『全日本プロレス社長からの便り』Vol.3
『全日本プロレス社長からの便り』Vol.3
お陰様で今年に限り秋に開催された『2020 Champion Carnival』が閉幕し、
優勝したゼウス選手が10月17日に三冠ヘビー級王者・諏訪魔選手に挑みました。
記憶に残る熱戦でしたが、試合直前の実父の急逝を乗り越えて諏訪魔選手が
防衛に成功しました。
レスラーという職業は実に因果なもので、個人的な事情では休む事を
許されないものだと改めて思い知らされました。改めて諏訪魔選手に敬意を表します。
再来週には年末の風物詩とも呼ばれる『2020 世界最強タッグ決定リーグ戦』が開幕します。
出場者を選考していた時点では海外から選手を呼べるかどうか不透明でしたので、
残念ながら国内の選手に限らせて頂きました。
そこで頭をよぎったのがリーグ戦のタイトルに『世界』を付けて良いものか
どうかという点です。
もしかしたら『全日本最強タッグ決定リーグ戦』にした方が
潔いのではないかとも考えました。
しかし伝統ある名称を変えてしまうよりも、「世界で一番面白いリーグ戦を
目指せば良いのではないか」と開き直り、今回も『世界』を付けさせて頂きました。
普段は見られない対戦組み合わせも実現致しますので、
一戦一戦、目を離さずに12月7日の決勝戦まで見守って頂ければ幸いです。
これからも全日本プロレスをどうぞ宜しくお願い致します。