「ニューイヤーウォーズ2026」1月25日(日)幕張大会詳報&試合後コメント
ニュース
2026年最初のビッグマッチは、三冠ヘビー級選手権、世界ジュニアヘビー級選手権、全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権という三大タイトルマッチ、斉藤ジュンとサイラスの一騎打ち、MUSASHIと吉岡世起の因縁マッチなど豪華カードが揃った。
〈第1試合〉
8人タッグマッチ 20分1本勝負
安齊勇馬 ライジングHAYATO 小藤将太 “ミスター斉藤”土井成樹 vs 本田竜輝 綾部蓮 井上凌 吉田綾斗

個性的なイケメンレスラーが揃ったオープニングマッチは、試合開始前から”ミスター斉藤”土井成樹と2AW・吉田綾斗が互いを意識。小藤将太と井上凌の対戦でスタート。腕の取り合いから井上がタックルで弾き飛ばすと小藤はアームドラッグ。本田竜輝とライジングHAYATOの元ELPIDA対決は、本田が猛突進して反則カウント1・2・3・4!。HAYATOも鮮やかなホイップを決めてバク宙からPUNKポーズで持ち味を発揮する。安齊勇馬vs吉田という注目の顔合わせ。吉田がラフプレーを仕掛ければ、安齊は打点の高いドロップキック。さらに安齊は小藤との連携を狙ったが、吉田が巧みな切り返し。ここから小藤が捕まる展開に。綾部蓮が厳しく攻め立てると、本田が逆エビ固めでギブアップを迫る。吉田のフロントハイキックを被弾した小藤だが、ドロップキックで一矢報いると、土井が暴走ファイトで吉田に襲い掛かった。綾部が立ちふさがり、安齊と熱戦を展開。安齊はドロップキックからスロイダー。綾部もフルネルソンバスターでやり返す。再び小藤と井上のマッチアップ。小藤が高速のムーブでペースを握ると、パートナーが加勢しての連続串刺し攻撃からフィッシャーマンズ・スープレックス。8人が入り乱れる目まぐるしい主導権争いから安齊と小藤が井上にダブルのドロップキック。小藤はミサイルキックからロックスターバスターを狙ったが不発。丸め込みの連発もカウント2止まりで井上がカウンターの強烈なソバット。カカト落とし、グーパンチ、バズソーキックとラッシュを仕掛けた井上は、大観音スープレックスにつないで奮闘した小藤から3カウントを奪取した。
〈本田組のバックステージコメント〉
本田「前回の新木場でも言ったけど、俺はこの180cm、110kgという体型で全日本プロレスのヘビー級を全員ぶっ飛ばしてやるんだ。オイ、今年は絶対、俺が飛躍するぞ。みんな楽しみにしておけ」
綾部「幕張メッセ、全日本プロレス約1年ぶりか?今日第1試合で思ったことはただ1つだ。吉田綾斗、思ったより小さかった。以上。さぁメインの三冠戦、タロースの闘いを見届けよう」
吉田「全日本プロレス、俺が言いたいことはひとつだけや。幕張の時だけ呼ぶんやめろ!それ以外も呼べ!腹立つヤツばっか集めやがって」
井上「3カウントだ!奪ってやったぜ小藤将太から。俺の今の目標、沖縄大会挟んでるけどさ、来月のJr.タッグフェス、望月ジュニアと優勝して、その先に見えるアイツの親父・望月成晃&ドン・フジイ、アイツらからアジアタッグ獲ることだよ。でもさ、ジュニアタッグ、俺にとって借りがある人間ばっかりなんだよ。そこを必ずぶっ倒して、望月ジュニアと即席?そんなこと関係ない。ちゃんと共通点いっぱいあるはずだよ、2002年生まれ、蹴り使い、今年年男なんだよ俺!必ずさ、チャンスをものにしてみせる」
〈安齊組のバックステージ〉
安齊「今日幕張大会、第1試合。俺が大晦日に勝っていれば、今日きっとメインイベントで三冠戦だったのでしょう。これが現在の俺の立ち位置。ただ、この幕張大会のテーマは『今年の顔はオレだ』。今日だけじゃない、俺はこの1年かけて、この全日本プロレスの顔になります」
土井「今日は組んだけどな、いよいよ来月からJr.タッグフェスティバルが始まるな。開幕や!もちろん優勝すんのは、ミスターとセニョールや!」
HAYATO「まぁ、ああいう意見もあるみたいだけど。どう考えてもアツハヤしかいないでしょ。今、全日本プロレスジュニアでちゃんと名前憶えられてるタッグチーム、俺らしかいないよね。Let‘s Punk!」
小藤「ジュニアタッグに向けて、いいスタート切ろうと思ってたんですけど…。井上凌、もっともっとやり合いたい。今日負けて言うのはなんだけど、俺は必ずオマエを超えてやるから。まずはジュニアタッグ決勝まで上がってやる。そこで俺ともう一回戦え」
〈第2試合〉
全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第11代王者組】大森北斗 羆嵐 他花師 vs 諏訪魔 鈴木秀樹 田村男児【挑戦者組】

諏訪魔が佐藤光留の欠場を受け、鈴木秀樹・田村男児と組んで北斗軍が保持する全日本プロレスTV認定6人タッグ挑戦。第11代チャンピオンチームの大森北斗&羆嵐&他花師は、昨年5月の王座奪取からチームの結束を深めながらベルトを守り抜き、連続防衛記録を更新中。今回が7度目の防衛戦となる。
秀樹と田村はEvolutionのTシャツを着て入場し、半年ぶりのゼンニチマット出陣となった諏訪魔も選手コールと同時にEvolutionタオルを広げてアピール。“暴君”諏訪魔が奇襲を仕掛けると、秀樹と田村も続いて試合開始のゴング。いきなり場外で大乱闘が繰り広げられる。Evolutionが主導権を握ったが、北斗軍もコンビネーションで対抗。田村にターゲットを絞り、ラフファイトを織り交ぜて試合を優位に進めていった。田村がダイビング・ショルダータックルでピンチを突破すると、秀樹が羆嵐の腕、足、首を潰していく。羆嵐はアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ、そのままバックフリップ。他花師は地獄突きで追撃。諏訪魔はダブル逆水平、スロイダー。Evolutionが連続トレイン攻撃を狙ったが、他花師が地獄突きで無双状態。諏訪魔にチャンピオン・カーニバル2019(延髄斬り)を叩き込むと、北斗と羆嵐がやって来て諏訪魔に集中砲火。北斗軍スペシャルで仕上げにかかったが失敗に終わる。10分経過、諏訪魔はダブルチョップ&ラリアットで羆嵐&他花師を排除。北斗を孤立させると、強烈なラリアットから秀樹と同時ドロップキック。一気にバックドロップで豪快にぶん投げると、北斗軍の長期政権に終止符を打ち、Evolutionが第12代チャンピオンチームに輝いた。
〈Evolutionのバックステージコメント〉

諏訪魔「久々に全日本に来たら、どうなってるかと思ったけど軽いな。厳しさが全然足んねぇよ。なんかこんなもんか?だったらリング上で言ったけどさ、Evolutionが厳しいプロレスってものを叩き込んでやる、みんなに。差別ねぇよ。みんなボコボコだ」
秀樹「区別だな。差別じゃねぇな」
諏訪魔「そこをツッコむと、またいつも通りになるだろ」
秀樹「今のカットだな。問題発言だ。いいよ。好きなことやれ、オマエはいいから」
田村「やりましょうよ、もっと」
諏訪魔「うるせぇな、オメエがやれ」
田村「俺がやるんだよ、コノヤロー。やるっつってんだろ」
秀樹「何で喧嘩すんだよ」
〈北斗軍のバックステージコメント〉

他花師「チクショウ!チクショウの湖!」
北斗「長期政権の終わりは儚いな…俺たち何回防衛したんだ?絶対王者と呼ばれる俺たちに勝てる3人なんていないって言われてたけど、こんなにあっさり終わるもんなのかって、俺はびっくりした。だけど1回崩壊してもよ、また次、新しい政権を築けばいいだけだろ」
他花師「上向いていこう」
北斗「一週間後、沖縄。(世界タッグ王座戦で激突する)タロース&綾部、倒しちまえばよ。作れるだろ、新しい政権を。」
羆嵐「もちろん政権を作るよ、ベルトも獲るよ。その前によ、今日の敗因なんだか分かるか?
北斗「なんだ?」
羆嵐「見ろ、コスチュームが違うんだよ、オマエ(北斗)だけ。どこがワンチームなんだよ」
北斗「逆になんでオマエら合ってんだよ」
羆嵐「繋がり合ってるからだろ。6人タッグと言えば、これだろ」
北斗「オマエ、他花師から連絡来たんだろ!なんで他花師は俺には連絡しないんだよ!」
他花師「LINE知らんから…」
北斗「クソー!」
羆嵐「今日の敗因はオマエのコスチュームだ」
北斗「連絡してくれよ…」
他花師「オールジャパン、最後にこれだけは言っておこう。千葉とかけまして、もうちょっとで落ちそう…、オイ、オイ、落ちそう…と解きます。その心は、らっかせい(落花生/落下せい)。釈羅不」
〈第3試合〉
スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
MUSASHI vs 吉岡世起

大晦日のアジアタッグ陥落後、衝突を繰り返し、空中分解となったMUSASHIと吉岡世起。2.15後楽園ホール大会から開幕する『ゼンニチJr.タッグフェスティバル』を前に、むーちゃんせーちゃん遺恨決着戦が組まれた。昨年の5月18日に大田区大会で行われた世界ジュニア戦以来となるシングルマッチ。この時は、吉岡がクラッシュドライバーで勝利している。
ゴングと同時にMUSASHIが襲い掛かり、そのまま場外戦に突入。吉岡を客席に投げ捨て、鉄柵に叩きつけていった。リングに戻された吉岡は、ロープ越しのジャンピング・ハイキックで反撃。サッカーボールキックを叩き込むと、ラ・ケブラーダを発射した。あいぞうにじむエルボー合戦から、吉岡は蹴り、MUSASHIは逆水平チョップを打ち込む。猛打で前に出たMUSASHIが低空ドロップキックから始まる得意のコンボ。さらにエクスプロイダーを決めたが、吉岡がすぐに立ち上がりPKをブチ込んだ。再び両者、得意の打撃で意地の張り合い。吉岡がシザースキックを放てば、MUSASHIはファルコンアローでグサリ。互いを知り尽くした両者だからこその先の読み合いからMUSASHIがエクスプロイダーの連発から
エストレージャフトゥーロ。カウント2。二天一流から逃れた吉岡は、ステップ式ハイキックからクラッシュドライバーの体制。決めさせないMUSASHIは、得意のジャベ・トルトゥーラで捕獲。ロープエスケープとなっても、二天一流で突き刺さんとする。吉岡がリバースフランケン、顔面を打ち抜くとトルベジーノからラ・マヒストラルへ。これを読んでいたMUSASHIが電光石火の丸め込みでカウント3。呆然とする吉岡にアッカンベーをして挑発すると、足早にバックステージへ下がっていった。

〈バックステージコメント〉

MUSASHI「勝ったねー。勝ったよ。吉岡世起、ずいぶんスカしてたみてぇだけど、そんな俺に負けた気分はどうだ、吉岡?最後丸め込み。ああいう勝ち方もできるんだよ。あいつに対してはもう、これ以上言うことないよ。以上だよ。次はJrタッグフェスティバル、なんだっけ?ススヨシだっけ?そのススヨシとやらのタッグ力ってものをさ、俺たち初戦で当たるんだろ?タッグ力を見せてくれよ。俺は今、乗りに乗ってるイケメンの小藤将太選手と組んでアジアタッグを取り返すよ。以上」

吉岡「あぁ、クソー…。MUSASHIのヤロー、あんな勝ち方で満足か?どっちかが潰れるまでやり合うと思ってたよ。何だ?あいつなりに無い頭でも使ったんか?たまには使ってみるもんだな。コノヤロー。でもよ、本番はジュニアタッグトーナメントなんだよ。そこで、この借りはキッチリ返させてもらうぞ」
〈第4試合〉
スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
斉藤ジュン vs サイラス

斉藤ジュンvsサイラスという超ド級のスーパーヘビー級バトルが実現。両者は、2023年のチャンピオン・カーニバル、2024年の王道トーナメントで対戦しており、いずれもサイラスがリバース・スプラッシュでジュンを圧殺している。
のっけからエンジン全開の2人が大地を揺るがす壮絶な肉弾戦。場外でも激しく火花を散らす。大暴走のサイラスがイス攻撃で圧倒すると、放送席の斉藤レイを挑発しながら兄を痛めつけていった。リングに戻ってもサイラスの猛攻が続き、ヒップドロップを連続投下。苦しい時間が続くジュンは、串刺し攻撃をかわすとフロントハイキック。ボディブローやローリング・ラリアットを叩き込んでいくが、カウンターのニールキックを被弾して失速する。突進を受け止めたサイラスが荒々しくマットに叩きつけると、リバース・スプラッシュでフィニッシュへ。なんとか迎撃したジュンは、ビッグブーツで反撃の狼煙を上げた。再びサイラスがリバース・スプラッシュを狙うと、ジュンがコーナーで捕らえて雪崩式チョークスラム。3カウントが奪えないとみるや、Dying Lightで顔面を打ち抜き完全粉砕。3度目の正直で怪物・サイラスからシングル初勝利を収めた。
〈バックステージコメント〉
ジュン「超ド級のスーパーヘビー級、サイラスに勝ったぜ。だいぶ攻められはしたが、ふぅ。やっぱりデカいな。だが、キッチリとDOOMしたぞ。これでやっとやりたいことができる。すぐ分かるから。DOOM」
〈第5試合〉
HAVOC vsバカの時代 京葉海浜2番勝負 第2戦 タッグマッチ 30分1本勝負
潮﨑豪 芦野祥太郎 vs 関本大介 真霜拳號

“HAVOC”潮﨑豪&芦野祥太郎と“バカの時代”関本大介&真霜拳號が1.18新木場大会に続いて激突した京葉海浜2番勝負の第2戦。第1戦は真霜がレフェリーの隙をついての急所蹴りから真剣を叩き込み、芦野から3カウントを奪った。
先発は芦野vs真霜となり、芦野が強烈なエルボーで先手。GAORA TV王者・関本が入ってくると、潮﨑との合体技でHAVOCのチームワークを見せつける。出鼻をくじかれた関本はコーナー上の潮﨑をラリアットで打ち落とし、場外戦でペースを握る。リングに戻ってもバカの時代が素早いタッチワークで体力を温存しながら潮﨑を攻めていく。潮﨑は関本のチョップで胸が真っ赤となったが、ひるまずに打ち返してブレーンバスターをリバース。タッチを受けた芦野がドロップキックで直撃させて俵返し。追撃のスープレックスは投げ切れず、関本がブレーンバスターでぶっこ抜く。バカの時代が連続串刺し攻撃。関本のショルダーバスターから真霜がサッカーボールキック。真霜が腕ひしぎを仕掛けると、芦野はアンクルロックで切り返す。背後から忍び寄った関本がジャーマンで引き剥がすと、潮﨑が急行してバックドロップ。芦野は投げっぱなしジャーマン、ザイオンを彷彿とさせる打撃のラッシュからスクリューエルボー。アンクルロックを決めさせない真霜は、レフェリーの死角を突いて急所蹴り。新木場の再現を狙ったが、芦野が真剣を受け止め潮﨑のラリアットを呼び込む。潮﨑と関本がラリアット合戦。潮﨑が気合でねじ伏せると、真霜を捕えた芦野がジャーマンの体制に入り、潮﨑は袈裟斬りチョップで加勢。このチャンスを逃すわけにはいかない芦野は、捻りを加えたバックドロップをカウント2で返された瞬間にアンクルロック。真霜の動きを完璧にコントロールすると、レフェリーストップで試合終了。芦野が雪辱を果たす結果となったが、ギブアップをしていない真霜は和田京平レフェリーに猛抗議した。

バックステージで芦野は、2番勝負が1勝1敗で終わったことを受け、決着戦を提案。敵地・2AWに乗り込む構えを見せ、「シングルでもタッグでも何でもいいよ。いい返事を待ってますよ」と真霜にメッセージを送った。バカの時代側のバックステージには、羆嵐が現れ、関本への特別な思いを明かしてGAORA TV王座挑戦を直訴。関本は「勝負だ、コノヤロー。やってやる!」と迎撃体制に入り、初防衛戦が急浮上した。
〈HAVOCのバックステージコメント〉
芦野「獲ったぞ、獲ったぞ。レフェリーストップだけど勝ちは勝ちだ。真霜拳號、レフェリー止めてなかったらどうなってた?てめえの左足首は今頃、俺のここにあるよ。折るだけじゃねぇぞ。ねじり折ってやる、ぶち殺してやるんだ、コノヤロー。足首からやってやるんだ。金的?舐めんじゃねぇぞ、俺らを。やってやるよ。まぁ1勝1敗だよ。俺と真霜拳號で1勝1敗ということは決着をつけるのはどこですか?全日本プロレスで2回やってもらってるんで、俺が行っちゃおうかな、2AW」
潮﨑「よし!」
芦野「俺、行ってやろうかな。HAVOCが行ってあげようか?いつでもいいぞ。近くだったらどこだ?どこでもいいよ。大きい会場の方がいいな。大きい会場でやれ、大きい会場。真霜、試合しろ。乗り込んでやるから。シングルでもタッグでも何でもいいよ。いい返事を待ってますよ」
潮﨑「リング上でも見たように芦野祥太郎、真霜拳號、熱いね。シングルやるのか?」
芦野「やってやるよ。シングルでもタッグでもいいよ。なんなら明日でもいいぞ。どこでもやってやるよ」
潮﨑「HAVOCの芦野祥太郎のこの強さを見せつけてやるよ」
芦野「足首をねぎりちぎってやるよ。ねぎりちぎるだよ!」
潮﨑「そんな言葉あるんですか?ねぎりちぎろう!」
芦野「よっしゃ、豪さん。オーストラリアのザイオンとアメリカのオデッセイもきっと今、これやってると思うんでやりますか。俺たちがー」
潮﨑「俺たちがー」
潮﨑&芦野「俺たちがーHAVOC!」
〈バカの時代のバックステージコメント〉
真霜「こんなもんで終われるかってんだ、くそったれ!しょうがねぇ。今日の負けはしょうがねぇ、認めてやるよ。だけどな分かってんだろ、てめぇも。もう1回だ。まだまだHAVOCとは続けてやるっつってんだ。俺からのサービスだ。ちゃんとギブアップ獲るチャンスやるよ」
関本「すげぇな。オイ、芦野。そして潮﨑。てめぇチョップたくさんやりやがったな。もっとやり合おうぜ。これ(GAORA TV王座)持ってんだ。やり合おうぜ、どんどんよ」
羆嵐「関本さん、そのGAORAのチャンピオンベルトにこの俺、羆嵐、挑戦させてください」
関本「おぁ!ついに来たな、オイ」
羆嵐「関本さん、俺はあなたに憧れてプロレスラーになったんです。俺は身長が低くても体を横に作れば、どんな相手でも倒せると。それを体現するあなたに憧れてプロレスラーになったんです。だからあなたの持ってるそのベルトにこの俺、羆嵐が挑戦して、あなたを超えます」
関本「OK!」
羆嵐「俺の挑戦受けてくれますか?」
関本「もちろんだ、コノヤロー!ガンガン受けてやる。120%、200%の力で勝負だ」
羆嵐「真っ向勝負ですよ、真っ向勝負」
関本「勝負だ。GAORA TVかけて羆嵐、関本、勝負だ、このヤロー。よっしゃ、やってやる」
羆嵐「完璧な状態で関本大介を迎え撃つ。そして必ず勝つこの俺、羆嵐から目を離すな。ハァー」

〈第6試合・セミファイナル〉
世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第72代王者】青柳亮生 vs 立花誠吾【挑戦者】

第72代世界ジュニアヘビー級王者・青柳亮生は、1.3後楽園ホール大会でKURAMAを破り4度目の防衛に成功。試合後に立花誠吾が挑戦を表明し、挑戦を受諾した。立花は、2025年3月9日に当時の王者・MUSASHIに挑んで以来、10か月半ぶり2度目の世界ジュニア挑戦となる。
両者はシングル初対決。ゴング直後にアニキコールが発生するも、亮生が先制してドロップキック。立花が場外に逃げると、バク宙から「あぁん」とヤンキー座りで挑発。追撃を許さない立花は高速バックドロップで投げると、場外戦ではカニバサミで鉄柵に叩きつけDDTで追撃。リングに戻っても首攻めが続きクロスフェースで締め上げていく。コーナーからクロスボディを発射すると、亮生のドロップキックで逆襲。今度はチャンピオンが場外でチャレンジャーを痛めつける。腹部にダメージを蓄積させていき、その場飛びムーンサルトプレスを決めると、ボディシザースでスタミナを奪う。ボディへのエルボーに苦悶の表情を浮かべた立花だが、「ぜんぜん効かねぇ」と強がりSTOで形勢逆転。ケンカキック、串刺しエルボー、ブレーンバスターの追加攻撃からアングルスラム狙い。逃れた亮生はアクロバティックなムーブで相手のリズムを乱してドロップキック。立花がエルボーでやり返してもブレーンバスターをリバースして主導権を譲らない。それでも立花は執念で喰らいつきクロスフェース。エプロンでスリリングな攻防が続く中、立花のイケメン落としが炸裂。さらに追撃のトペ・コンヒーロも飛び出し、グロッキー状態の亮生に猛チャージ。スピアで突っ込んでいくと、雪崩式アングルスラムが大爆発。勝利を確信してカバーに入ったがカウント2.9。ならばと、後頭部、顔面に渾身のエルボー。これでも王座移動とはならず、猛攻を耐え抜いた亮生がロコモーション式のフィッシャーマンズ・スープレックス。ハンドスプリング・レッグラリアットをお見舞いすると、得意のハウザーインパクト。チャンピオンが必勝パターンに持ち込むが、立花は足にしがみついてコーナーに上がらせない。亮生は立花をコーナーにあげると雪崩式フランケンシュタイナー。ムーンサルトプレス2連発はカウント2となり、ファイヤーバードスプラッシュ。立花がギリギリで回避して自爆となる。25分経過。丸め込み地獄を突破した立花は、ラリアットで正面突破してイケメン落とし。肩を上げた亮生がラ・マヒストラル、旋風脚で流れを変えても、ヤンキーハンマーでシャットアウトする。アングルスラムからエルボーで射抜くと、全身全霊のヤンキーハンマーで熱戦に終止符。ゼンニチジュニアのエースから歓喜の勝利をあげ、第73代世界ジュニアヘビー級チャンピオンが誕生した。
会場のファンは大きな拍手と歓声で苦労人・立花を祝福。新たなピープルズ・チャンピオンは、ゼンニチジュニアにどんな景色をもたらすのか。立花自身も「亮生より素晴らしい試合をして、俺がもっと価値を上げてやるから」と豪語し、世界ジュニア王者として自らに試練を課した。
〈リング上のマイク〉

立花「勝ったぞー!オイ、オマエらぜってぇ俺が負けると思ってただろ、てめぇら薄情もんだ。でも、この世界ジュニアのベルト亮生がめちゃくちゃ価値を上げた。そんで、とんでもない歴史のあるベルトを俺が巻いた。その自覚を持って全日本上がるぞ、コノヤロー。これから俺の防衛戦楽しみにして全日本の会場来い!あぁん、コノヤロー!」
〈バックステージコメント〉

立花「オイ!見たか、オラ!この間、記者席にいたヤツ、誰だ?オマエいたよな?なんて質問をした俺に?覚えてるか。青柳亮生に『防衛するのは当然だとして』って言ってたよな。いいか、世の中に当然なんてことはないんだよ。わかったか?コノヤロー。まぁまぁ、そんな話は置いといて、亮生に勝った。今の全日本のジュニアって、まぁ傍から見ても、亮生が自分で分かっていると思うけど、あいつが間違いなくエースだよ。だけどな、HAYATOとか男児とかいるだろ。でもな、誰よりも面白ぇライバルに俺がなってやるよ、これから。この世界ジュニア、どんな歴史か俺がファンの時から見てんだ。どんな歴史があるかなんか、わかりに分かってる。その自覚を持って、そんでもっともっと亮生より素晴らしい試合をして、俺がもっと価値を上げてやるから。テメエら、楽しみにしてろよ、この野郎。あぁん。よし、これで俺が体中にベルトを巻く数の1本目だ」

亮生「強すぎる、本気のアニキめちゃくちゃ強いな…、あぁ悔しい!次もあるしな。もうタッグトーナメントか。あぁ悔しい。でも、1回戦当たるな、立花&阿部史典。もう負けないよ。青柳亮生はもう負けない。こんな悔しい思いはもうしたくない。アツハヤで優勝して、アジア取り戻して、そのあと世界ジュニアも取り戻すぞ。それまでアニキ持ってろよ」
〈第7試合・メインイベント〉
三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第76代王者】宮原健斗 vs タロース【挑戦者】

身長2m13cmを誇るタロースは、綾部蓮とのタッグ“タイタンズ・オブ・カラミティ“で2025年暮れの世界最強タッグ決定リーグ戦を制覇すると、1.2後楽園ホール大会でザイオン&オデッセイから世界タッグ王座を奪取。タッグの頂点を極めると、「サンカンチャンピオンになりたいです!ミヤハラさん!」と第76代三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗に挑戦状を叩きつけた。タロースが勝利すれば5冠達成と同時に、8人目の外国人チャンピオン誕生となる。三冠史上最大のチャレンジャーを迎え討つ宮原は、昨年9月に斉藤ジュンを破り、2年7か月ぶり7度目の戴冠。防衛ロードでは、潮﨑豪、大森北斗、安齊勇馬を撃破して、2025年の戦いを締めくくると「この日本プロレス界を俺は引っ張るぞ、2026年!」と高らかに宣言。一時はタロースへの苦手意識を露わにしたが、シャットダウン・スープレックス葬を予告して王座戦に臨んだ。
2026年一発目の三冠戦で実現した宮原とタロースの初シングルマッチ。会場が緊張感に包まれる中、ロックアップすると、タロースが規格外のパワーを見せつける。宮原がタックルを仕掛けてもビクともせず、逆に巨体を浴びせてなぎ倒した。場外に下りた宮原は機動力でかき乱し、鉄柱や鉄柵を利用してタロースの腕を締め上げる。怒ったタロースは鉄柵に衝突させて、重いハンマーパンチをお見舞い。椅子をリング上に投げ入れるなど暴走が止まらない。宮原をロープに張り付けにして殺気すら感じさせる締め技も見せた。劣勢を強いられた宮原はロープへのスタンガンで反撃してドロップキックのコンボ。早くもシャットダウンの体制に入ったが、投げることができず、ダイビング攻撃もタロースに受け止められベアハッグを極められた。タロースの進撃は止まらず、エプロンから場外の宮原に衝撃のダイブ。大の字となった宮原はカウント9でリングに生還。タロースが串刺しボディアタックを連発して、豪快なサイドウォークスラム。ダメージが大きく立ち上がることができない宮原だったが、ケントコールを浴びて復活。ビッグブーツをかわすと、低空ドロップキックで崩していった。脇腹を抑えて苦しい表情を見せた宮原に、タロースはカウンターのヒザ、ヘッドバット、エルボーと猛烈な連打。コーナーからのタックルは不発に終わったが、抱え上げた宮原をコーナーに投げ捨てる荒技。チャンピオンがブラックアウトで抵抗しても、倒れ込むようにラリアットを叩き込む。エルボーを受けきったタロースは、一撃で黙らせ両手を広げて雄叫びを上げると、コーナーに顔面を叩きつけてからビッグブーツを爆発させる必勝パターンに持ち込んだ。しかし宮原はカウント2.9でキックアウト。ハイアングル・チョークスラムから抜け出した宮原は、一心不乱にブラックアウトを発射。怒涛の4連発でタロースが崩れ落ちると、シャットダウン・スープレックスで完璧に投げ切り、ついに大巨人を攻略した。
有言実行のシャットダウン葬、V4を果たした宮原が勝利の余韻に浸る間もなく、第4試合でサイラスとのモンスターバトルを制したジュンがリングイン。「2月23日大田区大会で俺の挑戦を受けろ」と宣戦布告すると、弟・斉藤レイの復帰戦が行われる同大会を“斉藤ブラザーズの日”にする野望をブチ上げた。挑戦表明を受けた宮原は、「受けない」と拒否。「斉藤レイの復帰戦があるということは、オマエがその日このベルトに挑戦したら、斉藤ブラザーズの日の勢力が拡大してしまう」「多数の東北のファンが駆けつける。そしたら俺にとってアウェーだ。だからやらない」と理由を述べた。
ジュンは「決めるのは会社とPWF、そして観に来てくれているファンのみんなだ」と正論をぶつけて退場。宮原はブーイングとケントコールを浴びても、「2月23日は受けないからな」と一辺倒だった。果たしてジュンは宮原に三冠挑戦を認めさせることができるのか、今後の動向、リング上の戦いに注目が集まる。
〈リング上のマイク〉

宮原「2m13cm、タロースをシャットダウンしてやったぜ。さぁ幕張メッセ、今日は最後まで応援ありがとう!俺は今日、防衛を果たし次…」
※ジュンがリングイン
ジュン「宮原健斗、最高の試合だったぜ。おめでとう。やっぱりあんたにそのベルトはよく似合う。だが、オマエ以上に似合うヤツがいるのを知ってるか?この俺、斉藤ジュンだ。宮原健斗、2月23日、大田区大会で俺の挑戦を受けろ。23日は弟・レイの復帰戦もある。斉藤レイの完全復活、そして斉藤ジュンが三冠チャンピオンになる23日、大田区大会を斉藤ブラザーズの日にしてやる。もう一度言う、俺の挑戦を受けろ。
宮原「オマエの言いたいことはよーく分かった。2月23日、大田区総合体育館だな。受けない。なぜだか分かるか?大田区総合体育館は、弟の斉藤レイの復帰戦があるということは、オマエがその日このベルトに挑戦したら、斉藤ブラザーズの日の勢力が拡大してしまう。分かるか?斉藤ブラザーズの日なんて言った日にゃあ、オマエら東北の仙台で夕方の番組やってるだろ。オマエらが斉藤ブラザーズの日なんて言ったらな、多数の東北のファンが駆けつける。そしたら俺にとってアウェーだ。だからやらない」
ジュン「俺はそれをやりたいんだ」
宮原「俺は譲らないからね。いいか、なんで俺がスーパースターとこの日まで言われたか教えてやろうか。アウェーで試合をしてないからだ。俺は会場の人気が無いと試合をしたくないんだ。2月23日、大田区総合体育館で組まれた日にゃあ、アンタたち、斉藤ブラザーズの日で会社も背中を押すだろう。そんなアウェーの中、俺は挑戦を絶対に受けない。以上だ。帰れ。改めて言うぞ、2月23日挑戦は受けない。帰れ」
ジュン「残念だがオマエにその権限はない。決めるのは会社とPWF、そして観に来てくれているファンのみんなだ。オマエは必ず俺と闘うだろう。宮原健斗、DOOM」
宮原「いいか、幕張メッセ。この世界は厳しい世界だ。アイツがDOOMと決め台詞を言おうが、俺は絶対に受けない。強いて言うならファンの意見なんか関係ねえから!(場内ブーイング)もう一度教えてやる。ファンの意見なんて関係ねぇから!もう俺は今日、機嫌斜めだ。終わりだ 。(ケントコールが発生してリングに戻る)いいか、あなた方がケント、ケントといくら言おうが、2月23日は受けないからな。ただ、一応俺も社会人だから締めとこうか。いいか、2月23日のことは受けないと俺が言った以上は、もう2月23日、東京・大田区総合体育館で実現することはない。ただ、幕張メッセにお越しのみなさまには感謝しよう。ありがとよ。最後に幕張メッセのみなさんに聞きたーい、全日本プロレス、最高ですかー?(最高!の返答)幕張メッセ、最高」
〈バックステージコメント〉

宮原「しゃあ、乗り切った、乗り切ったぞ。2m13cm、タロースをシャットダウンで投げると言って、正直、俺は未経験だ。あんなデカい男をシャットダウン・スープレックスで投げたことはない。それは怖さもあったさ。タロースという強敵と同じぐらいシャットダウンで投げると宣言してから、そりゃあ怖いさ。人生と一緒だな。自分自身にプレッシャーを与え、それを乗り越えた時、またさらに1つ俺に強さ、そして最高さが身についた。いやー、宣言して、正直怖かったぜ。投げれなかったらどうしようってな。それを期待したファンのみなさんを裏切ることになる。俺のプロとしてのポリシーとして、それは無いからな。よかったぜ。ホッと一息だ。そして、2月23日、東京・大田区総合体育館で、挑戦したいという男・斉藤ジュン。改めてこの場所でも言う。2月23日はテメエら斉藤ブラザーズの記念日なんかにしねぇんだよ。いいな。受けないぞ。これは本当だからな。何の振りでも何でもないから。受けないからな。いいか、これは全日本プロレスに言ってるんだからな。2月23日、斉藤ブラーズの日とテーマを打ち、東北の夕方のお茶の間の番組で活躍するあいつらを、東北からも集めようという魂胆は丸見えだ。だから、そんなアウェーの中、俺はやらないからな。スーパースターというのはな、アウェーの中ではやらないんだ。自分に有利な条件で戦うのが、ここの位置まで築いたスーパースターのやり方だ。2月23日は受けない。受けないぞ、本当だからな。大田区総合体育館、受けないからな。いいか。2月23日、斉藤ジュン、テメエの挑戦は受けない。2月23日、俺は誰とやろうかな」
ジュン「リング上で言ったとおりだ。次の三冠ベルトに挑戦するのは、この俺・斉藤ジュンだ。宮原健斗、タロースから三冠ベルトを守り抜いたな。さすがだぜ。確かに宮原健斗はあの三冠ベルト、よく似合うかもしれない。だが、俺のほうがもっと似合う。そろそろ返してもらうぜ。2月23日大田区だ。DOOM」