「熱闘!サマーアクションウォーズ2026」~株式会社平岡presents~8月26日(水)広島大会詳報&試合後コメント
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シリーズ最終戦8・29大田区大会を控えての広島大会では『ゼンニチJr.フェスティバル』(ジュニフェス)Bブロック最終公式戦3試合と、大田区大会で三冠王座を争う宮原健斗と安齊勇馬のラスト前哨戦などがおこなわれた。
<第1試合>
6人タッグマッチ 20分1本勝負
斉藤ジュン 〇斉藤レイ 宮本裕向 vs 芦野祥太郎 岡田剛史 ×イマバリタオル・マスカラス

オープニングマッチには広島出身で『ダブプロレス』所属の岡田剛史が出場し、昨日の松山大会にも参戦した『愛媛プロレス』のイマバリタオル・マスカラス&芦野祥太郎とトリオを結成し、斉藤ブラザーズ&宮本裕向と対戦した。
先発は芦野とジュン。ジュンがショルダータックルでなぎ倒すが、芦野は足を取ってアンクルロックを狙う。脱出したジュンから宮本にタッチすると、芦野も岡田につなぐ。宮本が岡田にラリアットからムーンサルト・ダブルニーを突き刺す。岡田も打撃を返して、ネックブリーカーからベリー・トゥ・ベリーを決めて、イマバリタオルにスイッチ。レイがイマバリタオルの前に立ちはだかり、相手チームを次々になぎ倒す。宮本との息は合わないものの、斉藤ブラザーズはイマバリタオルに連係攻撃。斉藤ブラザーズがイマバリタオルを担ぎ上げると、芦野と岡田がカットに入る。イマバリタオルはレイにミサイルキック。しかし、回転エビ固めはヒッププレスに切り返され、最後はジュンとの合体チョークスラム“八木山サイクロン”で勝利した。
<斉藤ブラザーズ&宮本のコメント>

ジュン「勝ったぜ。西日本ツアーも今日で最後だ。最後も広島で、きっちりとDOOMできたんじゃないか」
宮本「DOOM、DOOM」
レイ「そして、ミスターだ。ミスターが今日いよいよジュニフェスの終盤を迎える。今日勝てば、まだ決勝に望みをつなげられるんだろう? ミスター、頑張ってくれ! 応援してるぜ!」
宮本「OK、頑張るぜ!」
レイ「オマエはミスターじゃねえ。アンタはミスターじゃねえ」
宮本「そうか、違ったか、DOOM!」
ジュン「ミスターは2人いるんだな」
レイ「いや、いない。ミスターじゃない」
<芦野組のコメント>

芦野「タオル、大丈夫か?」
岡田「記憶がありますね」
芦野「やっぱりスゴいね、斉ブラ。ただ、斉藤ブラザーズ、大田区ではHAVOCのザイオンとオデッセイがオマエらのベルトに挑戦するからな。やっとHAVOCが戻ってくる。楽しみで仕方がねえ。8月29日、大田区では来場者全員でなにやるか分かってるな? そうだ、HAVOC! HAVOCするんだ。8月29日はHAVOCだ」
<第2試合>
6人タッグマッチ 20分1本勝負
〇青柳優馬 矢野安崇 レオン・デ・オロ vs 鈴木秀樹 ×MUSASHI GuC

昨日の松山大会で鈴木秀樹、大森北斗とバイブス高めの融合を見せたDRAGONGATEのGuC(ギウチ)が今大会にも出場。また、MUSASHIとレオン・デ・オロは昨日のジュニフェス最終公式戦で両者リングアウトに終わり、試合後にMUSASHIは再度のシングルでの決着戦を要求していた。
昨日に続き、この日もGuCの入場に合わせて秀樹、MUSASHI、そして優馬が思い思いにリズムを刻む。秀樹組が相手チームに襲いかかり、場外戦で開始のゴング。リングに戻ると、矢野が相手チームにつかまる。矢野はGuCにDDTを決めて優馬にスイッチ。優馬はGuCに串刺しエルボーから、ダイビング・エルボードロップ。GuCはコルバタ式アームドラッグからドロップキックを決めて、MUSASHIにつなぐ。MUSASHIは優馬を場外に叩き出すと、「飛ぶぞ!」とアピール。しかし、ここでGuCが割って入って、自分が飛ぶとアピール。2人がもめているところに秀樹が入り、結局GuCがトペを決める。リングに戻った優馬に秀樹がワンハンドバックブリーカー。続けてMUSASHIが秀樹のアシストを受けてエストレージャフトゥーロを放つもカウント2。MUSASHIはもう一度、コーナーに上ってエストレージャフトゥーロを放つも、これはかわされてしまう。ここで矢野が入ってきて、MUSASHIにタイガードライバーを決め、さらにレオンとともに飛び技の追撃。相手チームを分断すると、リング上では優馬がTHE FOOLでMUSASHIを沈めた。
<両チームのコメント>

優馬「よしよし、よしよし。俺たち、チーム黄金の優馬でヤスが…」
GuC「(MUSASHIにスリーパーを決めた秀樹とともにコメントスペースに割り込んでくる)イェーイ! 全日本プロレス初参戦のGuCが、今日も広島でイェーイしちゃいましたよ! これで全日本プロレス、終わんねえからな。次また参戦できるようにDRAGONGATEでイェーイしてくんで。最後にイェーイ!」
優馬「フザけんじゃねえよ、勝ったの俺だぞ。よし、最後に締めるぞ。いいか、全日本プロレスのアオヤGuCのイェーイ!」

<第3試合>
三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 本田竜輝 羆嵐 ×立花誠吾 vs 〇安齊勇馬 潮﨑豪 綾部蓮 吉岡世起

8・29大田区大会で三冠ヘビー級選手権を闘う宮原健斗と安齊勇馬の最後の前哨戦。宮原と安齊が先発で対峙すると、やや「ケント」コールが優勢の中、宮原は客席に下りてファンが持っていた安齊のタオルを奪い取って手鼻をかむという大人気ない行動を見せる。リングに戻ると、ガッチリとロックアップから安齊がロープに詰めて、離れ際にエルボー。宮原はフロントキックを返して、互いに譲ることなくそれぞれ本田と吉岡にタッチ。本田は吉岡をロープに詰めて、「1、2、3、4!」。吉岡はスピードに乗った動きから蹴り技を決めて反撃。場外戦になだれ込むと、両チームが激しくやり合う。リングに戻っても本田が相手チームにつかまる中、宮原は客席の子どもを連れてきてエプロンに立たせて「広島の子どもが見てるでしょうが!」と抗議(?)をおこなう。子どものエールが効いたのか、本田は綾部にスピアを決めて羆嵐につなぐ。
羆嵐に綾部がセントーン、串刺しラリアット、セカンドコーナーからのダイビング・セントーンを決める。アルゼンチン・バックブリーカーを脱出した綾部はフルネルソンバスターを決め、潮﨑の胸板にチョップを打ち込むようにタッチを交わす。潮﨑は羆嵐に強烈な逆水平チョップ、ケサ斬りチョップ。攻め込まれた羆嵐はカウンターでクロスボディーアタックを決めて、宮原につなぐ。宮原と対峙した安齊が攻勢に出るが、宮原も低空ドロップキックの畳みかけで形勢逆転。シャットダウン・スープレックス狙いは安齊が阻止し、ドロップキックからフェースロックでとらえるも、立花がカットに入る。ガムシャラ狙いは宮原がキャッチし、フロントキックをぶち込んで立花にスイッチ。宮原組が安齊にトレイン攻撃。立花のヤンキーカッターはカウント2。両チームが入り乱れ、リング上は安齊と立花の1対1。立花が丸め込み、エルボーで安齊を攻め立てるが、ジャンピング・ニーで動きを止められ、最後はガムシャラで3カウントを奪われた。
試合中に不穏な雰囲気を漂わせた潮﨑と綾部は試合後ももめながら引き揚げ、そして安齊がマイクを手にする。
安齊は「俺の勢い、俺の覚悟はホンモノだ。三冠ベルトを巻き、さらに上に行く」とシリーズを通して深めてきた自信をにじませるアピール。一方の宮原もマイクを持つと、いつも通りに満場一致の支持率を確認した上で、広島の地でも“最高”を叫んで悠然と引き揚げる。ともに大きな手ごたえを感じさせる振る舞いを見せて、いよいよ三冠戦を迎えることになった。

<試合後の安齊、宮原のマイク>
安齊「宮原健斗、三冠戦いよいよだな。俺の勢い、俺の覚悟はホンモノだぞ。必ずオマエから三冠ベルト取ってやるからな。そして今日、ご来場の皆さま、見てわかる通り、安齊の勢いは止まんねえぞ。8月29日、俺は三冠ベルトを巻き、さらに上に行く。皆さんはちゃんと付いてこれますか? 一瞬でも目を離したら置いて行かれるから、全員俺だけ見とけ」
宮原「負けたにも関わらず、マイクを握ってもいいですか~! いいですか~!? まず初めに、帰ってきたぜ、広島! まだ後半戦続きますが、いま広島の皆さんの正直な声を聞きたい。8月29日、東京大田区でスーパースター宮原健斗vs世界一カッコいい男、安齊勇馬の一戦が組まれてますが、広島の皆さんはどちらが勝つのを望みますか~! 正直な声を聞かせてくれ~! 満場一致で宮原健斗です。さあ、広島大会、後半戦も盛り上がる準備できてますか~!? 広島の皆さんに聞きたい、全日本プロレス、最高ですか~!? 広島……最高」
<安齊組のコメント>

安齊「広島大会、ありがとうございました。今日ですべての三冠前哨戦が終わり、次はいよいよ大田区三冠戦。俺はこの三冠戦で必ずベルトを取るぞ。いまの俺の勢い、俺の覚悟、すべてホンモノだ。みんなにも伝わってるだろ? 俺はチャンピオンみたいに、お客さんにどっちが勝つかなんて求めない。俺は自分のことを信じてるからな。だから俺のことを応援してくれるみんなも、俺のことを信じてくれ。三冠戦終わるときには全員俺が必ず笑顔にして帰してみせるから、全員俺だけ見とけ」

吉岡「今日、Bブロック決勝進出者が決まる。誰が来ようと大田区でジュニフェス優勝するのは、誰よりもどこよりも熱い闘いをするのは俺だ!」

潮﨑「なんなの? 綾部蓮、なに? なに、王道トーナメント1回戦までにはしっかり懲らしめて、敗退させてやるよ。その前につぎ大田区、諏訪魔。しっかりコンディション上げてこい。すげぇ試合するぞ」

綾部「この8月、タイトル戦線にも絡めていない。リーグ戦とかももちろん出てない。メイン戦線に絡めないのは、こんなにももどかしいとはな。もどかしてくて仕方ないよ。タッグパートナーのタロースもいまはいない。この現状を打破するちょうどいい機会は、もうすぐあるよな? 9月、王道トーナメントだ。1回戦、今日も同じコーナーにいた潮﨑豪。わちゃわちゃわちゃわちゃと、1回戦当たるっていうのが頭にあるからかわからないけど、気に障って仕方なかったな。潮﨑豪、品川でこの綾部蓮の絶望っていうのを味わってもらって、1回戦で散ってもらおうか。楽しみだ」
<宮原組のコメント>

宮原「さあ、広島の皆さんの声を聞いたか?どうだった、広島の皆さんの声は? そうだ、満場一致で宮原健斗だ。広島の皆さん、満場一致だったな。さあ、前哨戦もいよいよ今日で最後だ。次は8月29日、今年最後の夏の大一番だ。安齊勇馬、いよいよだ。日本全国のプロレスファン、そして最近プロレスを見始めた方々が期待しているのは、この前哨戦からも日本全国各地で期待を感じたよ。エネルギーを肌で感じたよ。さあ、安齊勇馬、あと3日だ。東京大田区まであと3日だ。準備はいいらしいな、安齊勇馬。もう俺も準備は万端だ。さあ、世の中の皆さまは準備はいいですか? 8・29、今年最後の夏の大一番、最後にリングに立ち、このベルトを巻いてるのは、スーパースター宮原健斗だ」

本田「アニキ、大丈夫か?」
立花「疲れた…いや、疲れてなかった。全然、疲れてなかった」
羆嵐「疲れてないのか」
立花「俺もジュニフェス終わって、結果的に決勝進めなかったから、大田区の優勝決定戦に。でも俺にはな、オマエらと巻いてる6人タッグのベルトがあるから。ジュニフェス終わったばかりでこんなこと言ったらちょっとあれみたいな感じだけど、切り替えて。どんどんこっちのベルトを盛り上げていく。どんどん面白い試合していこうぜ」
羆嵐「やってやろうぜ」
本田「とりあえず今日のところは乾杯しようぜ」
本田&立花&羆嵐「(ベルトをぶつけ合わせながら)カンパーイ!」
<第4試合>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇田村男児【3勝1敗1分=7点】 vs ×小藤将太【5敗=0点】

勝ち点5の田村男児は今一戦に勝利すればブロック突破に可能性を残す。一方の小藤将太は白星なしで最終公式戦を迎えたが、最後に世界ジュニアヘビー級王者を相手に食らいつき、勝利を目指したい。
序盤は静かな立ち上がり。小藤がカウンターのドロップキックからペースをつかんで、攻勢に出る。ヘッドロックでグイグイと締め上げられた田村はバックドロップを決めて脱出。バックエルボーからネックブリーカー、スリーパーホールドで捕獲する。防戦の小藤はカウンターのドロップキックで反撃態勢を作り、変型の卍固め。田村は卍固めを脱出すると、カウンターのキチンシンクからブレーンバスター。パワーボム狙いは小藤が切り返し、再び卍固めでとらえる。田村はロープエスケープ。スワンダイブ攻撃を防がれた小藤だが、丸め込みの連続で食らいつく。ブレーンバスターからフィッシャーマンズ・スープレックスはカウント2。田村はカウンターのラリアットで小藤を吹っ飛ばし、小藤のエルボー、張り手を受け止めると、ショートレンジ・ラリアットを連発。小藤も必死に食らいついたが、ラリアット、ショートレンジ・ラリアットから最後はパワーボムで撃沈。
田村は勝ち点7で優勝戦進出に望みをつなぎ、試合後もベルトも高々と掲げてアピール。一方の小藤は屈辱の全敗でリーグ戦を終えた。
<田村のコメント>
田村「小藤将太とはまた何回もやるだろうし、そのうちベルトとか懸けてやるかもしれないし、またどこかのタイミングでやろうよ。お互いやり合って、先輩後輩関係なくさお互いやり合ってさ。ありがとうございました」
<小藤のコメント>

小藤「コスチュームも髪色も変えて、ジュニフェス全敗。どうだ、面白いか? こんなに地に落ちた人間の男の顔をよく覚えておいてくれ。こんな散々な結果でいい笑いもんだけど、俺は絶対ここから這い上がってやるから。今回のジュニフェスで負けたヤツら全員、俺はもう一度闘って、オマエら全員ぶち殺してやるから、覚えとけ。俺のレスラー人生はまだ始まったばかりなんだよ。テメエらなんかすぐ追い抜いてやるからな」
<第5試合>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 Bブロック公式戦 30分1本勝負
×望月成晃【3勝1敗1分=7点】 vs 〇”ミスター斉藤”土井成樹【2勝3敗=4点】

勝ち点7の望月成晃は引き分け以上で優勝決定戦進出が決定。一方の土井成樹はすでに脱落が決定しているが、DRAGONGATEマットで何度も対戦してきた望月戦を控えて「絶対負けんからな」と敵がい心を燃やす。
ロックアップからロープに詰めた土井がクリーンブレーク。望月が隙をついてミドルキック。土井はフロントキックを返し、カウンターでヒザにドロップキック。場外に出た望月を追いかけた土井が足を痛めつけていく。リングに戻っても土井が足攻めを軸にペースを握る。防戦の望月は強烈なミドルキックで反撃し、串刺しフロントキックからサッカーボールキック。土井はカウンターで望月を担ぐ。望月が着地して側頭部への蹴りを狙うが、かわした土井が丸め込みもカウント2。望月の蹴り足をキャッチした土井がドラゴンスクリュー。ブレーンバスターで投げると、両者ヒザ立ちでチョップ合戦。望月のハイキックを食らった土井は返す刀でバカタレスライディングキック。ツイスター狙いは土井が首固めで切り返すがカウント2。望月がソバット連発から一角蹴り。そしてツイスターを決めるがカウント2。望月がドラゴン・スープレックスを狙うも、土井がクルっとサムソンクラッチで丸め込んで逆転の3カウントを奪った。
この結果により望月は単独でのブロック突破を決められず、メインの結果を待つことになった。
<土井のコメント>

土井「勝ち点2取ったな。4点で終わるか。でも、まだわからんやろ。ヘタしたらあるかもしれへんやろ、4点でも。このリーグ戦、何回も言ってるけどアクシデントはつきもんやろ。なにが起こるかわからん。誰がどうなるかわからんやろ。公式戦全日程終わったけど、ジュニフェスは今日で最後ちゃうねん。ジュニフェスは8・29大田区が最後や。俺は次もうそこに向けて準備しとくからな。まだなにがあるかわからへん。おい、大田区まで完走するからな」
<望月のコメント>
望月「チクショー、やっぱ土井か。まあ、最終日が土井ってことでよ、すんなりいかないことはわかってたけど。でもこれは青柳亮生選手から代わる前から決まっていた日程だからなんとも言えないけど。でも、絶妙な組み合わせだったよ。なんか今日はやっぱり土井ってことでね、アイツも戦績は振るってないけど、俺アイツに15年越しくらいで4連敗ぐらいしてんじゃないかな。なんか相性悪いんだよ。でも、いくら勝ち星を挙げてもそういうのを超えないと、やっぱりこういうリーグ戦というのは勝てないというのは身に染みましたよ。でも、もしかしたらまだあるかもしれない。残りの結果を踏まえて準備だけはしておきます。ありがとうございました」
<第6試合>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇大森北斗【3勝2敗=6点】 vs ×青木優也【3勝2敗=6点】

ジュニアヘビー級に再転向し、強い覚悟とともにリーグ戦に臨んだ大森北斗だが、最終公式戦を前に事実上のブロック脱落が決定。一方の青木優也は最後まで優勝決定戦進出の可能性を残すなど快進撃を見せてきただけに、北斗としては全日ジュニアの意地を示す意味でも有終の白星を手にしたい。青木はセミファイナルで望月が敗れたことで、勝利すればBブロック単独トップでの優勝戦進出が決まる。
ゴングと同時に青木は「絶対勝つぞ!」と叫ぶ。はやる青木に対して北斗が冷静に試合を運んで、場外戦でも痛めつけていく。北斗が青木をリングに戻して客席にアピールをするも、その隙をついて青木がトペコン・アタックを放つ。リングに戻り青木が攻勢に出る。北斗のエルボーを受け止めた青木はカウンターのショルダースルーから逆エビ固め、逆片エビ固めで締め上げる。北斗はロープエスケープ。防戦の北斗はランニング・エルボーで反撃態勢。コンプリートショットから無想一閃狙いは防がれる。青木はハンドスプリング式バックエルボーで形勢逆転し、ロープに固定すると「辛抱せぇや」からチョップを連打。エルボーのラリー。北斗が投げっぱなしジャーマンからブレーンバスター、そしてコーナーに上る。しかし、青木がコーナー上の北斗をとらえ、雪崩式エクスプロイダーで投げ捨てる。さらにスワンダイブ式ミサイルキック。パワーボム狙いは北斗が切り返し、丸め込みを連発。ケサ斬りチョップを返した青木が続けてスパイラルボムもカウント2。北斗が投げっぱなしドラゴン・スープレックス、ローリング・エルボー、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかける。そしてナルシストプレスを2連発で決めるが、青木はカウント2で返す。ならばと北斗は無想一閃で叩きつけて3カウント奪取。
北斗が意地の1勝を挙げ、敗れた青木は勝ち点6止まりで脱落が決定した。
<北斗のコメント>
北斗「おい、青木、テメエも道連れだよ」
<青木のコメント>
青木「負けたのか!? おいおいおい、俺のジュニフェスは終わったのか!? まだあんだろ? ボーナスマッチがあんじゃないのか? おい、どうなんだ、ジュニフェス実行委員会。クソ! おい、ちょっと待ってくれ。望月の入場曲が鳴ってるってことは、もうねえのか! 俺はもうジュニフェスの優勝決定戦には上れないってことなのか? おい、どうなんだよ、クソ! いや、まだあきらめねえぞ。最後の最後までなにがあるかわかんねえのが、リーグ戦の怖さなんだよ。いま優勝決定戦(進出者決定戦)やってるのは望月と田村男児か? どっちが勝つかわかんねえけどな、勝った方、帰り道気をつけるんだな。夜道、襲われないようにするんだな。最後の最後までわかんねえのが、リーグ戦だぞ。俺はなあきらめが悪いんだよ。この8月29日、大田区が来るまではまだわかんねえぞ。青木優也はあきらめたら、それで終わりなんだよ。俺はあきらねえからな。まだあるぞ!」
<第7試合>
ゼンニチJr.フェスティバル2026 Bブロック代表決定戦 時間無制限1本勝負
〇田村男児 vs ×望月成晃

田村と望月が勝ち点7で並び、直接対決も引き分けで優劣がつかないことから、優勝戦進出者を決するBブロック代表決定戦を実施。ともに2試合目となる中、ゴングと同時に望月がフロントキックを叩き込み、コーナーで座り込む田村に蹴りを乱打する。打撃を叩き込み合い、田村は猛烈な串刺しラリアットをぶち込む。場外戦となり、互いに鉄柵に相手をぶつけ、田村はラリアットの追撃も見舞う。リングに戻っても、田村が攻勢に出る。逆片エビ固めで追い込まれた望月は懸命にロープエスケープ。望月は田村をエプロンに座らせると、背中を痛烈に蹴り上げる。田村は場外カウント9でリングに戻る。望月が突進してきた田村にカカト落とし。さらに蹴りを畳みかけて追い込んでいくが、田村もブレーンバスターで反撃。望月を強引に担ぎ上げるとデスバレーボムで叩きつけるが、カウント2。「終わりだ!」と叫んでパワーボムを狙うが、望月がリバース。望月のサッカーボールキックを食らった田村はフォアアームを返す。望月は力を振り絞るようにミドルキック連発。コーナーに上ると、田村がとらえて雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。田村がショートレンジ・ラリアット、走り込んでのラリアットはカウンターで望月が右腕を振り抜いて迎撃。しかし田村も突進してきた望月にラリアットをぶち込み、パワーボムを決めるがカウント2。田村の再度のパワーボム狙いは望月が切り返す。田村はハイキックをかわしてバックに回り、スリーパーホールドで捕獲。みずから技を解くと、豪快なラストライドで叩きつけて熱戦に終止符を打った。
田村が大混戦のBブロックを突破して優勝戦進出を決め、世界ジュニアヘビー級王者としての優勝に王手。敗れた望月もまた、リーグ戦を通して年齢に抗うように激しい闘いを繰り広げ、試合後は田村と握手を交わし、場内からの大きな拍手の中を引き揚げた。

優勝戦のカードが決まり、Aブロック代表の吉岡世起がリングに登場。吉岡から「どこよりも誰よりも熱い闘いしようぜ」との言葉を受け取った田村は「こうやって熱い全日ジュニアやってんだよ」と応戦。そして「もちろん、俺が勝つよ。吉岡世起、負ける気がしねえよ」と挑発するように必勝を宣言。故郷・熊本への思いも背負う吉岡か、一方で全日本のジュニア王者としてのプライドを前面に突っ走る田村か。8・29大田区でこの夏の全日ジュニアナンバー1が決まる。
<リング上の吉岡、田村のマイク>

吉岡「8月29日、大田区、どこよりも誰よりも熱い闘いしようぜ。ただ、勝つのは俺だ!」
田村「そりゃそうだ、こうやって熱い全日ジュニアやってるんだよ! いまヘビーも熱いけど、ジュニアも熱いんだよ、(観客に向かって)わかりますか!? もちろん、俺が勝つよ。吉岡世起、負ける気がしねえよ」

<田村のコメント>

田村「ジュニフェス、決勝進出しました。今日、いっしょにこうやって闘ってくれた望月成晃選手、本当にありがとうございました。DRAGONGATEの皆さんにもありがとうございました。こうやって胸を貸りて、胸を突き出してくれて、こういう先輩に俺もなっていこうと思います。これからも精進していきます。ジュニフェス決勝、8月29日、大田区。吉岡世起、負ける気しねえよ」
<望月のコメント>

望月「まあ、一言。生きてたよ。過酷なリーグ戦、なんの因果か、今日は2試合。でも、俺は生きてたよ。誰に勝った、負けた、もういいや。1日2敗、たぶん初めてだよ。でも、今日は気持ちいい。本当にジュニフェス、全日本プロレスありがとうございました。まだでも、俺にはGAORA TVあるから。まだまだ、しかも俺は今日の田村男児とも2試合目だからな。スタミナ向こうがあって当然だ。五分じゃない。GAORA TVとともに、世界ジュニアも狙ってくからな。まだまだ終わんねえぞ、全日本プロレス! 覚えとけ、コラ!」