「熱闘!サマーアクションウォーズ2026」8月23日(日)久留米大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「熱闘!サマーアクションウォーズ2026」8月23日(日)久留米大会詳報&試合後コメント

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 8・9後楽園大会で開幕した『ゼンニチJr.フェスティバル2026』が早くも折り返しを迎え、8・23久留米大会では公式リーグ戦4試合がおこなわれた。

<全試合前>


 第1試合に先がけて、久留米出身で左ヒザの負傷により欠場中の井上凌がリングに登場し、地元のファンの前であいさつ。

井上「皆さん、お久しぶりです! 現在、復帰に向けてリハビリを続けております。今回は試合には出られませんが、復帰した際にはまたここ地元・久留米に帰って来ますんで、みなさん、首を長くして待っててください!よろしくお願いします!」

 井上がオープニングコールをおこなって、大会がスタートした。

<第1試合>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 Aブロック公式戦 30分1本勝負
×矢野安崇【1勝3敗1不戦勝=4点】 vs 〇吉岡世起【2勝2敗=4点】

 オープニングマッチは、リーグ戦1勝2敗同士の吉岡と矢野の公式戦。さらなる敗北を喫すると星取り争い上はかなり厳しくなるだけに、ともに優勝戦進出争いに踏みとどまるために是が非でも勝ち点2をゲットしたい。

 序盤から両者、スピーディーに動き回り、矢野がトペ・スイシーダで主導権を握る。矢野が素早い仕掛けでダイビング・ボディープレスを放つも、吉岡がヒザ剣山で防御。吉岡は矢野のボディーに攻撃を集中。さらに、キャメルクラッチから蹴りを軸に攻勢に出る。防戦の矢野はドロップキックで反撃し、エルボー、フェースバスター、その場飛びのボディープレス、ロープから反転してのクロスボディーアタックはカウント2。突進は吉岡がかわし、後頭部にジャンピングキック。コーナーに詰めてのミドルキック連打から、なおも蹴りを畳みかける。矢野は吉岡のトラースキックをかわしてドロップキック。串刺しラリアット、コーナーからのダイビング・クロスボディーアタック。タイガードライバー狙いは吉岡が切り返して、投げっぱなしジャーマンから側頭部にトラースキック。シザーズキックからブレーンバスターを狙うも、これは矢野がリバース。タイガードライバーはカウント2。ジャーマン・スープレックス狙いは吉岡が踏ん張り、矢野の丸め込みもしのぐと、側頭部にトラースキックからバズソーキック。シャイニング・ウィザードからクラッシュドライバーにつないで3カウント。
 吉岡が優勝戦進出争いに踏みとどまる勝利を挙げた。一方の矢野は不戦勝を含む勝ち点4でリーグ戦を終えた。

<吉岡のコメント>

吉岡「矢野安崇、シングルマッチで闘うのはいつぶりだろうね。初めてかな? なんかスゴい懐かしい感じはしたけど、試合が始まったら別人だったよ。メキシコで一人で生き延びてきたその道、覚悟、ダテじゃねえな。でもな、俺には負けられない理由があるから。地元熊本、背負っていくから負けられねえんだよ」

<矢野のコメント>

矢野「クソ…。俺の夏が、俺のジュニフェスが終わってしまった。来年も出て優勝できるように頑張っていきます。これからも頑張っていきます。応援してくださった皆さん、本当にすみませんでした。ありがとうございました」

<第2試合>
ゼンニチ商事 vs 杉原商事 シングルマッチ 15分1本勝負
〇鈴木秀樹 vs ×新橋二郎

 ライジングHAYATOが脳震盪、頸部打撲によりシリーズ欠場になったことを受けてカード変更となり、急きょDRAGONGATEから“闘うサラリーマン”新橋二郎が参戦。『ゼンニチ商事vs杉原商事』と題して、鈴木秀樹とのシングルマッチに臨んだ。

 秀樹は「ゼンニチ商事受付」とコールされる。ゴングが鳴ると、新橋が名刺を差し出してあいさつ。しかし、秀樹はアポが取れていないとしてなかなか“商談”には応じず、新橋に殴りかかる。スピーディーなロープワークから新橋のドロップキックは秀樹がスカし、コーナーに詰めてボディーにエルボーを連打。新橋はビニール傘を広げてのロープ渡りを決めようとするが、傘が天井に引っかかり前進ができない。鈴木がコブラツイストを決めると、新橋は傘の柄を利用してロープエスケープ。鈴木がダブルアーム・スープレックスの体勢に入ると、新橋のスマートフォンの着信音が鳴り響く。秀樹は新橋のスマホを取り上げて投げ捨てる。怒りの新橋はコルバタからシャツを脱ぎ捨て、エプロンから鈴木に倒れ込む。リングに戻り「回すぞ!」とアピールしてダブルアーム・スープレックスの体勢も、これは秀樹に踏ん張られる。ならばと新橋は傘での殴打を狙うも、かわした秀樹がボディーにエルボー。続けてダブルアーム・スープレックスを決めて、3カウントを奪った。

試合後、マイクを手にした秀樹は「新橋様、本日はご来社ありがとうございました。一点、斎藤了GMが勘違いしていたことをお伝えします。本日、全日本プロレスは日曜日のため、大会以外の業務をお休みさせていただいています。大変申し訳ございませんでした」と謝罪。その上で新橋がこのあとホームリングでギアニー・ヴァレッタとの商談を控えていることを明かし、「お時間ございません。私がアテンドします。急ぎましょう!」と語り掛け、新橋をおぶってバックステージに引き揚げた。

<秀樹、新橋のコメント>

秀樹「(新橋をおんぶしながら)課長、すみません。たぶん斎藤了GMが間違っております。本日ではございません。日曜日です」

新橋「なんのためにここまで私は…」

秀樹「いや、そんなことより、17時よりアクロス福岡でギアニー・ヴァレッタ様との商談が入っております。時間がないです」

新橋「ムリです…」

秀樹「いやいやいや、お願いいたします。来週以降、アポイントメント、よろしくお願いいたします」

新橋「はい、わかりました…」

秀樹「はい、行きましょう!」

<第3試合>
6人タッグマッチ 20分1本勝負
斉藤ジュン 〇斉藤レイ “ミスター斉藤”土井成樹 vs 青柳優馬 宮本裕向 ×愛澤No.1

 ヘビー級を中心とした6人タッグマッチ。優馬は愛澤のアイマスクを着用して先発で登場し、ジュンと対峙する。優馬はジュンとのショルダータックル合戦で当たり疲れたようにダウンし、ドロップキックを見舞っても受け止められ、タックルでぶっ倒されてしまう。続けて土井と宮本の攻防に移り「俺やろ!」のやり方で揉める。宮本はニールキックで土井をなぎ倒し、愛澤にタッチ。愛澤は景気づけにシャンパンを飲んで後ろを振り向くも、仁王立ちするレイを見て怖気づく。それでも果敢にチョップを放っていくが、受け流されてしまう。レイは愛澤をコーナーに詰めて逆水平チョップを連打。斉藤ブラザーズのトレイン攻撃から、レイがボディープレス。レイがロープに飛ぶと、青柳がリング下から足を引っ張る。隙をついて愛澤がシャンパンを手にするも、レイに奪われてしまう。レイは「シャンパン」コールを煽りながらシャンパンをグビグビと飲み、愛澤にも無理やり飲ませる。最後はシャンパンの瓶を持ったままヒップドロップで押し潰して3カウントを奪った。

<斉藤ブラザーズのコメント>

土井「いま開催中のジュニフェス、俺は1勝3敗や。でもな、いまのこの状況を見てみろ。誰がどこでどうなるかわからんやろ。あらゆる可能性を信じて、俺は最後まであきらめへんからな。残り1戦、望月成晃だけには絶対負けんからな。おい、俺が大田区の優勝決定戦の舞台行くからな!」

レイ「OKミスター応援してるぜ」

ジュン「ミスター、応援してるぜ。そして来たる大田区、世界タッグ、ザイオン、オデッセイ。俺たち2人はいつでもできる準備ができてるぜ。必ずオマエら2人を返り討ちにしてやるぜ、DOOM!」

レイ「そして、愛澤No.1。なかなかシャンパン、うまかったぜ」

ジュン「オマエ、全部飲んだな」

レイ「全部飲んだ。なかなか飲みやすかった。美味しかった」

ジュン「今度は俺も飲んでみよう」

<優馬&宮本&愛澤のコメント>

優馬「大丈夫ですか?」

宮本「愛澤さん、大丈夫か」

愛澤「アルハラされたよ」

宮本「アルハラだよ。あんなことするのか?」

愛澤「宮城県のスーパースターはあんなことするのか?」

宮本「元相撲レスラーはあんなことするのか?」

優馬「力士業界、怖いっすね」

宮本「怖いなあ。プロレス界はあんなことはしないと思うよ」

愛澤「ひどいよ…。俺が『タクシーめし』に出るよ、代わりに。くっそー、気持ち悪い」

宮本「次は頑張ってください。次はまた飲んで」

<第4試合>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 Aブロック公式戦 30分1本勝負
×立花誠吾【2勝1敗1分=5点】 vs 〇レオン・デ・オロ【2勝2敗=4点】

 勝ち点5でAブロック首位を走る立花誠吾と8・21長崎大会で吉岡を下してリーグ戦初白星を挙げたレオン・デ・オロの公式戦。立花としてはさらに勝ち点を上積みして、ガッチリと首位をキープしたいところ。

 序盤から立花がペースを握る。防戦のレオンは立花を場外に出すと、ノータッチ・トペコンを見舞う。リングに戻ってもレオンが攻勢に出る中、立花はカウンターのスピアで反撃。串刺しエルボーからブレーンバスター、アングルスラム狙いはレオンが踏ん張る。レオンはコーナートップからのトルニージョ・アタック。立花もカウンターのラリアットを返して、バックドロップ。アングルスラムはカウント2。レオンはカウンターのトラースキック。立花がエルボーから突進するも、レオンがウラカン・ラナで丸め込んで逆転の3カウント。立花にとっては痛恨の黒星となり、一方のレオンは自力でのブロック突破に望みを残した。

<立花のコメント>

立花「いま2勝1敗1分け、全部で5点。いま1番は俺?誰だ?負けたくないな、もう負けたくねえ。ジュニフェス、俺が責任を持って絶対に面白いことにしてやる。絶対に盛り上げてやる。オマエら楽しみにしておけ。いまからチケットを取って、現場に見に来い、この野郎。あぁん?」

<レオンのコメント>

レオン「俺の勝ちだ。タチバナさんは非常に強かったけど、結果は見ての通りだ。次はMUSASHI。いま自分は勢いに乗っている、覚悟しておけ」

<第5試合>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇望月成晃【3勝1分=7点】 vs ×青木優也【3勝1敗=6点】

 ともにリーグ戦3試合を終えて負けなしの、望月成晃と青木優也による無敗対決かつ現時点での首位を懸けた一戦。

 じっくりとした立ち上がりからショルダータックル合戦。望月が蹴りで押し込み、背中にサッカーボールキック。すると青木はみずから背中を向けて座り込み、望月の蹴りを受け止める。望月は隙をついてミドルキック。青木の突進をかわしてスワンダイブ攻撃も防ぐと、エプロンの相手にサッカーボールキックを叩き込む。リングに戻っても望月が攻勢に出て、青木の右腕に的を絞って攻撃を集中させる。防戦の青木は望月の蹴り足をキャッチして、ドラゴンスクリュー。青木がヒザ十字固めからレッグロック。望月はロープエスケープ。青木に頭をはたかれた望月は怒りの形相で、「ナメんな!」と叫びながらミドルキック。突進してきた青木にカカト落としを見舞い、フロントキックを連発。ブレーンバスターの掛け合いは青木が制する。青木のチョップに、望月はミドルキックを返す。青木は望月をロープに固定すると、「辛抱せぇよ!」からチョップを連打。パワーボムの体勢は望月がリバース。望月が蹴りを連打。張り手の打ち合いから、青木がハンドスプリング式バックエルボー。続けてのスパイラルボムはカウント2。走り込んでのケサ斬りチョップは望月がブロック。望月はなおもケサ斬りをハイキックで迎撃すると、スピンキック、ハイキックと畳みかけ、最後は一気のドラゴン・スープレックス・ホールドで3カウントを奪った。

 青木の快進撃を食い止めた望月は勝ち点7でBブロック単独トップに立った。

<望月のコメント>

望月「青木優也、初めて当たって。ここまで3連勝で、正直ノーマークだったけど、なんで3連勝してたのか、今日でよく分かったよ。ストロング大日本か? らしい選手だったな。胸は痛ぇし、足は痛ぇしよ。でもこれで、3勝1分け。でもな、断然有利なんてこれっぽっちも思ってないよ。俺はイヤというほどリーグ戦の最終日になにが起きるかわからないというのを散々味わってきてるから。最後まで気を抜かない。ライジングHAYATOだってあんなことになった。なんなら青柳亮生の代わりだよ、俺は。まだまだなにがあるか分からない。最後まで気を抜かずにいくよ。まったく俺に油断はねえからな」

<青木のコメント>

青木「ジュニフェス、4戦目にして土をつけられたぞ。クソー! 初めて土をつけられたぞ。この野郎、一筋縄じゃいかねえと思ってたよ、最初からよ。でも、望月成晃、半端ねえ! 激しいな、激しいなジュニフェス。でもな、言っとくぞ、望月成晃、俺の腕を狙ってきたな。でもな、(腕をバンバンと叩いて)折れてねえんだよ! 腕も心も折れてねえんだよ。次は広島大会の大森北斗だな。そこ、勝てばいいんだよ。俺は絶対に勝ち進むぞ。あぁ、クソ!」

<第6試合>
三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 本田竜輝 MUSASHI ×羆嵐 vs 〇安齊勇馬 潮﨑豪 綾部蓮 小藤将太

 8・29大田区大会での三冠ヘビー級王座戦を控える宮原健斗と安齊勇馬の前哨戦。8・21長崎大会の試合後に安齊は「福岡っていったら宮原健斗の地元だろ? そこで俺がスリー取って、大田区につなげてやる」と宣言。王者の地元で直接勝利を挙げ、宣言通りにタイトルマッチに向けて弾みをつけることはできるか?

また当初、今大会でライジングHAYATOとの公式戦が組まれていたMUSASHIは不戦勝となり、勝ち点5で8・25松山大会でのレオン・デ・オロとの最終公式戦に臨むことになった。

 宮原と安齊が先発で対峙。開始のゴングとともに「ケント」コール。しかし、宮原は「アンザイ」コールを送る子どもを見つけると、場外に出て大人気のない素振りを見せる。宮原がリングに戻り、安齊と譲らぬ攻防。それぞれタッチでMUSASHIと小藤の攻防。小藤がドロップキックでMUSASHIを場外に落とし、ここから場外戦に突入。安齊は宮原にエルボー。宮原もヘッドバットを返して応戦する。リングでは綾部がMUSASHIを攻め立て、ブレーンバスターではMUSASHIの足が天井についてしまう。ならばと綾部はハイアングルのボディースラムに切り替えて叩きつける。フルネルソンバスター狙いはMUSASHIが切り返し、ヒザへのドロップキックから背中にフットスタンプ、続けて低空ドロップキックから延髄斬りを決めて本田につなぐ。

 本田は潮﨑との攻防で、ロープに詰めて「1、2、3、4!」。潮﨑も強烈な逆水平チョップを返し、ブレーンバスター。本田もすぐに立ち上がり、ラリアットを見舞う。宮原と安齊の攻防。宮原のフロントキックに、安齊もベリー・トゥ・ベリーを返し、続けて串刺しエルボー、ダブルアーム・スープレックス。宮原が低空ドロップキックの畳みかけからシャットダウン・スープレックスの体勢。踏ん張った安齊がエルボーを放つと、宮原もフロントキックを返して、羆嵐にタッチ。羆嵐が安齊に串刺しラリアット連発。セントーンを放ち、アルゼンチン・バックブリーカーからバックフリップ。安齊にトレイン攻撃。羆嵐がセカンドコーナーからダイビング・セントーンもカウント2。埼玉に乾杯!は安齊が阻止し、カウンターでジャンピング・ニー。安齊&小藤がダブルのブレーンバスター。カバーする安齊に宮原がヒザを突き刺してカット。安齊と羆嵐がエルボー合戦。羆嵐が強烈なラリアットもカウント2。安齊がジャーマン・スープレックスで投げれば、羆嵐はカウンターでクロスボディーアタック。安齊はジャンピング・ニーを連発し、最後はガムシャラ(ランニング・ニー)を突き刺して羆嵐を仕留めた。

 宮原からの直接勝利をならなかったものの、勝利を挙げた安齊はマイクを手にして「久留米の皆さん、どうですか? 安齊勇馬、カッコいいだろ。いまの安齊勇馬、見ないと損するぜ。全員、俺だけ見てろ」とふてぶてしくアピール。すると宮原もマイクを握り、地元民からの“満場一致の支持”を受けると、「全日本プロレス、最高」で“中締め”をおこなった。

<試合後の安齊、宮原のマイク>

安齊「皆さん、本日はご来場ありがとうございます。チャンピオン宮原健斗の地元福岡ですが、俺が勝ったんで、俺が喋っていいでしょ。初めての久留米。久留米の皆さん、どうですか? 安齊勇馬、カッコいいだろ。めちゃくちゃカッコいいだろ。いまの安齊勇馬、見ないと損するぜ。全員、俺だけ見てろ」

宮原「マイクを握っていいですか? 福岡県が生んだスーパースター宮原健斗が、福岡県久留米市に帰って来たぜ。そこで福岡の皆さんに聞きたい。8月29日、安齊優馬とこのベルトを懸けて闘いますが、福岡県久留米市の皆さんはどちらが勝つことを望みますかー? 正直な声を聞かせてくれ。満場一致で宮原健斗です。残すところメインイベントのみだ。皆さん騒ぐ準備はできてますか~? 全日本プロレス、最高ですか~? 久留米、最高」

<安齊組のコメント>

安齊「初めての久留米、ありがとうございました。今日の前哨戦、俺が宮原健斗の地元、福岡で3カウント。ただ、やっぱり宮原健斗からスリー取りてえな。あと前哨戦2つ、そして三冠もすぐそこまで迫ってきている。俺はいつもだったら三冠控えると、めちゃくちゃネガティブになって落ち込んだりするんだけど、今回は随分違うぞ。めちゃくちゃワクワクしてる。いまの評価なんて俺は一切気にしていない。大田区の三冠戦が終わる頃には、全員俺しか見えなくなってるから。三冠、俺だけ見てろ」

綾部「福岡は個人的に最近の試合であまりいい思い出がない。綾部連は王道トーナメント1回戦、今日味方だった潮﨑豪、決まってるんだ。潮﨑豪、楽しみな相手、初シングル。

品川で絶望を味わってもらおうか」

<宮原組のコメント>

宮原「さあ、宮原健斗が生まれ育った福岡県に帰ってきた。そのお隣、久留米市に6年ぶりだ、さあ、福岡県久留米市の声を聞いたか? どうやら、この宮原健斗と安齊勇馬、福岡県の皆さまは10割以上、宮原健斗を応援するという結果が出た。いいな、福岡県はそうだった。さあ、次に行く街はどうかな? また福岡県に帰ってくるぜ。年内にもう一度、福岡県に帰ってくるぜ。さあ、明後日はどこに行くか知ってるか? 宮原健斗の第5の故郷、愛媛県だ。いいな、第5の故郷、愛媛県に愛媛県が育て上げた宮原健斗が帰ってくるぞ、愛媛県。いいか、愛媛県。愛媛県の皆さんにとって2つ好きなものがあるのは俺は知っている。オレンジジュースか宮原健斗だ。いいな、愛媛県。愛媛県、宮原健斗かオレンジジュースか。さあ、愛媛県の皆さま、明後日お会いしようぜ。第5の故郷、松山行くぜ」

MUSASHI「今日はジュニフェス公式戦、不戦勝ということでね。ライジングHAYATOとは、またどこかでシングル、ぜひやりたいですね。そして明後日、ジュニフェスAブロック公式戦 ラスト、レオン・デ・オロ。ルチャドール狩り、見せてやるよ」

羆嵐「チクショー。いま乗りに乗ってる男、安齊勇馬。前からスゲぇのは、とんでもない逸材だっていうのは知ってたけど、半端じゃないな。勢いがあるな。今日、安齊から勝ってれば俺が三冠挑戦を横取りできたな。そう現実はうまくいかねえけどよ、俺自身もGAORAのベルトを失って、まだ6人タッグのベルトを持っているけど。1日、1日、テーマを持って、闘ってる。安齊、いつだったかのチャンピオン・カーニバルの公式戦、不完全燃焼だったな。今度は必ず1対1で決着つけようぜ、乗りに乗ってる男を俺が叩き潰してやる。熊嵐から目を離すな。ハァァァー!」

本田「潮﨑豪、なんだアイツ、許せねえな。クソ! 潮﨑豪、許せねえ、俺は!」

<第7試合・メインイベント>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇田村男児【2勝1敗1分=5点】 vs ×大森北斗【2勝2敗=4点】

 ジュニアヘビー級に再転向し、並々ならぬ意気込みとともにリーグ戦に臨んでいる大森北斗が、現世界ジュニアヘビー級王者の田村男児と激突。田村は長崎大会で初白星を挙げて勝ち点3となり、勝ち点4の北斗は上回って首位をうかがうためにも勝ち点2が欲しい。一方の北斗も望月、青木という先を走る2選手を追うためにも得点を積み重ねたい。

静かな立ち上がりから、北斗が田村の髪の毛を挑発的につかむ。田村がショルダータックルで北斗を場外に出す。相手の挑発に乗じる形で田村が場外に出るも、北斗はすぐにリングイン。北斗は客席のイスに田村を座らせると、エプロンからエルボーアタックを放つ。リングに戻り、田村はフロント・ネックロックから北斗の両足をセカンドロープに掛けてDDT。田村が攻勢に出る中、北斗はDDTを決めて反撃態勢。エルボーからコンプリートショット。鋭いエルボー連発、延髄斬り、さらに田村をロープに固定してドロップキック。エプロン上の攻防に移り、北斗がバックを取る。田村は脱出すると、エプロンの北斗にラリアッを見舞い、続けてエプロン上でデスバレーボムを決める。北斗は場外カウント9でリングに戻る。

すかさず田村が串刺しラリアット。エルボーのラリーから北斗がカウンターでエルボーアタックを見舞い、ジャーマン・スープレックス。田村がラリアットを返すと、北斗もブレーンバスターを決めて意地を張り合う。北斗がドラゴン・スープレックスからナルシストプレスを狙うも、田村はヒザ剣山で迎撃。田村のデスバレーボムはカウント2。「決めるぞ!」と叫んでパワーボムの体勢も、北斗は回転エビ固め。田村のラ・マヒストラル狙いは北斗が切り返して丸め込み。北斗が左右のエルボー。田村はフォアアームを返し、ラリアットもカウント1。パワーボムの要領で北斗をコーナーマットに投げ飛ばすと、すかさずラリアット。今度こそパワーボムを決めて、田村が粘る北斗をねじ伏せた。

生え抜き同士の一戦で勝利した田村は北斗の「覚悟」をしっかりと受け止めた上で、「全日本はな、ヘビーだけじゃない、ジュニアも熱いんだよ!」と絶叫。現世界ジュニア王者として全日ジュニアの激しさ、熱気をアピールし、王者としてのリーグ戦制覇に向けて可能性を残した。一方の北斗は現時点で勝ち点7の望月を上回ることができなくなり、事実上の脱落となってしまった。

<試合後の田村のマイク>

「勝ったぞー! 大森北斗の覚悟は伝わったよ。ありがとう。いままで切磋琢磨してきただろ、ありがとうな! まだまだやっていくから、これからも楽しみにしていてください。ヘビーよりジュニアの方が熱いってこと、みんなわかってもらえましたか!? 全日本はな、ヘビーだけじゃない、ジュニアも熱いんだよ! 今日はありがとうございました!」

<田村のコメント>

田村「大森北斗がヘビーからジュニアに来て、体重も落として、そういう覚悟も見えたし。今日、久しぶりにリング上でシングルやって、そういう思いも試合を通して見えたから。まだまだこれからもやって来いよ。まだまだこんなもんじゃない。もっともっと来てほしいでしょ、俺ももっともっと行くから。これがすぐ終わるわけじゃない。1年365日、どこ行こうと。だからもっともっと闘い続ける。そしてジュニフェスもまだまだあるから、最後。(次は)広島か。俺は公式戦最後だから。そこで全部取って、決勝進出。8月29日、大田区行ってやる。ありがとうございました」

<北斗のコメント>

北斗「こんなの出てねえのと一緒だろ、普通によ。今日で絶望的だよ。俺はいったいなにをしにジュニフェスに出たんだよ。でも、最後に青木、アイツが待ってるんだろ? アイツと決着付けてやる。それが終わってからだよ、反省ってやつは」