「サマーアクションシリーズ2026」~太陽薬品株式会社presents~7月25日(土)神戸大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「サマーアクションシリーズ2026」~太陽薬品株式会社presents~7月25日(土)神戸大会詳報&試合後コメント

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『サマーアクションシリーズ2026』第4戦。1年ぶりの開催となった真夏の神戸大会は、超満員札止めを記録。三冠ヘビー級選手権試合、世界ジュニアヘビー級選手権試合、2大シングル王座戦が開催され、ジュニア戦士によるシングルリーグ戦『ゼンニチJr.フェスティバル』へ向けた戦いも激しい火花が散った。

《第1試合》
シングルマッチ 20分1本勝負
〇斉藤ジュン vs ×小藤将太

オープニングマッチから世界タッグ王者に君臨する斉藤ブラザーズの兄・斉藤ジュンが登場。『ゼンニチJr.フェスティバル』初出場が決まった小藤将太は、7.22新木場大会の斉藤レイ戦に続く、斉藤ブラザーズとのシングルマッチとなった。

小藤はスーパーヘビー級戦士に真正面からぶつかっていき「来い!」と挑発。ジュンをエプロンに追いやってドロップキック。場外では安齊勇馬を彷彿とさせる鉄柵ステップ式エルボーアタックを放った。リングに戻るとボディスラムにトライしたが、逆にジュンが叩きつけ、逆エビ固めで小藤の勢いを止める。チョークスラムから逃れた小藤は、前転式ドロップキック、ミサイルキックと進撃して張り手を連打。ジュンも大相撲仕込みの猛打を浴びせる。ジャックハマーを丸め込んだ小藤は、気合を入れて今度こそボディスラム。完璧に投げ切って見せたが、フィッシャーマンズ・スープレックスを決められず、ジュンが圧巻の畳みかけ。滞空時間の長いジャックハマーであっという間に3カウントを奪った。

〈バックステージ〉

ジュン「小藤将太、小さいがいいチョップを持っているじゃないか。せっかくだ、これから俺とレイとたくさんチョップしていこう。楽しみだぜ。そしてだ、今日はミスター斉藤が世界ジュニアに挑戦するな。応援しているぞ。DOOM!」

小藤「オイ、斉藤ブラザーズに挟まれる3日考えたことありますか?斉藤ブラザーズとやっても、まだ斉藤ブラザーズが残っている。俺はこんな恐怖の週間を乗り越えたんだ。俺のジュニフェス、絶対ただじゃ終わらない。ここからジュニア全員まくってやる。よく憶えておけ」

《第2試合》
タッグマッチ 20分1本勝負
芦野祥太郎 〇羆嵐 vs ×MUSASHI 吉岡世起

芦野祥太郎&羆嵐の元WRESTLE-1コンビと“むーちゃんせーちゃん”MUSASHI&吉岡世起の対戦。芦野は翌26日の岐阜大会で元HAVOC潮﨑豪とのシングルマッチを控えており、GAORA TV王者の羆嵐はDRAGON GATE望月成晃との王座戦が決定(8.2立川大会)。MUSASHI&吉岡世起は、『ゼンニチJr.フェスティバル』で同じAブロックとなり、両者の公式戦は8.22熊本大会で実現する。

ヘビーvsジュニアとなったタッグマッチは、芦野がMUSASHIのスピードについていきヘビー級のパワーで先制攻撃。対するむーちゃんせーちゃんは、羆嵐にコンビネーションを決めて「盛り上がっていこうぜ!」で観客を煽る。羆嵐が吉岡のクロスボディを受け止めると、バックフリップからセントーン。芦野が続いて得意の俵返し。MUSASHIにはザイオン式のヘッドバットをお見舞い。羆嵐が串刺しラリアット、セカンドロープからのセントーン。むーちゃんせーちゃんは、吉岡のシザースキックからツープラトン・ブレーンバスター。芦野を場外に追いやり、吉岡がラ・ケブラーダを発射。MUSASHIがトラースキックを叩き込み、エストレージャフトゥーロでフィニッシュを狙う。しかし、立ち上がった羆嵐がMUSASHIを担ぎ上げ、吉岡目掛けて投げ捨てる。羆嵐は丸め込みで抵抗するMUSASHIに重爆クロスボディ。芦野が入ってくると、羆嵐をジャーマンの要領で抱え上げ、セントーンで投下する合体技。そのまま羆嵐がアルゼンチン・バックブリーカーを完成させると、MUSASHIはギブアップするしかなかった。

〈芦野&羆嵐のバックステージ〉

芦野「お疲れさん」

羆嵐「お疲れさん」

芦野「久々のタッグいいね。久々にやるといいな」

羆嵐「久々だったね。なんか久々に連携やったよ。猛威を振るった合体セントーン。楽しかったな」

芦野「懐かしいな。まぁ2人とも今は全日本プロレスで別だ。俺はHAVOC、今は1人しかいない。そして明日だ。岐阜、潮﨑豪、豪、豪さん。あんたとのシングルマッチできるのが楽しみで仕方がないよ。今からよ、ここ(胸)に粗塩塗っとくからよ。切れないように準備しとくんで。何発ぐらい受けようか?」

羆嵐「50?」

芦野「500だな。500発受けきって、俺がぶん投げて、極めて、HAVOCしてやるよ。今日はありがとう。GAORAのタイトマッチ、頑張ってくれよ。応援してるわ」

羆嵐「頑張るわ。気合入ってんな。気合で言ったら俺も負けてねぇけどな。見ろGAORA、6人タッグ(のベルト)。明日は6人タッグ、8月2日GAORAだ。オイ、たとえどんな敵が現れようとも、この俺、羆嵐は真っ向勝負で、真っ正面から叩き潰してやる。明るく、楽しく、激しく、羆嵐のプロレスで、このベルトの価値を高めていく。以上だ。羆嵐から目を離すな。ハー!」

〈むーちゃんせーちゃんのバックステージ〉

吉岡「とんでもねぇな。とんでもねぇ、パワーと重さ」

MUSASHI「ジュニフェス前にね、むーちゃんせーちゃんのタッグの力を見せつけて、ヘビー級を食ってやろうかなと思ってたけど、やっぱ強えぇなヘビー級は」

吉岡「もう組むのここから ジュニフェスまでなかったっけ?」

MUSASHI「同じブロックだからね、俺たち。8月22日、熊本でしょ。せーちゃんの地元で俺たち何回目?3回目か。3回目のシングルマッチ」

吉岡「今まで 1勝1敗、ちょうどいいじゃん」

MUSASHI「俺たち、むーちゃんせーちゃんなんて呼ばれてるけどさ。熊本では吉岡世起vsMUSASHIの戦い見せてやろうよ」

吉岡「OK。楽しみにしてる」

《第3試合》
6人タッグマッチ 30分1本勝負
青柳亮生 ライジングHAYATO ×矢野安崇 vs 大森北斗 〇立花誠吾 レオン・デ・オロ

8.9後楽園大会で開幕する『ゼンニチJr.フェスティバル』の各公式戦を見据えた6人タッグマッチ。Aブロックには、ライジングHAYATO、矢野安崇、立花誠吾、レオン・デ・オロがエントリー。昨年度優勝者の青柳亮生とジュニア回帰の大森北斗はBブロックとなり、因縁の両者の公式戦は開幕戦で行われる。7.26岐阜大会では、亮生&矢野が青柳優馬を加えたトリオで、立花が本田竜輝&羆嵐と保持する全日本プロレスTV認定6人タッグ王座に挑戦する。

亮生と北斗の同期対決でゴングが鳴り、まずはシェイプアップした北斗がロープに押し込む。ヘッドロックを極められた亮生がロープに振ろうとすると髪の毛を引っ張る。亮生も同じように髪の毛を引っ張り返し、ドロップキックを見舞った。8.15新木場【昼の部】で公式戦が組まれているHAYATOとレオンが激突。テクニカルな攻防が続く中、レオンがトリッキーなアームホイップ。HAYATOもバク宙フェイントでレオンを手玉に取る。アツハヤの連携を切り崩したレオンは、亮生にトルニージョアタック、HAYATOにはケブラドーラ・コン・ヒーロを決める。立花もマンハッタンドロップ、ケンカキックで続いて存在感を発揮。ローンバトルが続いたHAYATOはドロップキックでピンチを脱出。タッチを受けた亮生は北斗を軽快なムーブで翻弄する。北斗はコンプリートショット、エルボーアタック、ブレーンバスターと畳みかけると、頭を踏みつけ「ジュニアのトップなんだろ?」と挑発。激しいエルボーのラリーから北斗がローリング・エルボー。亮生も旋風脚を放って譲らない。矢野は8.22熊本の公式戦で激突するで立花に襲い掛かり、ブーメランボディをズバリ。立花もエルボーで応戦すると、レオンがフロッグ・スプラッシュで援護。立花の串刺し攻撃はかわされて、アツハヤがコンビネーションを次々に決める。6人が入り乱れ主導権争いが繰り広げられる中、レオンがノータッチ・トペ・コンヒーロ。リング上は立花と矢野。矢野が気合全開のブレーンバスターからタイガードライバー。カウント2.9。ならばとジャーマンを狙ったが、立花がスピアで鎮圧。アングルスラム、イケメン落としが火を噴くと、必殺のヤンキーハンマーを振り下ろして奮闘した矢野を撃破。ジュニアの頂点獲りへ、好調な様子を見せつけた。

〈バックステージ〉

立花「見たか、お前。6人タッグチャンピオンの俺と一個前の世界ジュニアチャンピオン。俺の実力だ、この野郎。あぁ~ん?オイ、矢野。あと亮生もだな。ジュニフェス、俺ももちろんやる気満々、みなぎってるよ。だけどな。それよりもまず明日だろ、この野郎。岐阜の6人タッグ。おい、このままだとお前、矢野、亮生、いや、まぁ矢野だな。ボコボコにして終わりだぞ、この野郎、てめぇ。明日、俺と本田と羆嵐、嵐さんでむちゃくちゃいい試合して、あいつらにも負けない結果でも勝って、内容でもむちゃくちゃいい試合して、6人タッグの価値上げるからよ。楽しみにしとけ、この野郎。あぁ~ん?」

矢野「あれが前世界ジュニアチャンピオンの力か。でもジュニフェス、俺は組まれてる。そして立花さんとも当たる。今日みたいな結果には終わらせない。俺が全日ジュニアを盛り上げる。主役になるから待っていてください」

亮生「特に言うこともありませんし、この前の後楽園で言ったことが全てです。前言撤回もするつもりもないし、開幕戦で現実を見せつけたいと思います。あと一つだけアドバイスしておきましょう。ちょっと痩せすぎなんじゃないの?もうちょっと食べて大きくなってから8月9日迎えてください。以上です」

北斗「オイ、随分突っかかってくるじゃねぇか。お前らしくねぇじゃねぇか。全然いつも通りよ、すかしてくれてもいいんだぞ。別によ、俺はてめぇを倒すことが目的で出てるわけじゃねぇけどよ。そんなに突っかかってくるんだったら、俺だってムキになっちゃうじゃねえか。俺はな、喧嘩はな、買っちゃうんだよ」

HAYATO「亮生、熱くなってるね。同期だから熱くなる気持ちもわかるし、まぁ俺としても思うとこあるけど。まあでもそんなそんなやつの話より、レオン・デ・オロすごいね。ちょっと舐めてた。レオン・デ・オロと同じAブロックだよね。戦うのが楽しみだよ。Let’s Punk」

レオン「俺たちはこの3対3の戦いに勝利した。レオン・デ・オロは日本に来て、サン・ルイス・ポトシを高めた」

《第4試合》
6人タッグマッチ 30分1本勝負
斉藤レイ ×鈴木秀樹 青柳優馬 vs 潮﨑豪 本田竜輝 〇安齊勇馬

後半戦はヘビー級の猛者が揃った6人タッグマッチでスタート。全日本プロレスTV認定6人タッグ王者の本田竜輝と挑戦者・青柳優馬は、7.26岐阜大会へ向けた最後の前哨戦となった。

先発の安齊とレイがロックアップ。ロープに押し込んだレイは重いチョップを一発。安齊もエルボーで応戦してドロップキック。レイが巨体で安齊をなぎ倒し、場内のボルテージを一気に上げた。潮﨑と秀樹の顔合わせとなり、チャンピオン・カーニバル決勝の激闘を再現。6人が場外の客席までなだれ込み、大乱闘が繰り広げられた。リングに戻った本田と優馬の直接対決。串刺しラリアットで猛威を振るう本田は、神戸のファンと「1・2・3・4!」の大合唱。優馬がロープをステップにしてのDDTでやり返しても、すぐに立ち上がってラリアットをブチ込んだ。レイは潮﨑をコーナーに詰めてチョップを連打。潮﨑もマシンガンチョップで反撃し、何度も衝撃音が響き渡った。安齊が秀樹にエルボーで飛び掛かり、スロイダーで追撃。秀樹は腕を固めたままコーナーに張り付けボディに鬼のエルボー。優馬・レイの串刺し攻撃からエクスプロイダーでぶん投げた。安齊も引かずにニーアッパーを突き刺し、秀樹の必殺でもあるダブルアーム・スープレックス。一気にギムレットで仕上げにかかったが、秀樹がスリーパーホールドで締め落としにかかる。そしてダブルアーム・スープレックスが炸裂。ギリギリで肩を上げた安齊は、起死回生のバックドロップ。本田・潮﨑がラリアットで援護すると、安齊がジャンピング・ニーアタックを2連発。今度こそギムレットを爆発させて、チャンピオン・カーニバル覇者から価値ある勝利を掴んだ。

〈安齊・潮﨑バックステージ〉

安齊「神戸、ありがとうございます。今のスリーカウント、今年チャンピオン・カーニバルを制した鈴木秀樹から、6人タッグだからといって、この勝利、一勝はめちゃくちゃ大きいでしょう。俺は必ずこのリング上、シングルで結果出して見せます」

潮﨑「いやー、全日本プロレス面白いね。あれだけデカくて、あれだけガッツリやれる全日本プロレス大好きだね。そして明日、岐阜大会。芦野祥太郎、お互いの戦い方、そういうのは、HAVOCで組んでわかってるだろうし、あとはハートの問題だ。ハートでいかに戦うか。明日、燃え尽きるような戦い見せてやるよ」

〈秀樹・レイのバックステージ〉

秀樹「負けました」

レイ「今日はな、俺側が負けちまったけど、まぁそういう日もある。それより今日は、ミスターの世界ジュニアがある。ミスター、グッドラック!よし、神戸牛と神戸ワインで乾杯だぜ」

〈本田・優馬のバックステージ〉

本田「明日だ、お前」

優馬「いよいよ明日だ」

本田「7月26日、岐阜で青柳兄弟でヤス、俺たち3人がぶっ潰してる。今はいないかもしれないけど」

優馬「誰もいねえじゃねぇか。2人いないけど、宣戦布告してやる。お前たちからベルトを獲るのは、青柳兄弟でヤス、俺たち3人だ」

亮生「ハー!」

本田「来たぞ、来たぞ。違う、おめぇじゃねぇ」

優馬「羆嵐じゃないんかい」

*チャンピオンチームとチャレンジャーチームが揃い対峙する。

羆嵐「ハー!電気が消えたぞ。おいおい、電気が消えたじゃねぇか」

優馬「電気消してんじゃないよ。壊れたんじゃないか?弁償じゃねぇか」

本田「明日 7月26日、岐阜のメインイベントだ。お前ら3人から勝って、このベルトどんどん高めてやる。かかってこい」

優馬「俺たちがそのベルトは獲る」

立花「ボコボコにしてやるからな、この野郎」。

亮生「覚悟しておけよ。ハー!」

羆嵐「ハー!」

《第5試合・セミファイナル》
世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第74代王者】〇田村男児 vs ×”ミスター斉藤”土井成樹【挑戦者】

第74代王者の田村男児は、6.18後楽園大会で立花誠吾とのライバル対決を制して、ベルトを奪還。しかし、6.24新木場大会で“ミスター斉藤”土井成樹に3カウントを奪われ、王座挑戦を受諾。7.11横浜大会の前哨戦では土井がバカタレスライディングキック、7.19後楽園大会の前哨戦では田村がパワーボムで直接勝利。両者が同選手権で対戦するのは、2024年10月12日の行田大会以来。当時の王者・土井がバカタレスライディングキックで勝利している。

関西圏で高い勝率を誇る土井はフロントハイキックで仕掛けると、田村がタックルで場外へ弾き飛ばした。土井はリング下から足を引っ張り、場外戦に引きずり込むと、日傘でチャンピオンを痛めつける。さらに、田村のラリアットを鉄柱に誤爆させ、徹底した右腕攻めを展開した。愚直に立ち向かっていった田村は、土井の足をロープにかけてのDDT。スリーパーを極めてスタミナを削る。早くもパワーボムの体制に入ったが、踏ん張った土井がリバース。腕を狙ったドロップキックから大暴走をクリーンヒットさせた。ものすごい高さからのダイビング・エルボードロップはカウント2。打撃戦で田村は打たれ強さを発揮したが、腕のダメージで失速。それでもデスバレーボムでピンチを抜け出した。田村はパワーボムにこだわるが、土井が抜け出して近距離からバカタレスライディングキック。サムソンクラッチを返した田村は、コーナーを背にした土井に突進。雪崩式デスバレーボムを狙ったが、土井がパワーボムの要領で豪快に叩きつけた。さらに、DOI555、バカタレスライディングキックと一気に畳みかけカバー。しかしカウント2.9止まり。王座返り咲きとはならない。猛攻を耐え抜いた田村が強引にパワーボム。土井も3カウントを許さない。何度もショートレンジラリアットを打ち込んでいく田村。「打ってこい!」と意地を見せた土井は、一瞬の隙をついてV9クラッチ。なんとかクリアした田村は、ラリアットでねじ伏せると、高々と抱え上げてラストライドで完全決着。苦しみながらも土井を突破して初防衛に成功した。

この結果を受け、田村はチャンピオンとして『ゼンニチJr.フェスティバル』に臨むことが確定。「ジュニフェスでも土井成樹と当たるし、開幕戦も青木優也だし、いろんなジュニア選手いるし、もっともっと熱くやっていこうと思っています」と兜の緒を締めた。

〈バックステージ〉

田村「試合を通して土井成樹のスタイル、そして気持ちがやっぱり伝わった。土井成樹の気持ちがやっぱり伝わる。熱い気持ちがああやって何年も、キャリアやって、やり続けても、こうやって熱い気持ちが伝わるから、俺ももっともっと頑張るし、ジュニフェスでも土井成樹と当たるし、開幕戦も青木優也だし、いろんなジュニア選手いるし、もっともっと熱くやっていこうと思っています」

土井「チャンピオン強えぇ。あいつ強えぇな。やっぱあれ106kgちゃうんか?ヘビー級ちゃうんかオイ。ジュニフェス考え直せよ。まぁでも、これで終わらへん。わかるよな。ジュニフェス公式戦でもう一回、田村男児と当たるから。ここでリベンジや。そんでもってジュニフェス優勝して、もう一回、田村男児の前に立つから。このままじゃ終わらんからな」

《第6試合・メインイベント》
三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第76代王者】〇宮原健斗 vs ×綾部蓮【挑戦者】

三冠ヘビー級王者・宮原健斗は、6.18後楽園大会でチャンピオン・カーニバル2026覇者・鈴木秀樹との頂上決戦を制し、7度目の防衛に成功。試合後に「最多防衛記録10回を塗り替えるぞ」と宣言した。綾部蓮は、6.24新木場大会の6人タッグマッチで宮原をアイアン・メイデンで葬り、タイトル挑戦が決定。7.19後楽園大会で綾部がドラゴン・スープレックス・ホールドで王者を粉砕すれば、7.22新木場の最終前哨戦では、宮原がスネークリミットで綾部から一本勝ちを収めて、神戸決戦を迎えた。

11年ぶりに神戸サンボーホールで開催となった三冠戦は、ロックアップでがっちり組み合い、宮原が離れ際に綾部の胸を張る。綾部も押し返して頭を撫でて挑発。場外では何度もエプロン、鉄柱に宮原の頭をぶつけていく。宮原もフロントキックを受け止め、そのまま足を鉄柱に叩きつける荒技。その後も宮原が頭突きの連打で主導権を握ったが、綾部も鉄柵攻撃で逆襲し、場外ボディスラムで試合をひっくり返した。リング上に戻り、綾部は串刺しビッグブーツ、ランニング・ネックブリーカードロップからアイアン・メイデンへ。宮原はロープに足を延ばして、なんとかエスケープした。宮原がドロップキックのコンボで立て直すと、ロープを挟んでビッグブーツを受け止め、トップロープに綾部の足を打ち付ける。さらに、エプロンでパイルドライバーを敢行。場外で大の字となった綾部は、リングに生還すると、殺気すら感じるエルボーで反撃。一撃で宮原をダウンさせた。ボディにヒザを突き刺し、リング中央でアイアン・メイデンが完成。完全に宮原の動きが止まると、カバーに入ったがカウント2。すると今度はフルネルソンで捕獲したが、宮原が丸め込んで起死回生のヒザ。シャットダウン・スープレックスは不発となり、綾部がフルネルソンボムからデスルーレットを予告。宮原はスモールパッケージで切り返して、ブラックアウトをズバリ。しかし綾部もドロップキックを直撃させて、狙いすましたランニング・エルボー。20分経過。再びエルボーで顔面を打ち抜き、ドラゴン・スープレックス・ホールド。しかし宮原は沈まない。追撃のデスルーレットを逃れ、絶望の淵から這い上がった宮原がブラックアウトを乱れ打ち。執念のシャットダウン・スープレックスで2mの巨人を投げ切って熱戦に終止符を打った。

8度目の防衛に成功すると、チャンピオンの前に正装の安齊が出現。安齊は「今、この勢いのある全日本プロレス、その中心はチャンピオン・宮原健斗ではなく、この俺、安齊勇馬だ」と主張し、「それなら次の挑戦者、俺しかいねぇだろ。今このプロレス界で最も勢いのある俺がそのベルトを巻いて、全日本プロレスをさらに上までもっていってやるよ」と宣言。宮原が「真夏のビッグマッチ、東京・大田区に相応しい相手が現れたな。プロレス界、スポーツ界、エンターテインメント界で一番熱い戦いをやってやるよ」が挑戦を受諾する。昨年の大晦日以来となる宮原への挑戦が決定的となった安齊は、日本全国のプロレスファンへ向けて「大田区、スーパースターvs世界一カッコいい男の三冠戦、全員見ないと後悔するぜ」とクールにメッセージを送り、三冠返り咲きへ静かに闘志を燃やした。

〈リング上のマイク〉

宮原「オイ神戸、防衛したぞ!そして今回戦った綾部蓮。最高のレスラーだよ。リングに上がってくれよ。今日は関西神戸だったけど、次はまたこのベルトを懸けて、違う場所で会おうじゃないか。もしかしたら、また神戸かもしれない。神戸のみなさんに一言ちょうだいしてくれないか」

綾部「神戸、今日は綾部蓮のいう絶望というのを見せられなかった。ただ綾部蓮はまだまだ進化の序盤に過ぎないんだ。次はさらに進化した綾部蓮を見せてやる。ありがとう」

*宮原が右手を差し出してガッチリ握手。綾部は退場する。

宮原「一言、言い忘れたぜ。帰ってきたぜー、神戸!そして今日は最後まで応援ありがとうございました。今の全日本プロレスの熱を感じたか?(大歓声と拍手)今日でこの俺スーパースター宮原健斗の夏は終わりでいいか?終わりでいいのか、いけないのか、どっちなんだ?もう終わりにしよっかなー。この真夏に、このスーパースターの三冠ヘビー級選手権試合がまだ見たいって?しょうがないね。じゃあ、真夏といえば宮原健斗、真夏といえば三冠ヘビー級選手権試合、真夏のビッグマッチといえば8月29日、東京大田区だ」

*安齊がスーツ姿で現れる。

宮原「おっと、今日本で一番話題の男がやってきたな。このスーパースターの聖地に何かようか?」

安齊「今、この勢いのある全日本プロレス、その中心はチャンピオン・宮原健斗ではなく、この俺、安齊勇馬だ。それなら次の挑戦者、俺しかいねぇだろ。今このプロレス界で最も勢いのあるレがそのベルトを巻いて、全日本プロレスをさらに上までもっていってやるよ。だから、そのベルト、俺に挑戦させてくれ」

宮原「この日本でこのプロレス界で、最も熱い夏を8月29日、大田区で俺はやろうと思っているんだ。その真夏のビッグマッチ、東京大田区に相応しい相手が現れたな。プロレス界、スポーツ界、エンターテインメント界で一番熱い戦いをやってやるよ」。

安齊「全日本プロレスファン、そして日本のプロレスファン、大田区スーパースターvs世界一カッコいい男の三冠戦、全員見ないと後悔するぜ」

*安齊は退場

宮原「オイ神戸!また全日本プロレスがあった際は、ここ関西でみんなに会えるのを待ってるぜ。最後に神戸のみなさんに聞きたーい。全日本プロレス最高ですかー?神戸、最高!」

〈バックステージ〉

宮原「シャー!8回だ。防衛したぞ。オイ、神戸防衛したぞ。凄まじい神戸のエネルギーが俺の背中を押してくれた。危ない部分は多々あったが、神戸の皆さんのエネルギーが俺の背中を押してくれたんだ。綾部蓮、身長2m。今現在、プロレス界で最もデカい男だ。そんな男が、そんなダイナミックな男が、そりゃあそりゃあスターにならざるを得ないだろう。スターになってしまったら、綾部蓮、てめぇと今日ゴングが鳴って向き合った時の目が物語っていたよ。てめぇはタッグとしても最高のレスラーだが、シングルとしてもここまで来たらしいな。リング上で言った通りだ。次またやる時は、日本全国のどこかはわからんが、またこのベルトを懸けて互いがさらに上り詰めたところで、綾部蓮戦おうじゃねぇか。そしてリングから出てきたな、一人の男が。誰だ?誰が出てきたんだ?」

――安齊選手です。

宮原「そうだ!今、この日本で最も話題を提供してる男が出てきたな。この防衛した男の聖地に踏み入れたんだ。安齊勇馬、どうやら真夏のビッグマッチ、宮原健斗に休む時間はないらしいな。神戸の皆さんもそう言っていたが、日本全国のファンがそう言うだろう。まだまだ真夏にやり残したことがあるだろうと。そう8月29日、東京・大田区だ。ついに現れてきやがった。今、最も旬な男が、言ったらリング上でプロレス界、スポーツ界、エンターテイメントの世界で最も熱い夏を8月29日は、俺らがご提供することになるからな。安齊勇馬、どうやら戦う時が来たようだ。昨年の年末、大晦日という大舞台で戦ったが、このプロレスの神様は俺とお前の夏にどうやら欲しがってるということだ。いいか、8月29日、このプロレス界はもちろん、スポーツ界、エンターテイメント全てひっくるめて、この宮原健斗vs安齊勇馬、東京大田区ですげぇもんを見せるからな。そして必ず俺が、V9を達成する。8月29日、東京・大田区、安齊勇馬勝負だ。質問はないのか?何を期待するんだ?」

――安齊選手でしょうか?

宮原「そういうことだ。どうやら日本のマスコミも安齊勇馬を使ってレビューを稼ごうとしているようだ。まぁいい、そんな話題の男とスーパースター・宮原健斗が向き合えば、自ずと熱いものが生まれるよ」

綾部「クソ…負けたな。宮原健斗、強かった。素直にそれだけだ。マイクで最後言ったけど、まさかマイク渡されると思わなくて、ちょっとテンパったけど、綾部蓮はまだまだ進化途中、その序盤に過ぎない。まぁ宮原健斗も言った通り、次はこの神戸じゃないどこかでまた、向かい合う時が来るだろう。その時はもう結果は違っているだろう」