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PLAYERS

NEXT MATCH

5月12日(日)ajpwTV LIVE

16:00試合開始

神奈川・横浜BUNTAI

対戦カード

スペシャルタッグマッチ
諏訪魔
鈴木秀樹
vs
船木誠勝
河野真幸

チャンピオン・カーニバル2024 優勝決定戦 時間無制限1本勝負
宮原健斗(Aブロック1位)
vs
斉藤ジュン(Bブロック1位)

世界ジュニアヘビー級選手権試合
【第68代王者】
ライジングHAYATO
vs
【挑戦者】
カズ・ハヤシ

※その他対戦カードは決定次第お知らせいたします

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【WEBで無料更新!】 「勝負論プラスアルファの“夢空間”を作りたい! おのずと主役になります!」6月9日(金)『ALL TOGETHER』目前! 宮原健斗選手にインタビュー!

6月9日(金) 東京・両国国技館にて行われる『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』の開催目前!

 

この日のメインイベントで棚橋弘至選手(新日本)、清宮海斗選手(ノア)と越境トリオを結成する宮原健斗に直撃インタビュー!

 

聞き手/市川亨
撮影/タイコウクニヨシ

 

 

 

■第1回大会の思い出は……、非常に悔しかったのを覚えてますよ。

 

 

――前回の『ALL TOGETHER』には、第1回大会(2011年8・27日本武道館)のバトルロイヤルに出場されていますね。

 

宮原 非常に悔しかったのを覚えてますよ。

 

――大勢いる中の一人としてバトルロイヤルの出場メンバーに組み込まれたことの悔しさですか?

 

宮原 バトルの政治的なねじ込みですよ。だって明らかに新日本プロレス、全日本プロレス、NOAHってあるなかで、健介オフィス。これは大人の事情が働いてるなって、20歳そこそこながら思ってましたから。

 

――デビュー3年半でそんなことを思っていましたか。

 

宮原 だから、あまり『ALL TOGETHER』ではなかったですよね。

 

――個人的には肩身の狭さも感じていたんですか?

 

宮原 最後に選手が集まってリングで写真を撮ってましたけど、「これはねじ込みの奴らは写れないだろ」と思って、そういう謙虚さがありましたね。

 

――謙虚というか若干、卑屈なところも感じますが…。

 

宮原 とにかく悔しかったですね!

 

――悔しい第1回を経て、第2回大会(12年2・19仙台サンプラザホール)では試合が組まれませんでした。

 

宮原 仙台ですよね? 会場にも行ってなくて、たぶん映像で見たと思います。仙台だと遠征なので、当時の僕みたいなのは行けなかったです。

 

――前回大会から12年が経ち、今回は全日本プロレスの代表として堂々と名を連ねました。

 

 

 

■ベルトがあれば最高で、分かりやすいけど、ベルトがなくてもオレが行かなきゃなって、うっすらとは思ってましたね。

 

 

――ただ、ベルトを持っていない状態で参加することには納得がいってないんじゃないですか?

 

宮原 でももう、そういう自覚がありますからね。ベルトがなくても僕かなっていうのは感じていたので。

 

――ベルトのある、なしに関わらず、全日本プロレス=宮原健斗だと。

 

宮原 もちろんベルトがあれば最高で、分かりやすいけど、ベルトがなくてもオレが行かなきゃなって、うっすらとは思ってましたね。

 

――今大会の混沌からのリスタート、プロレスで元気を発信するというテーマに関しては、どのような思いがありますか?

 

宮原 いま一番プロレス界で元気なのは僕だと思いますよ。そこはもう最高のシチュエーションというか、『元気があれば何でもできる!』というのは最高の大会タイトルですよ。だから、元気いっぱいやりたいです。

 

――大会全体としてたくさんの元気を届けるものにしたいと。

 

宮原 そのなかでも会見にも出た(棚橋弘至、清宮海斗も含む)3人は責任重大ですよね。この大会を成功させられるかどうかは、この3人に懸かっていると言っても過言じゃないですよ。

 

――むしろ、一番元気がいいと自負する宮原選手がいないと今大会は始まらないですね。

 

宮原 始まらないでしょ! 12年前のねじ込みの男が世の中に夢を与えるでしょ! あれから12年経って、政治的な絡みもすべて自分の力でね。

 

――あまり政治、政治と言うのは…。

 

宮原 そうか、趣旨と合わないか(笑)。ダメですよ、そんなこと言ったら。ピュアにいかないと、ピュアに!

 

 

 

 

■(棚橋とは)最初に闘って、2回目に組んで、もう僕の方がすべて勝っているかなっていうのはあるんですよね

 

――パートナーの棚橋選手とは昨年4月の『後楽園ホール60周年 還暦祭』以来のタッグとなります。前回のタッグ結成時を振り返って、棚橋選手が珍しく「元気で負けた」とおっしゃっていました。

 

宮原 最初に闘って、2回目に組んで、もう僕の方がすべて勝っているかなっていうのはあるんですよね。棚橋さんに、そう言っといてください。それがまた、今度の大会のいい相乗効果になると思うので。

 

――リスペクトしている部分はあるけど…。

 

宮原 もちろん、もちろん! その気持ちはあるけど、リングに上がったら闘いですから。

そういう部分では、(今大会の開催発表)会見のときに棚橋さんが「元気で負けた」と言っていたのは、さすがだなと思いますね。ほかのレスラーだとそういう感情はあまり沸かないんですよ。

でも、棚橋さんは勝ち負けプラスアルファの部分でも勝負しているので、やっぱり凄いなと思いますね。

いまのプロレス界でいうと、棚橋&宮原っていうのは、ピュアに見られるタッグですよね。

なんの汚れもない、凄く明るいというか。

 

――“陽”の雰囲気はありますね。

 

宮原 そういう部分では最高のチームじゃないですかね。

 

――もう一人のパートナーの清宮選手とは初タッグとなりますが、どのような印象ですか?

 

宮原 爽やかすぎるでしょ! 会見とかを見ていても、僕とか棚橋さんとはまた違う爽やかさがありますよね。僕にあんな時代あったかな?って。前回の『ALL TOGETHER』のときにねじ込みって感じてたぐらい、ちょっと……ねぇ?

 

――まったくピュアさを感じないですね。

 

宮原 彼(清宮)にはそういうのがないんでしょうね。

 

――邪心がないんでしょうかね。

 

宮原 時代かもしれないですね。凄く真っすぐな選手だなって思います。なんか瞳を見てたら、そう思いますね。

 

――瞳が汚れていないと(笑)。

 

宮原 彼はまだ26、27歳ですよね? 僕がそれぐらいのときは、だいぶもう吸いも甘いもみたいな感じでしたけどね(苦笑)。

 

――過去は置くとしても、いまのそれぞれの姿を見れば、明るく、爽やかなイメージのトリオになりそうです。

 

宮原 あと世代ですよね。清宮選手が20代、僕が30代、そして棚橋さんが40代っていう。それぞれが見てきた団体、プロレスも違うと思うので、これがまた面白いのかなって。そこも楽しみですね。

 

――このトリオを見れば、それぞれの時代のプロレスも見えてくるかもしれないと。

 

宮原 リングでの佇まいであったり、動きであったり、なんかそういう感じがします。

 

――あと世代がきれいに分かれているのは、この11年間で新陳代謝ができている証拠でもあると思います。

 

宮原 それぞれの時代のトップ選手がいるという意味では、そうかもしれないですね。とにかくそれぞれの団体の明るい選手が集まっているわけだから、キラキラしたいです。

 

 

 

■(対オカダに関して)けっこうゾクゾクすると思いますよ。想像がつかないし、仮に僕がプロレスファンで俯瞰で見たとしても、面白いんじゃないかなと思いますね。

 

 

――対戦相手はオカダ・カズチカ選手&青柳優馬選手&拳王選手となりますが、ホームリングで何度も闘い、組んできた青柳選手と今大会のような状況で対戦することについては、どういう気持ちですか?

 

宮原 不思議な感じですね。青柳選手もこういう舞台の試合に組み込まれるような選手になったんだなっていうのも、全日本プロレスにとってはいいことですよね。違うシチュエーションで対戦したときに、彼自身どういう目で来るのかっていう。

 

――拳王選手とは今年2月のNOAH・東京ドーム大会での6人タッグマッチ以来の対戦となります。

 

宮原 あのときは諏訪魔と拳王っていう絡みがあって、僕は触れてないですからね。だから今回は初(対戦)ぐらいの、気持ち的にはフレッシュな感じですね。

 

――現在、拳王選手は世界タッグのベルトを保持しているので、全日本の選手としては見過ごせない部分だと思います。

 

宮原 この試合に関しては、そういうのはまったく気にしてないですね。フラットな状態でいきます。

 

――そしてオカダ選手とは、ファン待望の初遭遇となります。

 

宮原 プロレスファン的にはこの絡みが非常に注目されるというか、けっこうゾクゾクすると思いますよ。想像がつかないし、仮に僕がプロレスファンで俯瞰で見たとしても、面白いんじゃないかなと思いますね。

 

――オカダ選手にはどのような印象を持っていますか?

 

宮原 僕からどうこうというのはないですけど、同じ世代を生きるレスラーとしては意識せざるを得ない存在ですから。

それはもう、今回の『ALL TOGETHER』の一発でいいと思うんですよね。

このあと何があるかってなっても、たぶんないと思うので、もうこの日だけの絡みで面白いものになるんじゃないですか。

やっぱりトップ選手と絡むのは面白いし、ワクワクしますよね。

 

――全日本5・7大田区大会では内藤哲也選手との初対決が実現しましたが、立て続けに新日本のトップ選手との対戦が続きます。

 

宮原 今年はそういう年なのかなって。今回の『ALL TOGETHER』でのオカダ選手との絡みは見どころというか、僕としても比重を一番大きく持っているところですね。

 

 

 

 

■プロレスファンがよく居酒屋で話すようなことがここで実現するような感じで、勝負論プラスアルファの夢空間を作りたいですね。

 

 

――ここまでの話を聞いていると、とにかく宮原選手が大会を楽しみにしている感じが伝わってきます。

 

宮原 こういうお祭りは好きですからね。

「元気があれば何でもできる!」って謳っているなかで、ちょっと普段のホームリングでのいがみ合いとかとは違ったものを打ち出さないといけない。

「プロレスとはなんぞや?」っていう。

ワクワクするような、この選手とこの選手が絡んだらどうなるんだろう? っていう、プロレスファンがよく居酒屋で話すようなことがここで実現するような感じで、勝負論プラスアルファの夢空間を作りたいですね。

 

――最後に今回の『ALL TOGETHER』に際して、ファンに向けて伝えたいことなどはありますか?

 

宮原 プロレス界も(コロナの影響で)声援が送れないっていう非常事態というか、初めての経験をファンもレスラーもしたと思うんですよ。でも、最近になって声援が戻ってきて、「やっぱりプロレスって声援があってのプロレスだよな」っていうのを再認識したと思うので、またこの6月9日を機にプロレス界がさらに夢のある空間を作れるような日にしたいですね。

 

――その主役として、宮原選手が真ん中に立っているのが理想だと。

 

宮原 いや、おのずと主役になりますから!それを楽しみにしていてほしいですね。

 

『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』
6月9日(金) 開場16:30 / 試合開始18:00  ※第0試合は、17:30開始予定
主催:ALL TOGETHER AGAIN実行委員会
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