「熱闘!サマーアクションウォーズ2026」~エバラ食品presents~8月29日(土)大田区大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「熱闘!サマーアクションウォーズ2026」~エバラ食品presents~8月29日(土)大田区大会詳報&試合後コメント

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夏の総決算『熱闘!サマーアクションウォーズ2026』〜エバラ食品 presents〜8.29 東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)大会では、三冠ヘビー級選手権&世界タッグ選手権の二大タイトルマッチ、『ゼンニチJr.フェスティバル2026』優勝決定戦、潮﨑豪と諏訪魔の一騎打ちなど豪華カードがラインナップされた。 

<第1試合>
シングルマッチ 20分1本勝負
〇小藤将太 vs ×セニョール斉藤

小藤将太はジュニフェス初出場も5戦5敗で公式戦全日程を終えた。曲者であるセニョール斉藤とのシングル初対決は、セニョールが細かなテクニックとラフプレーで先手。小藤がドロップキックでやり返しても、マンハッタンドロップ、ラリアット、正田落としと畳みかける。苦しい時間が続いた小藤だったが、串刺し攻撃を阻止して前転式ドロップキック、エルボーアタック。セニョールがフラップジャック、フェイスバスターで盛り返しても小藤は丸め込みで突破口切り拓く。延髄斬りからビクトル式で絡みつくと、グラウンド卍固めを完成させて勝負あり。大舞台のオープニングマッチで全日本マットで歓喜のシングル初勝利をあげた。

〈小藤のコメント〉

小藤「ジュニフェス全敗して初めてのシングル。ここでひとつ勝てたのはめちゃくちゃ嬉しい。でも俺はジュニアフェス全敗したことを忘れてないし、この先も一生忘れることはない。これを糧に、俺はこれからも全員ぶっ潰してゼンニチジュニアのトップ獲ってやるから。セニョール、あんたに勝ったからもう優勝みたいなもんだ。この先、誰と戦ってもあんたに勝ったっていう自信をもとに、俺はゼンニチジュニアのてっぺん獲ってやる。ありがとうございました」

<第2試合>
Road to 第13回王道トーナメント 8人タッグマッチ 30分1本勝負
〇青柳優馬 芦野祥太郎 本田竜輝 小河彪 vs 鈴木秀樹 ×綾部蓮 羆嵐 関本大介

9.9品川大会で開幕する『第13回 王道トーナメント』にエントリーした選手たちによる8人タッグマッチ。9.12黒部大会の1回戦で激突する本田竜輝と羆嵐、芦野祥太郎と関本大介は前哨戦となった。優馬は「エバラ」とプリントされた赤いエプロンをして入場。芦野と関本の対戦で試合がスタートすると、関本がタックル、芦野がエルボーを叩き込み、真っ向勝負を展開。本田と羆嵐もド迫力のラリアット合戦。打ち勝った本田が反則カウントを叫べば、羆嵐もバックフリップで叩きつけセントーンを投下。秀樹にリーゼントを崩された小河は、ヘッドドロップ、ショルダータックルで飛び込むと、ハンマー投げジャイアントスイング。今シリーズ何度もぶつかった秀樹と優馬が一進一退の攻防を繰り広げ、綾部もジャイアント殺法で存在感を示す。各選手が王道トーナメントへ向け自己主張していくと、秀樹が優馬を羽交い絞めにしたが、綾部は意図的にエルボーを誤爆。一気にデスルーレットで仕上げにかかったが、優馬が着地してジャックナイフ固めで3カウントを奪ってみせた。激闘を制した優馬は、王道トーナメント9年連続初戦敗退と秋は結果に恵まれていないが、「今年こそ王道トーナメントを制覇して、そして今日の三冠戦どっちが勝つかわからねえが、宮原健斗でも安齊勇馬でもどっちでもいい。この俺が三冠のベルトをいただく」と高らかに宣言。2023年から3年連続準優勝の本田がマイクを奪い取ると、「今年の王道トーナメントは必ず本田竜輝が優勝するぞ!青柳優馬、黙っとけ!」と対抗心を燃やした。

〈リング上のマイク〉

優馬「エバラ食品 presents 大田区大会にお越しいただき、誠にありがとうございます。まだまだ試合の途中ではありますが、この場で宣言させていただきます。9月9日から始まる王道トーナメント、僕の1回戦は9月13日、我が地元・松本でございます。9年連続1回戦敗退したこの俺が、今年こそ王道トーナメントを制覇して、そして今日の三冠戦どっちが勝つかわからねえが、宮原健斗でも安齊勇馬でもどっちでもいい。この俺が三冠のベルトをいただく」

本田「うっせー!お前、なんで9年連続1回戦負けのヤツがそんな優勝目指すなんて言えるんだ。お前、頭おかしいんじゃねえか!?いいか!今年の王道トーナメントは必ず本田竜輝が優勝するぞ!青柳優馬、黙っとけ!」

〈優馬・本田のコメント〉

本田「ムカつく!ムカつく!青柳優馬!」

優馬「俺が気持ちよく喋ってるところに勝手に入ってきやがって!」

本田「頭おかしいんか?」

優馬「いいか、俺が1回戦突破して優勝するんだよ。お前はどうせ準決勝でまた負けるんだ。決勝何年連続だ?言ってみろよ」

本田「3年連続」

優馬「3年、あっはっはっは(*笑い声をあげて姿を消す)」

本田「おい待て、お前!まぁいいや。とりあえず目先の1回戦だ!9月12日、王道トーナメント1回戦 羆嵐、勝負だ!」

〈秀樹・小河のコメント〉

*秀樹が小河のリーゼントとぐちゃぐちゃにしながらバックステージにやって来る

小河「ちょっと待って。ちょっ、ちょっと待って。アカンって!」

秀樹「王道トーナメントどうですか?」

小河「王道トーナメント頑張りますよ」

秀樹「相手の宮原健斗はどうですか?」

小河「この団体のスーパースターでしょ?プロレス界のスーパースターでしょ?なんか吸収できるものとかあると思うけど、そんな関係なしにもうぶっ倒しに行きますから」

秀樹「うるせー!」

小河「王道トーナメントとかめちゃくちゃ楽しみにしてたけど、一旦あいつ(鈴木秀樹)ぶっ潰します!行ってきます、クソ!」

〈綾部・関本・羆嵐のコメント〉

綾部蓮「屈辱の8月だ…6月に世界タッグベルト失って、7月は三冠挑戦して獲れず。そしてこの8月はタイトル戦線にも絡めず、挙げ句の果てには8月締めくくり、今日大田区、青柳優馬から3つ取られた。舐めんじゃねえぞ。この現状を打破するには王道トーナメントしかないんだ。9月、王道トーナメント見ておけ」

関本「芦野、9月勝負だぞ!王道トーナメント1回戦、俺が勝つ。いいか?わかったか覚悟しとけ」

羆嵐「大田区大会終わりました。次は王道トーナメントだな。1回戦本田。何度も戦ってきてるけど。なんか不思議とお互い成長して、初対決のような緊張感を僕は持ってます。彼は彼なりに、この1回戦も盛り上げてくると思うので、僕はしっかり本田竜輝にガッチリと先輩として、デカくて強くてかっこいい羆嵐を彼にぶつけて圧倒して1回戦突破します。そして王道を掴み取るのはこの俺、羆嵐だ。王道トーナメントは羆嵐から目を離すなよ。以上だ。ハー!」

<第3試合>
10人タッグマッチ 30分1本勝負
ライジングHAYATO MUSASHI 大森北斗 〇矢野安崇 望月ジュニア vs ×望月成晃 “ミスター斉藤”土井成樹 立花誠吾 青木優也 レオン・デ・オロ

『ゼンニチJr.フェスティバル2026』で激闘を繰り広げた選手たちにDRAGONGATEの望月ジュニアが加わった10人タッグマッチ。脳震盪の症状によりリーグ戦を途中リタイアとなったライジングHAYATOは、医師の診断の結果、試合への出場に問題はないと判断されたため戦線に復帰した。いきなり56歳・望月成晃と24歳・望月ジュニアの親子対決。バチバチの打撃戦で場内を沸かせる。HAYATOは因縁の立花にラ・ブファドーラ。すかさずバク宙フェイントで完全復活をアピールしたが、土井らが背後から襲い掛かって場外戦になる。リング上にいたレオンがトペ・コンヒーロを放ち、青木は「辛抱せぇよ!」とHAYATOの胸板を張っていく。10人が次々に持ち味を発揮していき、矢野が望月成晃に猛チャージ。望月成晃もタイガードライバーを阻止して、土井を呼び込むとDOI555からサッカーポールキックにつなぐ連携。青木と立花が共闘も、エルボーが青木に誤爆となり、HAYATOがスワンダイブ式プランチャで分断。レオンもコーナー最上段からケブラーダで空中殺法で魅せていく。リング上では土井のバカタレスライディングキックが望月成晃に誤爆。望月ジュニアが父親に飛びヒザ蹴りをブチ込むと、矢野が電光石火の丸め込み。張り手を被弾しながらも、逆さ打ちで望月成晃から金星を奪取した。

会心の勝利をあげた矢野は「僕がそのベルトに挑戦しヤス!」とGAORA TV王座にロックオン。チャンピオン望月は、「効いたのはジュニアのヒザと土井のバカタレスライディングキックだ」と引かなかったが、「1対1になったらどうなるか、お前に教えてやるよ」と挑戦を受諾した。また、MUSASHIと立花は空位となったアジアタッグ獲りをアピールし舌戦を繰り広げた。

〈リング上のマイク〉

矢野「望月成晃に勝ったぞー!望月さん、あなた持ってますよね。その赤いベルト、GAORA TV。今日、望月成晃に勝ったのは、この俺、矢野安崇ですよね。ってことは、そのベルトに挑戦する権利ありますよね。次、僕がそのベルトに挑戦しヤス!」

望月成晃「確かに、今日お前から3カウントを獲られたのは俺だ。でも効いたのはジュニアのヒザと土井のバカタレスライディングキックだ。まぁいいだろう。1対1になったらどうなるか、お前に教えてやるよ。挑戦受けてやる」

*矢野と望月が退場すると立花がマイク。

立花「オイ!俺がマイクを持った意味、わかんないヤツだらけだと思うけど、亮生が欠場してアツハヤの持ってたアジアタッグが返上されたよな。俺がアジアタッグのベルト獲って

めちゃくちゃ盛り上げてやるよ、この野郎!」

MUSASHI「待て待て今、アジアタッグ狙ってるって言った?俺も狙ってるんですけど。俺が先に言おうと思ってたんですけど!」

立花「そんなん俺が先に言ったからしょうがねぇだろ。でも挑戦表明した順なんて関係ねぇよ。俺が先に挑戦表明したけど、お前も挑戦したいんだろ?まだ、パートナー決まってねぇけど、やってやるよ、この野郎!」

MUSASHI「お前パートナーいねぇの?俺にはせーちゃんっていうパートナーいますけど」

立花「俺の所属するアップタウンのリーダーは黒潮TOKYOジャパンだけど、あいつは入場が長くて興行が長くなるからダメ。だから俺は相応しいパートナーを見つけて来る。もう一回しゃべり合おうぜ」

〈矢野・北斗・MUSASHI・望月ジュニアのコメント〉

矢野「よっしゃー!望月成晃から3カウント獲ったぞ。そして次、望月さんの持つベルトに挑戦する。なんかリング上でジュニアさんとか土井さんの技しかダメージがないみたいなことを言ってたけど、あれか?若造にスリー獲られたのが悔しいのか。でも安心してくれ。俺がそのベルトもっともっと輝かせてやるから。楽しみに待っていてください。ありがとうございました」

北斗「今日でジュニフェスは終わる。決勝の舞台に俺の姿はない。あんだけみんなの期待を背負って優勝予想も圧倒的1位だったはずなのに、このザマだよ。自分でもわかってるし、みんなの思ってるほど俺は強くないのかもしれないけど、ちょっと出鼻くじかれたくらいで諦めるわけじゃないからここから見とけよ」

MUSASHI「ジュニフェスね、今日で終わってしまいますね。個人的にはね、やっぱり悔しい結果でした。ただ!もうね、来年を見据えてますんで下なんて向いてませんよ。上向いてまた来年!」

望月ジュニア「おい親父!なんでてめぇがいんだよ!まぁそれはいいや。いつもはね、DRAGONGATEのLOVE&PEACEとしてやってますけど、今日は全日本さんということで、DRAGONGATE、LOVE&UGLYとしてコールしてもらいました。僕は全日本で試合する時はLOVE&UGLYなんで。今、井上怪我で欠場しちゃってるけど、早く治してまた一緒に組もうよ。ありがとうございました」

〈望月成晃・HAYATO・立花のコメント〉

望月成晃「オイ、全日本プロレス、なんだ今日は、ジュニアは?俺に邪魔するためにあいつを使ったのか?それから土井、公式戦もそうだけどよ、やっぱ土井だな。あいつの誤爆がなければ今日は負けてない。まぁでもいいだろう。3カウント、ああいう形で獲られたのもプロレスだよ。それで挑戦するっていうなら、受けないわけにはいかない。1対1になったらどうなるか、矢野、お前にわからせてやるよ。以上」

HAYATO「ジュニフェス途中でリタイアしちゃって、正直、今日みんなに会わせる顔なかったけど。恥ずかしいけど出させてもらったよ。こういう形での欠場は初めてだから、思うところあったけど、今日復帰してみてプロレスラーになれてよかったよ、心から。これからもプロレスラー・ライジングHAYATOとしてやれることをやっていくから、みんなこれからもよろしく」

立花「あぁん、この野郎。アジアタッグ挑戦表明したぞ。確かに今俺はパートナーらしいパートナーがいねぇな。イケメンもあいつは入場が長いからダメだし、興行時間長くなって延長料金とかかかっちゃうからな。でもそれ抜きにして、誰かマジでパートナーを探す。でもひとり目星はついている。そいつと組めば間違いなくアジアタッグ獲れる。楽しみにしとけ、この野郎。俺が6人タッグのベルトも持ってるし、アジアタッグのベルトも持ってる。多人数タッグのベルトを持って、多人数タッグのスペシャリストになってむちゃくちゃ盛り上げてやるからよ。楽しみにしとけ、この野郎。あぁ~ん」

〈土井・青木のコメント〉

土井「誰や?どこのどいつや?ジュニフェスにも出てないあのバカ息子がオイ!」

青木「本当だよ!親の顔が見てみてぇ!」

土井「どういう教育してんねん!出てこいや!ねぇ赤井さん」

青木「青木だよ!それだけ言って帰ってんじゃねぇ。オイ!オチに使ってんじゃねぇ!まぁいいよ。ジュニフェスで優勝決定戦の舞台には上がれなかったけど、いろいろ課題も反省点も見つけたから、そこをしっかり。俺はまだまだ、まだまだ全日本プロレスで追い求めていきたいと思ってます。ありがとうございました」

<第4試合>
スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
〇潮﨑豪 vs ×諏訪魔

数々の名勝負を繰り広げてきた潮﨑豪と諏訪魔は、3.20八王子大会で11年ぶりの再会を果たすと、6.18後楽園大会のタッグマッチでは潮﨑が豪腕ラリアットで諏訪魔に直接勝利。7.19後楽園大会では諏訪魔がバックドロップでリベンジしてシングルマッチを要求。潮﨑も合意して決着戦が電撃決定となった。両者は2004年デビューの同期。決戦の舞台となった大田区総合体育館は、2013年8月に三冠ベルトを争った地でもある。

まずは諏訪魔がヘッドロックで捕らえて強烈なタックル。場外に逃げた潮﨑を追いかけると、リングサイドのマットを剥がしてDDTで突き刺した。串刺しラリアット、スロイダーと攻撃が続くが、潮﨑もフライングショルダーで反撃。マシンガンチョップを打ち込んでいくと、諏訪魔も負けじと重みのあるダブルチョップを打ち返す。両者一歩も引かず何十発ものチョップが交錯。潮﨑がラリアットを連発すると、諏訪魔はチョップで跳ね返してスリーパーホールド。立ち上がれない潮﨑に左のラリアットを見舞って抱え上げ式バックドロップ。2発目のバックドロップは潮﨑が体を入れ替えて押し潰す。豪腕で反撃の狼煙を上げ、追撃のゴーフラッシャー。豪腕ラリアットを何度も振り抜いても諏訪魔は意地を張って立ち上がる。潮﨑が会心の一発を叩き込んでも3カウントは許さない。ならばと潮﨑はエメラルドフロウジョンでグサリ。宿命のライバルに引導を渡した。

試合後、潮﨑は「このリングでもっともっと、もっともっと俺らにしかできない戦いをやろう」と呼びかける。握手に応じた諏訪魔はバックステージで「あいつと面白いことどんどん仕掛けられるんじゃねぇかなって思うんで。やっぱしね、仕掛けるヤツがいないと盛り上がんないでしょ、団体は。それが潮﨑と俺でなんか飛ばしたいな」とコメントを残した。

〈リング上のマイク〉

潮﨑「諏訪魔、13年あの時から経ったみたいだよ。出たり入ったり、俺はそういう道のりを進んできた。でもお前は、ここ全日本プロレスにいる。諏訪魔、このリングでもっともっと、もっともっと俺らにしかできない戦いをやろう。俺はな、お前がいるからここに立ってるんだ。立てよ(*立ち上がった諏訪魔と握手を交わす)」

〈潮﨑のコメント〉

潮﨑「13年か、長いね。まぁ彼との一騎打ちが13年ぶり?11年ぶり?彼との三冠戦から13年ぶりか。長いような、早かったような。まぁでもリング上でも言ったように、全日本プロレスのリングに上がる、リング上で試合をするってのは、やっぱ負けたくない相手がいるからだし、負けたくない諏訪魔がいるから俺はこのリングに上がってるよ。まぁ彼もね、そんなにこのリングで試合はしてないけど、だからこそもっともっとこのリングに上がってこいと。このリングで試合をやるぞ。どうしても俺は彼には負けたくないからね。彼がいるから俺は戦っていけてると思っている。もっと全日本プロレスのリングで諏訪魔、試合しようぜ」

〈諏訪魔のコメント〉

諏訪魔「クソー負けた。久々に潮﨑豪のラリアット喰らって、ちょっと頭に来てるな…ただ13年ぶりにあいつとやったっていう。しかもこの会場でね。13年、長いようで短いっていうか。でもあいつがいるから、全日本にあいつが戻ってきたら、俺だって最前線また出てやろうって思ってるし。今日の負けは一時通過っていうか。あいつが三冠どんどん行くだろうし。俺だってまだまだ行きたい気持ちはある。ただね、あいつリング上にまだいるっていうし、なんかね、あいつと面白いことどんどん仕掛けられるんじゃねぇかなって思うんで。やっぱしね、仕掛けるヤツがいないと盛り上がんないでしょ、団体は。それが潮﨑と俺でなんか飛ばしたいな。それで見ねぇヤツらが振り向いたら、それはこっちのもんだし。なんかいいきっかけだったんじゃないかな、今日は。そう思います」

<第5試合>
世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第104代王者組】〇斉藤ジュン 斉藤レイ vs ×ザイオン オデッセイ【挑戦者組】

 “斉藤ブラザーズ”斉藤ジュン&斉藤レイは、地元凱旋となった6.6角田大会でTitans of Calamityを破り、世界タッグ王座3度目の戴冠。初防衛戦で真霜拳號&関本大介の挑戦を退けると、V2戦の相手に「まだ斉藤ブラザーズが戦っていないタッグチーム」として、ザイオン&オデッセイを逆指名した。

試合は待望の日本再上陸となったHAVOCのザイオン&オデッセイが奇襲を仕掛けて決戦のゴング。場外で斉藤ブラザーズがタックルでサンドイッチすれば、HAVOCも2人を持ち上げて荒々しく衝突させていった。レイとオデッセイが肉弾戦。かろうじてレイが打ち勝つとジュンが続いて、串刺しエルボー、ビッグブーツ。オデッセイが追撃を振り切り、ザイオンが身体能力の高さを見せつけながらダイナミックに進撃する。ザイオンがスパインバスターでジュンを叩きつけると、間髪入れずオデッセイが重爆ボディプレス。ザイオンのダイビング・ヘッドバットはレイが阻止。立て直した斉藤ブラザーズがオデッセイを斉藤いぎなりスマッシュで戦線離脱に追い込んだ。孤立したザイオンはジュンにスピアを突き刺してヘッドバットで抵抗。ここにレイが割って入り顔面を張ると、蘇生したジュンが倒れ込むようにラリアット。チャンピオンチームはこのチャンスを逃さず、一気に必殺合体殺法・八木山サイクロンを敢行して完全決着。斉藤ブラザーズが2度目の防衛を飾り、次回防衛戦を仙台大会に指定した。

〈リング上のマイク〉

ジュン「世界タッグを防衛したぜ!ザイオン、オデッセイ、この4人で世界タッグやるのは初めてだったが、まだまだこんなものじゃ足りない。これから何度でも何度でも何度でもやりあうのを楽しみにしてるぜ。またやろう」

*ザイオン&オデッセイは斉藤ブラザーズと拳を合わせて退場。

レイ「みんな今日はありがとう。HAVOCめちゃくちゃ強かった。勢いがあったが、今日勝ったのは、俺たち斉藤ブラザーズだ!そうだな。この世界タッグ、次はどこでやるのがいいかな?お客さん仙台でやってやるぜ!まぁ仙台の前に王道トーナメントだ。俺たち斉藤ブラザーズがまずは1回戦を突破するからみんな楽しみにしていてくれ。DOOM!」

〈斉藤ブラザーズのコメント〉

ジュン「世界タッグ勝ったぜ」

レイ「HAVOC勢いあったな」

ジュン「危うく飲まれそうになった。まぁHAVOCの2人とこういう形で戦うのは初めてだったが、まだまだやりたいな。何度でも何度でもこれから戦っていけるの楽しみにしてるぜ」

レイ「なんか嵐のようにやって来て、嵐のように去っていったな」

ジュン「またじっくりとやりたいもんだ」

 レイ「そしてな、さっきリング上でも言った通り、この世界タッグ戦、次は仙台でいいんじゃねぇか?」

ジュン「お前なんで勝手に決めるんだ」

レイ「仙台嫌なの?」

ジュン「いや、仙台うれしい」

レイ「だってお客さんが仙台って言ってたから。じゃあ仙台でいいかって」

ジュン「決まるの早いな」

レイ「まだ正式には決まってねぇだろうけども。まぁ決まるから。まず最初は王道トーナメント。俺は安齊勇馬。そしてお前は青柳優馬だ。2人のユウマを倒して、ちゃんと1回戦突破しねぇとな」

ジュン「青柳、目の(怪我の)借りを松本で返してやるぜ」

2人「DOOM!」

<第6試合>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 優勝決定戦 時間無制限1本勝負
〇吉岡世起(Aブロック1位) vs ×田村男児(Bブロック1位)

「がまだせ熊本!」地元への思いを胸に激戦のAブロックを勝ち抜いた吉岡世起と世界ジュニアヘビー級王者としてリーグ戦制覇を狙うBブロック代表・田村男児による『ゼンニチJr.フェスティバル2026』優勝決定戦。両者は2025年6月1日、世界ジュニア戦でシングル初対決。この時は当時の王者・吉岡がバズソーキックで田村を攻略した。

ゼンニチジュニア最強を決める最終決戦は、静かに相手の出方を伺う中、吉岡がサッカーボールキックで均衡を破る。田村も重みのあるエルボーで応戦。吉岡は高速ロープワークからゼロ戦キックをクリーンヒットさせ、ラ・ケブラーダへ。飛ばせなかった田村は強引に担ぎ上げてエプロンに投げ捨てる荒技。吉岡が場外カウント9でリングインしても田村は厳しく追撃。スリーパーでスタミナを削っていく。トラースキックで突進を止めた吉岡は、串刺しニー、ジャンピングハイキック、サッカーボールキックと多彩な蹴り。引かない田村もバックフリップ、俵返し、ブレーンバスターとラッシュを仕掛ける。パワーボムはロープ際でフランケンシュタイナーで切り返され、吉岡がラ・ケブラーダを発射。ジャーマン合戦が繰り広げられると、吉岡が鋭い蹴り、田村がラリアットを打ち込んで両者ダウン。先に立ち上がった吉岡がファルコンアローで突き刺してコーナー最上段へ。田村は下からラリアットを叩き込んで雪崩式デスバレーボム。攻撃の手を緩めずショートレンジラリアットからパワーボムが炸裂するが、吉岡はギリギリでキックアウト。ならばと田村はラストライドの体制に入る。なんとか切り抜けた吉岡は、ラリアットを喰らいながらも頭突きで反撃。MADE IN JAPANのような形で突き刺し、カウンターのラリアット、バズソーキック。さらにスクリューキックを直撃させるや必殺のクラッシュドライバーが大爆発。世界ジュニア王者を完全粉砕してジュニフェス初制覇を成し遂げた。

吉岡は試合後、世界ジュニアのベルトをかけた戦いを要求し、田村もタイトルマッチに合意。さらにMUSASHIが現れると、改めて、むーちゃんせーちゃんでのアジアタッグ獲りをアピールする。立花もやって来て田村にタッグ結成&アジアタッグ挑戦を打診し田村が受諾。むーちゃんせーちゃんと田村&立花によるアジアタッグ新王者決定戦が急浮上した。

〈リング上のマイク〉

吉岡「勝ったぞ!ジュニフェス優勝したのは、この俺だ!田村男児、ひとつだけ聞いてもいいか?お前は本当にジュニアか?ジュニアらしからぬパワーどうなってるんだ?ありがとうとはまだ言わない。なんでか分かるか。ジュニフェス優勝したのが俺で、しかも世界ジュニアチャンピオンから3つ獲ったんだ。世界ジュニアのベルトに挑戦させろ」

田村「いいよ…ばっこんばっこん蹴られて頭回んねぇよ…」

吉岡「じゃあ頭回んねぇうちに決定でいいな。今のうちに決定してしまえば、こっちのもんだ」

*MUSASHIがリングイン

MUSASHI「せーちゃん優勝おめでとー!すごいよ!そして世界ジュニア挑戦表明いいねー!かっこいい!応援してる!そんなせーちゃんにひとつだけお願いがあるんだけどいい?俺とアジアタッグ、また挑戦してほしい。(*吉岡の返事を待たずに)ありがとー!せーちゃんだったらすぐいいよって言ってくれると思ってた。じゃあ2人でまたアジアタッグ獲りに行こうよ。ありがとう!(*立花が現れる)なんだよお前、何しに来た?」

立花「何しに来たってひとつしかねぇだろ。マイク貸せ。アジアタッグ、俺はタッグパートナーを決めたぞ!俺のタッグパートナーは男児!頼めねぇか?周りから『ジュニアヘビー級じゃねぇ』って言われる俺とお前で、めちゃくちゃジュニアなこいつら2人をボコボコにしてアジアタッグチャンピオンにならねぇか。男児、返事を聞かせてくれ」

田村「あ…いいよ…」

立花「正直よ、男児とはライバルだよ。めちゃくちゃこいつとは、ずっとライバルで互いを高め合っていきたいと思ってる。だけどなこいつの強さ、誰よりも俺は知ってるんだよ。俺と男児でアジアタッグ巻くぞ、この野郎」

MUSASHI「ちょっと待てよ。俺らで勝手に盛り上がってるけどさ、全日本プロレス、PWF、決定でいいですか?ほぼ確定だろうな」

立花「亮生がいねぇゼンニチジュニア、アジアタッグ戦線、俺たちでめちゃくちゃに盛り上げてやろうぜ、この野郎」

MUSASHI「当たり前だ!」

吉岡「なんかよく分かんねぇうちにアジアタッグも決まりました。どういうことだ…でもアジアタッグも世界ジュニアも貪欲に狙っていきます。何度でも諦めずに立ち上がることが大事だってことをジュニフェスで改めて認識しました。怪我で参加できなかったヤツ、途中でリタイアしたヤツいますよね。そいつらも無念だったと思うんですよ。井上凌とお前ら(アツハヤ)のことだよ。(放送席のHAYATOへ向け)オイ、パートナーに言っておけ。早く戻って来い。アツハヤ、それまで俺とむーちゃんで世界ジュニア、アジアタッグ持ってるからよ、いつでも挑戦して来い。ただ、その時は憎きアツハヤをボコボコにします。特に亮生。アツハヤがいなくてもむーちゃんせーちゃんがゼンニチジュニア盛り上げていくからな。ゼンニチジュニア盛り上がっていこうぜ!」

〈吉岡のコメント〉

吉岡「勝ったぞ。勝ったけど田村男児、あいつは本当にジュニアか?ほかの団体に行ったらあいつヘビーだろ。でも、そんなヤツも踏まえてゼンニチジュニアがあるってことは、ゼンニチジュニア面白くならないわけがねぇ。今回ジュニフェス、俺は熊本の被災した人たちの気持ちを背負って戦った。でも災害は熊本だけじゃない、いろんなところで起きてるよ。いろんな気持ちを背負って戦ったヤツがいると思う。怪我で出れなかった無念さを抱えたヤツもいる。途中でリタイアした無念さを抱えたヤツもいる。井上凌、アツハヤ。でもつまずいても倒れても何度でも立ち上がる。諦めないってことが大事だって、俺はこのジュニフェスで改めて認識したから。怪我したヤツらも帰ってきたら、いつでも挑戦受けてやる。そのために俺らがチャンピオンとしてむーちゃんせーちゃんがゼンニチジュニア盛り上げてやる。最高のアジアタッグ、世界ジュニア実現させてやるぞ」

〈田村・立花のコメント〉

立花「悪いな試合後に。大丈夫?」

田村「大丈夫」

立花「男児ありがとうな。めちゃくちゃいい試合だったぞ。決勝戦超面白かった。そのことは男児に口から喋ってもらって。俺は男児が許可してくれたからな。男児と組んでアジアタッグのベルト挑戦するぞ。今、全日本プロレスむちゃくちゃ勢いある。ずっとだ。5月、 6月ぐらいから安齊効果って言われるやつだな。だけどな、その効果に便乗してよ、今観に来てるヤツも、観に来てない動画とかで観てるだけのヤツらも全員取り込んでよ。アジアタッグってこんな面白ぇんだって。俺も 6人タッグ王座持ってるけど、 6人タッグも面白いと思わせるし、アジアタッグもむちゃくちゃ面白いと思わせる。そのために男児の力が俺は必要だ。ありがとうな。絶対獲ろうぜ。ライバルでいてぇけど、お前の強さ、誰よりも知ってるから。頼むぞ」

田村「決勝戦終わった後、バコバコ蹴られて言葉出てこないよね。うまく出てこないし、いいよしか言えないし、負けてるしね。それと、これは個人的な話ね。このジュニフェスっていうのは最初からうまくいかなかったんだ。亮生が怪我したり、井上がいなかったり、途中でHAYATOもいなかったりして。ちょっとなんか寂しいというか、不安な部分が気持ちとしてはあったね。ジュニアチャンピオンでいるんだけども、全部背負うと会見でも言ったけど、それでもやっぱちょっと怖かったね。ちょっと不安で自分のプレッシャーにこう耐えられなくなりそうな時もあったんだけど。まだまだ俺も弱いんだよね。まだまだチャンピオンでありながら、心がまだ未熟というか若いんだ。これからこのベルト、もっともっと価値を上げていくから。それは全日本だけじゃなくて、プロレス界のジュニアもいろいろ超えていく。体格なんだろうとジュニアが105kg以下が全日本ジュニアだから、このジュニアをもっと上げていく。ありがとうございました」

<第7試合・メインイベント>
三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第76代王者】〇宮原健斗 vs ×安齊勇馬【挑戦者】

第76代三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗と安齊勇馬が三冠王座を巡り対戦するのは、昨年の大晦日(12.31代々木大会)以来。今年のチャンピオン・カーニバル公式戦では、30分フルタイムドロー。2人のシングル戦績は、宮原が2勝1敗1引き分けでリードしている。

熱戦連続となったビッグマッチを締めくくる2大スパースターによる頂上決戦は、ロープに押し込んでいった安齊が離れ際に先制のエルボー。宮原もクリーンブレイクを見せかけ張り手を放っていった。安齊がドロップキックを放って宮原が場外にエスケープ。チャンピオンは反撃に転じて鉄柵にぶつけていくと何度も頭突きを見舞う。宮原ペースとなったが、安齊は鉄柵を踏み台にしてのフォアアームで逆襲。ぶん殴るようなエルボー、鉄柵へのスローとラフな攻撃も見せる。10分経過。リングに戻っても安齊がヒザ蹴りの連打、串刺しエルボー、スロイダーで主導権を譲らない。ニーアッパーを叩き込んでダブルアーム・スープレックス。さらに場外へのジャンピングニーを狙ったが、宮原は冷静に迎撃してエプロンでパイルドライバーを敢行。大の字となった安齊はカウント9でリングに生還。安齊コールが発生も宮原は顔面を踏みつけてファンを挑発する。必死に喰らいつく安齊はコーナー上の宮原にヒザをブチ込み、雪崩式ダブルアーム・スープレックス。追撃のガムシャラは受け止められ、宮原がブレーンバスター。ブラックアウトからロープに走ると、安齊は切り返して渕正信直伝のフェイスロック。20分経過。健斗コールを浴びて復活した宮原が起死回生のラリアット。安齊もカウンターのジャンピング・ニーアタック。もう一発お見舞いしてカバー。カウント2。一気にギムレットで仕上げにかかったが、宮原は決めさせずブラックアウトをズバリ。シャットダウン・スープレックスを切り抜けた安齊がバックドロップでぶっこ抜き、後頭部へジャンピングニー。宮原もカウンターのヒザを突き刺し主導権を渡さない。25分経過。宮原がブラックアウトで打ち抜いてシャットダウン・スープレックス・ホールド。完璧に決まり勝負ありかに思われたが、安齊はカウント2.9でクリア。引きずり起こした宮原がもう一発狙うと、安齊がクラッチを解いてラリアット。ジャンピング・ニーアタックから渾身のギムレット。宮原も意地のキックアウト。ブラックアウトとガムシャラが交錯。気迫で勝った安齊はガムシャラから再びギムレットを狙う。しかし宮原が抵抗して不発。ブラックアウトを突き刺した宮原は、安齊の腕を完璧にロックすると、魂のシャットダウン・スープレックスで極限の戦いに終止符を打った。

30分を越える大激闘を制した宮原は、安齊を認め「今日から全日本プロレスは2大エースの誕生だ」と宣言。これで9度目の防衛を飾り、川田利明と自信が記録した最多連続防衛V10に王手。改めて記録更新を視野に入れた。三冠チャンピオンは9.9品川大会で開幕する『第13回 王道トーナメント』にエントリーしているが、「今日このリングに俺はすべてを費やし、もう体力が残っていない」と出場辞退を表明。ファンから戸惑いの声とブーイングが飛ぶと、「俺が出なきゃ始まんないだろ!ちょっと欲しがってみただけだ」とかまってちゃんな一面を見せながら出場を明言。3068人の観衆の声援を浴びると最高締めで夏のビッグマッチはフィナーレとなった。

〈リング上のマイク〉

「安齊勇馬、あなたと戦えて最高の夏だったぜ。そして今日、みなさんの前で宣言する。今日から全日本プロレスは2大エースの誕生だ。安齊勇馬、世界一カッコいい男に、世界一カッコいいハートの持ち主だな。次はこのベルトをかけて、この2大エースがどんなシチュエーションで、このリングで会うのか、楽しみにしてるぜ。9度目の防衛戦、安齊勇馬に勝ったぞ。今日、安齊勇馬と俺のこの最高峰の戦い、THIS IS全日本プロレス見たか?これが2大エース、宮原健斗と安齊勇馬の戦いだ。本日V9を達成だ。最多防衛記録が何回か知ってるか?ついに目前だ。さぁ次は誰だ?その前にみなさま、この夏最後の大一番、俺は夏を満喫したよ。次の季節は秋。ただ、今日このリングに俺はすべてを費やし、もう体力が残っていない。俺は王道トーナメントを欠場する。チャンピオンだから出なくていいだろ。(*戸惑いの声とブーイングが飛ぶ)俺に休む時間はないのか?嫌だ、休む!(*健斗コールが発生)なんだよ。9月9日東京・品川から開催される王道トーナメント、チャンピオン出なきゃダメか?当たり前だろ。俺が出なきゃ始まんないだろ!ちょっと欲しがってみただけだ。さぁ、夏が終わり秋を迎える。王道トーナメントは9月9日から始まる。まだ対戦カードは発表されていない。(*宮原の1回戦の相手は小河彪と発表済み、9.9品川大会)冗談はよせ。9月9日から始まる王道トーナメント、みんな準備はいいか!?さぁ次は9月9日、東京・品川で会いましょう。最後に会場のみなさんに聞きたーい!全日本プロレス最高ですか?(*客席から『最高!』の声)全日本プロレス、最高!」

〈宮原のコメント〉

宮原「勝ったぞ。安齊勇馬という最高の荒波を乗り越えたぞ。リング上でも言った通りだ。安齊勇馬は未来ではない。宮原健斗の次のエース候補でもない。今日リング上で証明した。あいつ自身がな。もう俺があいつなんて言ったら失礼だ。2大エースの誕生だ。全日本プロレスの歴史を見た時に2大エースはあったか?常にその時代に1人だった。十年に1人だった。安齊勇馬もそう言われていた。宮原健斗の次だと。ただ、どうやらそうじゃないらしい。なぜかわかるか?この俺、宮原健斗がスーパースターすぎて、過去の全日本プロレスの歴史のデータは参考にならないからな。それが宮原健斗だけでなく、安齊勇馬のパワーによって今日証明されてしまった。彼は言っている、常に。おそらく彼と今日戦って思ったが、彼の頭の中で同世代、他団体がどうだとか、そんなことは彼には興味ないんだろうな。そう彼の目を見て思ったよ。そんな男だからこそ、今、日本中で話題なんだろうな。そんな小さいところで彼は生きてないらしい。それは俺もそういう生き方だ。安齊勇馬の方がその考え方は上かもしれんな。何せ今、日本で一番話題だから。それはこの東京だけでなく、今月の西日本ツアーでも証明された。安齊勇馬が幕から出たら、どの会場からもどよめきが起こっていた。俺はプロレスラーとしてデビューして、そんな男を見たことがない。それはレジェンドにだって俺は感じたことがないぞ。あの男は今を生きているんだ。全日本プロレスの未来ではない。最後に言っておく。改めて宮原健斗と安齊勇馬の2大エースの誕生だ。9月も全日本プロレスが明るく激しく楽しいプロレスで日本全国を魅了をしてやる。V9達成だ。さぁ王道トーナメント、9月9日、俺の対戦相手は誰だ?」

記者「小河彪選手ですね」

宮原「誰だ、それ。 冗談はよせ」

〈安齊のコメント〉

安齊「クソ…クソ…届かなかった。宮原健斗に、三冠のベルトに届かなかった。これが宮原健斗の積み上げてきたもので、宮原健斗の覚悟か。クソ…最高だった。試合中、しんどい時に頭が真っ白になった時、たくさんの声援が聞こえた。みんな本当にありがとう。それなのに結果出せなくて、本当すいませんでした。俺は宮原健斗の言った2大エースで満足するほどいい子じゃない。未来を語るのは好きじゃないけど、ちょっと時間がかかるかもしれないけど、最速で全力で全日本プロレスのてっぺんに立つから。それまで俺のことを見ててほしい。最後には俺が必ずみんなのことを笑顔に幸せにするから。これからも俺のこと見ててくれ。ありがとうございました」