら俺たちはHAVOCだからだ」と己の意志を示した。

〈バックステージ〉

潮﨑「祥太郎、強いな。チャンピオン・カーニバル出なかったかもしれない。でもあいつはね、諦めてねぇよ。いかに俺を倒そうかって考えて、同じHAVOCだった仲間、チーム、タッグを組んだ仲として、俺は彼の心が折れるぐらいの攻撃をしたつもりだよ。それでも最後、立ってきたな。その気持ち、俺は買うよ。俺はあいつを買ってるよ。俺だけじゃない。全日本プロレス、全日本プロレスのレスラー、そして全日本プロレスファンの皆さんに、その気持ち届けてみろ。彼の声が聞こえるように。ファンのみんなから、make some noise、もう一回って言われるように、もっともっと、もっともっと心の中の叫びを大いに出してくれ。全日本プロレス最強だね」

芦野「HAVOCとして2人でやってきた時間は短かったけど、俺は豪さんのことが好きだ。だからこそ今日は勝ちたかった。最後の張り手は、これからもまだまだ戦うって意味だ。なぜなら俺たちはHAVOCだからだ」

《第6試合・メインイベント》
全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第13代王者組】〇本田竜輝 羆嵐 立花誠吾 vs 青柳優馬 青柳亮生 ×矢野安崇【挑戦者組】

本田竜輝&羆嵐&立花誠吾は、6.7山形大会で“Evolution”諏訪魔&鈴木秀樹&田村男児からベルトを奪取。GAORA TV王座と合わせて二冠王に君臨する羆嵐は、「全国各地で6人タッグの防衛戦してこう」とベルトの価値を高めることを誓った。青柳優馬&矢野安崇の“優馬でヤス”は、6.24新木場大会でアジアタッグ挑戦権を逃したが、6人タッグ王座にロックオン。青柳亮生を加えたトリオ“青柳兄弟でヤス”での6人タッグ挑戦が決定した。

第13代チャンピオンチームの初防衛戦は、本田が「よっしゃ行くぞ!」と気合いを入れて、亮生と対戦。ヘビー級のパワーを見せつけると、亮生もジュニア戦士のスピード&テクニックで応戦。場外ダイブのフェイントから本家よりも先に「1・2・3・4!」を叫んで挑発する。羆嵐は「ハー!」と雄叫びをあげ、優馬とのタックル合戦を制した。6人タッグ王座初挑戦となる矢野は、ジュニフェスで同じブロックになった立花とマッチアップ。8.22熊本大会の公式戦を見据えて火花を散らすと、立花のお株を奪うヤンキース座り。アームホイップからドロップキックを叩き込み、青柳兄弟と集中攻撃を仕掛けていった。激しい場外乱闘を経て、チャンピオンチームは矢野に照準を合わせて厳しい攻め。本田は反則カウント1・2・3・4!で持ち味を発揮して逆エビ固めを極めた。ローンバトルが続いた矢野は、必死に喰らいついてドロップキック一閃。タッチを受けた亮生が、軽快なフットワークでかき乱していくと、本田もスパインバスターで叩きつけ、羆嵐がセカンドロープからセントーン。チャンピオンチームが再びペースを握る。それでも優馬が串刺しエルボーの連打からミサイルキック。羆嵐とエルボーを打ち合うと、ロープを駆けあがってのスイングDDT。羆嵐もクロスボディを発射して譲らない。

再び立花vs矢野。立花はマンハッタンドロップから「あーん」と睨みつけてのケンカキック。羆嵐・本田の串刺しラリアットからバックドロップ。カウント2。イケメン落としを耐えた矢野は回転エビ固め。ドロップキックで顔面を射抜くとタイガードライバーを決めてみせた。1対3の戦いを強いられても頭脳プレーでピンチを脱出。トラースキック、ドロップキック、ムーンサルトプレスからダイビング・エルボードロップ、青柳兄弟の流れるような連続攻撃が飛び出すと、矢野もフロッグスプラッシュ。羆嵐と立花がカットに入ると、目まぐるしい主導権争いに。そんな中、亮生が場外ムーンサルトアタックでチャンピオンチームを分断して矢野に勝負を託す。本田に立ち向かった矢野は、気合全開でブレーンバスターを決めて、フロッグスプラッシュを2連発。カウント2となり、今度はヘッドシザースの要領で飛びついてのDDT。しかし、これでも本田は沈まない。ジャーマンを狙うと、立花がエルボーでカットして、そのままアングルスラム。羆嵐が青柳兄弟にラリアットをブチ込んで場外に引きずり込むと、立花がトペ・コンヒーロで特攻。本田は孤立無援となった矢野に猛烈なラリアット。丸め込み、トラースキックで抵抗されても、スピアで鎮圧。ロープに走ってのラリアット、一撃必殺のファイナルベントを爆発させて勝負を決めた。

勝負タイムは24分38秒。大熱戦の末、初防衛戦を飾った本田は、岐阜初となる勝利のホンダンスで歓喜。最後はファンと反則カウント1・2・3・4!の大合唱で岐阜大会を締めくくった。バックステージでは、さらにベルトの価値を高めるべく、立花が「月に1回防衛していきたいな。多かったら月4回でもいい」と提案。ベルト戴冠後の攻めの姿勢を貫くチャンピオンチームは、どんなチャレンジャーチームを迎え撃つのか。次回防衛戦にも注目が集まる。

〈リング上のマイク〉

本田「青柳兄弟でヤスから勝ったぜー!素直にむちゃくちゃ強い3人だった。この6人タッグのベルト、もっともっと価値が今日の試合で上がったはずだ。羆さん、アニキ、今日はありがとう!みなさん、今日は岐阜大会にご来場ありがとうございました。今日の全日本プロレスの明るく、楽しく、激しい戦い、みなさんどうでしたか?(大歓声と拍手を浴びて本田は座り込む)ちょっと待ってくれ、すいません。こんなに歓声くると思わなかった。体が勝手に何か動いてしまいそうだ。ってことは、岐阜初のホンダンスを披露します!(ホンダンスで喜びを表現)じゃあ今日、俺が岐阜大会締めさせてもらう!反則カウント数える準備はいいか?せーの、1・2・3・4!ありがとう!」

〈チャンピオンチームのバックステージ〉

本田「よっしゃ初防衛成功だ。青柳兄弟でヤスから勝ったぞ。このベルトの価値、今以上にどんどん今日の試合で上がったんじゃないか。ね、アニキ」

立花「むちゃくちゃ良かった。獲ったのが6月、初防衛したのが7月。月に1回防衛していきたいな。多かったら月4回でもいい。月に5回はちょっと多いか。多くて4、最低でも月1が防衛して、どんどんどんどん 6人タッグというベルトを忘れられないような、あのベルトのタイトルマッチそろそろ見たいな!って思うような、試合をしていこうじゃないか」

本田「よっしゃ!やってやろうぜ!」

羆嵐「よしやろう」

本田「よっしゃ!じゃあ最後に、せーの、イェー!」

羆嵐「ハー!」

〈青柳兄弟でヤスのバックステージ〉

優馬「チキショー、あと一歩。いやー、だいぶいい線行ったと思うんだけどね」

亮生「いやー、頑張ったんじゃない」

優馬「頑張った方でしょう。初タッグであそこまで追い込んだんだよ、チャンピオンチームを。もう伸びしろしかないよ俺ら」

亮生「もうちょっと鍛えれば。ちょこっと鍛えれば」

優馬「もうちょっと鍛えればいけるな。ほんのちょっとでいける。ちょっと今日は悔しい結果になったけど、次またね。次もう一回来たいとこだけど、君たちはジュニフェスに集中してもろて、ジュニフェス前にね、付き合ってくれてありがとう。ヤスもよくやってくれたと思うよ。お疲れさまでヤス」

亮生「頑張ったでヤス。また組むでヤス」

優馬「青柳兄弟でヤス。いずれ時代は来るでしょう。これはもう時間の問題だ。やろう」

矢野「はい。また、僕が必ず強くなるんで、その時はまたタッグ組んでください。お願いします」

優馬「よっしゃ!」

亮生「ヤスヤス」