「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」11月29日(土)福岡大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」11月29日(土)福岡大会詳報&試合後コメント

ニュース

〈第1試合〉
シングルマッチ 15分1本勝負
潮﨑豪 vs 小藤将太

「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」第4戦となる福岡大会のオープニングを飾ったのは、潮﨑豪とOSWよりレギュラー参戦する小藤将太のシングルマッチ。今シリーズも試練の戦いが続く小藤は、潮﨑にも臆することなく立ち向かい、持ち味であるアグレッシブなファイト。対する潮﨑は左膝へのピンポイント攻撃で小藤の勢いを削っていく。ドロップキックで突破口を開いた小藤は、膝の痛みをこらえてエルボーを連射。ミサイルキックもズバリと突き刺した。得意のフィッシャーマンズ・スープレックスはカウント2。コーナー最上段に上がると潮﨑が強烈なチョップからデッドリードライブ。逆片エビ固めで再び膝にダメージを蓄積させる。エスケープした小藤は必死に喰らいついて卍固め。振りほどいた潮﨑が左腕でのラリアットからブレーンバスター。ニークラッシャーで動きを止めると、インディアンデスロックで捕獲。そのままリバースネルソンを極める複合サブミッションでギブアップを奪った。

〈バックステージコメント〉

潮﨑「ありがとうございました」

小藤「ありがとうございました。今日こうして潮﨑さんとシングルマッチできたこと、非常に光栄に思います。でも、まだまだ足りない。もっと強くなります」

潮﨑「ハート、気持ち、そして動きなり技、そういうものはしっかり、十分持っているものは持っていると思うんで、こうやってシングルで、そしてそれだけじゃないこのプロレス、全日本プロレスというものを感じていければ。それは俺もそうですし、このリングの感触というものを今後も感じていきたいと思う。しっかりと小藤選手も気持ちでぶつかってきている。ありがとうございました」

小藤「またお願いします」

潮﨑「俺が全日本プロレス、HAVOCとしてだけどリングに上がる前からいた方だし、先輩として小藤さん」

小藤「自分はなんて呼んだらいいっすか?」

潮﨑「小藤って呼ぶから潮﨑って言ってもらえればいいのかな」

小藤「豪さんでもいいですか?」

潮﨑「豪さん?豪さんはもうHAVOCに呼んでもらっているので、もうちょい違う感じでお願いします」

小藤「お願いします、豪さん」

潮﨑「じゃあ豪さんで…。でも、今後に俺は期待していますよ」

〈第2試合〉
6人タッグマッチ 30分1本勝負
青柳亮生 ライジングHAYATO 田村男児 vs 宮本裕向 他花師 レイパロマ

青柳亮生・ライジングHAYATO・田村男児というゼンニチジュニア軍と宮本裕向・他花師・レイパロマという異色のトリオが対戦。翌日の11.30広島大会では、アツハヤと他花師&黒潮TOKYOジャパンが世界最強タッグ決定リーグ公式戦で激突する。ゴング前から他花師が亮生を挑発して両者が先発。他花師は満面の笑みで握手を求める。HAYATO、田村とはクリーンに握手をかわすも、亮生には地獄突き。鼻水を噴射する暴走ファイトを仕掛けていく。HAYATOとレイパロマはスピーディーな攻防。HAYATOがバックブリーカーで主導権を握ると、アツハヤのコンビネーションを決めて、代わる代わる痛めつけていった。ニールキックで一矢報いたパロマは宮本にスイッチ。宮本はHAYATOにフロント・スープレックス、亮生にはハンドスプリングエルボー。他花師が地獄突きで無双状態となり、田村にチャンピオン・カーニバル2019(延髄斬り)。さらに追走式の串刺し地獄突きも田村を追い越してコーナーに指を突き刺してしまう。宮本が田村を羽交い締めにするとパロマが飛びつく。しかし、逃げられて宮本にヘッドシザース。その勢いでパロマのお尻が丸出しに。タイツが下がったまま襲い掛かったパロマは、田村にドロップキック。HAYATOと亮生もラリアットで返り討ちにする。トップロープから放ったダイビング・ラリアットをカウント2で返されると、腰をクネらせて極める監獄固め「恍惚」でギブアップを迫った。勝利を確信したパロマだったが、田村が下からくるりと丸め込んでカウントみっつ。ゼンニチジュニア軍の逆転勝利となった。

〈亮生&HAYATO&田村のバックステージコメント〉

HAYATO「亮生、ありのまま起こったことを話すよ。何を言っているか分からないと思うけど、俺も何があったか分からない。全日本プロレスのリングでケツ出したヤツがいたんだよ」

亮生「奇遇ですね。僕も見ました」

HAYATO「あれは何だったのか」

亮生「分かんない。確認はできていないから。俺たちの目視だけだから分からない」

HAYATO「未確認生物?ネッシー的なヤツ?UMA?」

亮生「可能性はある。いやでも分からない。他花師の作戦だと思うよ。俺たちを動揺させて、明日やって来るんじゃないの。気を抜かずに真剣にガッチリ、イケメン(黒潮)・他花師をシャラップします」

田村「レイパロマ、なんで福岡にいるんだ。オマエは広島だろ!今度はもっと出す。出すとこ出す。やってやる。そのつもりで広島公式戦、綾部・タロース組を佐藤光留・田村男児組がぶっ倒します。できないってことは人生においてないので勝つ、それだけです。お楽しみに」

〈他花師&宮本&レイパロマのバックステージコメント〉

他花師「チクショー」

宮本「どうなったんすか?」

パロマ「勝ったと思ったのに…」

宮本「勝てたでしょ絶対」

他花師「完全に負けてましたよ。これ放送コード大丈夫なんですか?パロマさーん!」

パロマ「やっちまったー!」

宮本「パロマさん、俺たちにちゃんと謝ってくださいよ」

パロマ「どうもすいませんでした…」

他花師「オイ、アツハヤ!明日覚えておけコラ!広島でオマエらまとめて釈羅不じゃコラ!オイ!こんな姿さしたるからな!恥ずかしいぞ!」

〈第3試合〉
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Aブロック公式戦 30分1本勝負
鈴木秀樹 真霜拳號 vs 大森北斗 羆嵐

全日本プロレスTV認定 6人タッグ王座を保持する大森北斗&羆嵐だが、最強タッグでは芦野&潮﨑、綾部&タロースに敗れて開幕2連敗。鈴木秀樹&真霜拳號の“ましもん”は、初戦で綾部&タロースに敗れたが、田村&光留に勝利して1勝1敗で3戦目を迎えた。先発を買って出た北斗が秀樹にエルボーを叩き込んで真霜を排除。羆嵐を呼び込み「3分で終わりだ」と宣告。いきなり北斗軍スペシャルへ。真霜のサポートで秀樹は助かり、羆嵐が北斗のみをパワーボムで叩きつける形になった。対抗した秀樹が「ましもんスペシャル」を予告すると、同時に走り出す追尾式の串刺し攻撃を仕掛けたが、北斗が回避して真霜にダメージ。ダブルのチョップを叩き込んだ北斗軍は秀樹に集中攻撃を浴びせていき羆嵐がセントーンを投下。羆嵐の突進を止めた秀樹はぶら下がり式首4の字。真霜が華麗な足技からDDT。負けじと羆嵐も蹴りを受け止めてアルゼンチン・バックブリーカー。そのままバックフリップで叩きつけた。北斗vs秀樹。秀樹がジャーマンドライバーからスリーパーホールド。北斗のスタミナを奪うと、「ましもんスペシャル2」をアピール。しかし、真霜が戸惑って不発に終わると、仲間同士で顔面を張り合う。チャンスとばかりに羆嵐が重爆ボディアタック。倒れた秀樹に北斗を投げ飛ばす捨て身の合体技から一気に畳みかける。北斗のRKOから羆嵐がダイビング・セントーン。ナルシストプレスも完璧に決まり連敗脱出かに思われたが、真霜のカットが間に合う。2度目のトライで北斗軍スペシャルが成功するも、秀樹が一瞬の隙をついた丸め込み。鮮やかなヨーロピアンクラッチで2勝目をもぎ取った。

〈ましもんのバックステージコメント〉

秀樹「ありがとうございました。2連勝じゃないですか」

真霜「勝ったのはいい、勝ったのはいいんだけどさ…」

秀樹「これで2勝1敗ですか。いやーすごい、これ名タッグチーム」

真霜「いや、ちょっと…」

秀樹「いやーすごい、これ名タッグチーム」

〈北斗軍のバックステージコメント〉

北斗「今日は真っ直ぐ行ってただろ。オイ!いいんだよ。俺たちやっとよ、火ついてきたんじゃねぇか。火ついてきただろ!」

羆嵐「最初からついてんだろうが」

北斗「やっと体あったまってきたよ。ここから残り全勝してよ、今の俺たちならよ、絶対優勝できるんだよ!」

羆嵐「あと何戦残ってんだ?2?2回勝てば決勝に行けるのか?」

北斗「決勝だよ。2回勝って俺たちが優勝だ!」

羆嵐「回り込むなって言ったのに、回り込んだなアイツ。向かっていけよ、オラ!ハー!」

〈第4試合〉
6人タッグマッチ 30分1本勝負
芦野祥太郎 斉藤ジュン 安齊勇馬 vs 本田竜輝 野村直矢 井上凌

芦野祥太郎・斉藤ジュン・安齊勇馬組と本田竜輝・野村直矢・井上凌組の6人タッグマッチ。弟・斉藤レイの欠場を受け、最強タッグ不参加を決めたジュンは、シリーズ全勝を飾った上で、三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗に挑むことを予告。前夜の熊本大会で改めて三冠挑戦をマイクでアピールすると、安齊勇馬が「青柳優馬のせいで世界最強タッグ2025、終わっちまったんだよ。だから三冠ヘビーには俺が挑戦する」と不満を爆発させて挑戦表明。両者のアピールを受け宮原は、ジュンか安齊のどちらかを次期挑戦者に指名することを明言した。

まずは福岡県久留米市出身の井上がGAORA TV王者の芦野に鋭い蹴りで襲い掛かる。強烈な顔面蹴りをお見舞いすると矢のようなドロップキックを発射した。対する芦野はドラゴンスクリューで流れを変え武藤敬司を彷彿とさせる動き。井上は、ジュン・安齊と対峙してもエルボーで牙を剝いたが、ヘビー級のパワーに圧倒されてしまう。レッグラリアットで反撃に成功すると、ハイテンションな本田が狂乱のファイト。反則カウント1・2・3・4から激しい打撃戦に突入すると豪快なスピア。安齊も追撃を許さず、ジャンピング・ニーアタックをお見舞いした。ジュンと野村が肉弾戦を展開。ブレーンバスターで投げられた野村だったが、ダイナミックなエルボーアタックを叩き込んで井上に繋ぐ。凱旋白星を飾るべく井上はナックルパンチからミサイルキック。本田&野村がダブルのスピアで援護すると、バズソーキックで勝負に出た。しかしカウントは2。大観音スープレックスを決められず、ジュンがローリング・ラリアット。1対3の状況になっても必死に喰らいついた井上だが、芦野のジャーマン、安齊のジャンピング・ニーアタックを被弾。ジュンのチョークスラムを自力でクリアすると、丸め込みで一発逆転を狙う。冷静に対処したジュンが超滞空式のジャックハマーを爆発させ文句なしの3カウントとなった。

試合後、ジュンは「昨日あれだけ熱くいろいろと語っていたが、勝ちを取ったのは俺だ。この調子で残りの試合も全部勝って、宮原健斗の持つ三冠ベルトにこの俺が挑戦させてもらうぜ」と安齊の前で勝ち誇る。安齊も返す刀で「どれだけ勝とうとか、俺知ったこっちゃない」と言い放ち、「大晦日の三冠、そこだけは譲れねぇな」と対抗心を燃やした。

〈リング上のマイク〉

ジュン「福岡に帰って来たぜ。久しぶりの福岡で戦えて、俺は今最高な気分だ。みんな来てくれて、見てくれてありがとな。そんな福岡で安齊勇馬。最強タッグのシリーズが始まって今日で4勝目だ。昨日あれだけ熱くいろいろと語っていたが、勝ちを取ったのは俺だ。この調子で残りの試合も全部勝って、宮原健斗の持つ三冠ベルトにこの俺が挑戦させてもらうぜ」

安齊「あなたがこのシリーズ、どれだけ勝とうとか、俺知ったこっちゃないんですよ。俺の最強タッグ、このシリーズ、青柳優馬のせいで終わっちゃってるんで。だから大晦日の三冠、そこだけは譲れねぇな。なんか文句があるなら、みんなも俺の挑戦文句があるなら、全員青柳優馬に言ってください。文句ない人は全員、俺について来い」

ジュン「安齊DOOM」

〈バックステージコメント〉

ジュン「今日で最強タッグのシリーズ始まって4勝目だ。今リングでも言ってきたんだが、昨日、安齊勇馬は三冠戦に挑戦させろとあれだけ熱くいろんなことを語っていたが、今日も最後に勝ちを取ったのは、この俺だ。残りの試合、全部勝ってこの俺・斉藤ジュンが宮原健斗の持つ三冠ベルトに挑戦させてもらうぜ。アイツは俺の邪魔をするな。DOOM」

安齊「このシリーズ、どれだけ勝ったとか、何連勝とか俺は知ったこっちゃねぇからな。俺はもうこのシリーズ、青柳優馬のせいで全部狂ってんだよ。だから今回はわがままに、俺が大晦日12月31日代々木、必ず宮原健斗の三冠に挑戦する。ずっと言ってるけど、なんか文句ある人は全部青柳優馬に。文句ねぇヤツは全員、俺について来てください」

井上「福岡凱旋、今日も地元のお客さんにいい所見せられなかった。クソ…、この3連戦、また同じ経験になんないように明日の最終戦・広島、今日戦った安齊、斉藤ジュン、なぜか組みます。この2人の力を使うだけじゃなくて、俺は自分の力で明日広島、勝ってみせるよ。いいところ見せるんで頑張ります。あと地元福岡、この地元もしっかりいい結果で次回はいけるように。ありがとうございました」

〈第5試合・セミファイナル〉
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Aブロック公式戦 30分1本勝負
綾部蓮 タロース vs MUSASHI 吉岡世起

“Titans of Calamity”綾部蓮&タロースは、開幕戦で秀樹&真霜、2戦目で北斗軍を粉砕して最強タッグ完全制覇へ大進撃。第127代アジアタッグ王者チーム“むーちゃんせーちゃん”MUSASHI&吉岡世起は、11.28熊本大会で芦野&潮﨑組に敗れ、黒星スタートとなった。

大巨人コンビはアジアタッグ王者を見下して余裕の表情。身長213cmタロースが「チイサイデス」と挑発すると、むーちゃんせーちゃんは背後から襲撃。しかし大巨人は微動だにしない。試合開始のゴングが鳴り、スピードでかく乱したむーちゃんせーちゃんは同時にプランチャ。受け止めた綾部とタロースは軽々と投げ捨てると圧倒的な力で主導権。MUSASHIを孤立させて、大巨人のトラウマを植え付けていった。助けに入った吉岡にもビッグブーツ。拷問といえる逆エビ固めを抜け出したMUSASHIは、延髄斬りで形勢逆転。高速ロープワークで翻弄した吉岡は、低空ドロップキック、ドラゴンスクリューという武藤殺法。タロースにはMUSASHIがジャンピング・エルボーアタック。低空ドロップキックから得意のコンボに持ち込む。2人がかりでタロースに襲い掛かるが、大巨人コンビが鎮圧して再び侵攻開始。ダブルのチョークスラムは吉岡が阻止。突進をかわして場外戦に持ち込んだむーちゃんせーちゃんは同士討ちを誘う。捕まったMUSASHIを救出した吉岡がラ・ケブラーダを発射。受け止められてもコーナー最上段からMUSASHIが追撃のプランチャで飛び込み大巨人をなぎ倒す。むーちゃんせーちゃんはリングに生還したが、大巨人コンビは立ち上がれず場外カウント10。リングアウト決着でむーちゃんせーちゃんがTitans of Calamityの連勝を止め、値千金の勝ち点2をゲットした。

〈バックステージコメント〉

MUSASHI「よっしゃー!勝った勝った勝った勝った!」

吉岡「勝った勝った!」

タロース「MUSASHI!」

*Titans of Calamityがやって来ると、むーちゃんせーちゃんは脱兎のごとく逃げていった。

〈第6試合・メインイベント〉
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Bブロック公式戦 30分1本勝負
ザイオン オデッセイ vs 宮原健斗 デイビーボーイ・スミスJr.

世界タッグチャンピオンチーム・ザイオン&オデッセイは、開幕戦で他花師&黒潮、2戦目でアツハヤを撃破して開幕2連勝。前年の準優勝チーム・宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.は、本田&野村、他花師&黒潮に勝利して、こちらも2連勝。両チーム、青柳優馬・安齊勇馬組の途中棄権を受け、不戦勝1が加わり勝ち点6という状況。

試合前からザイオン&オデッセイは「オレタチハHAVOC!」と叫びチームの絆をアピール。試合がスタートすると、福岡県福岡市出身の宮原に健斗コールが飛んだ。のっけからエンジン全開のザイオンは、野性的な連打から串刺しタックル。フルパワーでコーナーに叩きつけて先手を取る。宮原もフロントハイキックでやり返し、スミスvsオデッセイへ。ド迫力の大型外国人対決は、スミスがフライングショルダーで優勢となったが、宮原がボディスラムを潰され場外戦に突入。世界タッグ王者チームが圧倒していくと、ザイオンは「ゴチソウサマガキコエナイ!」とご機嫌な様子で連呼。リングに戻るとオデッセイがスーパーヘビー級の肉弾ファイトで宮原を苦しめる。ローンバトルが続いた宮原は、ボディプレスを回避して反撃スタート。ザイオンにドロップキックに連打して健斗コールを煽る。スミスによるジャンピング・ニーアタックの援護弾からブラックアウトで打ち抜きシャットダウン・スープレックスの体制。ハカポーズで解いたザイオンが得意の連打からサモアンドロップ。そこからダイビング攻撃を狙ったがスミスが飛ばせない。地元の声援で浴びて復活した宮原はバイシクルキック。スミスが雪崩式ブレーンバスターを決める。ザイオンがスピアで応戦すると、肩車の体制からサモアンドロップの形で叩きつける荒技。オデッセイのバックドロップにネックブリーカーを合わせるコンビネーションからフォール。なりふり構わぬ宮原はレフェリーを突き飛ばして3カウントを叩かせない。さらにザイオンにオデッセイを衝突させブラックアウトを直撃させると、スミスがバックドロップ・ホールド。カウント2.9で返されてもブルドッグボムで仕上げにかかった。しかし、オデッセイが邪魔して未遂に終わる。ザイオン&オデッセイはスピアとラリアットを同時にブチ込むと、ザイオンがダイビング・ヘッドバットをクリーンヒットさせてスミスを完全粉砕。前年の準優勝チームを飲み込んで、「アリガトウゴザイマス」と福岡のファンに感謝。試合後は芦野と潮﨑もリングに上がり、HAVOC締めで会場がひとつになった。

11.29福岡大会終了時点でBブロックは、4勝(不戦勝含む)でザイオン&オデッセイが単独首位。今大会で公式戦は組まれなかったが、Aブロックは無傷の3連勝で芦野&潮﨑で首位を独走しており、タッグの祭典をHAVOCが席巻している状況だ。宣言していた同門対決での優勝決定戦も現実味を帯びてきた。

〈HAVOCバックステージコメント〉

ザイオン「最も接戦だった試合のひとつだった。リングには2人のレジェンドが並んでいた。彼らは何年もの間、目標だった。だから、こうやって勝利を掴むことができて本当に嬉しいよ、兄弟」

オデッセイ「本当にギリギリだった」

ザイオン「オレタチハ」

オデッセイ「オレタチハ」

2人「オレタチハーHAVOC!」

〈宮原バックステージコメント〉

宮原「クソ…、まぁまぁそりゃあスターの2人も負けることはあるさ。ただ、まだ1敗だろ。12月10日優勝決定戦、そして東京・後楽園ホールで俺たちがあの優勝トロフィーを掲げているイメージもすべて戦略も考えてあるからな。そして、そのトロフィーと共にリング上で大晦日の三冠ヘビー級選手権試合の挑戦者を俺の口から発表しなきゃいけない。そのためには、12月10日優勝するしかないんだよ。ここからや!」

☆【星取表】「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」11.29福岡大会終了時点