「ゼンニチ春のファンまつり2026〜Road to チャンピオン・カーニバル〜」4月3日(金)新木場大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「ゼンニチ春のファンまつり2026〜Road to チャンピオン・カーニバル〜」4月3日(金)新木場大会詳報&試合後コメント

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 4月12日(後楽園ホール)から開幕する『チャンピオン・カーニバル2026』を控えて、今大会ではカーニバルでの対戦を控えた選手たちによる前哨戦をメインに6試合をラインアップ。また、“ファンまつり”の大会名通りに来場者プレゼント企画、一夜限りの紙テープ解禁など趣向を凝らした試みも見られた。

<第1試合>
シングルマッチ 20分1本勝負
×小藤将太 vs 〇関本大介

 3・21安中大会では青柳優馬とのシングルが組まれた小藤将太が、またしてもヘビー級の実力者との一騎打ちに臨む。

 ロックアップから関本がロープに詰めて、クリーンブレーク。再び組み合い、小藤がバックに回ると、腕を取っていく。ヘッドロックで締め上げると、関本が切り返してスナップメイヤーからスリーパーホールドで捕獲。小藤がロープエスケープ。小藤はカウンターのドロップキックからコルバタで投げ、コーナーに詰めると逆水平チョップを連打する。すると関本も体勢を入れ替えて、お返しのチョップ連発。小藤のオーバーハンドチョップを受け止めると、逆水平チョップ一発で倒し、ネックツイストからネックブリーカー。さらにキャメルクラッチで猛烈に締め上げる。小藤がロープエスケープ。小藤はショットガン式ドロップキック、コーナーから反転してのクロスボディーアタック、ミサイルキックと攻勢に出る。フィッシャーマンズ・スープレックス狙いは関本が切り返して、ショルダーバスター。さらに長座の小藤にランニング・ボディーアタックを放つもカウント2。関本が「終わりだ!」と宣言してブレーンバスターの体勢。しかし小藤がリバースし、ランニング・エルボー。関本もヘッドバットを返し、抱え込み式バックドロップもカウント2。ならばと強烈なラリアットを叩き込んで、小藤を退けた。

<関本のコメント>

関本「いや~、小藤、元気がいいな。おい、凄いぞアイツ。なかなかイキがよくて、全日本プロレスの将来、おもしれぇんじゃねえか? おい、小藤。もう一回、やろうや。何回でもやろうよ。楽しかった。ありがとう、小藤」

<小藤のコメント>

小藤「毎回、同じコメント、毎回同じこと言ってる。情けなくて仕方がない。ヘビー級が相手だろうと、負けることはダサいんだよ。ジュニアだろうと、負けるのはダサいんだよ。だから俺はなジュニアのままもっと強くなって、ヘビー、オマエら全員ぶっ倒してやるから、よく覚えとけ。関本大介、最後のラリアット、よくないよ」

<第2試合>
タッグマッチ 20分1本勝負
青栁優馬 ×大森北斗 vs 〇真霜拳號 宮本裕向

 チャンピオン・カーニバルには不出場の青柳優馬と大森北斗がタッグを結成し、バカの時代コンビと対戦。

 真霜はいつも通りに選手コール時の「ましもん」に不満を示す。北斗が優馬を制して先発を買って出て、真霜と対峙。ゴングと同時に熱烈な「ホクト」コールが飛ぶ。ロープに詰めた北斗がブレークと同時にナルシストポーズ。互いに髪の毛を掴み合い、もみ合いながらもそれぞれパートナーにタッチ。優馬がバックエルボーで宮本を倒して、羽交い締めにして北斗を呼び込む。しかし、ロープに飛んだ北斗は真霜に足を引っ張られ、続けて優馬も足も引っ張られてマットに顔面を痛打。優馬が相手チームから顔面を痛めつけられる。北斗は「正々堂々とやれ!」「ジジイども!」と相手2人を挑発。さらに優馬を「相棒!」と呼ぶも、相手チームにペースを握られて防戦から脱することはできない。それでも優馬は宮本にロックボトムを決めて北斗につなぐ。

北斗は宮本にエルボーバット、スタナーと畳みかけ、優馬を呼び込む。しかし、ダブルのドロップキックは宮本にスカされ、逆にハンドスプリング式バックエルボーのエジキとなる。タッチを受けた真霜が北斗を攻め立てる。優馬&北斗は3度目の正直でダブルドロップキックを決めて、飛び上がって喜ぶ。

北斗は真霜をコーナーに乗せて、「北斗軍スペシャル」を宣言。しかし、真霜に踏ん張られ、優馬にパワーボムで叩きつけられる。荒れる北斗は優馬&宮本、神林レフェリー&真霜にローブロー。ダウンする神林レフェリー&真霜にナルシストプレスを狙うが、宮本がロープを揺らして阻止。宮本は真霜を呼び込んで、見事に北斗に北斗軍スペシャルを決める。真霜は優馬をカニ挟みでとらえて、北斗の急所にヘッドバットの要領で叩きつける。悶絶する北斗に真霜がカバーに入ると、神林レフェリーが私怨交じり(!?)の高速3カウントを叩いた。

<宮本&真霜のコメント>

宮本「北斗、アイツやっぱり反則してくるよ。でも、北斗軍スペシャルを決めたのは俺たちだからな。北斗軍スペシャルで3カウント取れましたから」

真霜「我々が北斗軍?」

宮本「そうです…いや、じゃないよ。我々はバカの時代だけど」

真霜「バカの時代の…」

宮本「あんなの誰でもできるってことだよ、バカでもできるってことだ」

真霜「そうだ。その通り」

宮本「ありがとうございました、今日は」

<優馬&北斗のコメント>

北斗「オマエ、コラ、なにやってんだ、コラ! 信じた俺がバカだった!」

優馬「オマエがバカなんだよ!」

北斗「フザけんなよ、この野郎!」

優馬「どうしようもないバカだ、オマエは!」

北斗「いい加減にしろ!」

優馬「いってぇな、オマエ。俺にまで(ローブローを)やりやがって」

北斗「何回チ○コ食らうんだ」

優馬「チ○毛みたいな頭しやがって」

北斗「いい加減にしろ、フザけんなコラ」

優馬「そんなことよりも聞きたいことが一つあるんだよ。なんでチャンピオン・カーニバル、出ねえんだよ?」

北斗「わかんねえよ、俺が聞きてえよ」

優馬「例年通りいけば出てるでしょ、アナタ。俺は今年やらかしたから出ないけど。大森北斗と芦野、例年通りいけば出てたでしょ、2人とも。なにやってんだ」

北斗「それはマジな話、俺が一番分かってるから」

優馬「大丈夫か」

北斗「変えなきゃいけないところがあるのは分かってるから」

優馬「頑張れよ」

北斗「チャンカン中、組んだり、闘ったりすることが多いと思うよ、俺たち干されたヤツらは。10人タッグとかの一コマになりがちだ。でもなオマエとは組んでも、闘っても、チャンピオン・カーニバル超えてやるよ!」

優馬「やってやるぞ!」

北斗「覚えてるか、オマエ。去年、ファン投票の試合順、俺がメインだからな。テメエは休憩明けだ。覚えてるだろ!」

優馬「そんなんだからオマエ、出れねえんだよ! 人気ねえ、試合がツマんねえ、だから2人干されるんだ。俺はやらかしただけだから」

<第3試合>
After ゼンニチJr.タッグフェスティバル2026 スペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
青柳亮生 ライジングHAYATO ×井上凌 vs 〇MUSASHI 佐藤光留 吉岡世起

 3・20八王子大会で幕を閉じた『ゼンニチJr.タッグフェスティバル』にエントリーしていた選手が揃った6人タッグマッチ。同トーナメント決勝で激突した青柳亮生&ライジングHAYATOと井上凌がトリオを結成し、八王子大会で“仲直り”を果たしたMUSASHI&吉岡世起に光留を交えた3選手と対戦した。

 井上は亮生とHAYATOの胸を小突き、場外に放り投げて先発を買って出る。井上がMUSASHIに先制の蹴り技。MUSASHIもすぐにやり返して、「せーちゃん!」と吉岡を呼び込んで連係を狙う。しかし、井上のドロップキックで吹っ飛ばされ、場外に出る。アツハヤが飛び技を狙うと、井上が割って入って2人に技を決めさせない。そこから激しい場外戦で両チームがやり合う。リングに戻ると、井上がMUSASHIを攻め立てる。タッチを受けたHAYATOもMUSASHIに攻勢に出る。防戦のMUSASHIはHAYATOにエクスプロイダーを決めて、吉岡にタッチ。吉岡は鋭いサッカーボールキックを連発。HAYATOはカウンターでショットガン式ドロップキックを放ち、亮生につなぐ。亮生はスピーディーに吉岡を攻め立てる。吉岡もシザーズキックを返して、光留にタッチ。光留が亮生に蹴りを連発し、水車落としを狙う。しかし、亮生が切り返してロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス。3発目は光留が切り返して、さらに亮生のハンドスプリング狙いもキャッチして、腕ひしぎ十字固めで捕獲するも、井上がカットに入る。

それぞれタッチで井上とMUSASHIの攻防。MUSASHIがドロップキック。井上もスクリューキックを返し、アツハヤを「いまがチャンス!」と呼び込み、「MUSASHIを持っとけ!」と指示を出す。しかし、アツハヤが押さえるMUSASHIに狙ったハンドスプリング式スタナーは味方に誤爆。むーちゃんせーちゃんが井上に連係攻撃。吉岡の雪崩式フランケンシュタイナーからMUSASHIがエストレージャフトゥーロも、アツハヤがカット。アツハヤが光留を押さえ、井上が再びハンドスプリング式スタナーを狙うも、またしても決めることはできず。それでも井上はMUSASHI追い込んでいったが、巧みに下から丸め込まれて逆転の3カウント。空回り気味のまま敗北を喫した井上は試合後、アツハヤに置いて行かれる形で一人でバックステージへ。一方のむーちゃんせーちゃんは肩を組んで、ともに花道を下がった。

<MUSASHI組のコメント>

光留「(常に訛り口調で)さすが東北のチャンピオンだ。誰も勝てねえ」

MUSASHI「ありがとうございます。東北ジュニアヘビー級のベルト、先週取ってきました。それはそうと、せーちゃん」

吉岡「それはそうと?」

MUSASHI「むーちゃん、知ってる、この新木場? 俺たち、むーちゃんせーちゃんが誕生した新木場で、今日からむーちゃんせーちゃんの第2章が始まる。どうよ?」

吉岡「どうよ?」

MUSASHI「むーちゃんせーちゃんの第2章今日から始まるけど、どうよ? 確かに俺たち、むーちゃんせーちゃん一回終わったかもしれない。でも、終わりは始まり…だよ」

吉岡「だよ?」

MUSASHI「終わりは始まりだよ。ここからまた、俺たちの歴史を作っていこうぜ!」

吉岡「正直、戸惑ってたけど…」

MUSASHI「そりゃそうだよ、戸惑うよ! けっこう激しくケンカしちゃったからね、俺たち。でもそれはもう過去の話で、終わりは始まり。ですよね、光留さん?」

光留「随分、ケンカ通じて距離深まったね」

MUSASHI「そう感じますか?」

光留「なんか東京の人みたいだ」

MUSASHI「逆に光留さんはなんでそんなに訛ってるんですか?」

吉岡「光留さん、どこ出身でしたっけ?」

光留「岡山」

吉岡「岡山、この訛り…?」

光留「岡山とかどうでもいいんだよ。東北のチャンピオンが第2章って言ってんだから」

吉岡「そうですね。悔しいけど連係、身体が勝手に動いちゃったから」

MUSASHI「そういうことだ、せーちゃんがむーちゃんを欲しがってんだ。そういうことだろ。俺がせーちゃんを欲しがっているように、せーちゃんもむーちゃんを欲しがってる、そういうことだろ! お互い欲しがってるんだったら、いっしょにやればいいじゃん! そうですよね、光留さん!」

光留「まあまあの告白、俺に振るなよ。そんな思い強いんだったら、見つめ合って」

MUSASHI「(吉岡と面と向かって)せーちゃん、大好きです! これから、今日からまた、むーちゃんせーちゃんとしてやっていこう!(握手を求める)」

吉岡「こんな真っすぐな目されたら、断りづらいでしょ!(握手に応じる)」

MUSASHI「よし、今日からむーちゃんせーちゃん第2章、完全復活だ!」

吉岡「OK!」

MUSASHI「よっしゃ、行こう! 光留さん、ありがとうございました!」

光留「あんな人だったかな。仲いいのはいいことだ」

<井上のコメント>

井上「おい、アツハヤ、しっかり持っとけ。俺が決めるんだから。しっかりつかんどけ、オマエら。ジュニフェス終わって、惜しい結果に終わって、またイチからとか言うけどさ、俺は下から這い上がるから、また。アツハヤ、次は対角線だな。対角線で必ずぶっ倒してやる。そして今日、相手にいた3人もだ、全員敵だ。全日ジュニア、覚悟しとけ」

<亮生&HAYATOのコメント>

亮生「凄いな、井上凌、凄いよ。成長というのか暴走というのか」

HAYATO「暴走してるね」

亮生「暴走か。凄いな、アイツを手なづけるのもムリなんで、勝手に暴走し続けてもらえればいいんじゃないでしょうかね。そんでもってアツハヤ、いつだ?」

HAYATO「アジアタッグ」

亮生「アジアタッグやると思ったら、チャレンジャーが出て来るんだよ、次々と。俺たちのベルトどこに行っちゃうかわかんねえけど、おいしくなった頃にアツハヤで取りに行くからさ。もうしばらくお待ちください」

HAYATO「なにも言えないね」

<第4試合>
AJPW vs 2AW シングルマッチ 20分1本勝負
〇芦野祥太郎 vs ×本田アユム

 先日、2AWに乗り込んでの一戦でタッグ王座奪取はならなかった芦野祥太郎が、同団体で真霜拳號とユニットを共にする本田アユムと一騎打ち。

 序盤から本田が場外戦も駆使し、芦野の左腕に的を絞って主導権を握る。防戦の芦野はカウンターのフロント・スープレックスで本田をぶん投げて反撃態勢。串刺しエルボースマッシュから、ランニング・エルボースマッシュの畳みかけ。俵返しでぶん投げてバックドロップを狙うも、これは本田が切り返してグラウンドに持ち込んで左腕を痛めつける。本田は飛びつき腕ひしぎ十字固めを決め、芦野のアンクルロックも切り返して、執拗に腕を狙っていく。芦野はカウンターのラリアットで本田の動きを食い止めて、バックドロップで叩きつける。投げっぱなしジャーマンからアンクルロックにつなぎ、粘る本田からギブアップを奪った。

<芦野のコメント>

芦野「AJPWvs2AW。おい、本田アユム、真霜に続いて腕ばっかり攻めてくんじゃねえ、バカ野郎! 痛みが抜けないうちにちょっとやられちゃうかと思ったけど、大丈夫だ。オマエ、左腕攻めたってよ、攻めている間に見えただろ、この(左腕のサポーターを指して)HAVOCが。AJPW代表、HAVOC代表で、2AWもっとやり合ってやる。実際、結果として真霜に負けてんだ。勝つまでやるぞ、勝つまでやるからな」

<本田のコメント>

本田「……特にないです」

<第5試合>
タッグマッチ 20分1本勝負
×立花誠吾 阿部史典 vs 〇田村男児 オデッセイ

 3・20八王子&3・21安中大会で世界ジュニアヘビー級王者の立花誠吾からフォール勝ちを収めている田村男児が、オデッセイと異色コンビを結成。まだタイトル挑戦は決まっていないものの、王者・立花も受諾の意思を示しているだけに、一足早い“前哨戦”の様相を呈している。

 立花と田村が先発で対峙。「アニキ」コールに対して、オデッセイは「ダン、ダン!」とコールを煽る。じっくりとした立ち上がりから、田村がショルダータックル。立花もアームドラッグからドロップキックを返し、阿部につなぐ。田村からオデッセイへ。阿部は気合を込めてオデッセイと向かい合うが、軽々と吹っ飛ばされてしまう。立花が阿部を肩車してオデッセイに対抗を試み、2人で足を取る。しかし、オデッセイは強引に2人を担ぎ上げて叩きつけ、さらにラリアット、ショルダータックルで吹っ飛ばす。タッチを受けた田村がロープに飛ぶと立花が足を引っ張って倒し、すかさず阿部が低空ドロップキック。しかし、ブレーンバスター狙いは田村がリバースし、オデッセイとタッチ。しかし、和田レフェリーがタッチの瞬間を見ておらず、交代は認められない。

田村は阿部、立花を続けてタックルで倒し、オデッセイにタッチしようとするも、相手2人に足を引っ張られて交代できない。阿部と立花がブレーンバスターを狙うも、リバースした田村が今度こそオデッセイにタッチ。オデッセイはうっ憤を晴らすように相手2人を圧殺。阿部はオデッセイの突進をかわして、どうにか立花にスイッチ。立花が田村をクロスフェースで捕獲。オデッセイのカットをうまく田村に誤爆させた立花は、阿部と2人がかりでオデッセイを場外に排除。追い込まれた田村は阿部をラリアットで吹っ飛ばし、立花にもショートレンジ・ラリアット連発。立花もスピアを返し、アングルスラムで叩きつける。追い込まれた田村だったが、立花のイケメン落とし狙いを切り返す形で強引にパワーボムで叩きつけ、ガッチリと体重をかけて3カウント奪取。

またしても世界ジュニア王者からピンフォールを奪った田村は、いまだ決まっていない王座戦の日取りを提案していくも、ことごとく立花のスケジュールNGを食らう。一度は6月11日の新宿大会で決まりかけたが、立花は「オマエとはもっと大きなところでやりたい」と6・18後楽園大会を指定。田村も合意し、‟聖地“での王座戦が決定的となった。

<リング上での田村と立花のマイク>

田村「世界ジュニア、前哨戦って言ってっけど、いつ世界ジュニア戦が組まれるかわかんねえ。このままだと、会社にやられるぞ俺ら。このままやってたら、“ヤマいっちゃう”。もう、決めよう。世界ジュニア戦、5月17日、大田区、行けるか!?」

立花「5月17日…大阪の方の団体にお呼ばれしてて…去年11月から(オファー)来てたんだよ! すまねえな、別日でやろう。(マイクを通さずに)いつでもやってやるから、5月17日だけはちょっと」

田村「OK。じゃあ、俺の茨城、古河はどうだ?」

立花「(マイクを通さずに)何日だ?」

田村「わかんねえ、古河!」

立花「古河って何日だ? 誰か知ってるヤツいねえか? 31? 31はあの新木場で試合があって…でも、時間は何時だ? 古河、13時? 新木場は12時開始だ…。そうだ、タイトルマッチで1日2戦をやる余裕なんてねえ、オマエとは。だから、すまねえ、31だけはすまねえ。チャンピオンとしてあるまじき行為かもしれねえけど、別日でいつでもやってやる、別日」

田村「それはしょうがねえ。じゃあ、新宿はどうだ? 立花の庭だろ、新宿は」

立花「新宿? 6月13日? 7月? ちょっとわかんないよ! 別に俺、アップタウンで新宿いっぱいやってるし、FACEに恩がねえとか、相応しくねえとかじゃねえけど、俺はもっと大きなところでオマエとやりてえ。だから、6月の後楽園はどうだ? 18日だ」

田村「6月18日だな。世界ジュニア戦、そこでやろうよ。立花誠吾対田村男児の世界ジュニア戦、そこでやろうと思ってます。あとは会社が決めてください。やろうよ(立花と睨み合い、握手を交わす)」

<立花のコメント>

立花「男児、これで前哨戦2回目、2回目もダメだ。ダメじゃねえけど、前哨戦負けちまった。正直最後、むっちゃいけると思ったけど、やっぱヤバいよ、アイツ。こういう言葉、いまの世の中で言っていいのかわかんないけど、人間じゃないかもしれない。アイツ、怪物だよ、怪物。あんなに思いっきりエルボー打ち込んで、思いっきり蹴って、思いっきり投げて、それでもまだ俺をぶん投げる体力があるっていうのが、怪物だよ。でもそんな男とタイトルマッチできるのはチャンピオンとしてすげぇ嬉しいことだよ。ワクワクするだろう、見てるヤツも、俺も。ワクワクすんだろ? でもちょっといろいろと男児から候補日言ってもらったけど、俺の都合でちょっとズラしてもらって、それはすげぇ申し訳ないし、最後に関しては俺のワガママだ、完全に。負けてるクセにな。でも、チャンピオンとして一つぐらいワガママ言ってもいいだろ。男児、後楽園ですんげぇ試合して、俺がオマエをボコボコにして勝ってやるから、テメエら楽しみに見に来いよ、この野郎。あぁん?」

<田村のコメント>

田村「世界ジュニア戦、立花誠吾がOKしたろ? ほかのスケジュールは合わなかったけども、6月18日は空いてるらしいから、会社入れといてくれ。全日本プロレス、入れといてくれ。予定を空けといて、そこでタイトルマッチをやらせてくれ。立花誠吾対田村男児だ、やらせてもらってくれ。あのときのGAORAとはまた違った意味合いをもったタイトルマッチだから、ぜひ皆さん来てください。楽しみにやってやる、(ベルトを)取る」

<第6試合・メインイベント>
Road to Champion Carnival2026 スペシャル8人タッグマッチ 20分1本勝負
宮原健斗 潮﨑豪 斉藤ジュン △安齊勇馬 vs △斉藤レイ 鈴木秀樹 本田竜輝 ザイオン

 カーニバルにエントリーしている8選手が揃ったタッグマッチ。開幕戦4・12後楽園での公式戦を控えている安齊勇馬と潮﨑豪、そして鈴木秀樹とザイオンが同じコーナーに並び立つ。

 先発は潮﨑とザイオンのHAVOC対決。2人は拳を突き合わせてから攻防をスタート。互いに腕を取り合うなど譲らぬ攻防を見せて、再び拳を突き合わせてからそれぞれジュンと秀樹にスイッチする。ジュンがショルダータックルで倒し、踏みつけてから安齊にタッチ。秀樹もレイにつなぐ。安齊をロープに詰めたレイは離れ際に逆水平チョップ。安齊もレイをロープに詰めると離れ際にエルボー。安齊がドロップキックを放てば、レイもショルダータックルを返して、今度は宮原と本田の攻防へ。宮原のフロントキックを食らった本田は、すぐにショルダータックルを返し、さらにロープに押し込むと「1、2、3、4!」。すると味方の秀樹が本田に近づいて張り飛ばし、そこから両チームが場外戦を展開する。リングに戻ると、本田がつかまる展開。潮﨑は宮原のアシストも受けて本田に逆水平チョップ連打。しかし、本田がかわすと宮原に誤爆し、潮﨑は「邪魔!」とひと言。

防戦の本田は潮﨑をブレーンバスターで投げて、ザイオンにつなぐ。ザイオンは潮﨑に串刺しスピアからコーナーマットに叩きつけ、担ぎ上げる。これは潮﨑が着地し、カウンターのフライング・ショルダーを決めて、宮原にタッチ。宮原はザイオンに低空ドロップキック連発。ノーザンライト・スープレックス狙いはザイオンが踏ん張り、打撃を連打して本田につなぐ。本田も宮原に串刺しラリアット。走り込んでのラリアットは宮原がかわし、フロントキックを叩き込んで安齊につなぐ。安齊と本田がエルボー合戦。安齊がカウンターのドロップキックをぶち込み、ダブルアーム・スープレックスを狙う。踏ん張った本田はカウンターのスピアを見舞って、レイにつなぐ。レイは安齊に逆水平チョップ連発からヒップドロップ。パワーボム狙いは安齊が切り返し、カウンターでジャンピング・ニーを叩き込んで反撃。宮原組がレイにトレイン攻撃で追い込んでいく。ジュン&安齊のダブルショルダータックル。一方で宮原と潮﨑が仲間割れを起こし、リング上は混乱。

各選手が入り乱れる展開となった中、安齊とレイの1対1となる。安齊のエルボーに、レイは逆水平チョップで応戦。安齊が丸め込み連発からニーアタック。そしてフェースロックで捕獲し、ギブアップを迫る。残り時間1分を切り、レイは安齊を強引に担ぎ上げてバックフリップの要領でマットに叩きつける。互いにエルボーと逆水平チョップを見合い合う中で、20分フルタイムを告げるゴングが鳴った。

ゴングが鳴ったあとも各選手が収まらずに乱闘。安齊とレイは髪の毛を掴み合い、至近距離で視線をぶつけ合う。その中でまず現三冠ヘビー級王者の宮原がマイクを手にして、自身2度目となる三冠王者でのカーニバル制覇をアピール。その後も次々に選手たちがマイクを手にしてカーニバルに向けて意気込みを口にし、最後は前年度覇者のレイが2連覇を宣言して、大会を締めた。

<リング上での各選手のマイク>

宮原「当たり前の結果だ。チャンピオン・カーニバルに出る8人が20分で足りるわけねえだろ。おい、いいか、チャンピオン・カーニバルが4月12日から始まる。そこでだ、オマエらが経験したことのないことを教えてやろう。2019年に三冠ヘビー級チャンピオンとしてチャンピオン・カーニバルを18年ぶりに制覇した男がいる。誰だと思う? (「ケント」の声が飛ぶ)そう、宮原健斗だ。そう今年、2026年も三冠チャンピオンとしてこのチャンピオン・カーニバルを制覇する。そこでプロレスファンに聞きたい。チャンピオン・カーニバル2026、誰が優勝することを望みますか?(場内からいろいろな選手の名を叫ぶ声が聞こえる)正直な声を聞かせてくれ! 聞いたぞ、満場一致で宮原健斗です」

ザイオン「俺たちはHAVOC! (日本語で)ゴチソウサマがキコエナイ!(と連呼する)。アリガトウゴザイマス」

潮﨑「11年ぶりのチャンピオン・カーニバル。(周囲の選手を見渡して)楽しみだ」

本田「イェーイ! 俺がチャンピオン・カーニバル優勝したら、26歳3カ月、歴代最年少優勝だ! よし、みんなで数えるぞ! せーの、1、2、3、4!」

秀樹「(本田の腹部にエルボーを見舞ってから)シャオラ!」

安齊「この春、優勝するのは俺だ。あのでっけぇトロフィーを一番カッコいいこの俺が掲げてやるよ。全員、俺だけ見とけ」

ジュン「好き勝手言って帰っていったな。だが、これは覚えとけ。今年のチャンピオン・カーニバル、優勝するのはこの俺、斉藤ジュンだ。レイ、決勝でやるの楽しみにしてるぜ。DOOM!」

レイ「やっと全員帰ったな。ペラペラペラペラ、なげぇな。おい、いいか、みんないろいろ言ってたけど、これだけは言わせてくれ。昨年度の覇者は、この俺、斉藤レイだ! フゥー! レイ、レイ!(とコールを煽る)。ちょっと待った、『レイ』コールじゃなくて『ビール』コールにしてくれ。ビール、ビール、ビール、ビール、ビール! 今年も必ず優勝して、最後にうまいビール飲んでやるぜ、DOOM!」

<各選手のバックステージコメント>

宮原「戦いは始まっているということだ。そうだろ?なあ、2026年、チャンピオン・カーニバルの出場メンバーが揃えば、それは、それはうまくいくわけがない。よく組んでくれたな。ただしだ、2019年この三冠チャンピオンとして、チャンピオン・カーニバルを制覇した男がいる。そう、スーパースター宮原健斗だ。その年に18年ぶりの快挙だ。さあ、2019年以来、2026年はその快挙を成し遂げる男は俺しかいないだろう。そんな記録を経験したことある奴は、この日本にはそうはいない。俺くらいだろう。さあ、今日リング上に居たな。4月18日に当たる、名古屋で当たる潮﨑豪。久しぶりだな。さあ、名古屋のファンが待ってるぞ、潮﨑豪。お前と4月18日このチャンピオン・カーニバルの初戦を必ず勝つ。潮﨑豪、名古屋で勝負だ!」

ジュン「いよいよ2026年、今年のチャンピオン・カーニバルが始まる。俺は今年で4度目の出場だが、まだ優勝はない。そろそろ結果を出す頃だ。そうじゃないと斉藤ブラザーズのお兄ちゃんとしてカッコ悪いからな。なにより俺自身にだ。DOOM!」

潮﨑「11年ぶり何回目のチャンピオン・カーニバルだ、俺? 優勝するなんて、簡単な言葉、言わないよ。でもな、ただただリング上で言った通り、楽しみだね。いいよね、みんな熱くなって、これだけ。一時はどうなることかと思ったよ、最初は。同じリーグが組んでどうすんだよって思ったけど、仲間でも相手でも燃える闘いができましたよ。本田竜輝、楽しみだよ」

安齊「新木場大会、ありがとうございました。次からはチャンピオン・カーニバル、先のこと一切考えない、まず開幕戦、潮﨑豪。むかし別のリングでシングルマッチやったことあるけど、お互いそのときから変わってんだろ。初めてのシングルマッチみたいなもんだろ。必ず俺が勝って、今年あのでっけぇトロフィー掲げるのは、一番かっけぇこの俺です。全員、俺のこと見ててください」

本田「歴代最年少優勝だ! いまの本田竜輝なら十分を記録を塗り替えられるんじゃないか? 180cm、110kgの俺が全日本プロのスーパーヘビー級たちをぶっ倒していく。シャア!」

秀樹「どんなもんじゃい!」

レイ「なんだ、8人タッグのドロー。ドローなんていつぶりだ、覚えてねえな。とにかくいよいよチャンピオン・カーニバルが4月12日、後楽園ホールで始まる。楽しみだぜ。さっきリング上でも言った通り、昨年度の覇者はこの俺、斉藤レイだ! 必ず今年も勝って、最後にキンキンに、キンキンに冷えたビールを飲んでやるぜ。DOOM! フゥー! よし、前祝いのビール」