【記者会見】全日本プロレスJr.ヘビー級リーグ戦「ゼンニチJr.フェスティバル2025」
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本日、都内で「ゼンニチJr.フェスティバル2025」の記者会見が行われ、参加全10選手が出席。本リーグ戦の前身となるジュニアヘビー級選手によるリーグ戦「Jr. BATTLE OF GLOLY」は2014年に第1回が開催され、2022年を最後に3年ぶり、タイトルを新たに「ゼンニチJr.フェスティバル2025」として開催される。前回の優勝者・田村男児は「俺たちの出番が来た」「ヘビーに負けない、そしてジュニアが一番だっていう気持ちを持って戦っていきます」とジュニアが主役の夏に向け意気込みを語った。7月17日後楽園ホール大会で開幕する”ジュニフェス”にどうぞご期待ください!
■会見の模様
吉岡「シングルのリーグ戦はあんまり出たことが無いんですけどチャンピオンとして出るからには全勝優勝して、しかも決勝が大田区ということで、大田区と言えばやっぱり、Bブロックからむーちゃんが全勝優勝して上がってきてもらって、むーちゃんせーちゃんの対決をもう一度やりたいと思います。以上です」
HAYATO「俺が優勝するよ。ってことは出場する選手みんな言うと思うから、もっと別の話をしたいかな。ゼンニチJr.はずーっと虐げられてきた。この数年間。前回、Jr. BATTLE OF GLORYがあったのは3年前。しかも、最強タッグの裏で。おまけだよね。前座だよね。それも腹が立つけど、もっと腹が立つのは俺の出身、地元愛媛で大会があった時に、そこにいる土井ちゃんとの試合が、その日だけメインイベント。俺達ゼンニチJr.は目の前に人参吊るされた馬じゃないよ。まあ、今回、優勝決定戦が大田区のメインイベントになるのかなあ。なるのか知らないけど、今回ジュニアの勝負どころだと思うよ。(机の上に立つと)みんなそうだと思ってるけど、土井ちゃんも、アツキも、せーちゃんも、ひかちゃんも、井上も一つ飛ばしてむーちゃんも、ダンちゃんも阿部ちゃんも。今回のジュニフェスで、プロレス界のジュニアの一番が決まるよ。それはゼンニチJr.がプロレス界のジュニアの一番だって俺とみんなが証明するから、楽しみにしてて」
立花「アップタウンの立花誠吾だ。アーン?俺が全日本に出始めて5年くらい経つな。コロナの時から出始めて、初めてジュニアのリーグ戦に出る。それくらい、ただ出てるだけじゃ出れねえようなリーグ戦じゃないってことはわかってるからよ。ぜってえにアップタウン代表として優勝するぞ、この野郎」
井上「今回のリーグ戦、参戦ということで、前回のリーグ戦から今回にかけていろいろ振り返ってきましたが、月日を数えてみたら自分も色々タイトルに挑戦させてもらって、そのたびに結果が伴わないことが起きたり、チャンスを棒に振る、そういったことが多くて。キャリア3年だけど、本当に所属、他団体、ジュニア関わらず、おれと同じキャリア、俺より下のキャリアが活躍してる中で、すごい焦ってます。なので、絶対、今度こそこのリーグ戦にすべてを懸けて挑みます」
光留「前の方(テーブルに腰掛けるHAYATO)が座高が高いので立たせて頂きます。パンクラスMISSIONの佐藤光留です。先程前の方がずっと虐げられてたとおっしゃってたんですが、前の方が知ってる、虐げられてる全日本ジュニアのもっと前、さらに前から参戦しておりますが、一度も虐げられていなかったと思ったことはありません。初めて全日本のリングに立ったのが多分2010年。それから15年という月日が経ちまして、このようなリーグ戦、シングルの新チャンピオンを決めるトーナメントを含めると13回目の出場になります。決勝進出が3回、もうこれは言葉を言いかえるとちょっとした渕正信だという状態です。ずっと若い若いと、下から突き上げるんだと思っていた自分が気づけば最年長。キャリアも長くなりまして、一番長い全日本ジュニアを知る人間になってしまいました。もしかしたら僕にはジュニアとして足りないものがたくさんあるのかもしれませんが、ずっとそれを個性だと言ってきました。それをコンプレックスにするのではなく、足りないものがあるからプロレスラーは面白いんだとずっと言ってきましたが一つここで、優勝という結果を残さなければ、ただ長く喋っているだけの着物を着たおじさんになってしまいますので、がんばりたいと思います。それからもう一つ、決勝が大田区体育館。メインイベントということになりました。もちろんみんな狙っているとは思いますが、他の人と佐藤光留、みんなと経験が違うんだということを見せるために、実は私、旧大田区体育館でメインイベントを張ったことがあります。2001年5月、パンクラスネオブラッドトーナメント予選の大会メインイベントです。対戦相手は長南亮。なんとか判定で勝ちましたが、そのあと、その後日本格闘技界をを代表する三崎和雄との対戦が決まって、うなだれながら帰ったのを覚えております。悪しき過去の記憶は払しょくするためにありますが、もう45年分たまってきました。ここらで清算したいと思います。以上です」
亮生「全日本プロレスの青柳亮生です。自分が提唱して、『ゼンニチJr.フェスティバル2025』が開催されることになったのですが、青柳亮生的テーマは外敵なのかなと思っております。僕が怪我してからフリー選手、所属選手でゼンニチJr.っていうものが非常に盛り上がっているなと、外から見ていて思うことがたくさんありました。それでも、そこをぶっ壊して、青柳亮生が優勝して、ゼンニチJr.は青柳亮生なんだと言うところを見せたいと思います」
土井「斉藤です、土井です。なんか(リーグ戦の)名前がBATTLE OF GLOLYからJr.フェスティバルっていうたいそうな名前になって、オールジャパンからしたら、これを今後夏の風物詩にしていきたいと思っていると思うんですけど、最近世界ジュニアに挑戦した身からしたら、またチャンスが来たなと。ただ、一つ言っておきたいのは、これは別に世界ジュニア次期挑戦者決定リーグ戦ちゃうからな。このリーグ戦の覇者、優勝者は世界ジュニアのチャンピオンと同等、もしくはそれ以上の価値があると思ってるから。このリーグ戦を優勝して、逆にこの前のリベンジじゃないけど、吉岡世起に挑戦さしたるくらいの気持ちでいますんで。そんな感じで、以上です」
MUSASHI「今回、リーグで当たる選手は初めて当たる選手がほとんどなんで、そこは素直に楽しみです。5月の大田区で世界ジュニアのベルトを落としてから、正直、自分自身再浮上できずにいました。その中で各ジュニア選手にジェラシーみたいなものも、正直感じていました。このリーグ戦はそのジェラシーを各選手にぶつけて、もちろん優勝して、再浮上を図りたいなと思っております。そして、今回出場する所属選手の中で、自分が最年長になります。そして、もしかしたら皆さん忘れているかもしれませんが、自分は選手会副会長ですので、出場する所属選手最年長、そして選手会副会長として、意地を見せて優勝したいと思います。以上です」
田村「田村男児です。前回と違って変わっているメンツも、変わらないメンツもいて、今まで参戦してきた人たち。既存の中で、言っちゃ悪いけどサプライズも何もないわけで、既存の選手だけでいかに戦う部分を見せられるか、それが大事だと思います。この負けられないっていう気持ち。なんで負けられないかっていうとヘビー級がチャンカンで大暴れして、ジュニアたちは大人数のタッグでやってるところを見てたんで。ヘビーが暴れてるところを見てるとジュニアも負けてられないなって。俺たちの出番が来たってそう思ってます。みんなこうやって戦ってるんで。選手だけじゃなくて、スタッフも、支えてくれる人たちもいて、みんなで戦う。1人1人がそういう気持ちを持ってヘビーに負けない、そしてジュニアが一番だっていう気持ちを持って戦っていきます」
阿部「格闘探偵団の阿部史典です。普段、全日本プロレス以外で試合をするときは、正直ジュニアというカテゴリを意識して試合をしていることはないんですけども、この全日本プロレスにおいては、やはりヘビーっていうものがあって、我々ジュニアというカテゴリが存在している。そのプライドと色んな気持ちや意識を持ってみんな試合をしているんだと思います。自分もこの全日本プロレスにデビュー当初、初めくらいからずっと上がらせてもらっている中でジュニアという意識が芽生えました。その中でも、ここにいる選手たちの中でも、明るく楽しく激しい、バチバチなジュニアを見せつけた上で、自分が一番この中で面白くて強いんだぞというのを改めてしっかりと見せつけたうえで、優勝したいと思います。以上です」
■質疑応答
―世界ジュニアチャンピオンの吉岡選手が優勝したら、やりたいことや思い描いていることはありますか?
吉岡「優勝したらBブロックのメンツ全員とタイトルマッチをして、全部防衛します」
―MUSASHI選手、先ほど吉岡選手から全勝で(優勝決定戦に)上がって来てもらって決勝でむーちゃんせーちゃん対決をやりたいという話がありましたがMUSASHI選手の気持ちはいかがでしょう
MUSASHI「もちろん自分も同じ気持ちです」
―井上選手、先ほど同世代の選手の活躍を見てもどかしい気持ちがあるというお話がありました。他団体で言うとかつて対戦した新日本プロレスの藤田晃生選手が「BEST OF THE SUPER Jr.」最年少優勝をしていますがその辺は意識されますか?
井上「そうですね、やっぱりその存在は大きいかなと思ってます。(週刊プロレスの)表紙にもなったし、リーグ戦も優勝したし、彼はだいぶ先を行って、たぶん僕のことなんて覚えてないと思いますけど。ここで俺が優勝してまたどこかで再戦できればいいなと思います」
光留「(挙手すると)恒例の逆質問で。目の前にいるんで、リーグ戦の本命・対抗・大穴、3人挙げてください。お願いします」
記者「本命は当然、吉岡選手だと思います。チャンピオンですので。対抗が僕は意外とファイトスタイルが好きなので阿部選手とか佐藤光留選手に頑張ってほしいなと思っておりまして、大穴が、大穴と言っては失礼ですが青柳亮生選手が私は見たいなと思っております」
光留「ありがとうございました」
☆「ゼンニチJr.フェスティバル2025」出場者・公式戦組み合わせはこちら

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