【6.18後楽園記者会見】世界タッグ選手権試合 全日本プロレス

【6.18後楽園記者会見】世界タッグ選手権試合

ニュース

6.18後楽園大会で開催が決定した世界タッグ選手権試合の記者会見が全日本プロレス事務所で行われ、王者チームの宮原健斗&青柳優馬、DRAGONGATEから挑戦者チームの菊田円&KAIが出席した。

6.1仙台大会で世界タッグ王座初防衛を果たした宮原&青柳。青柳はカーニバル開幕戦で敗れた菊田円へ向けて、「このベルトに挑戦させてあげなくもないけど」「君が好きな選手を連れてきなさい」と挑発的なメッセージ。それを受けた菊田はSNS上で「俺に負けた分際で勝手に名前を出すんじゃねーよ。 全日本プロレスファンは俺の尻が見たいのか?? だったら青柳優馬。お前が俺に土下座しろ」と王者に土下座を要求。青柳も「お納めください。全日本プロレスは菊田円様をお待ちしております」と正面、真横、後ろ三方向から撮影した土下座写真を即SNSにアップ。菊田は「なんて無様なんだ。まぁいい。平気で土下座を全世界に晒すような男に負けるわけがない。パートナーは決めた。やってやるよ。世界タッグ挑戦」とZ-Bratsの同胞KAIをパートナーに世界タッグ王者挑戦が決定した。

会見ではKAIが「おい、チャンピオン。お前らSNSで安い土下座してたけど俺らは直接この目で土下座を見ねえと正式決定はしねえぞ」と青柳に土下座を要求。青柳は宮原が制止する中、額を床に擦り付けながら「私、青柳優馬のクソ安い土下座でよろしければ、皆様にお見せしたいと思います」と即土下座を披露。青柳の土下座だけでは納得できない挑戦者チームを前に、青柳はパートナーにも土下座を迫るが宮原は断固拒否。世界タッグ選手権試合の開催に暗雲が立ち込める中、青柳は”落としどころ”として「このタイトルマッチ、もし我々が負けることがあれば、宮原健斗の髪を懸けて戦います」と提案。これに納得し、世界タッグ王座挑戦を受け入れた挑戦者チームだったが、写真撮影の際にはダメ押しで「お前もう一回机の上で土下座した方がいいんじゃないの」と青柳に土下座を要求。青柳も机の上で「挑戦してくださーい。お待ちしております!宮原健斗の髪懸けます!僕の髪は懸けませんが、宮原健斗の髪は懸けます」と再度土下座。挑戦者チームの言いなりになる青柳の姿に「何やってんのお前。土下座プラス何言ってんだ髪の毛って」「ダメだこれ…不安だ…」と思わず不安を口にする宮原だったが、青柳は「戦う前から負けること考えるやつがあるか!勝てばいいんですよ、勝てば。勝ちますよ。勝てばいいんだよ!!」とパートナーを鼓舞し、会見場を後にした。

■会見の模様

KAI「ちょっと待てちょっと待て。なに勝手にタイトルマッチ正式に決定してるんだよ。おい、全日本プロレス。俺たちはまだ正式に挑戦認めてねえぞ。第74代元世界タッグ王者のこの俺KAIと、ドラゴンゲートの現在そして未来の菊田円がわざわざ今日来た意味わかるよな、オイ。おい、チャンピオン。お前らSNSで安い土下座してたけど俺らは直接この目で土下座を見ねえと正式決定はしねえぞ、そういうことだ。わかったな」

菊田「わかったか、動けよ。あんなよ、お前加工かなんかでやったやつだろ。AIだろ。あんなんお前AIでつくったとかそういうもんだろ。直接やれよ直接」

宮原「いい、いい」

菊田「やれよ。挑戦受けねえぞ、いいのか。全日本プロレスファンが菊田円のケツを見たいって言ってるんだよ」

KAI「そうだよ」

宮原「やめとけ、やめとけ」

青柳「ドラゴンゲートのKAIさん、菊田円さん、本日はお忙しい中お越し頂き誠にありがとうございます。いま後楽園ホールの2連戦の最中ではございますが、わざわざ、この全日本プロレスの記者会見にお越しいただいたということで、私、青柳優馬のクソ安い土下座でよろしければ、皆様にお見せしたいと思います」

宮原「やめとけやめとけ」

青柳「(床で土下座をして)ありがとうございます!」

菊田「全然だめ」

KAI「全然だめでしょ」

菊田「額をスリスリしろ」

KAI「カメラに見えねえじゃねえか!そんなところでしてもよ」

宮原「いいからいいから、スリスリやめろお前」

菊田「はい、これが現在の世界タッグチャンピオンでございます」

宮原「もういいよやり過ぎだよお前、なにやってんだよ」

菊田「第100代、歴史あるこの世界タッグ」

宮原「落ち着けよお前。やり過ぎだよ、なんでそんなにやるんだよ」

青柳「やれっておっしゃるから」

宮原「おっしゃるとか言わなくていいから座れ」

菊田「KAIはこれでOKか」

KAI「いやあ、まだダメじゃね」

菊田「うちのKAIがまだダメだってよ」

宮原「なんだお前ら。もういいよ、やり過ぎだよ」

青柳「一緒にやりましょうよ」

宮原「やるわけないだろ」

青柳「やらないと進まないらしいんで」

宮原「やるわけないだろ」

青柳「ここは一つ。6月18日の後楽園大会で世界タッグやりますって発表しちゃった上に、こうやって挑戦者チームがやらないと言っちゃってる以上は、我々も(土下座を)やるしかないと思います。ここは一つ、全日本プロレスのために、我々が頭を下げ」

宮原「いやいやいや、全日本プロレスのために土下座することじゃねえよ。決まってるんだよお前ら。屁理屈言ってんじゃねえよ。発表されてんだろお前ら」

菊田「発表しただけだろ。全日本プロレスは…」

宮原「お前が連れてきたパートナー、お前、昔三冠戦やったことあるけどだいぶ風貌変わってんな。お前同じ人か、あのKAIか」

KAI「誰」

宮原「あのKAIかお前は」

KAI「あのKAIってどのKAI?」

宮原「俺が見たことあるKAIじゃないぞ」

KAI「俺は一回も見たことねえし。初めてだし。誰」

宮原「はぁ?」

KAI「自己紹介しろ。名を名乗れよ」

宮原「誰に土下座させようとしてんだよ、だいたい。俺のこと知らないの?この業界で俺のこと知らないのお前ら」

KAI「菊田知ってる?」

菊田「全然知らない」

宮原「コイツもチャンピオン・カーニバルと全然変わったな。菊田お前。知らないうちに」

菊田「まず名を名乗れ」

宮原「何があったんだ菊田お前。もういいよ土下座とか。(タイトルマッチは)決まってるんだから。進めてくれ」

菊田「進めねえ、進めねえ、進めねえ、進めねえ」

KAI「進まないよ、無理だよ」

宮原「いいから、土下座とかもういいから」

青柳「ここは一つ」

宮原「決まってるんだから。6月18日決まってるんだから。発表されてるんだから」

菊田「勝手に決めたんだろ」

KAI「来るか来ないかは俺らの自由だよな」

宮原「土下座なんてする必要ないんだよ」

青柳「とのことです」

宮原「とのことですじゃなくてやる必要ないんだって」

菊田「説得しろよ説得」

青柳「と仰ってます」

宮原「とおっしゃってますじゃないんだよ。お前はやらなくていいんだよ、土下座なんか。相手の術中にハマっちゃだめだよ」

青柳「落としどころをこちらから提示させて頂けないでしょうか」

KAI「なんだよ」

青柳「もう一度、土下座します、私、青柳優馬が。そしてこのタイトルマッチ、もし我々が負けることがあれば、宮原健斗の髪を懸けて戦います」

菊田・KAI「おお!!」

菊田「土下座もしろ!」

宮原「いい加減にしろ!興奮すんなよお前、今の流すなマジで!」

KAI「今の撮ったな?髪を懸けるって言ったからな」

青柳「もちろん僕の土下座と、もし負けた場合、僕の髪ではなく宮原健斗の髪を」

菊田「その場でやれよその場で。その場でやるんだな。負けた瞬間にな」

宮原「やめろやめろ青柳やめろ」

菊田「やんだな」

青柳「やりましょう」

宮原「やらないよ!」

菊田「じゃあ俺らもやんねえよ、いいのか?」

青柳「と仰ってます」

宮原「やるわけねえだろ!何だお前!」

青柳「(髪を)懸けます!」

宮原「もういいよ進めてくれ」

菊田「決まった」

■質疑応答

―挑戦者の2人に伺います。今の会話の中で宮原選手が髪を懸けるのであればタイトルマッチをするということで良い?

KAI「もうそういうことでしょ。チャンピオン側からそういう風に言ったことだから。決定でしょ、これは。俺ら何も言ってないよ」

青柳「もちろんです。懸けます。宮原健斗の髪、懸けます。ベルトも懸けます。これで6月18日後楽園大会に来ていただけるということでよろしいでしょうか」

菊田「まあ、行ってやるよ」

宮原「もういいから青柳。なんでそんなに下手なんだよ」

菊田「いいよーーーー」

―宮原選手、髪の毛へのこだわりは?

宮原「こだわりは見てわかるだろ」

菊田「絶対ないだろ」

KAI「どう見ても菊田のがあるよな」

宮原「やめろお前」

KAI「どう見ても、菊田の髪の毛の方がおしゃれー」

宮原「ふざけんな、ちょっとお前…いや、懸けないよ!?」

菊田「じゃあやらねえよ」

青柳「懸けます」

菊田「どっちなんだよ」

青柳「懸けます、懸けますもちろん。男に二言はありません。全日本プロレスに二言はありません。懸けます」

―菊田選手、今回全日本プロレスのベルト初挑戦になるが、獲った後の展望は?

菊田「いや、別にないなぁ。ド地方とかで防衛戦でいいかな」

KAI「それがいいな。それぐらいがちょうどいいな」

菊田「DRAGONGATE FUTUREとかで。世界タッグ」

KAI「いいね。フューチャーで試合前に、第0でね」

菊田「それで練習生相手に防衛戦してやるわ。101代か、次?101回防衛してやるわ、練習生相手に。それで文句ないだろ」

宮原「おかしいよ、おかしいだろ」

―KAI選手、現在の全日本への印象があればお聞かせください

KAI「全日本の印象?いや、知らない。だって、こんなお笑いのチャンピオンがいるんでしょ。緩いんじゃないの、戦いなんて。俺らが本当の戦いをお前らに教えてやるよ」

青柳「ご教授願います」

宮原「どうしたんだよお前」

―挑戦者側が勝った場合、新チャンピオンが宮原選手の髪を切るのか、美容師さんを用意して髪を切るのか?

菊田「それは青柳が切るんじゃないの?俺らは別に触れたくねえもんな。お前が切れ。必ずバリカン用意して来いよ」

青柳「かしこまりました。持って参ります」

宮原「やめとけお前。勝手に話進めんな」

(写真撮影を遮り)

菊田「その前によ、青柳。お前もう一回机の上で土下座した方がいいんじゃないの。皆様に見えるように」

宮原「やめろ、やらなくていいよ」

菊田「挑戦してくださいってちゃんと言えよ」

青柳「(机の上で深々と土下座をして)挑戦してくださーい。お待ちしております!宮原健斗の髪懸けます!僕の髪は懸けませんが、宮原健斗の髪は懸けます」

宮原「青柳落ち着け落ち着け」

KAI「6月18日はな、宮原健斗の髪の毛は、バイバーイ!だからな!」

宮原「青柳やめろ。やめろってそのスリスリ!何やってんのお前。土下座プラス何言ってんだ髪の毛って」

青柳「そうした方が、挑戦者も気持ちよく挑戦して頂けるかなと」

宮原「おかしいよ。もういいから土下座は。恥ずかしいから。何、髪の毛って。懸けないからな、髪の毛マジで」

青柳「懸けます」

宮原「ダメだこれ…不安だ…」

青柳「戦う前から負けること考えるやつがあるか!勝てばいいんですよ、勝てば。勝ちますよ。勝てばいいんだよ!!」

宮原「やばいよ…」