「第13回 王道トーナメント」【2回戦】9月17日(木)新木場大会詳報&試合後コメント
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新木場2DAYS・2日目は、『第13回 王道トーナメント』2回戦 宮原健斗vs本田竜輝、潮﨑豪vsザイオンがラインナップされ、最終戦 9.22 後楽園ホール大会の準決勝&優勝決定戦を争うベスト4が確定した。
<第1試合>
8人タッグマッチ 20分1本勝負
〇斉藤ジュン 斉藤レイ 羆嵐 ライジングHAYATO vs 綾部蓮 関本大介 青木優也 ×小河彪

新木場大会のオープニングを飾ったのは、ヘビー・ジュニア混合の8人タッグマッチ。先発は綾部蓮と斉藤レイ。ロックアップは互角となり、レイが「2mぶっ倒してやる!」と言い放ってタックル合戦。相打ちとなり青木とHAYATOのジュニア対決へ。青木は「辛抱せぇよ!」とチョップを連打。HAYATOが張り返してバク宙フェイントを披露すると、背後でバク宙を決めた小河彪が襲い掛かり、ハンマー投げ(ジャイアントスイング)でぶん回した。場外に飛び出して8人が大乱闘。リングに戻ると関本と羆嵐が肉弾戦。関本はブルドッキングヘッドロックからエルボードロップ。さらにアルゼンチン・バックブリーカーで担ぐと、羆嵐も負けじと担ぎ返して見せ、ラリアットの正面衝突で両者ダウン。ジュンと小河の初対決が実現し、ジュンが貫禄の試合運び。小河がカウンターのドロップキックで意地を見せたが、ジュンはビッグブーツをお見舞い。小河に連続串刺し攻撃を浴びせると、斉藤ブラザーズは斉藤いぎなりスマッシュの体制。綾部がカットに入って2人まとめてランニング・ネックブリーカードロップ。関本&青木の援護弾から小河はトップロープを飛び越えてのラリアット。ジュンはカウント2でクリア。その後も必死に喰らいついた小河だったが、レイが駆け付けて今度こそ斉藤いぎなりスマッシュ。HAYATOがスワンダイブ式プランチャで分断すると、リング上ではジュンのジャックハマーが大爆発。奮闘するリーゼントに引導を渡した。

〈斉藤ブラザーズ、HAYATO、羆嵐のコメント〉

ジュン「勝ったぜ。今日、小河彪というヤツと初めてやったが、いいスピリッツだな。まぁ少し軽いところがあるかもしれないからちゃんこを食べて10kgぐらい体重を増やしたらいいかもしれない」
レイ「まぁそうだな。いい選手だな。そしてだ、10月11日仙台で世界タッグが決まってる。 まだ挑戦者が誰になるかはわからねぇが、誰の挑戦でも受けてやるぜ!楽しみだ!」
ジュン「そういえば誰も挑戦してこないな。なぜだ?」
レイ「まだ決まってそんな経ってないからじゃないか」
ジュン「俺てっきりいろんなタッグが挑戦してくるかと思ったけど、誰もまだ来ないんだな」
レイ「まぁ今王道トーナメントでまだいろいろあるから」
ジュン「まぁ確かに。しかもやるのは俺たちの地元だからな。そんなわけで今日はこれを持ってきたんだ」
レイ「なんだこれ?」
ジュン「韓国のお菓子だな。ちょっと食べようぜ」
レイ「なんか随分可愛らしいな」
ジュン「なんかお前みたいな顔してるぞ、これ」
レイ「本当?」
2人「いただきます」
レイ「うまい」
ジュン「うまいけど、何か飲むものが欲しいな」
レイ「今日はビールじゃなくてワインだな、お菓子に合う」
ジュン「俺はミルクシェイクだ」
HAYATO「小河彪、イロモノだと思ってたけど、すごいパワーだね。ジャイアントスイングってあんなに目回るんだ。1時間ぐらいされてる感じだよ」

羆嵐「全日本プロレス新木場大会2日目、斉藤ブラザーズとタッグ組むなんて、おそらく初めてなんじゃないかな。場外で殴りかかられそうになったけど、俺は今日味方だから。でもやっぱり斉藤ブラザーズとはよ、対角の方が燃えるんじゃねぇか。斉藤ジュン、斉藤レイ、お前ら、この俺、羆嵐とじゃなきゃ燃えたぎらねぇんじゃねぇか?今度リングで会う時はやっぱり対角だな。その時は最高の熱い試合しようぜ。今日の感想は、ハー!以上」
〈綾部&関本&青木&小河のコメント〉

青木「彪、大丈夫か?」
関本「大丈夫か、彪?」
小河「いろいろ痛い…」
関本「いろいろ痛い。すまんな」
小河「いやいや」
青木「助けられなかった」
小河「いやもういっぱい助けてもらったから」
関本「ごめんな」
青木「昨日とやっぱ力戦、激しい試合を重ねていて、でもね、やっぱ一戦一戦大事、お前のそのギラギラした目に俺も感化されてるから、俺も行ってきます!」
関本「じゃあ俺も行ってきます!」
綾部「行ってきます」
小河「行ってきまーす!」
<第2試合>
シングルマッチ 20分1本勝負
×矢野安崇 vs 〇ティモシー・サッチャー

GAORA TV王座挑戦を控える矢野安崇がシングルマッチでティモシー・サッチャーに胸を借りる一戦。サブミッションの名手に臆することなく立ち向かった矢野は、両足を使って腕を固めていく。サッチャーは腕を取り返すと、こちらも足で腕を極めてみせた。サブミッション地獄に引き込まれた矢野だったが、トリッキーなムーブから丸め込み。ドロップキックも叩き込む。サッチャーは足に絡みつき、レッグロックで動きを封じた。さらに腕を踏みつけると容赦なくニードロップ。徹底した腕攻めで試合をコントロールする。矢野はブーメラン・クロスボディで一矢報いると、低空ドロップキックからスピニングレッグロック。コーナー最上段からのボディアタックをカウント2で返されると、足4の字固めで捕獲。さすがのサッチャーも苦悶の表情を浮かべる。それでもサッチャーは足4の字を極められたまま足首を捻り上げ大逆転の一本勝ち。矢野の実力を認めたようで、観客に矢野へ拍手を送るようジェスチャーしてバックステージへ姿を消した。

〈試合後のコメント〉

サッチャー「全日本の選手達は本当に強いな。矢野は体こそ小さいがハートは大きい。経験や体格には恵まれていないかもしれないが、ハートと決意、そして確かな技術でそれを補っている。昨夜、安齊勇馬に負けた。それは認めよう。昨夜に関しては、お前の方が上だったよ、安齊。だが、いつかまた相まみえる時が来れば、結果は変わるかもしれない。鈴木秀樹、宮原健斗、関本大介、全日本には強豪が揃っている。ここにいられることを嬉しく思うし、挑戦することは大好きだ。さて、次はどうする?『王道トーナメント』は敗退したが、俺の進撃は止まらない。俺たちはここ王道を歩み続ける。そして何があろうと、時は刻まれる、サッチャー・タイムの到来だ」

矢野「クソ…ティモシー・サッチャー強いな。なんか久しぶりにあんなクラシックなプロレスをやった。でもGAORA前にいい経験ができたと思っています。GAORA前に戦う人から全て何か一つでも盗んで俺はGAORAを獲る。応援お願いします」
<第3試合>
タッグマッチ 20分1本勝負
安齊勇馬 ×小藤将太 vs 〇オデッセイ 芦野祥太郎

安齊勇馬が小藤将太と組んで、HAVOCの芦野祥太郎&オデッセイと対戦。安齊は王道トーナメント2回戦でティモシー・サッチャーを破って初のベスト4入り。準決勝で青柳優馬と対戦することが決まっている。オデッセイが小藤を指名して試合がスタート。小藤はエルボーをがむしゃらに打ち込んで低空ドロップキック。アグレッシブに仕掛けてロープに走ったが、オデッセイがスーパーヘビー級の肉体で返り討ちに。ご機嫌な腰クネポーズを決めて、ローリング攻撃で痛めつけていく。カットに入った安齊はオデッセイににらまれると、慌てて場外に投げて観客に小藤コールを促す。ローンバトルが続いた小藤だったが、芦野に前転ドロップキック。代わった安齊は串刺しエルボーからスロイダー。芦野も引かずに俵返しでぶん投げ、スリーパーを極めながら安齊の鼻の穴に指を突っ込んだ。芦野は小藤にも厳しい攻め。豪快なジャーマンからオデッセイが重爆ボディプレス。小藤が諦めずドロップキックを連打すると、安齊が加勢してオデッセイの巨体を倒した。小藤は卍固めを完成させることができなかったが、ダイビング・ボディアタック。これを受け止めたオデッセイが200kgの体重を浴びせて圧殺すると3カウントが入った。

〈HAVOCのコメント〉

芦野「HAVOC!」
オデッセイ「HAVOC!楽勝だったな、ベイビー。相棒の祥太郎とHAVOCにふさわしい勝利を挙げた。そして次はいよいよ王道トーナメントの2回戦だ。俺たちの仲間であるザイオンが潮﨑豪と真っ向勝負を繰り広げる。断言するぜ、あいつはとてつもないHAVOC(大混乱)を巻き起こすことになるはずだ」
芦野「ザイオンがHAVOCして潮﨑豪をひねり潰す。このあと楽しみにしてるぞ。王道トーナメント負けても関係ねぇ。もう関係ねぇ。やるしかねぇ。HAVOC!するしかねぇんだよ。俺たちは―」
オデッセイ「俺たちはー」
2人「俺たちはーHAVOC!」
〈安齊&小藤のコメント〉

安齊「ごめん、助けられなかった。デカすぎ。どうしようもできなかった。ぺちゃんこなるのはしょうがないか。ごめん。今日で王道トーナメント最後の4人が決まるな。そんなことは関係なく、まず準決勝、青柳優馬。あんたが初めて1回戦突破したみたいな感じで、俺もあんたに初めてこの王道トーナメントで勝ってやるよ。(小藤に)大丈夫か?ごめん、助けられなかった」
小藤「前回も一回新木場でオデッセイとやった時に、多分もうやめてください的なことを言ったんですけど、あんまり選手の声は届かないみたいなので、もう一回言います。 もうオデッセイだけは勘弁してください。ありがとうございました」
<第4試合>
アジアタッグ王座決定戦前哨戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負
田村男児 〇立花誠吾 鈴木秀樹 vs ×MUSASHI 青柳優馬 大森北斗

10.11仙台大会で行われるアジアタッグ王座決定戦、田村男児&立花誠吾vsMUSASHI&吉岡世起へ向けた4度目の前哨戦。MUSASHIvs田村で試合が始まり、仙台決戦を見据えて一進一退の攻防。王道トーナメント準決勝進出を決めた青柳優馬は、鈴木秀樹相手に好調ぶりをアピール。ミサイルキックを直撃させると、北斗を呼び込んでダブルのタックル。秀樹を踏みつけた北斗はナルシストポーズで挑発。秀樹がスリーパーを極めると、田村と立花が連携技を決めた。劣勢が続いた北斗は追走式エルボーを秀樹にお見舞い。タッチを受けた優馬はジャンピングエルボーで追撃してミサイルキック。秀樹も素早い動きで翻弄してドロップキックでやり返した。北斗が田村にRKOを決めると、助けに入った立花にもRKO。秀樹を捕まえて「新木場、絶対絶対投げるぞ!」と宣言したが、ブレーンバスターはリバースされてしまう。北斗と田村がエルボー合戦。北斗がローリングエルボーを叩き込めば、田村もラリアットで応戦。MUSASHIと立花がリングに飛び込むと、立花がマンハッタンドロップからケンカキック。アングルスラムは決められず、MUSASHIがドロップキックで立て直しファルコンアロー。立花も気合でMUSASHIを場外に落としダイブをアピール。優馬がカットして拍手を煽るが、立花が滑り込んで阻止。2度目のトライでトペ・コンヒーロを発射した。MUSASHIを孤立させて羽交い絞めするが、田村のラリアットが誤爆。チャンスとばかりに優馬が垂直落下式ブレーンバスター、北斗がナルシストプレス、MUSASHIがエストレージャフトゥーロと連続攻撃。なんとか肩を上げた立花は、二天一流から逃れると、田村のラリアットから電光石火のジャックナイフ固めでMUSASHIから3カウントを奪取した。

〈秀樹&田村&立花コメント〉

田村「決まった!」
秀樹「ありがとう。よし!一緒に頑張っていこう。よしっ!」
田村「よしっ!」
立花「なんだあいつ、お前」
田村「ごめんごめん、エボリューションがごめん」
立花「お前しっかりしてくれよ。変なやつしかいねぇじゃねえか」
田村「ごめんな」
立花「試合前に裏切るから覚悟しとけって言ってたぞ、あいつ」
田村「ごめん。俺のエボリューションがごめんなさい」
立花「結果的に裏切らないって。ぜんぜんいいよ。今日も勝ったな。長野、富山、俺ちょっといなかったけどすごいな。 俺たち前哨戦やっぱ強ぇな。 あれもひとつの俺たちがジュニアだから。あんなこともできちまうんだぜぇ」
田村「舐めんなよ、この野郎」
立花「一発だよ。一瞬の隙があればお前、男児のバチンで俺のクルだよ。クルっ!わかるかてめえ、この野郎、あぁ~ん。なんかある?」
田村「大丈夫」
立花「OK。じゃあな。あぁ~ん」
〈優馬、MUSASHI&北斗のコメント〉

優馬「次だ。次の大会だ。9月22日、後楽園ホール大会で王道トーナメント準決勝だ。 初めての準決勝だ。対戦相手、安齊勇馬だ。青柳優馬vs安齊勇馬、ダブルユウマ対決だ。オイ、一つだけ言わせろ。 じゃない方のユウマが勝ってやるからな!」

MUSASHI「クソ…負けたよ。これじゃダメだ。これじゃダメだよ。俺一人でも勝たなきゃいけないんだよ。クソ…」
北斗「確かにダメだ」
??「ニャーニャー」
北斗「そんなんじゃアジア獲れないよ」
MUSASHI「待て待て待て待て待て、このタイミングで猫か? 」
北斗「俺たちの戦いはまだ終わっちゃないよ」
MUSASHI「北斗、北斗」
??「ニャー」
MUSASHI「猫?ちょっと待ってこのタイミングで猫はおかしいだろ。ちょっと待って」
北斗「呼んだ?猫? 」
MUSASHI「何ぐるぐる回ってんだ。あと猫の鳴き声がしてなかった」
北斗「そんなわけねぇだろ」
MUSASHI「頭打ってんのか?」
北斗「頭打ちすぎ。ちょっとお前、冷やした方がいいよ。氷嚢持ってこようか?」
MUSASHI「いや大丈夫だ」
<第5試合>
王道トーナメント 2回戦 時間無制限1本勝負
×潮﨑豪 vs 〇ザイオン

11年ぶり4度目の出場となった潮﨑豪は1回戦でシングル初対決となった綾部蓮を破り、2年連続2度目の出場のザイオンはオデッセイとのパートナー対決に勝利。かつてHAVOCとして共闘した2人は、6.11新宿大会で一騎討ちを行なっており、潮﨑がカウンターのラリアットで熱戦を制した。前夜の新木場大会では6人タッグマッチで対戦し、HAVOCの波状攻撃を受けた潮﨑がザイオンのダイビング・ヘッドバットに沈んでいる。
準決勝への切符を懸けた3か月ぶりのシングルマッチ。ロックアップからロープへ押し込んだザイオンはクリーンブレイク。今度は潮﨑が押し返し、こちらもクリーンブレイク。腕を取り合う攻防からザイオンがヘッドロック。潮﨑もスリーパーを切り返して、ハンマーロック。サブミッション合戦が続く。スタンドに戻って手四つでガッチリ組み合うと、ザイオンがボディにヒザを叩き込んでヘッドロック。コーナーにもたれた潮﨑にスピアを突き刺すと、フルパワーでコーナーに衝突させる。場外戦で潮﨑が鉄柱に叩きつけていけば、ザイオンもリングサイドでラリアットを受け止めエプロンにドロップ。リングに戻ってもザイオンの攻撃が続き、腰を狙ったエルボー、ボディプレス、フットスタンプで主導権。串刺し攻撃を阻止した潮﨑は、マシンガンチョップで反撃の狼煙。ランニング袈裟斬りチョップからフィッシャーマンバスターの体制に入ったが、腰のダメージで投げることができない。ザイオンが投げ返して、打撃のラリー。潮﨑はラリアットで突破口を切り拓き、一気にゴーフラッシャー。ザイオンはトラースキックを被弾しながらも、カウンターのラリアットからサモアンドロップ。さらにダイビング・ヘッドバットを放ったが痛恨の自爆。それでもザイオンはローリング・チョップに合わせてエルボーをズバリ。最終兵器・The Rundownを敢行して完全決着となった。新宿の借りを返し準決勝進出を決めたザイオンは、芦野&オデッセイと抱擁。さらに倒れた潮﨑に歩み寄ると、ガッチリ握手を交わした。

〈試合後のコメント〉

ザイオン「一歩近づいた。あと一歩だ。来週の9月22日、後楽園ホールの戦いにお前を連れて行く。そこへ辿り着くために、俺はブラザーを乗り越えなきゃならなかった。潮﨑よ、一度HAVOCに入れば、永遠にHAVOCだ。お前も一緒に連れて行く。よく聞け、9月22日の後楽園ホールで俺の行く手を阻む奴は、誰であれ叩き潰してやる。上でもない、下でもない、常に隣だ。Uso Aso Uma(永遠の兄弟)。突っ走る!」

潮﨑「トーナメントのことなんて途中で忘れてたよ。 ただ、あのリング上で勝つか負けるか、そのことだけにこだわったね。 次に勝ち進む、ここで終わる、そんなの考えてなかった。頭から離れちゃったよ。強いね。悔しいね。だからこそ、だからこそHAVOC、ザイオン、オデッセイ、芦野祥太郎、あいつらとのやり甲斐、これを味わうために俺はHAVOCを抜けたんだよ。俺の選択は間違いなかった。王道トーナメント、惜しくも、惜しくも2回戦敗退。いやいや。そんなもんどうだっていいよ。ザイオンに負けた。王道トーナメント、どうでもよくなっちゃったな。やっぱりHAVOCがいると面白いな。HAVOCの先の大きい強さというものね、もっともっと味わってみたくなったよ。これだけで俺が王道トーナメントに出た甲斐があったってことだよ。やっぱりすごいな。全日本プロレス最強」
<第6試合・メインイベント>
王道トーナメント 2回戦 時間無制限1本勝負
×宮原健斗 vs 〇本田竜輝

宮原健斗と本田竜輝は昨年、王道トーナメント優勝決定戦を争い、宮原がシャットダウン・スープレックスで3カウントを奪い、3年ぶり3度目の優勝を果たした。宮原は今年、三冠チャンピオンとしての優勝&2連覇&最多優勝記録更新を狙い、1回戦では小河彪の全てを受け止めた上で貫禄の勝利を収めた。2023、2024、2025年と3年連続で準優勝の本田は全日本プロレスTV認定6人タッグのベルトを共に巻く羆嵐との肉弾戦を制して2回戦へ駒を進めた。
静かな立ち上がりから本田が腕を取りに行くと宮原は足を引っかけてレッグロック。ブレークした本田はエルボーで襲い掛かってヘッドロック。宮原が解こうとしても怪力で締め上げスタミナを削る。ようやく引き剥がした宮原だったが、本田が強烈なショルダータックル。さらに反則カウント1・2・3・4!で自分のペースに持ち込んだ。宮原も突進をかわすと、ロープにもたれた本田の顔面にドロップキック。そのまま場外戦となり頭突きを繰り出す。先にリングに戻るとマッスルポーズを決めて健斗コールを浴びた。10分経過。本田は顔面締めを耐え抜くと、ドロップキックをキャッチして逆エビ固め。「くたばれ!」と叫んで串刺しラリアットを見舞うと、ブレーンバスターでぶっこ抜きスピアが炸裂。右腕を上げてロープに走ると、宮原が飛びついてスネークリミット。本田の力が抜けていったが、ロープエスケープ。顔面蹴りがクリーンヒットしたが、本田はすぐに立ち上がりエルボーをフルスイング。宮原にも火が付きエルボー合戦に突入。猛打を浴びてフラフラになった宮原が丸め込みからブラックアウト。本田は追撃を読んで鮮やかな飛行機投げ固め。カウント2.9。エクスプロイダーからのラリアットでも仕留められず、ならばとファイナルベントへ。宮原が抵抗してブラックアウト2連発。シャットダウン・スープレックスで仕上げにかかったが、本田は振り解いてラリアットの乱れ打ち。宮原が強引にシャットダウンに持ち込もうとしても、エルボーで黙らせる。さらにバイシクルキックをかいくぐり、ラリアットをブチ込むとファイナルベントが大爆発。三冠チャンピオンを力でねじ伏せて、ザイオンの待つ準決勝に駒を進めた。
試合後、本田がザイオンを呼び込むと、ザイオンは日本語で「お前をぶっ壊す!」と宣戦布告。本田の握手に応じなかったが、ハグをかわして退場した。本田は「ザイオンと俺、全日本プロレス大好きな気持ち変わらないはずだ。プロレスに言葉なんていらねぇんだよ。9月22日、後楽園ホールで熱い戦いしようぜ」とアピール。過去に宮原が三冠の挑戦者として本田の名前を挙げなかったことを説明すると、「もうこうなったら俺が王道トーナメント必ず優勝して、嫌でもアイツの目の前に立つしかねぇよな」と王道トーナメント初制覇と三冠挑戦を宣言。勝利のホンダンス&反則カウント1・2・3・4!で新木場2連戦を締めくくった。
〈リング上のマイク〉

本田「宮原健斗から勝ったぞー!これで準決勝進出だ。オイ、9月22日、後楽園ホール。準決勝の相手・ザイオンか。いるなら出て来いよ」
*ザイオンがリングイン
ザイオン「understand.(日本語で)お前をぶっ壊す!」
本田「なんて日本語憶えちゃったんだ、お前。まぁいいや。こう見えて俺は、英語はまったくわからない。ザイオンと俺、全日本プロレス大好きな気持ち変わらないはずだ。プロレスに言葉なんていらねぇんだよ。9月22日、後楽園ホールで熱い戦いしようぜ」
*ザイオンは本田が差し出した手を弾いたがハグ。拳を突き合わせて退場。
本田「やられちまったぜ。王道トーナメント、三冠王者・宮原健斗から勝ったんだ。オイ、みんな聞いてくれ。三冠王者の宮原健斗、同世代のヘビー級の名前は散々出してきたけど、本田竜輝の名前は今まで一度もないんだよ。もうこうなったら俺が王道トーナメント必ず優勝して、嫌でもアイツの目の前に立つしかねぇよな。新木場のみんな、この俺、本田竜輝に期待してくれるか?(大歓声)今日メインイベント勝ったんだ。最後は俺が締めさせてもらう。今日の全日本プロレスの明るく楽しく激しい戦い、どうだったでしょうか?(大歓声)ちょっと待ってくれ。頭が痛い。まさかそんな拍手くるとは思わなかった。なんだか体が…体が勝手にうずいてくるー!ミュージック流してくれ!(ホンダンスを披露)最高な気分だぜー!今日はこの場を反則カウントで締めさせてもらう。みんな反則カウントを数える準備はいいかー?せーの!1・2・3・4!ありがとう!」

〈試合後のコメント〉
本田「三冠王者・宮原健斗から勝ったぞ!もうこの王道トーナメント、俺に期待するしかねぇだろ!そして準決勝の相手、9月22日ザイオンとの勝負だ。 プロレスに言葉かいらねぇんだよ。 全日本プロレスが大好きな気持ちがぶつかれば、ぶつかり合えばめちゃくちゃいいことだと思う。 ザイオンお前を潰す!優勝するぞ!」
宮原「終わったのか?俺の王道トーナメント終わったのか?終わった…終わった…終わった…終わった…終わったのか…」
