「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」12月6日(土)大阪大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」12月6日(土)大阪大会詳報&試合後コメント

ニュース

 『世界最強タッグ決定リーグ戦2025』も佳境を迎え、今大会では公式戦4試合が組まれた。

<第1試合>
8人タッグマッチ 30分1本勝負
綾部蓮 タロース 安齊勇馬 小藤将太 vs 大森北斗 羆嵐 井上凌 立花誠吾

 最強タッグAブロックで優勝決定戦進出の可能性を残す綾部蓮&タロースが8人タッグマッチに登場。12・7名古屋での芦野祥太郎&潮﨑豪との最終公式戦を控えて、万全の状態を示したい。また、宮原健斗が保持する三冠ヘビー級王座に照準を定める目指す安齊勇馬にとっても、挑戦権獲得に向けて1試合、1試合でのアピールが大事になってくる。

 先発で綾部と対峙した北斗はヒザへのドロップキックで活路を見いだそうとするも、ショルダータックルで倒されて、立花にスイッチ。立花はタロースを前に「ベストフレンド!」とアピールするも、お構いなしにチョークスラムで担ぎ上げられそうになる。その後もまったく攻撃を仕掛けられず、フロントキックで吹っ飛ばされる。立花は代わった小藤にエルボーを叩き込み、羆嵐につなぐ。つかまる展開となった小藤は北斗の突進を迎撃し、ドロップキックを浴びせて綾部にタッチ。北斗は綾部にDDT、代わった羆嵐もセントーンから串刺しラリアット、さらにセカンドコーナーからのダイビング・セントーンと畳みかける。アルゼンチン・バックブリーカー狙いは綾部が踏ん張り、ジャンピング・ネックブリーカーを決めて安齊にスイッチ。

安齊は羆嵐の後頭部にジャンピング・ニーアタック、ベリー・トゥ・ベリー。羆嵐は正面飛びのドロップキックを浴びせて、井上につなぐ。井上は安齊にミドルキック、フロントキック、串刺し低空ドロップキックと浴びせかけて、自軍のトレイン攻撃を呼び込む。両チームが入り乱れる中、井上は打撃を畳みかけて安齊を攻め込む。防戦の安齊はカウンターのジャンピング・ニーで反撃し、再度のジャンピング・ニーからギムレットにつないで3カウント。

試合後、6人タッグベルトを手にする北斗からなにやら挑発を受けた安齊だが、それをあしらうとマイクを手にして「誰の三冠戦が見たいですか?」と観客を煽り、「安齊!」との声を引き出す。その上で「文句のない皆さんは全員、俺に付いてきてください」と“民意”を味方につけて、三冠王座への挑戦権獲得に向けて猛烈な主張を見せた。

<試合後の安齊のマイク>

安齊「世界最強タッグ決定リーグ戦2025、いよいよ佳境ですね。大阪の皆さんは誰が優勝すると思いますか? (「安齊!」の声が飛ぶと)俺は青柳優馬のせいで出てないんだよ、いや早々に敗退してんだよ。ただ、その優勝と同じぐらい気になるものがありますよね。12月31日、年間最大のビッグマッチ、大みそかの代々木。誰の三冠戦が見たいですか?  誰の三冠戦が見たいですか?(多数の「安齊!」の声が飛ぶ)。この声が宮原健斗、全日本プロレス全員に届いていること、そろそろ俺の三冠(挑戦)を決定したらどうですか? 俺の挑戦に誰か文句があるんですかね? もし文句があるなら全部、青柳優馬に言ってください。そして、文句のない皆さんは全員、俺に付いてきてください」

<綾部組のコメント>

安齊「世界最強タッグ決定リーグ2025、いよいよ佳境。俺は青柳優馬のせいで関係なくなっちゃったんですけど、宮原健斗、全日本プロレス、そしてPWF、聞こえてましたよね、今日の会場の声が。満場一致で安齊勇馬なんじゃないですか? 12月31日、年間最大のビッグマッチ、大みそか代々木、俺が三冠に挑戦して、俺が三冠取ります。これは決定事項だ、なんか文句あるなら全部、青柳優馬に言ってください」

綾部「大阪、今日は公式戦なかったけど、明日名古屋で最後の公式戦だ。芦野祥太郎、潮﨑豪。潮﨑とはいままでタッグでも当たったことなくて初対決だから、楽しみな部分はあるけど、結果はタイタンズ・オブ・カラミティが絶望の渦に飲み込んで終わりだから。後楽園ホール、優勝決定戦、Aブロックで我々の生贄になるのは誰か楽しみにしているよ」

タロース「俺とアヤベはやるべきことをやってきた。明日の試合はリーグ戦で最大の試合になるが、そこでもこれまでのリーグ戦で見せてきた闘いをするだけだ。ほかのヤツらと同じようにシオザキとアシノを圧倒してやる。そして、12月10日にどこのチームが優勝するか理解することになるだろう」

小藤「今日は“小藤ブロック”のシングルマッチなかったですけど、しっかり大阪で勝ちを収めることができました。今日久しぶりにジュニアの選手と闘った。井上凌選手、立花誠吾選手、俺はこの2人とも、もっとバチバチやり合いたい。良かったら“小藤ブロック”でやりましょう。お待ちしております。よろしくお願いします!」

<北斗組のコメント>

北斗「おい、やってくれたな、安齊。いいよ、大みそか、俺たちがオマエを迎え撃ってやるからよ。いつでもやってやる。大みそか代々木でよ、オマエ、このベルトが欲しいんだろ? そういう目をしてたな」

羆嵐「おい、ちょっと待て」

北斗「いやもういい、聞かない! やめろ!(先に引き揚げる)」

羆嵐「おい! なんだ大みそか、迎え撃つって。大みそか、世界最強タッグ、俺ら優勝してよ、俺らが世界のベルトに挑むんじゃないのか? このベルト(6人タッグ王座)の防衛戦なんて甘っちょろいんだよ。おい、北斗! オマエ、ちょっと来い(北斗を呼び戻す)」

北斗「なんだよ、もうセコンド付くんだよ」

羆嵐「オマエ、回り込むなよ」

黒潮「(入場を控える中、コメントスペースにやって来て)早くセコンド付けよ、オマエら! オマエらの応援がなによりのパワーになる!」

羆嵐「ありがとう! すぐ行くけどな、俺たちはまだ世界最強タッグのリーグ戦あきらめてねえからな。なにが起こるかわからねえからな。ハァァー!」

<第2試合>
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Bブロック公式戦 30分1本勝負
本田竜輝 野村直矢 vs 他花師 黒潮TOKYOジャパン

 本田竜輝&野村直矢は自力での優勝決定戦進出の可能性を残すが、仮に今一戦で敗北を喫した場合は脱落が決まってしまうというギリギリの状態での一戦。一方の他花師&黒潮TOKYOジャパンはすでに脱落が決定しており、星取りは不戦勝での1勝のみ。最終公式戦で自力での白星を掴み取りたい。

 試合前から黒潮は他花師が結婚したことを過剰にアピールして、相手チームを煽る。他花師は野村が握手を拒むと、「なんでせえへんの!」と叫んで、レフェリー、Gボーイズのメンバー、さらに本田とも握手を交わして“クリーンさ”をアピール。野村が“それなら…”と握手に応じると同時に他花師は地獄突きを見舞い、だまし討ちに成功。しかし、黒潮が野村を羽交い締めにして他花師の地獄突きを呼び込むと、これはあっさりとかわされて誤爆。本田&野村が場外戦で流れを変えて、相手チームを攻め立てる。防戦の黒潮からタッチを受けた他花師は相手2人をまとめて攻撃。その後も黒潮と2人でマイペースな攻撃を仕掛けた中、本田、野村を強烈なラリアットでなぎ倒すなど勝機を引き寄せたかに見えたが、本田にカウンターで丸め込まれて3カウント。逆転勝利の本田がホンダンスを踊った一方、他花師は当たり散らかしながらバックステージに引き揚げた。本田&野村は優勝決定戦進出争いに首の皮一枚残り、他花師&黒潮は屈辱の自力勝利なしでリーグ戦を終えた。

<本田&野村のコメント>

本田「よっしゃ、これで明日俺らが勝てば、優勝決定戦決まりじゃないですか? 最後、名古屋でザイオン&オデッセイ、現世界タッグ王者チームから絶対に俺たちが勝つぜ」

野村「もう決まりだな」

<他花師&黒潮のコメント>

黒潮「俺たちのタッグリーグは始まったばっかりだよ。まだある」

他花師「イケメン、始まってないよ。もう愛知県、名古屋…“おわり”です。知らんかった?」

黒潮「始まったばっかりだと思ってた」

他花師「不戦勝一個あるけど、全敗よ」

黒潮「えぇぇー!」

他花師「知らんかった?」

黒潮「えっ、えっ、えっ! タイトルマッチは!?」

他花師「タイトルマッチないよ。ないよ、そんなの。最強タッグやから、これ。どうすんの? 時空を超えてきたぞ、イケメン。どうしたの、今日も渋滞してたの?」

黒潮「ちょっと待って、じゃあ俺たち、誰に勝てばいいんだよ!」

他花師「公式リーグ戦はもうない。大阪名物、たこ焼きとお好みやっ…半分ぐらい、もう疲れたね」

黒潮「ハハハ!」

他花師「でも、ネイルするの忘れて。これだけはちゃんと言っとかんと。ネイルするの忘れた。これが試合に影響したかも。“ツメ”が甘かった…言うとりますけどもー! 釈羅不」

黒潮「終わってたんだ」

<第3試合>
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Aブロック公式戦 30分1本勝負
MUSASHI 吉岡世起 vs 田村男児 佐藤光留

 MUSASHI&吉岡世起はわずかながら優勝決定戦進出の可能性を残すが、今一戦に敗れた時点で脱落が決まるという崖っぷちの状態。田村男児&佐藤光留はすでに脱落が決まっているものの、同じジュニアヘビー級からのエントリーとして現アジアタッグ王者組を相手に意地を見せたい。

 静かな立ち上がりから、MUSASHIが相手2人をまとめてドロップキックで落とし、追撃のノータッチ・トペコンを放つ。さらに場外でも相手チームを攻め立てて、ペースを握る。リングに戻ってもMUSASHI組が攻勢を仕掛け、ややヒートアップ気味のMUSASHIを吉岡がなだめる。防戦の田村は吉岡にカウンターでバックブリーカーを決めて光留につなぐ。吉岡の蹴り足をつかんだ光留が延髄斬り。吉岡もカウンターのミドルキックで相手の動きを止めて、シザーズキック。代わったMUSASHIも光留に対してスピードに乗った攻めを見せる。光留はMUSASHIの腕をスタンディングで決めた状態で自軍コーナーに持っていき、田村につなぐ。MUSASHI&吉岡の連続攻撃狙いは光留がカット。光留が吉岡を捕獲する中、田村がMUSASHIにコーナーでショートレンジ・ラリアットを連発。熱くなったMUSASHIも張り手を連発。しかし、田村はラリアットでMUSASHIを黙らせ、続けてのパワーボムで3カウント。アジアタッグ王者組から殊勲の1勝を挙げた。

<田村&光留のコメント>

光留「言ってやれ、言ってやれ」

田村「ようやく1勝だー! 全敗すると思ったろ? 1勝だ、1勝」

光留「この1勝がどういう意味をもつか分かるか? 決勝進出を懸けたリーグ戦? そんなもんは分かってんだよ。オマエらリーグ戦、よく頑張ってんな。いま上のチーム、誰だ? タロース&綾部蓮。おい、タロース、オマエ、差し入れでもらったカキ、なんとなく古い味がしなかったか? 鈴木秀樹&真霜拳號、ましもん、そろそろキミの団体に新たな問題が起こるとこじゃないか? 潮﨑&芦野はいいや、ほっといても潰れるだろ。おい、決勝進出はな、決勝進出のリングに立ったヤツらで争うんだ。それが誰か、これがどうなるかなんてわからない」

田村「まだまだ」

光留「それを証明するのがこのリーグ戦だ」

田村「やるぞー!」

<MUSASHI&吉岡のコメント>

吉岡「むーちゃん、大丈夫?」

MUSASHI「クソー、ゴメン」

吉岡「むーちゃん、今日どうした? のっけからめっちゃ熱くなってんじゃん。今日は勝たないといけなかった」

MUSASHI「勝たないといけなかったし、勝たなきゃいけなかったんだよ」

吉岡「勝たなきゃいけなかったし…」

MUSASHI「勝たなきゃいけなかった。リーグ戦も勝たなきゃいけなかったし、田村男児にも勝たなきゃいけなかった。勝たなきゃいけなかったし、勝たなきゃいけなかった」

吉岡「勝たなきゃいけなかったし、勝たなきゃいけなかった。OK?」

MUSASHI「明日、あと1戦」

吉岡「残り1戦」

MUSASHI「そこで勝ったら、俺ら決勝進めるんでしょ?」

吉岡「……勝たなきゃいけなかったし、勝たなきゃいけない、明日も」

<第4試合>
タッグマッチ 30分1本勝負
斉藤ジュン “ミスター斉藤”土井成樹 vs ザイオン オデッセイ

 今シリーズ、自身の組まれたカードでの「全勝」とともに、12・31代々木大会での三冠ヘビー級王座挑戦をアピールしている斉藤ジュンが、“ミスター斉藤”土井成樹との“斉藤ブラザーズ”として現世界タッグ王者組のザイオン&オデッセイと対戦。宣言通りに今シリーズはここまでみずからの手で勝利を手にしてきているジュンにとって、“難敵”を迎えることになった。

 ゴング前から大コールを受けた土井だが、ザイオン&オデッセイを前にしてリングから下りてしまう。おのずとジュンが先発となり、ザイオンと対峙。ジュンのショルダータックルを食らったザイオンだが、すぐに串刺しスピアを返して、コーナータックルに叩きつけていく。ザイオンからオデッセイに代わると、土井はなにかを察したようにまたしてもリングから下りてしまう。それでも場内からのコールに押されてエプロンに上がったところで、ジュンから背中にタッチを受けて強制的にオデッセイと対峙することになる。土井は果敢にぶつかっていくが、オデッセイにハネ返される。土井は「カモン、ベイベー!」と挑発し、さらに「上げるぞー!」とアピール。しかし、ボディースラム狙いは切り返されて、逆にマットに痛烈に叩きつけられる。HAVOCコンビが場外戦で相手チームを痛めつける。防戦の土井はオデッセイのボディープレスをかわして、どうにかジュンにつなぐ。ジュンはフロントキックでオデッセイに片ヒザを突かせるが、すぐにショルダータックルで動きを止められ、HAVOCコンビの連係攻撃も食らう。

ジュンはザイオンに担ぎ上げられるも、着地するとチョークスラムで叩きつける。エプロンから「俺が行く!」とアピールする土井にタッチ。土井はオデッセイをうまく場外に落とし、ザイオンにはジュンと連続攻撃。相手チームの誤爆も誘うなどして必死に食らいつき、コーナーからのダイブをキャッチされても、丸め込みで抵抗。ラリアットでジュンを排除したオデッセイは、続けて土井にジャーニーズエンド。すかさずオデッセイがダイビング・ヘッドバットを投下して、3カウント。世界タッグ王者組がこの日も強さを見せて、12・7名古屋での最終公式戦に向けて弾みをつけた。

<ザイオン&オデッセイのコメント>

ザイオン「また勝ったぞ」

オデッセイ「誰が俺たちを止められる? このリーグ戦は最高に楽しかった。昨日も、一昨日も、そして明日もだ。HAVOC同士の決勝に一歩近づいた」

ザイオン「オールHAVOCの決勝だ、ベイビー。AブロックとBブロックで優勝し、全部HAVOCが優勝する。俺たちは…」

オデッセイ「俺たちは…」

ザイオン&オデッセイ「俺たちは、HAVOC!」

<ジュン&土井のコメント>

土井「あれはアカンで、あれは反則。あれはダメ。でも、申し訳ない。ジュンさんがいままで連勝で来てたのに、俺が黒星つけてもうて、申し訳ない」

ジュン「いや、俺のせいでもある。HAVOC、俺の邪魔をするな。ミスター、斉藤ブラザーズはまだここからだ」

土井「レイさんの帰りも待って、それからワシントンD.C.の斎藤さん、あわよくばサポートに入ってもらわなあかんかもわからんけど、でも、あの大会以降、音信不通。DOOMすみません」

ジュン「斎藤了…。HAVOC、覚えとけよ、DOOM」

<第5試合・セミファイナル>
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Bブロック公式戦 30分1本勝負 
宮原健斗 デイビーボーイ・スミスJr. vs 青柳亮生 ライジングHAYATO

 宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJrの最終公式戦。トップを走るザイオン&オデッセイとの直接対決に敗れている宮原&スミスは今一戦に勝利した上で、本田&野村がザイオン&オデッセイとの最終公式戦(12・7名古屋)に勝利した場合のみ、優勝決定戦進出チーム決定戦に持ち込むことができる。

序盤から宮原&スミスが主導権を握る。防戦のHAYATOはスミスのヒザに低空ドロップキックを見舞って、亮生につなぐ。亮生はスミスに串刺し攻撃。ヒザにドロップキックからヒザを突く相手に延髄斬り。スミスのジャーマンも着地するが、突進はパワースラムで切り返されてしまう。宮原の攻勢をハンドスプリング式レッグラリアットで断ち切った亮生はHAYATOにスイッチし、宮原に連係・連続攻撃。宮原はカウンターでHAYATOにフロントキックをぶち込んで、スミスにタッチ。攻め込まれたHAYATOだが、宮原のフロントキックをスミスに誤爆させ、すかさず亮生がスミスにミサイルキックを叩き込む。宮原を連係攻撃で排除すると、スミスをコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。亮生はカットにきた宮原をラリアットで吹っ飛ばし、スミスにシド&ナンシーを投下。しかし、カウント2で宮原のカットが間に合う。スミスは相手2人をまとめてラリアットでなぎ倒し、HAYATOにバックドロップ。ブルドッグボム狙うはウラカン・ラナで切り返されるも、カウンターのラリアットでHAYATOの動きを止めると、今度こそブルドッグボムを決めて3カウント。

試合後、「最高」&「アイ・ラブ・ゼンニッポン」のマイクアピールをおこなった宮原&スミスは勝ち点8でリーグ戦を終えて、12・7名古屋の公式戦の結果に優勝決定戦進出の行方を委ねることになった。

<宮原&スミスのコメント>

宮原「勝ったぞ! これで4勝だ。もう文句ねえだろ。12月10日の後楽園ホール、もう俺らが残ったぞ。残ったの当然だろ。ほかのチームがどうなろうと、もう見えてんだ俺の中には。俺らの中にはビクトリーしかないんだ。2025世界最強タッグ決定リーグ戦、12月10日! メインイベントのリングでトロフィーを掲げるのは、デイビーボーイ・スミスJr&宮原健斗、俺たちだ」

スミス「今夜、大阪で最強ブルドッグスは勝利した。アオヤギ、ハヤトはタフでハイフライヤーでもある。でも、最強ブルドッグスのパワーとテクニック、そしてポテンシャルには到底太刀打ちできない。いまオマエたちが見ているのは、真の世界最強タッグリーグの勝者だ。これが最強ブルドッグスだ」

宮原「12月10日、後楽園ホールだ。俺たちが優勝するぞ」

<亮生&HAYATOのコメント>

亮生「大丈夫ですか? そうか…終わったな。俺たちの最強タッグ決定リーグ戦が終わった。あー、悔しい。悔しいです。悔しいけど、アツハヤには、まだまだ上があるんだって。この上にも俺たちはまだまだ行けるんじゃないかって思い…たいと思います。ただ負けて、終わりましたじゃない。次だよ、次。リーグ戦は終わったけどアツハヤは終わんねえからさ。つかもうぜ」

<第6試合・メインイベント>
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Aブロック公式戦 30分1本勝負
鈴木秀樹 真霜拳號 vs 芦野祥太郎 潮﨑豪

 無敗で公式戦を突き進む芦野祥太郎&潮﨑豪が鈴木秀樹&真霜拳號との公式戦に臨む。芦野&潮﨑としては12・7名古屋での綾部&タロースとの一戦を前に勝ち点を積み重ねて、少しでも有利な状況で最終公式戦を迎えたい。一方の秀樹&真霜も残り2戦をともに勝利すれば、他力本願ながらも優勝決定戦進出の可能性を残す。

 序盤、芦野&潮﨑が連係も駆使してペースを握る。潮﨑と真霜がエルボーのラリー。潮﨑は逆水平チョップで優位に立ち、芦野につなぐ。芦野も真霜に逆水平チョップを連発。真霜はカウンターでキチンシンクを見舞って、秀樹にタッチ。秀樹は芦野の足、腕を踏みつけてから、ネックツイストを決めると、再び真霜につなぐ。芦野は真霜の突進を迎撃し、コーナーからダイビング・エルボースマッシュを叩き込んで潮﨑にタッチ。潮﨑はフライング・ショルダータックルからコーナーに詰めて逆水平チョップ連発、さらにケサ斬りチョップ。潮﨑がチョップを狙った手をキャッチした真霜はグラウンドに持ち込んで腕固め。潮﨑がロープエスケープ。真霜から代わった秀樹が潮﨑のボディーにエルボー。潮﨑の逆水平チョップも両腕でガードし、エルボースマッシュを返していく。それでも潮﨑は逆水平チョップを見舞い、フィッシャーマンズ・ バスター。秀樹もワンハンド・バックブリーカーを返すが、潮﨑から代わった芦野にとらえられ俵返しで投げられる。

芦野は秀樹、真霜をジャーマンでぶん投げ、潮﨑との連係攻撃で秀樹を追い込んでいく。そして、アンクルロックを狙うが、秀樹は下から丸め込みで切り返し、ドロップキックを浴びせる。ツームストーン・パイルドライバーを決めると、ダブルアーム・スープレックスの体勢。これを踏ん張られるとペディグリーに切り替えて叩きつけるも、カウント2。再度のダブルアーム・スープレックス狙いは芦野がアンクルロックに切り返す。秀樹は下から芦野を蹴り上げて脱出。それでも芦野はジャーマンから再びアンクルロックで締め上げる。秀樹が耐える中、真霜のカットが間に合う。秀樹が芦野にバックドロップ・ホールドもカウント2。秀樹は強烈なエルボーバットで芦野の動きを止めると、ダブルアーム・スープレックスで叩きつけて、3カウントを奪った。

 秀樹&真霜が芦野&潮﨑の快進撃を食い止めて優勝決定戦進出に望みをつなぐ1勝。試合後のリング上で秀樹は、嫌がる(!?)真霜を気に留めることもなく「ましもん、ましもん、まーしもん」という独特すぎる締めを見せて、さらにパートナーにコブラツイストを決めるという突拍子のない行動。バックステージでも「とにかく勝たなければしょうがない。最後は運ですね。運で頑張りたいと思います」と掴みどころのない言葉を残したものの、前世界タッグ王者という実績が示すようにそれぞれのテクニックが絡み合ったチーム力は申し分なし。実力者コンビの秀樹&真霜が、最終盤を迎えたリーグ戦をさらに混沌とさせた。

<試合後の秀樹のマイク>

秀樹「(HAVOCに向かって)帰れ。うるせー、笑ってんじゃねえ。負けたんだろ、負け犬、帰れ、コラ! 本日は全日本プロレス2025年最後の大阪大会にご来場誠にありがとうございました。また来年も…あっ、来年はこの会場はちょっと使えないらしいので、来年も大阪には来ます。ここには再来年どういうふうになっているかわからないですけど、キレイになってるのかどうなのか、このまままったく変わらなかったらそれはそれでおもしろいと思いますが、必ず大阪に全日本プロレス帰って来ます。よろしくお願いいたします。それでは、どうしてもパートナーの真霜拳號が試合が終わったらやりたいっていう締めがありますので、皆さまぜひ、ご起立ご賛同をお願いします。説明します。ボクから行くぞー!って言ったら、ましもん、ましもん、まーしもんで終わります。(嫌がって場外を歩き回る真霜に)ましもん、ましもん。大丈夫ですね? 行くぞー! ましもん、ましもん、まーしもん!」

<秀樹&真霜のコメント>

秀樹「パートナーの真霜さんは帰ったみたいなんで…(隣を見て)あっ、いた!」

真霜「なんすか、あの締め。ちょっと。試合はともかく…」

鈴木「ちょっとうるさい。これで3連勝ですね、3連勝。勝ち点6」

真霜「ずるいんだよなぁ。全部無視してさ、勝手に進めてさ…」

秀樹「明日、勝って8(点)。相手のチームがタロース、綾部。とにかく勝たなければしょうがないと思うので、どうなるかわからないですけど、まず勝って、それで決勝戦。最後は運ですね。運で頑張りたいと思います。ありがとうございました」

真霜「おかしいわ、なんだろうな…」

<芦野&潮﨑のコメント>

芦野「クソッ! 豪さん、ごめん。あー、取られた! 俺が勝たなきゃいけなかった、この試合。クソ」

潮﨑「でも、まだまだ」

芦野「あと1試合あるんだ」

潮﨑「上がることはできる」

芦野「上がることはできるんだ。俺のプロレス人生、ずっと負け続けてんだ。負けから始まってんだよ。だから勝つぞ、勝ち取るんだよ、この世界最強タッグリーグは俺と豪さんで。勝ち取って、ザイオン、オデッセイに俺たちが挑戦するんだ。明日だ。綾部、タロース。明日の名古屋で、オマエら優勝候補だろ。必ず俺が勝つ! 俺がタップアウト奪ってやるから。俺たちが、俺が勝つ、なんでかわかるか? 俺たちがHAVOCだからだ。絶対、勝つぞ。(ザイオン&オデッセイに向けて)明日、トゥモロー、ウィン。(潮﨑、ザイオン、オデッセイと)俺たちは…HAVOC!」

☆【星取表】「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」12.6大阪大会終了時点