「スーパーパワーシリーズ2026」6月7日(日)山形大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「スーパーパワーシリーズ2026」6月7日(日)山形大会詳報&試合後コメント

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全日本プロレスにとって11年ぶりとなる山形市大会。「スーパーパワーシリーズ2026」山形ビッグウイング大会では、全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権など、全6試合がラインナップされた。

<第1試合>
タッグマッチ 20分1本勝負
青栁優馬 △矢野安崇 vs 安齊勇馬 △小藤将太

山形大会のオープニングを飾ったのは、青柳優馬&矢野安崇と安齊勇馬&小藤将太のタッグマッチ。優馬と安齊&小藤は角田大会に続いての対戦となった。試合は優馬と安齊の師弟対決でスタート。オーソドックスなレスリングの攻防からヘッドロックを抜け出した安齊がドロップキックを見舞うと場内は拍手喝采。再デビュー後、初のタッグマッチとなる矢野は初対戦の小藤と熱戦を展開。ジュニア戦士らしいスピーディーな攻防で沸かせていく。小藤が鮮やかなティヘラからランニングエルボー。安齊もヘビー級のパワーで矢野を圧倒して逆エビ固め。矢野のローンバトルが続く中、優馬がリング下から小藤の足を引っ張り追撃を阻止。矢野はすかさず顔面ドロップキックを発射して、場外戦で小藤を痛めつける。リングに戻ると優馬と代わる代わるボディスラム。エルボーを受け止めた小藤はスイングネックブリーカーでピンチを脱出。安齊がニーアッパーからダブルアーム・スープレックスの体制も優馬がカット。それでも安齊は矢野にハイアングル・ボディスラムを決めて逆エビ固めでギブアップを迫る。ロープエスケープされてもギムレットを狙ったが、矢野はフランケンシュタイナーで切り返しドロップキックを連発。タッチを受けた優馬は串刺しエルボーアタックからダイビング・ボディアタック。追撃のジャーマンは不発となり、安齊が起死回生のスロイダー。小藤はアグレッシブにエルボーを叩き込み、前転ドロップキックをズバリ。フィッシャーマンズ・スープレックスは優馬がブレーンバスターでリバース。再び矢野vs小藤となり、矢野が華麗な空中殺法で優勢に。優馬と連携を狙ったが小藤が意地の反撃。安齊が矢野にブレーンバスター。コーナーからダイブを狙った小藤だったが、矢野も最後の力を振り絞り抵抗。安齊をドロップキックで吹き飛ばし、小藤がコーナーから落ちたところでタイムアップのゴング。試合後、優馬は小藤を捕まえて雪崩式ブレーンバスターを狙ったが、レフェリーに止められた。

〈優馬&矢野のバックステージ〉

優馬「ちょっと遊びすぎただけだからな、この野郎。この新タッグチーム“ゆうまでヤス”だ。安齊、小藤、もう一回どこかでやり直させろ。今度はちゃんと20分以内にケリつけてやろうぜ」

矢野「はい!俺たち“ゆうまでヤス”が最強のタッグチームだ!よく覚えておけ!」

〈安齊&小藤のバックステージ〉

安齊「今まで、ずっと安齊・小藤タッグ連敗したけど、今日20分引き分け。十分だろ。上等だろ。ここからまだまだ試合あるから。もっともっと上を目指して絶対結果出そうぜ。ありがとうございました」

小藤「今日、20 分時間切れ引き分け。めちゃくちゃ悔しい。今日、矢野と初対戦。こんな結果になって俺は悔しくて仕方がない。ただな、まだ残り矢野と当たるだろ。俺はな、絶対お前から一本取ってやるからな。お前覚悟しとけよ」

<第2試合>
シングルマッチ 20分1本勝負
〇大森北斗 vs ×愛澤No.1

愛澤No.1は大森北斗の北斗軍解散宣言に異を唱え、「北斗軍にいても結果は出せる」ことを証明するべく、6.6角田大会でGAORA TV王者・羆嵐に挑戦。ベルト奪取に失敗したが、北斗は「愛澤No.1は進化している。だから俺もこのままじゃいられない」と愛澤を認め、今大会に臨んだ。愛澤は北斗軍メンバーとのケジメの一騎打ちが続く北斗に、「解散しないでください」と握手を求める。北斗が拒否すると、「なんでわかってくれないんだ!」とエルボー、張り手で想いをぶつける。顔面かきむしりで流れを変えた北斗は、鋭いエルボーで突き放す。愛澤はカウンターのレッグラリアットを決めて、串刺しエルボー、コーナーから飛びついてのフェイスクラッシャー。「目を覚ませリーダー!」とトラースキックを直撃させると、シャンパンコールを発生させ、口に含んだシャンパンを北斗の顔面に噴射した。怒った北斗はエルボーでメッタ打ちに。それでも愛澤はローリング・エルボーを読んで渾身のラリアットを2連発。これでもリーダー超えは果たせない。追撃を阻止した北斗が強烈な串刺しエルボー、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかける。そして「今までありがとう」と想いを伝えると、1人で北斗軍スペシャルを敢行。文句なしの3カウントが入ると、奮闘した愛澤を起こして熱い抱擁を交わして2人でバックステージへ帰って行った。

〈バックステージ〉

北斗「正直、昨日の羆嵐戦で愛澤はもう限界な状態だった。羆嵐さんのスーパーセントーンを受けて、今日朝立てなかった。愛澤は這いつくばって、この会場に来たんだ。そんな愛澤が『リーダー目を覚ませ』って、まだ俺のことをリーダーって呼んでくれるなら、俺は…今までの俺じゃいられない。変わるしかない。最終戦、他花師。最後にお前と熱くリング上で語り合おうよ。ありがとう、今日は」

愛澤「ありがとうございました。リーダー。俺にとって、俺にとってリーダーは、俺たちにとってリーダーは、永遠に魂のリーダーなんです。また強くなって、その時が来たら真の魂のリーダー、また言わせてください。お願いします。リーダーの気持ちはしっかり伝わりました。リーダーの決意も俺に今日伝わりました。だから俺も変わって強くなって、またリーダーの仲間に認められるように、これから進化していきます」

<第3試合>
タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 〇タロース vs ザイオン ×芦野祥太郎

チャンピオン・カーニバル2026覇者・鈴木秀樹とのタイトルマッチを控えている三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗がタロースと異色のコンビを結成して、HAVOCのザイオン&芦野祥太郎と対戦。芦野は6.18後楽園大会で行われるNWA世界ヘビー級選手権のチャレンジャーに名乗りを上げている。先発で出た宮原は、ザイオンコールにご機嫌斜め。リングを降りて帰ろうとしたが、健斗コールを浴びて再びリングイン。強烈なフロントハイキックを放つと、ザイオンも野性的なタックルで応戦してHAVOCポーズ。タロースと芦野の対戦では、タロースが長身を生かしたファイトで大暴れ。対する芦野は徹底した足攻めで巨人討伐を狙う。場外戦を経て宮原と芦野が激しいエルボー合戦。芦野はスクリューエルボーを叩き込んでザイオンにタッチ。ザイオンは軽快なムーブで翻弄して串刺しタックル。さらにフルパワーでコーナーに叩きつけていく。サモアンドロップから逃れた宮原がドロップキックのコンボ。追撃のノーザンライト・スープレックスはカウント2。タロースが続いて両手で顔面クロー。力づくで抜け出したザイオンは顔面への連打で逆襲して芦野にスイッチした。タロースがビッグブーツをかわされ、トップロープを跨いだ状態となり、すかさず芦野がロープを蹴り上げ股間にダメージを与える。さらにザイオンと2人でトップロープを揺らしてタロースを悶絶させた。ドロップキックをカウント2で返されるとアンクルロックで捕獲。タロースが下から蹴り上げても、しつこく絡みついた。すると宮原が顔面蹴りでカット。ザイオンを排除して、芦野にブラックアウトを突き刺すと、蘇生したタロースが一撃必殺Ride the lighten daddy(ハイアングル・チョークスラム)。豪快に芦野を飲み込んで見せた。

〈リング上のマイク〉

宮原「帰ってきたぜ、山形!11年ぶりの山形市大会、みんな楽しんでるか!後半戦も盛り上がる準備できてるかー。OK!山形、最高」

〈宮原のバックステージ〉

宮原「11年ぶりに、ここ山形市に全日本プロレスが帰ってきた。見たか、この激しい盛り上がりを。東北の皆さんが全日本プロレスを待ってくれてたんだな。山形の皆さんが宮原健斗を待ってくれたんだな。さぁ、今日は目の前に鈴木秀樹はいなかった。ただ、この会場のどこかにいたと思うとちょっとピリつくな。いよいよこのスーパーパワーシリーズも東北連戦を終えて東京に帰る。さぁ鈴木秀樹、前哨戦ファイナルラウンド、6月11日、東京・新宿。そして6月18日、東京・後楽園ホール。もう世間は待ちきれないらしい。鈴木秀樹、俺とお前のプロレスにもう言葉はいらない。さぁ、6月18日が迫ってきた。次はいよいよ三冠ベルト前哨戦ファイナルだ。さぁ6月11日、前哨戦ファイナル、宮原健斗と鈴木秀樹がリングで次向き合う日は東京・新宿、6月11日だ」

〈HAVOCのバックステージ〉

芦野「俺はな、どんなデカい奴にも立ち向かうぞ。それがこの全日本プロレスで戦う意味だ。HAVOCでいる意味だ。戦いから逃げねぇんだよ俺は。6月18日の後楽園ホール、 NWAのヘビー級王座挑戦発表はまだか?オイ、あのチャンピオンも196cmあるらしいな。最高じゃねぇか。デケぇ奴をよ、倒した時の喜びが大きいんだよ。HAVOC だ。なぜHAVOC でいるか。それはな、戦うためだ。全日本にNWA のベルトを持ってきてやるよ。俺たちは」

ザイオン「オレタチハ」

2人「俺たちはーHAVOC!」

ザイオン「俺たちはいつも確信している。俺たちはいつも立ち上がる。ビッグマッチがある」

<第4試合>
タッグマッチ 30分1本勝負
斉藤ジュン 〇斉藤レイ vs 関本大介 ×大石真翔

“斉藤ブラザーズ”斉藤ジュン&斉藤レイは、地元凱旋となった6.7角田大会で“Titans of Calamity”綾部蓮&タロースにリベンジを果たし、1年3か月ぶり3度目の世界タッグ王座戴冠。タッグの頂点に返り咲いて臨んだ初陣の対戦相手は、関本大介、そして斉藤ブラザーズ激推しの大石真翔となった。試合前、大石が斉藤ブラザーズ側の赤コーナーに立つと、関本は猛抗議。青コーナー側に大石を引き戻すと、顔面を張って気合を入れた。大石はレイが差し出した手を握り返したが、圧倒的な握力にいきなりギブアップ寸前。ジュンにもベアハッグを極められ、ピンチの連続となる。チョークスラムを切り抜けてチンクラッシャー。ようやく出番となった関本がモンスター級のパワーで巻き返し、ジュンをアルゼンチン・バックブリーカーで担いだ。ジュンがブレーンバスターを返すと、レイが重爆ボディプレスを投下。串刺し攻撃をかわした関本がラリアットを連発。大石がレイを捕まえると関本がラリアットでコンプリートショットをアシスト。さらにコブラクラッチで締め上げた大石だったが、レイが怪力で振り解いた。斉藤ブラザーズはダブルのタックルで関本を返り討ちにすると、角田大会で初公開した合体殺法・Fall outで大石を沈めた。

〈バックステージ〉

*斉藤ブラザーズは大石を介抱してバックステージにやって来る。

ジュン「大丈夫か?」

レイ「ちょっと氷当てねぇとな。なんか久しぶりの山形で、こうしてまこりんさんと試合ができた。まぁ、まこりんさん、これからも同じレスラーとして切磋琢磨していこうぜ」

大石「はい」

レイ「そして最後に俺たちが、新技のFall outを使ったのは、俺たちからの愛だと思ってほしいな」

大石「ありがとう。俺たち斉藤ブラザーズが全日本プロレス、いや、プロレス界ナンバーワンのチームだってことも、これから分からせてやるよ」

ジュン「そうだ。まぁそれから関本大介。さすがのマッスルモンスター。さすがのパワーだったな。またあいつとやるのを楽しみにしているぜ。まこりんさん。I love you。DOOM!」

大石「ありがとう。I love you」

レイ「まこりんさん、ちょっと体冷やそう。ダメージがデカいな」

関本「なんだ?大石、あいつ斉藤ブラザーズか?なんだ知らなかった。斉藤じゃないなアイツ、大石じゃねぇか。こっちの味方つかないとおかしいだろ。おい、この野郎。いいか、よく覚えとけよ」

<第5試合・セミファイナル>
6人タッグマッチ 30分1本勝負
綾部蓮 MUSASHI ×吉岡世起 vs 〇潮﨑豪 青柳亮生 ライジングHAYATO

綾部蓮は6.6角田大会で斉藤ブラザーズに敗れて世界タッグ王座陥落。再出発の一戦では、“むーちゃんせーちゃん”MUSASHI&吉岡世起と組み、潮﨑豪&青柳亮生&ライジングHAYATOと激突した。綾部vs潮﨑で開戦となり、のっけからヘビー級の肉弾戦が繰り広げられる。むーちゃんせーちゃんはHAYATOに照準を定め、抜群のコンビネーションから「盛り上がってこうぜ!」アピール。HAYATOの劣勢が続いたが、高速ドロップキックでやり返し、亮生が華麗に追撃を仕掛けていく。アジアタッグ王座挑戦を控えるアツハヤの連携を狙ったが、HAYATOのコードブレーカーは綾部が受け止める。亮生は何度もドロップキックを放っていくと、ミサイルキックで何とか巨人を倒した。続いた潮﨑はコーナーに詰めてマシンガンチョップ。綾部も真正面から受け止め強力なエルボーを打ち込んでいく。潮﨑が強引にバックドロップを決めると、綾部もフルネルソンバスターで叩きつけ両者ダウン。むーちゃんせーちゃんが飛び込んで潮﨑に流れるような連続攻撃。吉岡のシザースキックからMUSASHIはエストレージャフトゥーロ。さらに吉岡は綾部の肩に乗り、捨て身のボディプレスを放った。しかしアツハヤがカットに入り決着ならず。6選手が入り乱れ、目まぐるしい主導権争い。綾部を場外に追いやったアツハヤは、同時にプランチャを発射して潮﨑に勝負を託す。丸め込みに一瞬ヒヤリとした潮﨑だったが、トラースキックで黙らせ、捻りを加えて落とす雪崩式ブレーンバスター。そして右腕のサポーターを外すと、豪腕ラリアットが大爆発。吉岡を完全粉砕した。

〈潮﨑&亮生&HAYATOのバックステージ〉

亮生「やばかった」

潮﨑「あぁ痛かった」

*HAYATOは先に去っていく。

亮生「また2人きりじゃないですか潮﨑さん」

潮﨑「(HAYATOを)呼んできて」

亮生「なんで恥ずかしがるんですか?」

潮﨑「いやいや。無理だよ。無理」

亮生「いいじゃないですか。またこれ終わったあと話しましょうね」

潮﨑「何を?何を話すんだよ。何待ってんだよ。待ってなくていいよ。強力だね。世界タッグのベルトを失ったとはいえ、綾部、1人でも2人分、いや3人分、4人分、それだけ力強さ、自信を感じるよ。MUSASHI、吉岡世起をあそこまでかき立てて、そして俺もね、かき立てられちゃってね。ものすごく、ものすごく楽しくなりました。あれだけデカいね、選手とやり合える。やっぱり全日本プロレス最強だね」

〈綾部&MUSASHI&吉岡のバックステージ〉

綾部「綾部蓮・タロース、Titans of Calamityのもとに世界タッグのベルトが無いっていうのは受け入れがたいな。今日、ベルト無しで入場して、なんだか現実を思い知らされてる感じで、なかなか喪失感を改めて味わったよ。まぁでも、タロースとのTitans of Calamityは、まだまだこれからだと思ってるから、みんな、お楽しみに」

MUSASHI「せーちゃん大丈夫か?」

吉岡「強烈…」

MUSASHI「せーちゃん、もうちょっとだった。もうちょっとだったよ。せーちゃん、どうよ?東北連戦、俺の故郷でもある東北。2日間、むーちゃんせーちゃん組めて俺はすごい嬉しいよ。昨日勝って今日負けたんだけどさ。これからむーちゃんせーちゃん、東北に来たら絶対負けないって誓おうぜ」

吉岡「ちょっと何も憶えてないんだけど…ぼーっとしてる」

MUSASHI「むーちゃんせーちゃん、東北勝ち続けよう。東北に来たらむーちゃんせーちゃんは勝ち続けるってカメラの前の皆さんに約束しよう」

吉岡「うん」

MUSASHI「また、むーちゃんせーちゃんで東北帰ってきます。もう俺たちは負けない。大丈夫か、せーちゃん行こう」

<第6試合・メインイベント>
全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第12代王者組】諏訪魔 鈴木秀樹 ×田村男児 vs 本田竜輝 羆嵐 〇立花誠吾【挑戦者組】

“Evolution”諏訪魔&鈴木秀樹&田村男児は、1.25幕張大会で北斗軍を破り、全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を奪取。諏訪魔と本田は5.17大田区大会の8人タッグマッチで対戦し、反則カウント1・2・3・4!を邪魔された本田が諏訪魔に大激怒。バックステージで大乱闘を繰り広げた。諏訪魔がベルトを見せつけ挑発すると、本田は羆嵐&立花誠吾との挑戦が決まった。諏訪魔vs本田、因縁の顔合わせでタイトルマッチのゴングが鳴り、レスリングの攻防でヒートアップ。諏訪魔が腕と首を固めると、自軍コーナーに引き込む。田村がタッチして諏訪魔を下げると、立花が出てきて、6.18後楽園大会の世界ジュニア選手権へ向けて火花を散らす。チャレンジャーチームは、田村を孤立させ一気に集中砲火。本田が反則カウント1・2・3・4!を狙うと、諏訪魔が荒々しくカット。そのまま場外戦に雪崩れ込んだ。制裁モードに突入した諏訪魔はイスを何度も振り下ろすなど大暴走。リングに戻ると秀樹がコーナーに追い込みボディにエルボーを連打。それでも本田はブレーンバスターを返して自力でピンチを突破した。再び諏訪魔と対峙すると、タックル、エルボーで真っ向勝負。豪打を浴びて失速したが、スピアで突っ込んでいく。立花が田村にマンハッタンドロップ。ヤンキー座りで挑発してロープに走ると、田村がバックフリップで反撃。気合で反撃に転じた立花は、場外のEvolution目掛けトペ・コンヒーロ。田村をリングに戻してスピアを突き刺すと、雪崩式ブレーンバスターを決めた。苦しい時間が続く田村がスリーパーで絡みつくと、諏訪魔と秀樹もスリーパーを仕掛ける。羆嵐と立花がバックドロップで切り返すと本田を救出。本田はラリアットで諏訪魔をなぎ倒す。そこに入ってきた田村が本田にデスバレーボム。立花と一騎打ち状態に。パワーボムを切り返した立花が丸め込みを連発。ラリアットを喰らっても回転横十字固め。田村はショートレンジラリアットで立花の進撃を止めた。グロッキーとなった立花だったが、本田がラリアット、羆嵐がセントーンでアシスト。強力な援護弾から立花はイケメン落とし。アングルスラムをカウント2で返されたが、渾身のヤンキーハンマーをブチ込み熱戦に終止符。

山形で第13代チャンピオンチームが誕生した。Evolutionが初防衛に失敗。諏訪魔は場外の柵をリングに投げ入れ、怒りが収まらない様子だった。6人タッグ王座戴冠を果たした本田は、勝利のホンダンスで喜びを表現。最後は反則カウント1・2・3・4!をファンと大合唱して、11年ぶりの開催となった山形市での大会を締めくくった。

〈リング上のマイク〉

立花「勝ったぞー!男児、聞いてるか。聞いてなかったら、あとで配信見て聞け、オラ。6月18日、後楽園ホールで俺が持ってる世界ジュニアのベルト、男児とタイトルマッチをやる。今日よりも熱くて素晴らしくてバチバチで楽しくて、でもすげぇ試合するから配信で見ろよ、この野郎。アーン」

羆嵐「ハー!二冠王になりました。この3人でどんどん防衛していこうぜ。絶好調。みなさん、この3人の応援をよろしくお願いします」

本田「11年ぶりの山形市での大会、みんな楽しかったかー?全日本プロレスの明るく楽しく激しいプロレス、みんな楽しいだろ。そんな歓声聞くと、ホンダンスが踊りたくなってしまう。スタート!」

*勝利のホンダンスを披露。

本田「オイ!山形最高だぜ!勝った俺たち3人が締めさせてもらう。よっしゃ行くぞ!反則カウントを数える準備はいいか?せーの、1・2・3・4!」

〈本田&羆嵐&立花のバックステージ〉

本田「っしゃあ!やったぜ!」

羆嵐「ナイスナイス!」

本田「Evolutionから勝ったぞ!俺個人的には何より羆さん、そして立花のアニキとこうして形になった。ベルトを獲れるのはすごく嬉しい。過去とかいろいろあるけど、俺たちは今を生きてるんで、だからこうして羆さんだったらGAORA、アニキだったら世界ジュニア巻いてるわけで、俺だってそろそろ個人的に結果を残さないと。焦った。だからこそ、もっともっと全日本プロレスの上に立ってやるぜ!」

立花「マジでこの3人でベルト獲ったの、素直にめちゃめちゃ嬉しいぞ、この野郎。あと、このタイトルマッチ、前哨戦みたいに男児も俺も思ってたけど、もうこれは6人タッグの選手権として、俺は素晴らしい試合で、俺たちは素晴らしい結果を残したと思ってる。それと同じく、6月18日、後楽園ホール大会でいろんなタイトルマッチがある。NWA とかアジアとか三冠とか、どのタイトルマッチよりもすげぇ試合しようぜ、俺とお前で。その上で俺が勝つ。アーン」

羆嵐「二冠王になりました。この 3人で獲っちゃいましたよ。全国各地をこの6人タッグのベルト防衛戦してこう。やってやろうぜ。毎大会やろう、毎大会」

立花「俺たちでどんどんどんどん6人タッグのベルトの価値上げようぜ」

羆嵐「俺たち3人からよ、目を離すんじゃねぇぞ。よく見とけ。よし、行こうか」

本田「やったぜー!」

〈Evolutionのバックステージ〉

秀樹「大丈夫?」

田村「チクショー、フラフラだ。負けた。ごめん」

諏訪魔「なんだそれ。負けてんじゃねーよ」

田村「負けたよ」

諏訪魔「負けてんじゃねーつってんだよ」

田村「それ以外ねぇつってんだよ」

諏訪魔「なんだこいつ」

田村「なんだこの野郎」

諏訪魔「負け犬だよお前」

田村「負け犬だよ。なんだこの野郎」

秀樹「大丈夫。(諏訪魔は)負け犬にすらなってないから。試合に出てないから負け犬もできないから。本田ともっとやってくださいよ。本田とやれ」

*秀樹と田村は先に姿を消す

諏訪魔「なんだこの野郎。全部秀樹がね、あれだよ。ひどいのを見たいって言うんだよ。あいつはひどい奴だ。ただ、やっぱ久々にね、秀樹どうこうはいいけどさ。全日本来てさ、戦ってみてさ、若いうちからよ、なんか若くないプロレスやってるんじゃ、ちょっとどうなのかなって俺も思うよ。もっとガンガンガンガンやった方がいいんじゃないの?うわ!すげぇな!っていうのを見たいよ。俺はただそんだけだ。そういうものをやっぱ伝えることが必要なんじゃないかなっていうのは今日久々に来て感じたね。やっぱしね、東京・後楽園とかさ、大田区とかそういうとこじゃ、教え切らないところってあるよね。こういう地方ね、山形でこそ伝えられることっていうのはあるんでね、その場その場で、そういう時はこうじゃねーのっていうのを身をもって叩き込みますよ」