「第13回 王道トーナメント」【1回戦】9月13日(日)松本大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「第13回 王道トーナメント」【1回戦】9月13日(日)松本大会詳報&試合後コメント

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『第13回 王道トーナメント』3戦目となる9.13 長野・キッセイ文化ホール 中ホール大会では、地元凱旋となる青柳優馬vs斉藤ジュン、安齊勇馬vs斉藤レイ、1回戦2試合が行われた。

《第1試合》
シングルマッチ 30分1本勝負
×小藤将太 vs 〇ティモシー・サッチャー

小藤将太とティモシー・サッチャーの初シングルマッチ。9.12黒部大会の6人タッグマッチではサッチャーがトーホールドで小藤を料理。小藤は「卍固めで一本取ってやるよ」と雪辱を誓ってシングルマッチに臨んだ。まずはサッチャーが腕を極めて小藤の動きをコントロール。小藤が腕を取り返してもヘッドロックで締め上げていくとボーアンドアローに移行する。場外に落とされた小藤は素早くリングインして、スピードを生かした攻めで反撃開始。ドロップキック、ミサイルキックを直撃させた。アッパーエルボーを被弾しても、スワンダイブ式エルボーアタック。そして予告していた卍固めで勝負に出る。抜け出したサッチャーは左足を踏みつけると、スタンディング式ハーフボストンクラブであっという間にギブアップを奪ってみせた。

〈試合後のコメント〉

サッチャー「いいか、俺は王道トーナメントの先を見据えているんだ。翔太、いい試合だったが、それじゃあ足りねぇよ。次は誰だ?王道トーナメントの次なる相手は、斉藤レイか、安齊勇馬か。どっちでも構わねぇ。俺の拳を食らえば、どのみちお前らは終わりだ」

小藤「昨日に続いてティモシー・サッチャー、化け物だ。 日本にはなかなかいないタイプのスタイルで、俺もなんとか肉薄しようと思ったんだけど、さすがに強すぎた。ティモシー・サッチャー、王道トーナメント1回戦で鈴木秀樹に勝って2回戦進出してんだ。相当強いっていうのは聞かなくてもわかるだろ。でもな、今日まだわかんないけど、もしかしたら安齊さんが僕の仇を取ってくれるかもしれない。ティモシー・サッチャー、安齊勇馬は強いぞ」

《第2試合》
6人タッグマッチ 30分1本勝負
鈴木秀樹 ×大森北斗 土方隆司 vs 本田竜輝 〇関本大介 羆嵐

9.12黒部大会の王道トーナメント1回戦で、本田竜輝が羆嵐、関本大介が芦野祥太郎に勝利。本田は9.17新木場大会の2回戦で三冠チャンピオン宮原健斗と対戦。関本は今大会のメインイベントで行われる斉藤ジュンvs 青柳優馬の勝者と9.16新木場大会で対戦する。本田と秀樹の顔合わせで試合が始まり、いきなり本田が反則カウントを狙うと、秀樹は場外に逃げてリングサイドを前転。本田も前転で追いかけていった。北斗が目を回した本田を捕まえてナルシストポーズ。腰を抜かしてしまった本田だったが、タックルで弾き飛ばして反則カウント1・2・3・4!羆嵐はパワーファイトで続いてアルゼンチン・バックブリーカー。脱出した北斗がランニングエルボーで一矢報いると、潮﨑豪の欠場を受け緊急参戦となった土方隆司が鋭い蹴りで羆嵐をメッタ打ちにする。5分経過。土方は本田の突進を止めてシャイニング・ウィザード。関本vs北斗となり北斗が魂のローリング・エルボーからブレーンバスターの体制。「絶対絶対絶対投げるぞ!」と宣言したが、関本が豪快にリバースした。本田と羆嵐のコンビネーションから関本がボディプレス。1対3の戦いを強いられた北斗は、連続串刺し攻撃を抜け出すと関本に飛び付き式腕十字。ロープエスケープした関本は、ラリアットでやり返しバックドロップ。さらにロープへ振って再びラリアットを叩き込んで北斗を討ち取って見せた。

〈本田&羆嵐&関本のコメント〉

本田「絶好調だ、よっしゃ!ありがとうございました」

羆嵐「ありがとうございました」

関本「ありがとうございました。本田いいね。テンション上がっちゃったね」

本田「上がっちゃったね」

関本「すげぇ上がったわ」

本田「よし!俺は9月17日新木場、王道トーナメント2回戦でvs宮原、絶対勝ってやるぜ!」

関本「俺と一緒に一緒に頑張って勝ち上がろうぜ」

羆嵐「俺に勝ったら優勝しろよ、お前が」

*秀樹が乱入するが、本田と関本が返り討ちにする

羆嵐「鈴木秀樹、お前だけ絶対に許さない」

*再び秀樹が乱入して羆嵐を連行していった。

〈土方のコメント〉

土方「2人どっか行っちゃったんで。 久しぶりの全日本プロレス参戦ということで、大変うれしく思っております。試合少ないですけど、こうやって急きょ呼ばれても試合はできる体調整えているので、また何かあれば声をおかけください。 ありがとうございました」

《第3試合》
世界ジュニアヘビー級選手権試合&アジアタッグ王座決定戦前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負

田村男児 ×矢野安崇 vs 〇MUSASHI 吉岡世起

10.3行田大会で行われる世界ジュニアヘビー級選手権試合〈王者〉田村男児vs 吉岡世起〈挑戦者・ゼンニチJr.フェスティバル2026優勝者〉、10.11仙台大会で行われるアジアタッグ王座決定戦 田村&立花誠吾vs“むーちゃんせーちゃん”MUSASHI&吉岡へ向けたダブル前哨戦。9.12黒部大会の世界ジュニア前哨戦では吉岡がラ・マヒストラルで田村から3カウントを奪っている。GAORA TV王座挑戦を控える矢野安崇が加わったタッグマッチは、田村と吉岡の対戦でスタート。ハイレベルな読み合いで場内を沸かせる。MUSASHIと矢野はジュニア戦士ならではのハイスピードバトルを展開した。矢野はMUSASHIと吉岡を場外に追いやって、矢のようなトペ・スイシーダ。リングに戻るとむーちゃんせーちゃんがドロップキックでサンドイッチして盛り返す。ローンバトルが続いた矢野だったが、ドロップキックを放って田村にスイッチ。田村は吉岡に串刺しタックルを連発すると高速ブレーンバスター。吉岡も串刺しニー、ジャンピングハイキックからサッカーボールキック。田村がエルボーを打ち込んでいくと、吉岡もミドルキックを打ち返し、激しいラリーが繰り広げられた。10分経過。MUSASHIが田村に襲い掛かり低空ドロップキック→フットスタンプ→顔面へのドロップキックと連続攻撃。さらにジャベで動きを封じてジャーマンを狙ったが、振り切った田村がフライングショルダーを見舞って矢野が華麗な空中殺法で追撃。チンクラッシャー、フェイスクラッシャーと畳みかけ、田村と連携を披露。ラリアットからのジャックナイフ固めは吉岡のカットでカウント2。MUSASHIが串刺し攻撃をかわすと吉岡が援護射撃。雪崩式フランケンシュタイナーからエストレージャフトゥーロが炸裂。トラースキックの連打で田村を排除すると、矢野に二天一流狙い。抵抗する矢野が丸め込みを連発する、ダイビング・クロスボディからタイガードライバーの体制。MUSASHIがフランケンで切り返すと、間髪入れず吉岡がPK。そのままラ・ケブラーダで田村を足止めすると、MUSASHIは再びエストレージャフトゥーロ。矢野が必死に肩を上げても必殺の二天一流で完全勝利を収めた。

〈田村のコメント〉

田村「今日も前哨戦ね。前哨戦まだまだ続くから。今日アニキいないけど、今度はまたアニキがいるから。やっぱアニキいると心強いよね。いない時は心細いって感じになっちゃうんだけど、欲しくなっちゃう。欲してるよね。じゃあ次アニキやっていくから負けないからね。 前哨戦も含めて全部勝つ。以上」

〈矢野のコメント〉

矢野「くそ… 今日、全日ジュニアタイトルマッチの前哨戦、その中に入ってトップの壁を感じた。でもな、俺も甘いこと言ってる時間ねぇんだよ。GAORA挑戦権あるからには、必ず俺がこの全日本にあのベルトを取り戻す。 諦めないぞ、俺は。待っていてください」

〈むーちゃんせーちゃんのコメント〉

吉岡「どうだ見たか?むーちゃんせーちゃんの力を。久々。久々だよね? 」

MUSASHI「確かに久々かもしれない。ジュニフェス前だから1か月くらい?でもやっとね、むーちゃんせーちゃん揃い踏みでアジアタッグ前哨戦迎えられましたけど、まぁ本来であればね、田村から直接取りたかった。取るべきだったかもしれないですけど」

吉岡「約1名欠席してるしね。 約1名いないから。即席でバチバチやってきたって言ってるけど、お互いの力よく知ってる、お互いの強さよく知ってるって言ってるけど、俺らもバチバチやってお互いの強さ知ってるし、俺らのタッグ力、チーム力なめんじゃねぇよ。 即席チームに負けるわけないでしょうが。 そして俺は世界ジュニアも決まってるから。田村男児、世界ジュニア引っぺがしてアジアタッグもかっさらうんで。あとはむーちゃん、よろしく」

MUSASHI「世界ジュニアはせーちゃんの全力応援、そしてアジアタッグはせーちゃんと一緒に手を取り合って、俺たちむーちゃんせーちゃんの3度目の戴冠だ!」

《第4試合》
6人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 綾部蓮 ×ライジングHAYATO vs ザイオン オデッセイ 〇芦野祥太郎

王道トーナメント2連覇、三冠チャンピオンとしての優勝を宣言する宮原健斗が綾部蓮&ライジングHAYATOと組んで、HAVOCの芦野祥太郎&ザイオン&オデッセイと対戦。トーナメント1回戦を突破している宮原とザイオンが2回戦を勝ち上がれば、準決勝での対戦が実現する。綾部vsオデッセイで試合開始のゴングが鳴り、ド迫力のロックアップ。両者一歩も譲らず一旦離れると、綾部がヒザ蹴り、オデッセイもクロスボディで突っ込んだ。健斗コールが発生すると宮原が芦野と対峙。芦野がレスリングのテクニックで翻弄すれば、宮原は強烈なフトントハイキックで黙らせ芦野の顔面を踏みつけて見せた。これには松本のファンも大ブーイング。怒ったザイオンが宮原に襲い掛かり場外戦で大乱闘。HAVOCは3人を同時にエプロンに叩きつけると、HAYATOをリングに上げて集中砲火を浴びせた。スーパーヘビー級のパワーに押されたHAYATOは、オデッセイのボディプレスをかわして宮原にタッチ。ドロップキックを連射してマッスルポーズ。綾部と連携を狙ったが、オデッセイがラリアットで逆襲。10分経過。HAYATOがラ・ブファドーラで宙を舞い、宮原組が芦野に連続トレイン攻撃。綾部のフルネルソンボムからHAYATOがトラースキックをズバリ。カウント2で返した芦野はポップアップ式カチ上げエルボー、スクリューエルボーで形勢逆転。ザイオンがラリアットを叩き込むと、オデッセイはブロックバスター。芦野は強力な援護弾からTボーンスープレックスでHAYATOを料理。3カウントが入ると、ザイオン&オデッセイは芦野を肩車。HAVOCポーズで何度も決めて勝利の喜びを分かち合った。

〈HAVOCのコメント〉

オデッセイ「すべては仲間のおかげだよ!最高だよ。本当に最高だ!」

芦野「最高!ここは第二の故郷、松本なんだよ。俺の第二の故郷なんだよ。最高だったな。昨日の王道トーナメントでは負けた。だけど俺には仲間がいる。HAVOCがいる。兄弟がいる。家族だ」

ザイオン「あぁもちろんさ。今日の彼は絶好調だったね。オレタチハー」

芦野「俺たちはー」

オデッセイ「オレタチハー」

3人「俺たちはーHAVOC!」

〈宮原のコメント〉

宮原「しゃあっ!長野・松本、すげぇ雰囲気だな。この熱さが全日本プロレスってやつだ。そして王道トーナメントの行方を気にしているファンの皆様、さぁ次は本田竜輝。そう本田竜輝言ってたな。三冠王者を倒すらしいじゃねぇか。上等だ。俺はお前とは違って2連覇がかかってんだよ。そして三冠チャンピオンとして王道トーナメントを制覇するという過去にないことをやろうとしてる男に。本田竜輝、そんな男と戦うんだ。さぁ本田竜輝、迫ってきたな。その次が 9.22 東京・後楽園ホール、最後の舞台だ。さぁ本田竜輝、ファンの皆様はどちらが勝ち進むことを望みますか?」

〈綾部のコメント〉

綾部「HAVOC、やっぱり戦っていてめちゃめちゃワクワクするし楽しいな。オデッセイもザイオンも芦野祥太郎、まだまだこれからガンガンガンガン戦っていこうよ。特にオデッセイとはまだシングルマッチやったことないからな。いつ実現するかは分からないけど。王道トーナメント、潮﨑豪に勝っていればもしかしたらってとこで。まぁ昨日ザイオンが勝ったからそれもあれだけど、個人的にオデッセイとのシングルをやりたいなと思ってるよ。楽しみだ」

《第5試合》
王道トーナメント 1回戦 時間無制限1本勝負
×斉藤レイ vs 〇安齊勇馬

王道トーナメント2年ぶり2度目のエントリー・安齊勇馬と2年ぶり4度目の出場・斉藤レイによる1回戦。両者は4年連続でチャンピオン・カーニバルが同じブロックとなり、2023年は安齊がジャーマン・スープレックス・ホールドで勝利し、2024年と2025年はレイがアイスバインで勝利。今年の公式戦は安齊の欠場でレイが不戦勝となった。2024年8月には三冠ヘビー級選手権でも対戦し、当時の王者・安齊がギムレットでタイトル防衛に成功している。まずは怪力で押していったレイが強烈なチョップ。安齊もクリーンブレイクと見せかけてエルボーの速射砲。ドロップキックを連発して優勢になると、場外に下りたレイを追いかけ激しい打撃戦を繰り広げた。鉄柱とサンドイッチするラリアットなどラフプレーで反撃に転じたレイは、150kgの体重を生かした肉弾ファイトで優勢に。ダブルチョップで猛威を振るったが、安齊もミサイルキック、串刺しエルボー、スロイダーを決めていく。ジャーマンは不発となり、コーナーに叩きつけたレイが狂乱のチョップ乱れ打ち。安齊がエルボーで前に出ても、戦慄の張り手で黙らせた。ダウンした安齊を引きずり起こすとBBQボムへ。なんとか抜け出した安齊はジャンピング・ニーアタック。追撃のガムシャラは受け止められ、レイがダブルチョップをお見舞い。安齊のエルボー、レイの逆水平チョップ、打撃のラリー意地を張り合い、かろうじて打ち勝った安齊がロープへ走る。レイは顔面を張って返り討ちにすると、ハイアングル・チョークスラム。カウント2。ならばとアイスバインで仕留めにかかったが、間一髪回避した安齊がスクールボーイ。ジャーマンで巨体を投げ切ると、ジャンピング・ニーアタックからガムシャラ一閃。白熱のシーソーゲームを制して1回戦を突破した安齊は、9.16新木場大会の2回戦でティモシー・サッチャーとの初対決が実現。「めちゃくちゃ楽しみじゃねぇか。この秋の王道トーナメント、俺が必ず優勝するから。全員俺だけ見とけ」と秋の主役獲りを約束した。

〈試合後のコメント〉

安齊「いてぇ…斉藤レイ、やっぱり一発一発めちゃくちゃ強力だな。試合中、何回も世界が回ったよ。ただ、王道トーナメント2026、1回戦勝ったのはこの俺・安齊勇馬だ。 1回戦から現世界タッグ王者からスリー取ったんだ。今年の秋も調子がいいと言って過言ではないだろう。次 2回戦誰だ?ティモシー・サッチャーか。初めてやる外国人、めちゃくちゃ楽しみじゃねぇか。この秋の王道トーナメント、俺が必ず優勝するから。全員俺だけ見とけ。ありがとうございました」

レイ「おぉ…負けたぜ。まぁチョップと張り手やったけどな、数が足んなかったか。いや、でも安齊勇馬の方が上だったんだろう。こまけぇ言い訳はしねぇぜ。強かったぜ、安齊勇馬。必ず王道トーナメント優勝しろよ。DOOM」

《第6試合・メインイベント》
王道トーナメント 1回戦 時間無制限1本勝負
×斉藤ジュン vs 〇青柳優馬

地元・松本市凱旋となった青柳優馬が王道トーナメント1回戦で斉藤ジュンと激突。優馬は王道トーナメントで9年連続1回戦敗退という不名誉な記録を持ち、今年は「中途半端は一切いたしません。0か100か。1回戦敗退か優勝かどちらか、必ず優勝してみせます」と背水の覚悟で出陣。両者は昨年8月の松本大会で三冠ヘビー級選手権を巡り対戦し、当時の王者・ジュンがDays Goneで防衛に成功。直近のシングルマッチ、4.18名古屋大会のチャンピオン・カーニバル2026公式戦では、優馬がエンドゲームでレフェリーストップ勝ち。ジュンはこの試合で右目を負傷しリーグ戦リタイアを余儀なくされた。王道トーナメント開幕前の記者会見では、ジュンが「この目の借りを青柳優馬に、地元の松本でたっぷりと返してやりたい」、「地元・松本でたっぷりと恥をかかせてやる。そして、今年の王道トーナメントで10年連続1回戦敗退になるな。おめでとう」と怨念をにじませ、対する優馬も「反対側の目もぶっ潰して両目眼帯にしてやります」と予告した。

強烈なタックルを喰らって出鼻をくじかれた優馬は、ミサイルキックを放つと、ジュンの後ろで束ねている髪の毛を引っ張りながらエルボー。怒ったジュンがコーナー上の優馬を突き飛ばし場外戦へ。相撲仕込みの張り手で快音を響き渡らせる。リングに戻ってもジュンのペースが続き、エルボードロップ、バックドロップで圧倒した。優馬はエルボーアタックで悪い流れを断ち切り、ブーメラン・クロスボディ。ダイビング・ボディアタックをカウント2で返されると、フロントネックロックで絡みつく。仕留めることができず、ジュンが鋭いエルボーからフロントハイキック。さらに滞空時間の長いブレーンバスターで投げ捨てた。10分経過。ジュンはダイビング攻撃を狙った優馬を捕まえてデッドリードライブから逆エビ固め。耐え抜いた優馬はチョークスラムを不発に終わらせロックボトム。ミサイルキックを直撃させてブレーンバスターを仕掛けた。ジュンがスピアでやり返すと、エルボーの応酬。串刺し攻撃を互いに決めると、優馬がロープをステップにしてのスイングDDT。15分経過。このチャンスを逃してなるかと優馬はロックスターバスターで突き刺したが3カウントは入らない。今度はダイビング・エルボーを狙ったが、ジュンが蘇生して雪崩式ブレーンバスター。チョークスラムからのフォールは優馬が意地のキックアウト。ジュンが背後から忍び寄りサイコブレイクの体制も、優馬は巧みに切り返して丸め込み。さらにフロントネックロックで締め上げていくが、ジュンは強引にジャックハマーを爆発させた。

サイコブレイクから必死に逃れた優馬はサムソンクラッチ。ジャンピング・エルボーアタックから再びスイングDDT。ジャーマン・スープレックス・ホールドはカウント2.9。ダイビング・エルボードロップ、怒涛の3連発でも沈まないとみるいや、エンドゲームでジュンの動きを完全制御。危険と判断したレフェリーがゴングを要請して試合終了となった。

10度目出場で鬼門の王道トーナメント1回戦を勝ち上がり大歓喜の優馬は、「斉藤ジュンを倒したということは、つまり王道トーナメント優勝だー!」と叫んで優勝セレモニーを始めようとしたが、さすがにこれは認められない。欠場中の弟・青柳亮生を呼び込むと、亮生は「来年は膝をバッチリ治して帰って来ます。そして青柳さんも王道トーナメント覇者として帰って来ると思いますので、また松本来るときは青柳兄弟応援よろしくお願いします」とファンにメッセージ。優馬は「豊臣兄弟に並ぶ青柳兄弟になって天下を獲ろうと思っています。松本城の横に松本城よりデカい青柳城を築城する」と野望をブチ上げると、「長野県といえば真田丸。真田丸といえば勝どきをあげる」ということで「エイエイオー!」の唱和で凱旋興行を締めくくった。優馬は9.16新木場大会の2回戦で関本大介と激突。バックステージでは、「青柳優馬オタクたちで一丸となれば関本大介など何するものぞということで 2回戦突破、準決勝、優勝とやってやりますよ」と王道トーナメント初制覇へ闘志を燃やした。

〈リング上のマイク〉

優馬「お集まりのみなさん、ようこそ松本へ。松本大会にご来場いただき誠にありがとうございます。王道トーナメント1回戦突破したぞー!斉藤ジュンを倒したということは、つまり王道トーナメント優勝だー!あの斉藤ジュンに勝ったんだぞ、俺。残りのトーナメントなんてどうでもいいよ。今すぐここで優勝セレモニーをするー!ダメですか?ダメらしいですね。でもちょっとみなさんに聞きたいことあるんですけど、今日青柳優馬が負けると思った人、おじさん怒らないから正直に手を上げてごらん。半分くらいか…勝ったと思った人?もう優勝だろ。冗談はさておき、今まで1回戦敗退ばかりでしたけども、初めて2回戦に行きます。すでに心が折れそうなんですけど、このままみなさんが僕のことを応援し続けてくれたら、斉藤ジュンに勝ったので優勝は間違いないと思います。今日は僕の地元、凱旋試合やらせてもらったんですけど、弟が怪我をして、半分、いや八割がたごくつぶし状態なので、ここに弟読んでもいいですか?オイ亮生、熱い声援に応えてください」

*亮生がリングイン

亮生「青柳さん、本当に勝ちました?9年連続9回1回戦敗退の男が本当に勝ちましたか?ちょっと、ちょっとどころじゃない信じてないですけど、おめでとうございます。しかし、おめでたいこのリングに立てていない悔しさはありますので、来年は膝をバッチリ治して帰って来ます。そして青柳さんも王道トーナメント覇者として帰って来ると思いますので、また松本来るときは青柳兄弟応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

優馬「俺たち青柳兄弟は松本出身ということで、豊臣兄弟に並ぶ青柳兄弟になって天下を獲ろうと思っています。松本城の横に松本城よりデカい青柳城を築城する。城を建ててやりますよ。今日は松本大会、斉藤ジュンに勝ったので、青柳優馬が締めてもよいでしょうか?今日のために新しい締めを用意しました。長野県といえば真田丸。真田丸といえば勝どきをあげるということで、僕が『みなのもの勝どきをあげよー』と言いますので『オー!』と言ってください。そのあとに『エイエイオー!』。最近、大河ドラマにハマって触発されてしまったもんで、みなさんと一緒にやりたいと思っていたんです。準備はよろしいでしょうか?みなのもの勝どきをあげよー!エイエイオー!×4」

〈試合後のコメント〉

優馬「しゃあ勝った!斉藤ジュンに勝ったんだな。もうあとは優勝以外ないだろう。松本の皆さん、なんだったら今日ファンクラブ撮影会の時にね、松本からじゃなく遠方から松本に、僕の地元に来てくれた方々もいらっしゃったので、その人たちと一丸となって斉藤ジュンを倒すことができたんだなと思いますので、このまま青柳優馬オタクたちとチームプレイで王道トーナメント勝ち上がってみせます。 2回戦の相手が関本大介だろうと、青柳優馬オタクたちで一丸となれば関本大介など何するものぞということで 2回戦突破、準決勝、優勝とやってやりますよ。以上です」

ジュン「青柳優馬に目の借りを返すのはまだ少し先になりそうだ。だが必ず借りを返す。DOOM」