「スーパーパワーシリーズ2026」6月24日(水)新木場大会詳報&試合後コメント
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4大タイトルマッチが組まれた6・18後楽園大会を終えて、早速それぞれが次なる闘いに向かって始動。今大会ではメインでアジアタッグ王座の次期挑戦権を懸けた一戦が組まれ、また三冠ヘビー級王者の宮原健斗は次期挑戦者候補について「6月中に出て来い」とアピール。6月は今大会が最後になるため、三冠王座を巡る動きにも注目が集まる。
<第1試合>
シングルマッチ 20分1本勝負
〇鈴木秀樹 vs ×立花誠吾

6・18後楽園大会での三冠ヘビー級王座戦で敗北を喫した鈴木秀樹が“出直し”のオープニングマッチ登場。一方の立花誠吾も後楽園大会で世界ジュニア王座から陥落しており、こちらも“リ・スタート”を図る闘いとなった。
じっくりとしたスタートから、秀樹がヘッドロックで立花をとらえて締め上げる。立花が脱出しようとしても、秀樹は離さずに絞る。ショルダータックルで倒された立花がいつもの下から見上げるポーズを決めようとするも、秀樹は足を取ってグラウンドに持ち込む。秀樹が腕ひしぎ十字固めの要領で腕を伸ばそうとすると、立花は上から覆いかぶさって脱出する。手四つの力比べは秀樹が押し込み、相手の腕をクロスさせて締め上げる。続けてスリーパーホールドで捕獲するも、立花は後方に倒れ込むようにしてどうにか逃れる。秀樹が絡みついてグラウンドに持ち込み、立花がバックに回る。フルネルソンの体勢からスリーパー、ヘッドロックに移行。秀樹に腕を決められても立花は応戦。秀樹にコーナーに押し込まれてボディーにエルボーを食らっても、エルボー連打で抵抗。しかし、ローリング・エルボーはかわされてグラウンドに持ち込まれると、足をインディアンデスロックで捕獲され、さらに両腕を羽根折り固めで締め上げられる。逃げ場を失った立花はギブアップするしかなかった。

試合後、秀樹は立花に握手を求めるフリをして近づき、腹部にエルボー、背中にハンマーを打ち下ろし、さらにストンピングとなぜか急にあらぶって痛めつけた。
<秀樹、立花のコメント>

秀樹「アニキ! アニキ、ありがとうございました!」
立花「最後、めっちゃグーで殴ったぞ、アンタ。なんだ、(握手の)手を離せ」
秀樹「第1試合からお互いやり直しで」
立花「分かった、分かった。いまからいいこと言おうとしたのに、いいことなんて絶対に言わねえ。世界ジュニアチャンピオンで負けたけど、『ジュニアフェスティバル』があるから、そこで優勝して…」
秀樹「(突如、襲い掛かり)テメエ、負けたろ!」
立花「アンタも負けたろ!」
<第2試合>
タッグマッチ 20分1本勝負
大森北斗 ×田村男児 vs 〇”ミスター斉藤”土井成樹 セニョール斉藤

6・18後楽園大会で『ゼンニチJr.フェスティバル2026』(8・9後楽園~8・29大田区)への参加表明をおこない、事実上のジュニア戦線への“回帰”を宣言した大森北斗が世界ジュニア王者の田村男児とタッグ結成。相手の土井成樹&セニョール斉藤も含めて、早くもジュニア戦線での闘いがスタートした。
北斗は先発で土井と対峙。じっくりとした攻防からバックに回ると、自軍コーナーに土井を持っていって田村にスイッチ。土井もセニョールにタッチ。セニョールは田村に握手を求めて、相手が応じるとガッチリと握って離さない。田村がヘッドロックでセニョールを締め上げる。田村はショルダータックルで倒し、ボディースラムで叩きつけると、北斗につなぐ。田村から「連係いこう」と指示を出して、ダブルのショルダータックルを決める。しかし、北斗がロープに飛んだところで土井が足を引っ張り、形勢逆転。セニョールが狡猾に北斗を痛めつけ、土井との巧みなチームワークで攻勢に出る。防戦の北斗はセニョールにDDTを決めて田村にタッチ。田村はセニョールに串刺しのぶちかまし、フライング・ショルダーと畳みかける。バックフリップで叩きつけると、逆エビ固めにつないでギブアップを迫るが、土井がカット。セニョールはカウンターでマンハッタンドロップ、ラリアットを決めて土井につなぐ。土井は田村に強烈なオーバーハンドチョップ。田村もエルボーで応戦する。田村がロープに飛ぶとセニョールが背中に蹴り。土井とセニョールが連係で田村を追い込んでいく。しかし、北斗がアシストに入って、土井にエルボーを放ち、場外のセニョールにプランチャを見舞って分断。田村がデスバレーボム、ラリアットと攻め立てるが、土井もDOI555からバカタレスライディングキックで反撃。それでも田村がラリアットでねじ伏せようとするも、土井は巧み絡みついて電光石火のV9クラッチで世界ジュニア王者から3カウント。
試合後、土井は8月ツアーで開催される『ゼンニチJr.フェスティバル2026』に世界ジュニア王者として臨むことを宣言。その上で田村への挑戦をアピールし、7・25神戸大会をタイトル戦の舞台に指定した。
<試合後の土井のマイク>

土井「おい、世界ジュニアチャンピオン、チャンピオンになって早々、負けとるやんけ!いまの試合、誰が勝ったんや、どこのどいつが勝ったんや!? 俺やろ! おい、8月に『ジュニアフェスティバル』あるらしいな。俺はそこに世界ジュニアのチャンピオンとしてエントリーする気や。これがどういう意味か分かるか? 次の挑戦者は俺やろ! 問題はどこでタイトル戦をやるかやな。まあ、東京で起こったことやから、東京で解決するのが一番ええよな。(場内の反応を聞いて)微妙やな。違うらしいな。OK、東京ちゃうらしいわ。みんなが見たいのは、西日本らしいわ。もっと言うなら、みんなが見たいのは関西かもしれへんな。もっと言うなら、みんな神戸で見たいんちゃうか? おい、7月25日、神戸サンボーホールで世界ジュニアに挑戦するのは俺やろ!」
<土井のコメント>

土井「おい、世界ジュニアチャンピオン、オマエこのまえベルト取って、もう燃え尽きたんちゃうか? あっさり俺に負けとるやんけ! そんでもって、いまリング上で言ったよな。次の挑戦者は俺やろ! 8月の『ジュニアフェスティバル』、世界ジュニアチャンピオンとしてエントリーしたるからな。まずはオールジャパン、決定出しとけよ。7月25日、神戸で世界ジュニア戦や!」
<田村のコメント>

田村「チキショー。セニョール斉藤、とことん腹立つな、アイツ。世界ジュニア巻いて、初陣だったけど、白星で飾れなかったし。さっき土井成樹に取られてああいうマイクで言われたら、俺はもうチャンピオンとしてなんも言えねえ。負けた以上は俺はその意見を呑むつもりでいるから。あとは、会社で決めてくれ。あとはやるだけだよ」
※北斗はノーコメント
<第3試合>
タッグマッチ 20分1本勝負
青柳亮生 ×MUSASHI vs ライジングHAYATO 〇吉岡世起

6・18後楽園大会でアジアタッグ王座を奪還した青柳亮生とライジングHAYATOが敵味方に分かれて対戦。また、“むーちゃんせーちゃん”MUSASHI、吉岡世起もパートナー対決となった。
4選手は1人ずつ入場すると、自然とタッグチーム同士でコーナーに分かれる。レフェリーが「逆、逆」と促してようやく本来のカードで対角に分かれる。亮生とHAYATOでゴング。ともにスピーディーに動き回り、譲らぬ攻防を見せて握手を交わし、パートナーに代わる。吉岡はMUSASHIの「新木場、盛り上がって…」のアピールは口をふさいで阻止。こちらもともにスピードに乗って動き切回るが、吉岡は握手を求めながらもガットショット。MUSASHI&亮生が吉岡に連係攻撃を決めて、ペースを握る。MUSASHIが「せーちゃん、来いよ!」と挑発すると、吉岡が強烈なミドルキック。代わったHAYATOもMUSASHIに強烈なチョップからバックエルボー。HAYATOと吉岡は素早いタッチワークを見せて、MUSASHIをとらえて痛めつける。防戦のMUSASHIはHAYATOの突進をかわし、ブレーンバスターで叩きつけて亮生につなぐ。亮生とHAYATOがエルボー合戦を展開。ハンドスプリングはキャッチされた亮生だが、すぐに旋風脚を見舞う。しかしHAYATOもドロップキックを突き刺して、吉岡につなぐ。
吉岡が亮生にサッカーボールキック。吉岡とHAYATOが亮生にトレイン攻撃。さらに合体技を見せようとするも、これは亮生が抵抗。亮生が吉岡のバックに回ると、HAYATOは反射的に(?)味方であるはずの吉岡に合体技を決めてしまう。亮生&MUSASHIが連係で吉岡を攻め込む。MUSASHIのエストレージャフトゥーロは吉岡がスカし、その後は4選手が入り乱れてダウン。それぞれパートナー同士でエルボーの打ち合いを見せる中、HAYATOがMUSASHIにトラースキック。吉岡は旋回式ファルコンアローからバズソーキック。クラッシュドライバー狙いはMUSASHIが抵抗。MUSASHIもエクスプロイダーからファルコンアローを返し、ジャーマン・スープレックス・ホールドもカウント2。ならばとエストレージャフトゥーロを放つが、HAYATOのカットが間に合う。MUSASHIが二天一流を狙うも、吉岡が回転エビ固めで切り返し、そのままクラッシュドライバーにつないで3カウント。

手の内を知り尽くした4選手によるタッグマッチは好勝負となり、試合後は亮生&HAYATOがともに引き揚げ、吉岡はMUSASHIを介抱。最後はノーサイドで、それぞれのパートナー同士で花道を下がった。
<亮生、HAYATOのコメント>

亮生「よっしゃ。やったね」
HAYATO「やったね」
亮生「今日は組んでないよ」
HAYATO「たまにはこういうのがあっても面白いよ」
亮生「なんか夏が近づいてきてるね。夏といえば、ジュニフェス。近づいてるね。その前に今日、チャレンジャー決まって、アジアタッグ、(7・19)後楽園でありますんで。今日殴り合って深まった部分もあるんじゃないですかね」
HAYATO「どっちのチームが来ても大丈夫でしょ」
亮生「やってやりましょう、初防衛戦」
<MUSASHI、吉岡のコメント>

吉岡「強烈だよ、むーちゃん、スプラッシュ」
MUSASHI「あらためて分かったよ。せーちゃんの強さってやつ」
吉岡「こっちもビンビン感じたよ。苦しい。でも、むーちゃん、楽しいんじゃない?」
MUSASHI「楽しいよ。負けて楽しいって言っていいのか分かんないけど、楽しいよ。せーちゃん、どうしてくれんだよ、この楽しさ」
吉岡「普段のちょっとなに考えている分からないむーちゃんにはだいぶヒヤヒヤさせられたりするけど、こうやってギラついたMUSASHIと闘うのはやっぱりたまんなくワクワクするよ」
MUSASHI「吉岡世起、俺が前に言ったさ、むーちゃんせーちゃんの改革、こういうことだよ。これがやりたかった。これがやりたかったんだよ」
吉岡「闘いたいってこと?」
MUSASHI「闘いたいけど、タッグは解消なんてしないよ。言ってたじゃん結成当初から、むーちゃんせーちゃんは仲良しこよしじゃないって。タッグ組んだらもちろん2人でやるし、でも組むだけじゃない、闘うってなったら、こうやって熱い闘いしていこうよ。ジュニフェスもあるからね」
吉岡「むーちゃんせーちゃんが一番明るく楽しく激しくもやるってことでいいね、むーちゃん?」
MUSASHI「もちろん、これからもタッグとしてもシングルプレーヤーとしても、よろしく」
<第4試合>
3WAYマッチ 20分1本勝負
〇斉藤レイ vs 芦野祥太郎 vs ×小河彪

世界タッグ王者の斉藤レイと芦野祥太郎、小河彪の異色3WAYマッチ。一人だけキャリアの劣る小河にとってはチャンスの一戦であり、どのような立ち回りを見せるかがポイントとなった。
ゴングと同時に「リーゼント」コールが起こる。芦野は小河に働きかけて、2人でレイに向かっていくことを提案。芦野と小河がダブルタックルを狙うも、逆にレイにまとめて倒されてしまう。小河がレイに覆いかぶさってスリーパーホールド。レイは構わずに芦野にチョップを見舞い、小河を担いだままコーナーに叩きつけて、チョップを見舞う。芦野がロープ際にレイをおびきよせて場外に落とす。小河は芦野にフライング・ショルダー連発。さらにジャイアントスイングでぶん回す。ともに三半規管にダメージを受けてフラフラとする中、レイはタックルで相手2人を倒し、ヒッププレスをそれぞれに見舞う。レイが芦野を仕留めにかかるが、チョークスラム狙いは芦野が切り返し、ヒザへのドロップキック。ランニング・エルボースマッシュからアンクルホールドで捕獲する。そこに小河が入ってきて、芦野に倒れ込み式ヘッドバット。レイにはショートレンジ・ラリアットを連発。走り込んでのラリアットでレイをなぎ倒し、さらに突進するもノド輪で食い止められ、張り手で動きを止められる。レイは小河にカウンターのクロスボディー。芦野をチョークスラムで排除し、小河にもチョークスラムを決めるがカウント2。ならばとベリンジャー(逆エビ固め)で思い切り締め上げてギブアップを奪った。

<芦野、小河のコメント>

芦野「なにしてんだ、オマエ! 頭(リーゼント)を気にしすぎだって」
小河「すみません」
芦野「コイツ、見たか? レイのことなぎ倒しやがった。いまHAVOCは俺一人だ。ただな、守るぞ、HAVOCを。HAVOCは俺のいまの生きがいなんだよ。あの2人がオーストラリアとアメリカで安心してHAVOCを見てられるようにな。ザイオン、オデッセイ、アイ・ミス・ユー、早く帰ってきてくれ。俺たちは、いや俺は、HAVOC!」
小河「見ての通りボロボロですけど、芦野さんもレイさんもラリアットで倒しました! でも、満足してないっす。絶対、勝利をこの全日のリングでつかみ取ります。もっと、いろんな人と闘わせてください。クッソ、悔しい。行ってきまーす!」
<レイのコメント>
「フォー!勝ったぜ。久々の3wayマッチ、バチバチと楽しかったな。まあ、芦野祥太郎そして、名前覚えたぜ、小河彪。タッパもあるしな、力もあって、なかなかいい選手じゃねえか。またバチバチにやろうぜ!フォー!OK、じゃあビールで乾杯だ」
<第5試合>
6人タッグマッチ 20分1本勝負
×宮原健斗 本田竜輝 羆嵐 vs 潮﨑豪 斉藤ジュン 〇綾部蓮

6・18後楽園大会で三冠ヘビー級王座V7を達成した宮原健斗は、次期三冠戦の舞台を7・25神戸大会に指定。挑戦者候補については「6月中に出て来い」と語り、その上で今大会では6人タッグマッチが組まれ、対角線の対戦相手はもちろん、パートナーも含めた全方位から狙われる状況となった。
ゴング前、綾部はジュンに対してコーナーに控えるように指示を出す。一方のコーナーでは本田が先発を買って出て、対角では潮﨑が出てきて対峙。本田が潮﨑にショルダータックル。ロープ際での「1、2、3、4!」は潮﨑が拒んで、それぞれ綾部、羆嵐にタッチ。ロープに詰めた羆嵐がクリーンブレークから「ハァァァー!」の雄叫び。手四つの力比べは綾部が高さも利用して押し込んでいく。羆嵐も押し返すが、リバース・スープレックスは決められず。それでも綾部のフロントキックをかわしてショルダータックルで倒す。綾部もすぐにフロントキックを返し、宮原とジュンの攻防に移る。両チームが派手な場外戦を展開し、ジュンはリングに戻っても宮原を痛めつける。相手チームにつかまった宮原は、潮﨑はカウンターでフロントキックを見舞って羆嵐につなぐ。羆嵐は潮﨑にセントーン、串刺しラリアット、さらにコーナー2段目からのダイビング・セントーンもカウント2。アルゼンチン・バックブリーカーは潮﨑が脱出し、ブレーンバスターで叩きつけてジュンにスイッチ。
ジュンは羆嵐に串刺しフロントキック、エルボードロップ。チョークスラム狙いは羆嵐が阻止し、カウンターで正面飛びのドロップキックを見舞って、本田につなぐ。本田がジュンに串刺しラリアットから、今度こそ「1、2、3、4!」を決める。本田のスピアはカウント2。ジュンは突進をかわし、背中にタックル。綾部がジュンの背中にタッチして、強引に試合権利を得る。本田はカウンターでスピアを決めて宮原につなぐ。宮原が綾部に低空ドロップキックの畳みかけ。さらに本田、羆嵐とトレイン攻撃からシャットダウン・スープレックスの体勢。これは綾部が脱出。潮﨑、ジュンのアシストから綾部がフルネルソンバスターもカウント2。宮原のブラックアウトを受け止めた綾部はカウンターのキチンシンクで動きを止め、アイアン・メイデンで締め上げて、三冠王者から勝利を収めた。
完全に伸びた状態の宮原を見下ろした綾部は「三冠のベルトを懸けて俺と闘ってくれ。拒否権はない。宮原健斗、絶望を味わってもらうよ」と王座挑戦表明。王者を踏みつけてふてぶてしくアピールし、悠然と花道を下がった。
<試合後の綾部のマイク>

綾部「このタイミングをずっと望んでいたんだ。宮原健斗、三冠のベルトを懸けて俺と闘ってくれ。拒否権はない。宮原健斗、絶望を味わってもらうよ」
<綾部組のコメント>

綾部「リング上で言った通り、宮原健斗の三冠のベルトに挑戦表明といったところだ。まあ、チャンピオンから直接勝ったんだからな。マイクでも言った通り、このタイミングを虎視眈々と待ち望んでたんだ。三冠のベルト、当然価値は分かってるつもりだ。自分が取れるという自信もある。そして、結果をもってチャンピオンの前に立つ。そのタイミングが整ったから行かせてもらったよ。宮原健斗、絶望を味わってもらおうか」

ジュン「勝ったぜ! まあ、最後に仕留めたのは綾部蓮だがな。まさかチャンピオンの宮原健斗を仕留めるとは思ってなかった。さすがにデカくて強い。誰だいったい、今日のタッグを考えたのは? まあ、楽しかったぜ。DOOM!」
※潮﨑はノーコメント
<宮原組のコメント>

宮原「(ダメージから寝そべったまま、セコンドが抱き起こそうとするも)喋る、喋る。なんつったアイツ? なんつった? アイツはリング上でなんて言ったんだよ?(三冠に挑戦させろと…)最後なに? 止めたのか? 三冠? 綾部蓮か。やってやろうか。アイツが言ったんだろ? このベルト懸けてやってやるよ、アイツ。なんか聞こえたな、アイツなんか言ったな? 絶望? 俺に絶望を与える? 勇気があるのか、オマエには? このプロレス界に希望を与え続ける男に絶望を与えるか。おもしれぇじゃねえか、やってやるよ。7月25日、やってやるよ」
本田「せっかく俺と羆さんと立花のアニキがこの6人タッグのベルトを持ってるからね。まだ歴史の浅いベルト、俺たちでどんどんどんどん高めて、どんどんどんどん防衛戦やっていきたいね?」
羆嵐「だね」
本田「いち個人としては、本田竜輝としてどんどん結果を残していくぞ」
羆嵐「頼もしいね。6人タッグのベルトもそうだけど、俺自身、GAORAのチャンピオンでもあるんだよ。このGAORAのチャンピオンベルトを羆嵐色に染めるためには、まずテーマを見つけて、どんどんどんどん防衛していくぞ。次はジュニアのシリーズか? 関係ねえぞ。羆嵐は、この俺、GAORA TVチャンピオンの羆嵐はジュニアの選手にも負けねえぞ。羆嵐のプロレスをお見せします。羆嵐から目を離すな。ハァァァー!」
<第6試合・メインイベント>
アジアタッグ王座次期挑戦者チーム決定戦 時間無制限1本勝負
青柳優馬 ×矢野安崇 vs 安齊勇馬 〇小藤将太

6・18後楽園大会でDRAGONGATEからアジアタッグ王座を奪還した亮生&HAYATOに対して矢野安崇、小藤将太がそれぞれ挑戦アピール。両選手はそれぞれ青柳優馬、安齊勇馬をパートナーとして呼び込み、挑戦権を懸けた闘いで雌雄を決することになった。
先発は小藤と矢野。ロープに詰めた小藤が離れ際にチョップを見舞う。互いに腕を取り合い、リズミカルに体勢を入れ替えながら譲らぬ攻防を見せる。それぞれタッチで安齊と優馬が対峙。互角のショルダータックルから、安齊がカウンターでドロップキックを突き刺す。優馬も負けじとドロップキックを決めて、矢野にタッチ。矢野は安齊の左腕に狙いを定めて攻撃。安齊はカウンターで矢野を担いで、ボディースラムで叩きつけると小藤につなぐ。小藤も矢野を攻め立てるが、ロープに飛んだところで優馬に足を引っ張られ、場外戦に持ち込まれる。場外戦で矢野が小藤を激しく痛めつける。リングに戻っても矢野が攻勢に出る。防戦の小藤は正面飛びのドロップキックを決めて、安齊にタッチ。安齊は矢野に串刺しエルボーアタック、ベリー・トゥ・ベリー。矢野もフォアアームを胸板に叩き込み、ドロップキックを見舞って優馬にタッチ。
優馬は安齊にドロップキック、セカンドコーナーから反転してのクロスボディー、さらにコーナートップからのクロスボディーを見舞って、エンドゲームで締め上げる。安齊がロープエスケープ。エルボーのラリーから、安齊がニーアッパー、ダブルアーム・スープレックスからフェースロック。小藤も矢野に卍固めを決めてアシストする。優馬はどうにかロープエスケープ。安齊のギムレット狙いは優馬が阻止し、セカンドコーナー、トップコーナーからのミサイルキックを畳みかける。ジャーマンを打ち合い、安齊はカウンターでジャンピング・ニーを決める。それぞれタッチで小藤と矢野の攻防。矢野がドロップキックを決めれば、小藤はブレーンバスターを返し、安齊とのトレイン攻撃。スワンダイブ式フォアアームを決め、スタイルズクラッシュ狙い。これは矢野が切り返し、優馬を呼び込んで小藤にトレイン攻撃。さらにハイジャック・パイルドライバーを決めるが、安齊のカットが間に合う。安齊は優馬にバックドロップ。矢野は安齊にスイング・ネックブリーカーを決め、小藤にはフェースバスターから低空ドロップキック。タイガードライバーはカウント2で返されると、コーナーからフロッグスプラッシュを投下するも、これもカウント2。再びコーナーに上ると、安齊がとらえて雪崩式ブレーンバスター。安齊は優馬に投げっぱなしドラゴン・スープレックスを決めて排除。小藤と矢野の1対1となり、矢野がトラースキックの畳みかけ。小藤はカウンターのドロップキックからブレーンバスター、フィッシャーマンズ・スープレックスと畳みかける。最後はスタイルズクラッシュで矢野を叩きつけて3カウント。7・19後楽園大会でのアジアタッグ王座挑戦権をつかみ取った。

試合後、マイクを手にした小藤は矢野に対して「オマエを何度でもぶっ潰したい」と、今後長らく競い合っていくであろう“ライバル”に言葉を投げかける。そして、アジアタッグ王者組の亮生&HAYATOを呼び込むと、7・19後楽園でのベルト奪取を予告し、王者組にマイクを渡すことなく「お帰りください」と引き揚げさせる。小藤はマイペースかつ自由奔放に振る舞い、安齊のマイクを挟んだのち再びマイクを手にすると、初披露の「レッツゴー、オールジャパン!」の唱和を観客に要望。これからも全日本マットの熱気を継続させ、魂を込めて闘い続けることをアピールすると、観客とともに「レッツゴー・オールジャパン!」と高らかに叫んで大会を締めた。
また、敗れた優馬はバックステージで全日本プロレスTV認定6人タッグ王座への挑戦をぶち上げ、矢野とともに弟の亮生を呼び込んで、“青柳兄弟でヤス”として6人タッグ王座に照準を絞っていく姿勢を見せた。
<試合後の小藤、安齊のマイク>

小藤「よっしゃ、勝ったぞー! 矢野安崇、俺はなオマエに宣言した通り、直接取ってやった。全日本に来てくれてありがとう……なんて言うわけねえだろ! 矢野安崇、これで1勝1敗だ。オマエとこれからもこの先ずっと、何度でもやっていきたい、オマエを何度でもぶっ潰したい。だから、またやろうぜ。そして、我々が勝って、アジアタッグ、7・19後楽園ホールの挑戦権を勝ち取りました! チャンピオンチーム、出て来てください。(アツハヤがリングインすると)アナタたちに言われた通り、次期挑戦者決定戦に勝って、ボクたちが挑戦権を獲得しました。7・19後楽園ホールでは、そのベルト、アナタたちから俺がひっぺがします。以上です、お帰りください。(亮生がマイクを取ろうとするも渡さずに)解散!(王者組が渋々引き揚げる)。ということで、ボクたちが後楽園ホールでアジアタッグ、取りましょう。カッコいい勇馬さん、お願いします」
安齊「今日、見ての通り、勝ったのは将太とカッコいい勇馬さんだ。そして、後楽園ホール、アジアタッグ選手権試合、勝つのは将太と日本一カッコいい勇馬さんだ。将太が初めてベルトを巻く姿、見たいですよね? 皆さん、見たいですよね? ぜひ俺たちから目を離さないでください。後楽園ホール、頑張ろう。絶対取ろうね」
小藤「じゃあ最後に、全日本プロレスTVをご覧の皆さん、そして本日チケット完売、ご来場いただいた皆様、最後に『レッツゴー、オールジャパン』で締めたいと思います。ボクが『レッツゴー』と言うので、皆さん『オールジャパン』でお願いします。皆さん、ぜひご起立ください。このまま全日本プロレスの勢いは止まることはありません。皆さまが応援してくれる限り、ボクらはこのリング上で魂込めて全力で闘います。それでは皆さん、行きます。レッツゴー、オールジャパン!」

<安齊&小藤のコメント>
小藤「勝ちました。宣言通り、矢野安崇から取ってやったぞ。矢野、これからもオマエとは何度でもやってやる。そして、何回でも俺が取ってやる。またやろう」
安齊「アジアタッグ巻くのは将太と日本一カッコいい勇馬さんだ。絶対俺たちがベルトを巻くから、俺が久しぶりにベルトを巻く姿、そして将太が初めてベルトを巻く姿、全員必ず見てください」
小藤「いま日本一カッコいい勇馬さんが言った通り、アジアタッグのベルトを取るのは俺と安齊さん。アツハヤ、オマエらは俺がいつか超えないといけない相手なんだ。後楽園ホールでオマエらを倒して、俺が全日ジュニアのトップまで駆け上ってやる」

<優馬&矢野、亮生のコメント>

優馬「俺のせいです、本当に申し訳ございません(頭を下げる)。俺のせいです、すみません。矢野、いい線行ってたと思うんだけどね、ダメだったか」
矢野「すみません、負けちゃいました」
優馬「いや、本当に申し訳ない。俺のせいだ。ヤスがせっかく頑張ってくれたのに、先輩がふがいなかった」
矢野「すみません、ベルトに…せっかくチャンスもらったのに、挑戦できなくて。負けてしまって、本当にすみませんでした」
優馬「いやいや。タッグのベルトと言えば、もう一つあるから。もう一つ、分かる? タッグのベルトと言えば」
矢野「世界タッグ」
優馬「それはまあ無理だな、難しいな。斉藤ブラザーズは難しいから。6人タッグという3対3のベルトがある。それを俺らで挑戦しよう。そこに挑戦しよう、アジアはダメだったけど。おいおいまた行こう、アジアは」
矢野「はい、お願いします!」
優馬「6人タッグで俺らで、“ゆうまでヤス”で」
矢野「6人タッグだとあともう一人必要です」
優馬「まあ、そうだね。弟あたりにちょっと聞いてみるわ。亮生さん、ちょっと(亮生を連れて来る)」

亮生「(今日)負けたでしょ?」
優馬「本当はねアジアに挑戦したかったんだけど…どうしてもベルトに挑戦したいから、6人タッグのベルトあるから、そっちにいこうと」
亮生「おぉ」
優馬「ちょっと、“ゆうまでヤス”だと一人足りないから、ちょっと弟さん、亮生さんのお力をお貸しいただけないでしょうか?」
亮生「6人タッグのベルト、俺やったことない」
優馬「行ったことないでしょ。俺は元チャンピオンだから」
亮生「可能性あるってこと?」
優馬「可能性あるよ」
亮生「攻略法を知ってるってこと?」
優馬「攻略法知ってるよ、任せといて」
亮生「いっちゃいましょう!」
優馬「“青柳兄弟でヤス”で行きます。行くぞ、“青柳兄弟でヤス”!」
矢野「はい!」
優馬「ヤス!」
亮生「ヤス、ヤス!」