「オカモトグループpresents 北海道ダイナマイトシリーズ2025」～チャリティー美幌大会 supported byタカハシグループ～11月1日(土)美幌大会詳報&試合後コメント

〈第１試合〉　
シングルマッチ　15分1本勝負
MUSASHI　vs　黒潮TOKYOジャパン

「オカモトグループpresents 北海道ダイナマイトシリーズ2025」第6戦となる美幌町サニーセンター大会のオープニングを飾ったのは、MUSASHIと黒潮TOKYOジャパンのシングルマッチ。黒潮がお馴染みの長～い入場パフォーマンスで会場の空気を温めると、負けじとMUSASHIも「美幌、盛り上がっていこうぜ！」と叫んで拍手を浴びる。四方にアピールするよう促した黒潮は、スクールボーイで秒殺勝利を狙うもカウント2止まり。場外に逃げた黒潮をMUSASHIが追っかける。素早くリングインした黒潮がジャケットを見せつけるポーズで挑発すると、MUSASHIがリングに入ろうとした瞬間にロープを蹴り上げ、急所に大ダメージを与えた。悶絶したMUSASHIだが、串刺し攻撃を狙った黒潮にカニばさみ。ジャケットパンチを喰らっても、低空ドロップキック→フットスタンプ→顔面へのドロップキックと連続攻撃。回転エビ固めを切り返した黒潮が、巧みに腕をロックしてMUSASHIの両肩をマットにつけていく。さらにバズソーキックを見舞ってフィニッシュを宣言。追撃を振り切ったMUSASHIは、ジャケットを奪い取り、黒潮の動きをコントロール。ジャケットをフルスイングすると、すかさずラ・マヒストラルで3カウントを奪取。とびきり明るいオープニングマッチを制すると、ジャケットに袖を通して勝ち名乗りをあげた。

＜バックステージコメント＞

MUSASHI「明日（11.2）の岩見沢大会は欠場させていただきまして、みちのくプロレスに行ってですね、東北タッグのベルトを獲ってきます。そして、帰ってきましたら（11.3）札幌でアジアタッグ、せーちゃんと一緒に防衛します。はい。あれ？今日は猫。猫はいないんですか？猫の鳴き声が今日は聞こえませんね。猫ちゃんいないの今日は？猫ちゃん、にゃーお。MUSASHIがバックステージに来たよ。猫ちゃん、にゃーお。出ておいで。今日はいないのか。もしかして今までの鳴き声もオレの勘違いだったのかもしれない。分からない…」

〈第2試合〉
タッグマッチ　30分1本勝負
青柳亮生　ライジングHAYATO　vs　佐藤光留　吉岡世起

ジュニア戦士ながら冬の風物詩「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」にエントリーした“アツハヤ”青柳亮生＆ライジングHAYATOと佐藤光留＆吉岡世起のタッグマッチ。佐藤は田村男児、吉岡はMUSASHIと組んで出場する。世界ジュニア王者・亮生と吉岡の対戦で試合がスタート。両者、胸の筋肉をピクピクさせて自慢の肉体をアピールすると、ハイスピードな攻防から距離を取って2人は再び胸筋をピクピク。HAYATOvs佐藤。佐藤が鋭いローキックから腕を固める。HAYATOもヘッドシザースでやり返し、場外ダイブと見せかけ華麗なバク宙を決めた。ポーズを見せると、吉岡が背後から強烈な蹴り。佐藤組が連携でHAYATOを痛めつけていく。佐藤はソバットからサッカーボールキック。さらにコーナーへ振ろうとしたが、嫌がったHAYATOが起死回生のドロップキック。代わった亮生が蝶のように舞い佐藤を翻弄した。吉岡との対戦ではキックの連打に苦戦を強いられたが、ハンドスプリング式レッグラリアットをズバリ。佐藤と吉岡を場外に追いやると、アツハヤの同時プランチャが炸裂した。リング上でもアツハヤがコンビネーションで猛威を振るい、バックドロップとネックブリーカードロップの融合技。苦しい展開が続いた吉岡は、連携を切り崩してドロップキック。佐藤が亮生にアキレス腱固めを極めると、吉岡がシザースキックを叩き込みHAYATOを追い詰める。しかし、バズソーキックが空を切ると、HAYATOは十字架固めの体制。踏ん張る吉岡目掛け亮生がトラースキックを放つと、その勢いを借りてHAYATOが丸め込み白星を掴み取った。

バックステージでは、亮生が世界ジュニア防衛戦について意味深な発言。次なるチャレンジャーが現れていない現状だが、「外敵もいいなと思っています。そして、どうせ来るんだったら、とんでもなく強いとか、マスクマンとか。いいんじゃないでしょうか？」と新たな刺激を求めた。

＜アツハヤのバックステージコメント＞

亮生「アツハヤ絶好調だぜ。2連勝」

HAYATO「絶好調だね。吉岡世起は現アジアタッグチャンピオンで前、世界ジュニア巻いてた。これアツハヤ、最強タッグ優勝あるね」

亮生「あるね！見えてきた。最強タッグ、アツハヤで行っちゃいましょう」

HAYATO「行っちゃおう」

亮生「あ、そうだ、ひとつ言い忘れていました。世界ジュニアの話、全日ジュニアの話。ジュニフェスから全日ジュニアの存在感ってものは、増して増して、増してきているんですが、もうひとつチャンピオンとしては刺激が欲しい。刺激が欲しいんだ。全日の中だけじゃなく、外からも。外敵もいいなと思っています。そして、どうせ来るんだったら、とんでもなく強いとか、マスクマンとか。いいんじゃないでしょうか？全日ジュニアはまだまだ止まりませんから。全日本プロレスさんよろしくお願いします」

＜佐藤＆吉岡のバックステージコメント＞

佐藤「おかしな話だよ。むーちゃんせーちゃんのせーちゃんの胸の方が、むーちゃんしてたろ、オマエら。見たらわかんべや。あんなん。そうだろ？むーちゃんせーちゃんのせーちゃんのむーちゃんの方がむーちゃんしてたろ」

吉岡「せーちゃん、むー、ん？なに？」

佐藤「むーちゃんせーちゃんのせーちゃんのむーちゃんの方がむーちゃんしてたべ」

吉岡「？」

佐藤「オレ、なんか間違ってるかな？」

吉岡「ちょっとよく分からない…」

佐藤「勉強してきます」

〈第3試合〉
シングルマッチ　30分1本勝負
田村男児　vs　潮﨑豪

北海道シリーズ・フル参戦の潮﨑豪が全日ジュニア屈指のパワーファイター・田村男児と初対決。静かな立ち上がりから田村がロープに押し込むと、離れ際にエルボーを叩き込み先制。気合みなぎるタックルでヘビー級の潮﨑を弾き飛ばしてみせた。場外戦で荒々しいファイトを仕掛けたが、潮﨑がDDTで応戦。田村をエプロンに寝かせると、ヒザで容赦なく顔面を打ち抜く。田村がダウンカウント8で立ち上がると、ランニングチョップから再度DDT。首にダメージが蓄積された田村は、ブレーンバスターをリバースし、バックフリップを豪快に決める。潮﨑がフライング・ショルダーで反撃して、袈裟斬りチョップ、バックドロップと畳みかけ逆片エビ固めで捕獲。フィッシャーマンバスターをカウント2で返した田村は、雪崩式ブレーンバスターを喰らっても立ち上がり、エルボーを打ち込みながら前進。ラリアットで突破口を切り開くと、デスバレーボムで勝負に出た。しかし金星奪取とはならない。潮﨑がラリアットで戦況をひっくり返し、続けてダメ押しの豪腕をブチ込むと、大の字となった田村は肩を上げることができず試合終了となった。

＜バックステージコメント＞

潮﨑「田村男児いいね。ああいう男くさい、ああいう泥臭い試合をやる人間は大好きだよ。気持ちいいね。まだまだ出せるんじゃないかな？それはお互いさま。まだまだまだまだ。今日初めて当たったけど、まだまだ先を感じるし、若さだけじゃない。あれだけの自信を持ったパワーというものをね、堪能させていただきました。で、返事は？札幌の撮影会。昨日、安齊勇馬がやってたのかな？見てたよ、オレ。何でああいうものをHAVOCでやってるのにオレ入れないんですかね？オレもHAVOCなんで、全日本プロレスさんどうぞよろしくお願いいたします」

〈第4試合〉
6人タッグマッチ　30分1本勝負
青柳優馬　安齊勇馬　井上凌　vs　ザイオン　オデッセイ　芦野祥太郎

休憩明けの第4試合には、GAORA TV王者の芦野祥太郎、世界タッグ王者のザイオン＆オデッセイ、HAVOCのチャンピオントリオが出陣。11月2日が誕生日で20代最後の試合となる青柳優馬は、ちびっ子から一足早い誕生日プレゼントを受け取ってリングイン。プレゼントを見せびらかした。パートナーの安齊勇馬＆井上凌を抑えて先発で出た優馬は、オデッセイの怪力に圧倒され出鼻をくじかれる。場外戦に突入すると、世界タッグ王者チームが逃げ惑う優馬に照準を合わせ、HAVOCのペースで試合が進んでいく。その後は井上が捕まる時間が続いたが、芦野にレッグラリアットを叩き込み悪い流れを断ち切ることに成功。続いた安齊が串刺しエルボーからスロイダー。ジャーマンは決められず芦野がスクリューエルボー。ザイオンが身軽な動きを見せながら進撃すると、Wユウマもダブルのドロップキックで応戦。ジャンピング・ニーアタックをクリーンヒットさせた安齊は、井上に勝負を託す。井上はコーナーに詰めてのマシンガンキックから串刺しドロップキック。さらに優馬＆安齊の援護弾から渾身のPK。ここはオデッセイがカットしてカウント2。優馬組は邪魔者を排除しようとしたが、オデッセイが肉弾ファイトで大暴れ。串刺しアタックで3人を圧殺すると、Wユウマにまとめてサイドバスター。1vs3の状況になっても食らいついていった井上だが、オデッセイが高々と抱え上げると、受け取った芦野が急角度ジャーマン。さらにザイオンスピアが火を吹き、HAVOCが圧巻の畳みかけで完全勝利を収めた。

11.3札幌大会では、ザイオン＆オデッセイvs芦野＆潮﨑という注目の同門対決がラインナップされている。バックステージの芦野は、「めちゃくちゃワクワクしてるよ！札幌の夜が楽しみで仕方ねぇ！」とHAVOC vs HAVOCに武者震いした。

＜HAVOCのバックステージコメント＞

芦野「イエス！2日後、HAVOC vs HAVOC in 札幌！HAVOCナイト！潮﨑豪さんと組んで、この2人（ザイオン＆オデッセイ）が味方だったら半端じゃないけど、敵だったら恐ろしいよ。どうやって倒そうか、今からめちゃくちゃワクワクしてるよ！札幌の夜が楽しみで仕方ねぇ！井上、オマエ根性あるなぁ。今日やっててめちゃくちゃおもしろかったよ」

ザイオン「オレタチハ」

芦野「オレたちは」

オデッセイ「オレタチハ」

３人「オレたちはーHAVOC！」

＜優馬組のバックステージコメント＞

優馬「チキショー、チキショー…。オレのラスト20代によくも水を指してくれたな。HAVOC、許さねぁからな。本番は明日だ。何の日か知ってる？11月2日」

安齊「もちろん知ってます。青柳さんが30代になる日です」

優馬「ちょっと含みがあるけど、まぁそういうことだ！明日は30歳のバースデーだ！3年連続、北海道で誕生日を過ごす。対戦相手は誰だっけ？」

安齊「綾部・タロースです」

優馬「フ●ック！」

安齊「デカすぎる…」

井上「北海道始まって6敗目か…。あんなにいいパートナーがいるのに。クッソ！負けんぞ！あと2戦！負けんぞオレは！」

〈第5試合・セミファイナル〉
6人タッグマッチ　30分1本勝負
綾部蓮　タロース　鈴木秀樹　vs　斉藤ジュン　アンドレザ・ジャイアントパンダ　北海熊五郎

斉藤ジュンが北の大地が生んだ猛獣たちと共演。新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダ、北海道三笠市の山奥に生息する北海熊五郎を引き連れて登場。ジュンは2024年10月に、斉藤ブラザーズでアンドレザ＆熊五郎と初遭遇し、猛獣退治に成功している。綾部蓮＆タロース＆鈴木秀樹という長身チームと相まみえた異色の6人タッグマッチは、アンドレザと綾部の対戦でスタート。いつもは対戦相手を見下ろす身長2メートルの綾部だが、アンドレザは体長3メートルということで見上げる形に。タロースを呼び込み肩車で合体すると、強烈な締め上げでアンドレザの頭を変形させる。対するアンドレザも怒りのベアハッグ。慌てて秀樹がタオルを鞭のようにしてカットに入った。アンドレザを下げたジュンは、秀樹と真っ向勝負を繰り広げる。ブレーンバスターを豪快に決めると、熊五郎と一緒に秀樹を踏み潰す。綾部にも集中砲火を浴びせ、アンドレザにジャイアント・ヘッドバットを指示したが、ジュンと熊五郎は巻き添えとなりダウン。綾部とタロースはエプロンに控えるアンドレザに襲い掛かったが、アンドレザは微動だにしない。ならばと秀樹を2人で抱え上げて突進してアンドレザを戦線離脱に追い込んだ。さらに孤立無援となった熊五郎にダブルのチョークスラムを敢行して粉砕。予測不能な猛獣バトルを制した。

＜綾部組のバックステージコメント＞

綾部「何だあれは？パンダ？デカすぎるだろ。まぁでも、パンダを突き落とし、最後は熊をリングに沈めて3カウントだ。綾部蓮、タロース組に死角はない。まぁ、楽しかったよ」

＜ジュン組のバックステージコメント＞

ジュン「北海道6戦目、美幌。今日は動物さん達の力を借りてパワーが溢れてたんだがな。とにかくパンダがデカすぎる」

＊ジュンがアンドレザ・ジャイアントパンダに抱きつく

ジュン「あぁ、パンダ。負けてしまった。あぁ、すっごいモフモフしてる。まぁ今年は弟のレイがちょっと来れなかったから、アイツは残念がってるだろうけど。また来年、斉藤ブラザーズ戻ってくるから、その時は絶対に勝とう。ありがとうパンダ。また来年だ。DOOM！」

〈第6試合・メインイベント〉
三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ　30分1本勝負
宮原健斗　本田竜輝　小藤将太　vs　大森北斗　羆嵐　立花誠吾

因縁深まる宮原健斗と大森北斗は、11.3アパホテル＆リゾート札幌大会で三冠ヘビー級王座を巡り激突。北海道シリーズ開幕戦10.26北斗大会の前哨戦第1ラウンドは宮原が勝利を収めたが、試合後も収まらない北斗は飛びつき式腕十字でチャンピオンを公開処刑。バックステージでも襲撃して、「オレのキャリアのすべてを、すべての仲間たちの信頼をパワーにしてオマエからベルトを獲るよ。一番の目的はテメエをぶん殴ることだけどな」と宮原への怨念を爆発させた。

11.3札幌決戦へ向けた最後の前哨戦は、北斗がエプロンに下がった宮原を挑発して、いきなり2人の直接対決が実現。北斗がナルシストポーズを見せると、宮原がフロントハイキック。北斗もすぐに熱のこもったエルボーでやり返す。北斗が場外戦に持ち込もうとすると、宮原は素早くリングに上がりマッスルポーズを決めてドヤ顔。アジアタッグ王座挑戦を控える小藤将太は、羆嵐相手に奮闘。勢いよくミサイルキックを放つと、ボディスラムを試みたが、逆に羆嵐が叩きつけてセントーン。場外戦は北斗軍×アップタウン業務提携ユニット・Gボーイズのペースとなり、小藤のローンバトルが続く。声援に後押しされて立ち向かった小藤は、ドロップキックを決めて自力でピンチを脱出。タッチを受けた本田が羆嵐に串刺しラリアットからスパインバスター。北斗には投げっぱなしジャーマン、RKOを決められたが、スピアを突き刺し宮原にバトンタッチ。宮原はドロップキックのコンボも、北斗が詰め寄って壮絶なエルボーのラリー。打ち勝った北斗は飛びつき式腕十字で絡みつき、宮原の腕が完全に伸びきる。カットに救われた宮原はトレイン攻撃の餌食となったが、立花のスピアをカウント2でクリア。北斗がナルシストプレスを狙うと小藤が阻止。北斗を場外に落とし、立花をドロップキックで黙らせると、本田もラリアットで助太刀。健斗コールで完全復活した宮原は、ブラックアウト一閃。立花が肩を上げてもシャットダウン・スープレックスを完成させ勝利を飾り、好調ぶりをアピールした。

試合後、ベルト獲りを宣言する北斗が拍手を浴びたが、宮原は「今の拍手はあわれみの拍手だ。信じんなよ」とピシャリ。「テメエの地元凱旋の思い出作りまであと2日だ。スーパースターは、北海道出身だろうが容赦しないからな」と通告すると視殺戦を展開。冬の札幌・三冠決戦まで待ったなしとなった。

＜リング上のマイク＞

北斗「オイ宮原！11月3日札幌でそのオマエのかっこいいかっこいいベルトをオレが引っぺがしてやるからよ。美幌のみんな、みんなは全日本プロレスの生え抜きで、しかも北海道出身であるオレを応援してくれるよな。（北斗に拍手が送られる）宮原、そういうことだよ。」

宮原「美幌のみなさん、あわれみの拍手をありがとう。オイ、オマエに対する、北海道の出身にもかかわらず、あわれみの応援だ。絶対に宮原が勝つって99％思ってるよな。今の拍手はあわれみの拍手だ。いいな、信じんなよ。そしてな、美幌のみなさんに聞いておこうか。11月3日札幌、北海道出身あわれみの拍手をたくさんもらった大森北斗と全国区のスーパースター・宮原健斗、どちらを応援しますか？正直な声を聞かせてくれ！」

＊両者にコールが飛ぶ

宮原「満場一致で宮原健斗だ。11月3日、北海道出身ということで、テメエの地元凱旋の思い出作りまであと2日だ。スーパースターは、北海道出身だろうが容赦しないからな。あと2日だ」

＊にらみ合って北斗が先に退場する

本田「今日勝ったのはオレたち3人だ！確かに11月3日、三冠戦があるのは分かる。ただ今日、美幌のみなさんにお届けしたいダンスがあるんだ。いいか見ててくれるか？ミュージックスタート！」

＊本田がダンスを披露して退場

宮原「改めまして、帰ってきたぜ美幌！そして、三冠チャンピオンとして帰ってきたぜ。今日は最後まで最高な応援ありがとうございました。美幌のみんな、1年ぶりの全日本プロレス楽しかったか？全日本プロレスは北海道ツアー、残すは2戦となりました。美幌はじめましての男・小藤将太が11月3日札幌でアジアタッグベルトに挑戦する。そんな男から初めての美幌で一言いただこうか」

小藤「初めて来たぜ美幌！11月3日札幌大会では、小藤将太、そして鈴木秀樹のアグレッシブキャッツがアジアタッグ獲ります！」

宮原「これを機に小藤将太を応援してくれ。そして、このオレ、スーパースター・宮原健斗は11月3日、みなさんがあわれみの拍手を送った男・大森北斗と対戦する。いま一度聞こう、あわれみはいらねぇ、どちらが勝つことを望みますか？（健斗コール）満場一致で宮原健斗です。またここ美幌に帰って来て、みなさんに会えるのを楽しみにしてるぜ。最後の美幌のみなさんに聞きたーい。全日本プロレス最高ですか？美幌、最高」

＜宮原組のバックステージコメント＞

宮原「よし！さぁ美幌。1年ぶりの美幌、すさまじい歓声だ。スーパースター宮原健斗が三冠チャンピオンとして帰ってきたことをオレ以上に喜んでくれているね。さぁ北海道ツアーも残すところ2戦だ。さぁ札幌準備はいいか。宮原健斗の三冠ヘビー級選手権試合、久しぶりだな。3年半ぶりか。オレのもとにはひしひしと、みなさんの三冠ヘビー級選手権試合、宮原健斗のチャンピオン姿を見たいという声が届いているよ。そして、かたや大森北斗！北海道出身にも関わらず今日の会場も完全アウェイだ。せいぜい地元の時くらい、声援もらってもいいんじゃねぁのか？残すところ2戦のうち、すべては大森北斗よりオレの方が声援は多いな。11月3日札幌で。もうあと2日だ。北斗軍のファンとやらは間に合うのか？完全アウェイで試合させられて、かわいそうだよ大森北斗君、まさかご親族の皆様だけじゃないだろうな、応援するのが。かわいそうでしょうがないよ。さぁスーパースターの三冠ヘビー級選手権試合、北海道のプロレスファンよ。楽しみにしておけ。大森北斗君、恥をかくことになるぞ」

小藤「よし！勝ちました。この調子で11月3日、札幌。アジアタッグ、鈴木秀樹選手とアグレッシブキャッツがアジアタッグ獲ります！ありがとうございました」

＜北斗軍のバックステージコメント＞

北斗「もう前哨戦はない。11月3日まで残すところ岩見沢のみ。しかし岩見沢ではアイツと当たることはないから次、アイツの目の前にオレが立つときは、オレがな三冠のベルトを巻くときなんだ。分かるか。そして今日、美幌の声援をもらおうとしてもオマエうまくいかなかったな。全員が全員、健斗なんて言わなかったよな。ここ北海道で、この大森北斗とやるということは、そういうことなんだよ。さらに言えば北海道民だけじゃねえぞ。北斗軍のみんなだってな、そうだよ。北斗軍の関東や九州、本島全域、北斗軍アーミー達がこぞって札幌に来て応援しに来てくれるんだよ。そういう状況をな、オマエのせいで作りあげてしまったんだ。残念だったな、健斗。次はオレがもらうぜ」

羆嵐「北斗、ハッキリ言ってよ、オマエは今劣勢だと思う。だけど日本全国、そしてこのオレ羆嵐も含め北斗軍、Gボーイズ、並びに北斗軍アーミーの皆さんが、オマエに、オマエのこの身体に力を送ってくれるはずだよ。だからオレは当日、ガッチリセコンドにつくからよ。オマエひっくり返してみろよ、この状況。いいんだよ、まぐれでも勝ちゃあ何だって。ひっくり返せよ。頼むぞオマエ！」

北斗「やってやるよ。見ておけ」