「エキサイトシリーズ2026」2月23日(月・祝)大田区大会詳報&試合後コメント
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今年初の大田区大会は三冠ヘビー、世界タッグ、GAORA TVチャンピオンシップの3大タイトルマッチに加えて、『ゼンニチJr.タッグフェスティバル』1回戦、斉藤レイ復帰戦と盛りだくさんのラインアップ。来月の後楽園ホール大会(3・15)、八王子大会(3・20)に向けて、各王座の動きを中心に注目度の高いビッグマッチとなった。
<第1試合>
シングルマッチ 20分1本勝負
〇本田竜輝 vs ×大森北斗

オープニングマッチに登場の大森北斗は、2・1那覇大会での世界タッグ王座戦で敗北を喫し、その後もシングル、タッグで負けがこんでいる状態。羆嵐が北斗軍から脱退し、個人としても『チャンピオン・カーニバル』エントリーが叶わなかった中で、ここ最近のうっ憤を晴らすような闘いを見せたいところ。
序盤、本田がショルダータックルで倒せば、北斗はエルボーアタックでなぎ倒す。場外戦に移り、本田が鉄柵に北斗を叩きつけ、さらに鉄柵を利用しての「1、2、3、4!」。リングに戻っても本田が攻勢に出る。北斗は本田の蹴り足をつかみ、DDTにつないで反撃。串刺しバックエルボー、エルボーバット、さらにスタナーと畳みかける。本田もカウンターのスパインバスターで形勢逆転すると、串刺しラリアット。投げっぱなしジャーマンの打ち合い、本田がラリアットを見舞えば、北斗はローリング・エルボーを返して譲らない。エルボーの打ち合いは北斗が押し込み、ドラゴン・スープレックス・ホールドもカウント2。コーナーに上った北斗がフロッグスプラッシュを放つも、これは本田がかわして、狙いすましたスピア。走り込んでのラリアットはカウント2で返されるも、最後はファイナルベントで3カウントを奪った。
<本田のコメント>

本田「勝ったぞ! 大森北斗から勝った。アイツとは2018年のデビュー同期だからな、絶対負けられないぜ。そして4月から開催される『チャンピオン・カーニバル2026』も、この俺、本田竜輝が優勝する」
<北斗のコメント>

北斗「チャンピオン・カーニバル、今日負けたことによって、俺はCブロックか? ある意味、オマエ、注目の選手が集まっているCブロック。そこを俺が勝ち抜いて、名実ともにチャンピオン・カーニバルを俺が超えてやるよ。俺を誰だと思ってんだ? 去年覚えてねえのか? ファン投票により、チャンピオン・カーニバルよりも見たい10人タッグをプロデュースした俺だぞ、こんなことでめげるようなヤツじゃないんだよ。本田にも借りができちまったから、絶対いつか返してやるよ」
<第2試合>
6人タッグマッチ 20分1本勝負
青柳亮生 ライジングHAYATO 〇安齊勇馬 vs 井上凌 真霜拳號 ×阿部史典

ヘビーとジュニアヘビー混合の6人タッグマッチ。亮生&HAYATO、さらに井上(パートナーは望月ジュニア)は『Jr.タッグフェスティバル』1回戦をすでに突破しており、今大会で3・15後楽園での2回戦の相手チームが決まる。
先発は安齊と真霜。安齊がドロップキックで先制攻撃。真霜が顔面かきむしりからロープに飛ぶも、安齊はカウンターでポップアップ式ニーを突き上げ、さらにショートレンジからドロップキックを見舞ってHAYATOにつなぐ。HAYATOが井上に強烈なオーバーハンドチョップ。場外の井上に飛び技のフェイントから、お得意のポーズを決める。亮生も並んでポーズを決めるが、背後から井上が襲い掛かって形勢逆転。防戦のHAYATOは井上にカウンターのバックエルボーを決めて、亮生につなぐ。亮生が一気に流れを変えて相手チームを蹴散らすと、場内から「アツキ」コール。亮生&HAYATOが連係攻撃で井上を追い詰める。井上はハンドスプリング式スタナーで反撃し、亮生にミドルキック、ソバットと打撃を畳みかける。亮生もトラースキック、旋風脚を返すが、井上もバズソーキックで譲らない。それぞれタッチで安齊と阿部の攻防。安齊はHAYATOのアシストも受けて、阿部にダブルアーム・スープレックス。ギムレット狙いは阿部が切り返して、丸め込み。しかし、安齊のカウンターのジャンピング・ニーバットで動きを止められ、再度のニーバットから最後はギムレットで3カウントを奪われた。
<安齊組のコメント>

亮生「とんでもない顔面偏差値でしたね。まあ、そんなことはどうでもいいですよ。Jr.タッグリーグフェスティバル開催中ですから。我々は1回戦勝利して、このあとどっちが勝ち進んでくるかわからないけど、結局勝つのはアツハヤだからさ。楽しみにしといてください」
HAYATO「絶対に優勝するよ」
安齊「大田区大会、ありがとうございました。Jr.タッグフェスティバルのカードの中に一人混じっちゃったみたいなカードでしたけど、まあ俺が一番カッコよかったでしょう。そんなことより、今日で2月の最後の大会が終わり、来月から3月に入りますね。3月に入るということは、謹慎期間も明け、全日本プロレスのリングに帰ってくるのか来ないのか知らないですけど、一つだけ。もうこんなこと青柳(優馬)さんに言うこともなくなると思うので、言わせてください。俺は唯一シングルマッチで青柳優馬だけに勝ってないんですよ。だからあの人には俺がいつか超えたときのために、カッコよく、強い壁であってほしいんですよ。だから帰ってくるとき、情けねえ顔、ちっちぇ背中で帰ってきたら、そのときこそ俺、本気で怒りますから。俺のために、そして待たせているファンのために、デケぇ背中でカッコよく、全日本のリングに帰ってきてください。ありがとうございました」
<真霜組のコメント>
阿部「最後しか出てないの知ってます? 俺、一番最後にタッチ受けて、それで出て負けた」
真霜「頑張ったよ、良かったよ」
阿部「頑張ったか、じゃあいいか。切り替えるか。トーナメント続いているけど、関係ないから。切り替えるか」
井上「アツハヤ、やればやるほどさ、やっぱアツハヤはレベル高いなって思ったけどね。やっぱり実績も華も顔も全部、上回ってるよ。だからね来月、まずは3月15日、後楽園。今日、次闘う相手が決まる。ここを勝ち越さないことにはね。俺は決勝でアツハヤとやりたいと思ってるから。やっぱり一番の最大の敵だと思ってるからさ。アツハヤと決勝でやりあえなければ、前回の後楽園で言ったこと、意味がなくなっちゃうからね。俺はさ、何回も言ってるけど、そんなレベル高いヤツらにジェラシー燃やしてやってんだよ。今日別のところで闘ってる望月ジュニアだってそうだ。必ず俺らが勝って、華のあるヤツら、実績のあるヤツらから下剋上で、次は俺たちの時代だ。絶対見てろ、おら!」
<第3試合>
GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第32代王者】×関本大介 vs 〇羆嵐【挑戦者】

1・3後楽園大会で芦野からGAORA TVチャンピオンシップを奪取した関本に対して、1・25幕張大会のバックステージで羆嵐が挑戦表明したことでタイトルマッチが決定。羆嵐は2・1那覇大会の世界タッグ挑戦後に北斗軍から脱退し、フリーとして己のチカラのみで全日本マットでのし上がっていくためにも、ベルト奪取を成し遂げたい。
ゴングと同時に羆嵐は「ハァァー!」と雄叫びを上げる。ロックアップから関本がヘッドロックで捕獲。ショルダータックル合戦は互角で、何度も正面衝突を繰り返した末に関本がなぎ倒す。羆嵐が手四つの力比べを要求。関本は「勝負だ!」と応じて、羆嵐を押し込んでいく。羆嵐も盛り返して、関本にヒザを突かせることに成功。両者譲らぬ力比べから、羆嵐がリバース・スープレックスでぶん投げる。関本は羆嵐を場外に放り出すと、トペ・スイシーダの追撃。リングに戻り、関本が逆水平チョップを叩き込み、バックブリーカーから逆エビ固めで締め上げる。羆嵐がロープエスケープ。
関本のブレーンバスター狙いは、逆に羆嵐がぶっこ抜いてマットに叩きつける。セントーンから串刺しラリアット。セカンドコーナーからのダイビング・セントーンはカウント2。アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、関本はスリーパーで切り返して脱出すると、お返しのアルゼンチン・バックブリーカーを決める。しかし、羆嵐も脱出して再度のアルゼンチン・バックブリーカーを決めて、そのまま関本をブロックバスターで叩きつける。猛烈なエルボーのラリー。関本はラリアットでなぎ倒し、ノーザンライトボムで叩きつけるもカウント2。再度のラリアットもカウント2で返された関本は延髄斬りからぶっこ抜きジャーマン。スープレックス。粘る羆嵐はサイドバスターでぶん投げると、カウンターのクロスボディーアタック。埼玉に乾杯!はカウント2で返されるも、すぐさまコーナートップに上り、ダイビング・セントーンを投下して3カウント。
関本との肉弾戦を制した羆嵐は、全日本マットでのシングル王座初戴冠。かつて大日本プロレスのストロングBJ戦線で一時代を築いた関本と岡林裕二のライバル闘争になぞらえて「関本と羆嵐はとんでもない試合をするぞって、俺はそこまで目指してる」と関本との闘いを“ブランド化”することを目標として掲げ、「ここから嵐を巻き起こしてやる」と全日本マットでのさらなる飛躍を誓った。
<羆嵐のコメント>
羆嵐「第3試合、制しました。真っ白…。勝つ、勝つって口では言ってたけど、必死だった。なんだろうな、やっと、やっと、デビューしてから11年、12年目、やっと関本大介を超える日がやっと来た。11年も12年もかかっちまったよ。ヤバい、ぶっこ抜かれてから、フワフワしてる。なに言っていいかわかんねえけど、関本大介、俺の中ではいまでも関本大介は世界最強のプロレスラーだから。むかしから、関本・岡林って言われていて。俺は、関本・岡林じゃなく、関本・羆嵐の時代にね。関本と羆嵐はとんでもない試合をするぞって、俺はそこまで目指してる。関本さんはわかんないけど、俺はそこまで目指してる。『また、バカ言ってるよ』って言いたいヤツは言わせておけばいい。俺が、この俺、羆嵐が関本大介を倒して、新GAORAチャンピオンだ。文句あるか? (全日本マットでの初戴冠に感慨は?)正直、前評判も関本有利だったし。コンチクショー、やってやるっていう気持ちでいましたね。シングル初戴冠、プロレス人生でシングル王座は初めてかもしれない(実際はWRESTLE-1で戴冠歴あり)。それが関本大介から、一生忘れられない日になりましたね。チャンピオン・カーニバル優勝ぐらいの実績になるでしょ。関本大介を1対1で倒したんだ。チャンピオン・カーニバル優勝に匹敵するだろ。いまぶっちゃけ、風は俺に吹いてる。ここから吹き始めるだろ。5、6年前に起こせなかった嵐を、俺がこれから巻き起こしてやる。取ったぞー! ハァァァァァァー!」
<関本のコメント>
関本「いや、きっついな羆嵐。この野郎、いや、クソっ。今日は負けだよ。明日から思い切り筋トレして、また闘おうぜ。羆嵐、オマエよりチカラをつけてやるからな。クソ、覚えとけ。今日はとりあえず俺の負けだ」
<第4試合>
斉藤レイ復帰戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
〇斉藤レイ “ミスター斉藤”土井成樹 セニョール斉藤 大石真翔 vs 潮﨑豪 芦野祥太郎 ×ザイオン オデッセイ

右肩の負傷・手術に伴い昨年8月から欠場していた斉藤レイが、約半年ぶりに復帰。兄のジュンがメインで三冠王座に挑戦する中、復帰早々に弾みをつけるような勝利で後押しをしたい。
レイは先発を買って出て、オデッセイと譲らぬ攻防。斉藤ブラザーズは人海戦術でザイオンに立ち向かうも、攻勢に出ることはできない。両チームが場外戦で暴れまくる。HAVOCがペースを握るなか、防戦の土井は芦野にバックドロップを決めて、レイにつなぐ。レイは芦野にヒップドロップ。カットに来た潮﨑にも逆水平チョップを見舞い、そこから打ち合いに発展する。オデッセイと対峙したレイはショルダータックルで正面衝突。オデッセイがラリアットでなぎ倒し、ザイオンにつなぐ。ザイオンはレイにフットスタンプ。オデッセイとの合体技でレイを追い込む。HAVOCが4人がかりでレイを痛めつける。防戦のレイは潮﨑、芦野、オデッセイをタックルでぶちかますと、コーナーのザイオンをとらえてパワーボムで叩きつける。最後はアイスバインでザイオンをなぎ倒して、復帰戦で前世界タッグ王者の一人から3カウント奪取。バックステージでレイは「ベルトを取り返す」と斉藤ブラザーズとしての“逆襲”を宣言した。

<斉藤ブラザーズのコメント>
土井「斉藤レイ、復帰おめでとう! レイ、レイ、レイ!」
レイ「疲れた(笑)。まあ、なにはともあれ久しぶりの試合、今日はこの俺、斉藤レイの復帰戦だ! 今日みんなありがとう。ミスター、セニョール、そしてまこりんさん、助かったぜ」
土井「もう一人でやってくれた。一人で4人やっつけてくれたから」
レイ「久々に間近で見たら、みんなデケぇな」
土井「一番デカいやろ」
レイ「なにはともあれ、これから斉藤ブラザーズとしてベルトを取り返して、やっていくぜ。今日はこのあとジュンが三冠のベルト取ってくれるだろう。楽しみだぜ。アイルビー・バック!」

<HAVOCのコメント>
ザイオン「すまない。プラン通りに試合が進んでいると思ったが、先週の試合がうまくいったことでちょっと今日の試合を軽く考えていたかもしれない。レイは実力と実績のある選手だが、今日は俺の日ではなかった。だが、どんなに打ちのめされても、俺は必ず立ち上がる。俺たちは立ち上がる、俺たちは闘う、それが俺たちHAVOCだ」
芦野「HAVOCは立ち止まらねえぞ。なにがあっても。俺たちは…」
ザイオン「俺たちは…」
オデッセイ「俺たちは…」
潮﨑「俺たちは…」
全員「俺たちは、HAVOC!」
芦野「昨日、2AW行ってきましたよ」
潮﨑「おう」
芦野「2AWのタッグ、俺たちで挑戦決定しました」
潮﨑「決定、よし! 世界タッグ、それまでの足がかり…足がかりじゃねえな。芦野、潮﨑がより飛び上がるためのステップに、2AW行かせてもらおうじゃねえか」
芦野「おい、真霜。2AW、オマエのホームで闘ってやるよ。オマエのホームで、オマエの足首をガッチガチに決めて、ねじりぶち切りますか?」
潮﨑「ねじりぶち切る」
芦野「ねじりぶち切ってやるからな。覚悟しとけよ」
潮﨑「楽しみだ」
芦野「レフェリーストップ、そんなもんさせねえからな。必ず一発で俺たちが2AWのタッグのベルトを取る。HAVOC!」
潮﨑「ねじりぶち切る」
<第5試合>
ゼンニチJr.タッグフェスティバル 1回戦 時間無制限1本勝負
田村男児 〇佐藤光留 vs 関札皓太 ×さくだとしゆき

ジュニアタッグトーナメント1回戦で異色対決が実現。ゼンニチジュニアに激しさ、鋭さをもたらしている田村&光留組に対して、ハードコアファイトも得意としている関札&さくだ組がどのような試合運びを見せるか?なお、勝者チームは3・15後楽園大会で井上&望月ジュニア組との準決勝戦に臨む。
さくだは有刺鉄線ボードを持参して入場。序盤からリング上に有刺鉄線ボードを投入しようとするも、レフェリーに制止されてしまう。それでもさくだはアイテムなしでも光留と渡り合い、代わった関札も光留との打撃戦を展開。ドロップキックで場外に落とすと、プランチャの追撃も見舞った。主導権を握られた田村&光留だったが、田村は関札にショルダータックルを見舞って攻勢を断ち切ると、以後はペースを握る。防戦の関札はセカンドロープに飛び乗ってのクロスボディーアタックを田村に見舞い、さくだにタッチ。さくだは小気味のいい動きで田村を攻め立てる。ラ・ブファドーラはカウント2。バックを取った田村はさくだに下腹部を蹴られるが、それでもぶちかましのようなショルダータックルで倒して、光留につなぐ。
光留とさくだがエルボー合戦。光留は延髄斬りを見舞うと、場外に下りて有刺鉄線ボードを持ち出そうとするが、関札がそれを止める。関札がレフェリーを引きつける間にさくだがイスを手にする。しかし、相手に向かって投げつけたイスはかわされてレフェリーに誤爆。レフェリーが昏倒すると、関札&さくだがリング上に有刺鉄線ボードを持ち込む。関札&さくだは有刺鉄線ボード上に田村をブレーンバスターで叩きつける。さらに有刺鉄線ボードをコーナーにセット。さくだがイスを手にしてコーナーに上ると、田村はロープを揺らして落下させる。田村はさくだを担ぎ上げると、デスバレーボムの要領でコーナーに立てかけられた有刺鉄線ボードに叩きつける。そして有刺鉄線を右腕に巻いて、相手にラリアット。光留がさくだにバックドロップ。これを返されると、腕ひしぎ十字固めにつないでギブアップ勝ちを挙げた。
ハードコアな展開も乗り切った田村&光留がトーナメント準決勝に進出。光留は腕に有刺鉄線を巻くなど“人間凶器”と化した田村に信頼を寄せて、次戦で闘う井上に対して「なんでも持ってきていいよ。全部、“人間凶器”田村男児が米食って解決してやる」と豪語。田村も「米食えばいいんだ!」とエネルギーの源(?)を連呼しつつ、「全部受け止めて勝つ」と準決勝に向けて自信をみなぎらせた。

<田村&光留組のコメント>
光留「ひと言いってやる。エボリューション、田村男児。“人間凶器”田村男児の前には有刺鉄線だろうが、電流爆破だろうが、とにかくなにが来たって大丈夫だ。なぜなら田村男児は、“茨城の星”田村男児は人間凶器だからだ。言ってやれ」
田村「(有刺鉄線を巻いた右腕を見せて)大丈夫だ、こんなん。米食えばいいんだ」
光留「米食えばいいって、めっちゃ血出てますよ」
田村「米食えばいいんだよ! 米食えばいいんだ! 勝つぞ、次も! 望月ジュニア! 望月ジュニア、井上凌か?」
光留「オマエら、なんでも持ってきていいぞ。井上なんか、マジでなに持ってきてもいいぞ。オマエ、後輩の安齊がもう寮を出たらしいな。あと何年、寮長やるつもりだ? なんでも持ってきていいよ。ハンディ、やるよ。なんでも持ってこい。全部、“人間凶器”田村男児が米食って解決してやる」
田村「全部受け止めて勝つよ。握手、握手しろって」
光留「痛い、痛い! 痛いって」
田村「米食えばいいんだよ」
<関札&さくだのコメント>
関札「イテェよ! なんであんな凶器持ってきて」
さくだ「なにこんなもんで痛がってんだよ。痛がってんじゃないよ」
関札「痛いよ!」
さくだ「痛くねえよ、こんなの」
関札「相手に使えよ! なんで俺も食らってんだよ」
さくだ「凶器って言ったな、オマエ」
関札「凶器だろ!」
さくだ「凶器じゃねえよ、武器だよ。おい、全日本、フザけんなよ。これで終わりだと思うなよ。佐藤光留よ、いつもインディーじゃねえかよ」
関札「そうだよ、インディーなんだよ」
さくだ「お似合いだよ、俺らとな。そして、なんだもう一人のヤツ。田村男児、生え抜きじゃねえのかよ? 全日本育ち、メジャー育ちだろ? なんであんな俺らと同じようなよ、土のような匂いがするんだ? 完全に俺らと同じだよ、アイツは。おもしれぇな、いい獲物見つけたよ」
関札「今日の敗因ね、分かってる。俺の蛇が出禁になったこと。それしかないでしょ」
さくだ「そうかな? そうか?」
関札「そうでしょ。俺の蛇が出禁になっちゃったから、そのせいで負けた。以上です」
さくだ「そうか? そうか…そうか」
関札「全然、腑に落ちてねえじゃねえか」
さくだ「PWF、フザけんじゃねえぞ。また来てやるからな」
関札「また来てやるって言ってますけど、あと2戦あるので、頑張ります」
<第6試合>
ゼンニチJr.タッグフェスティバル 1回戦 時間無制限1本勝負
×MUSASHI 小藤将太 vs 〇吉岡世起 進祐哉

かつて“むーちゃんせーちゃん”として活動していたMUSASHIと吉岡が敵同士になって、トーナメント1回戦で激突。1・25幕張でのシングル対決ではMUSASHIに敗れている吉岡にとっては、信頼するパートナーの進とのコンビで借りを返したいところ。なお、勝者チームは3・15後楽園大会で亮生&HAYATOとの準決勝戦に臨む。
序盤から両チームがスピードに乗った攻防を展開する。吉岡&進が小藤をとらえて攻め込む。防戦の小藤は吉岡の突進を迎撃し、ドロップキックを見舞ってMUSASHIにつなぐ。MUSASHIは吉岡に二天一流を狙うが、阻止される。吉岡は後頭部へのジャンピング・キックからサッカーボールキックを放って、進につなぐ。進がMUSASHIに攻勢。進のクロスフェースロック狙いはMUSASHIが切り抜けて、小藤につなぐ。小藤は進にエルボーアタック。MUSASHIとの連続攻撃で進を攻め立てる。卍固め狙いは進に踏ん張られる。進は小藤の突進に絡みついてうまくグラウンドに引きずり込むと、クロスフェースロックで締め上げる。これはMUSASHIがカット。
小藤も進にブレーンバスターを返して、MUSASHIにタッチ。吉岡とMUSASHIがスピーディーな攻防。MUSASHIがフットスタンプ、低空ドロップキック、エクスプロイダーの畳みかけ。吉岡もミドルキックで動きを止めて、シザーズキック。進との連係、連続攻撃でMUSASHIを追い込む。小藤が懸命にアシストを見せて、吉岡にスワンダイブ式フォアアーム。MUSASHIも吉岡にファルコンアロー。続けてエストレージャフトゥーロもカウント2。二天一流狙いは進がカット。吉岡はMUSASHIに打撃コンビネーション。4者が入り乱れる中、MUSASHIが吉岡を追い込むが、二天一流狙いは再び進がカット。吉岡がトラースキック。進のダブルアーム式フェースバスターと吉岡の顔面蹴りの合体技でMUSASHIを仕留めにかかり、最後は吉岡が掟破りの“逆二天一流”で3カウントを奪った。
目まぐるしい闘いを制した吉岡&進が亮生&HAYATOとのトーナメント準決勝に進出し、引き揚げ際には放送席の亮生を挑発。バックステージで吉岡は「当然の結果」と試合を振り返り、フィニッシュに用いた逆二天一流については元パートナー・MUSASHIへの「メッセージ」と語った。さらに進も「俺ら外敵だぞ。止めてみろよ」と全日本ジュニア勢を挑発し、トーナメント制覇を見すえて目をギラつかせた。

<吉岡&進のコメント>
吉岡「1回戦、突破したのはススヨシだよ。当たり前の結果だろ。MUSASHI、対戦相手のことばっかりで、パートナーのこと見てねえヤツになんかなタッグで勝てねえんだよ。そして今日が本番って言ったよな? 本番、3カウントだ。最後のあの技は俺からのメッセージだよ」
進「おい、全日本プロレス所属、本気になれよ。俺ら外敵だぞ。意地でも優勝してやるからな。止めてみろよ」
<MUSASHI&小藤のコメント>
MUSASHI「クソ…」
小藤「MUSASHIさん、タッグを代えて挑んだジュニアタッグ、どうでした?」
MUSASHI「俺がふがいないっすよ。ふがいない…(先に引き揚げる)」
小藤「ふがいない…。自分の思い通りのパートナーが組めなくて、俺を指名して、いろいろやらかして負けて、ふがいない。フザけんじゃねえ。俺はな、アンタのおもちゃじゃねえんだ。俺もここから一人のレスラーとして、小藤将太として、MUSASHI、オマエも相手に入ってるぞ」
<第7試合・セミファイナル>
世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第103代王者組】〇綾部蓮 タロース vs 諏訪魔 ×鈴木秀樹【挑戦者組】

綾部&タロースは、昨年の『世界最強タッグ決定リーグ』で優勝を果たすと、1・2後楽園大会でザイオン&オデッセイから世界タッグ王座を奪取。2・1那覇大会で初防衛に成功すると、バックステージで鈴木秀樹が挑戦表明をおこない、諏訪魔とのコンビでの王座戦が決まった。
2・7新木場&2・11富士では綾部が秀樹から直接フォール勝ちを挙げたものの、最後の前哨戦となった2・15後楽園では秀樹が綾部を絞め落として一矢報いた。諏訪魔が『Evolution』再始動をあらためて宣言した中、かつてのユニットの輝きを取り戻す意味でも、元世界タッグ王者組としてベルト奪取を果たしたい。
先発で秀樹と対峙した綾部はロープに詰めると、ブレーク際に相手の頭を挑発的に撫でて、突き飛ばす。グラウンドで綾部がバックを取る。ロープ際でブレークした綾部は秀樹を蹴りつける。立ち上がった秀樹が張り手を見舞うと、綾部も張り手を返して、倒れた相手にストンピング。2人は緊張感を漂わせたまま、それぞれパートナーにタッチ。タロースと諏訪魔が手四つの力比べ。タロースが押し込むが、諏訪魔はコーナーに上って高低差をなくすと、胸を蹴りつけて脱出。諏訪魔から秀樹にタッチ。タロースは秀樹をとらえて攻め込む。綾部が出てくると、秀樹は突進を迎撃し、ボディーにエルボーを連発。タッチを受けた諏訪魔も綾部にダブルチョップ。コーナーに押し込むと殴りつけ、踏みつけていく。感情的になった綾部もエルボーを返すが、諏訪魔は一発でなぎ倒してみせる。諏訪魔は串刺しラリアット、ベリー・トゥ・ベリーでぶん投げる。綾部はカウンターのランニング・ネックブリーカーを決めて、タロースにつなぐ。タロースは諏訪魔に串刺しボディーアタック、フロントキック。チョークスラム狙いは諏訪魔が防御。アンクルホールドでとらえると、タロースは腕を伸ばして綾部にタッチ。
綾部は秀樹に串刺しフロントキック。秀樹は丸め込みで綾部の体勢を崩すと、低空ドロップキック連発。綾部の突進を迎撃すると、ぶら下がり式の首4の字固め。諏訪魔とダブルのダブルアーム・スープレックス、綾部も秀樹にニーリフトを連発して形勢逆転すると、タロースとの連続攻撃。合体スパインバスター狙いは諏訪魔がタロースを足止めして阻止。秀樹が綾部にスリーパーホールド。タロースは諏訪魔を背負ったままでカットに入る。諏訪魔&秀樹はダブルのドロップキックでタロースを排除。デスルーレット狙いは諏訪魔が阻止して、綾部にバックドロップ。秀樹が綾部に蹴り上げ。綾部は強烈なエルボーで秀樹をなぎ倒すと、正面跳びのドロップキック。最後は粘る秀樹をデスルーレットで叩きつけて3カウントを奪い、苦しみながらもV2に成功した。
試合後には今大会の復帰戦で勝利したばかりの斉藤レイが登場して、王者組に挑戦表明。綾部は「いきなり挑戦して取れるほど、俺たちは甘くねえぞ」とレイを挑発しつつも、「遅かれ早かれやり合う日が来ると思っていた」と待ち望んでいた斉藤ブラザーズとの対決を受諾。さらに「早い方がいいだろう」と語ると、3・15後楽園大会での斉藤ブラザーズ迎撃を宣言した。
<試合後のリング上のマイク>

綾部「V2達成だ。見ただろ、大田区。これが絶望だ。まあ、鈴木秀樹、諏訪魔、この絶望で心が折れてなかったら、またかかって来なさい。我々、タイタンズ・オブ・カラミティは、まだまだ食い足りないね。どんどんいろんな強敵、いろんなところで闘っていきたいね(ここで花道を通ってレイが登場)」
レイ「綾部蓮、そしてタロース、この俺、斉藤レイが復帰したということは分かるだろう? 俺とジュンでその世界タッグに挑戦させろ! その世界タッグは俺たち斉藤ブラザーズのもんだ」
綾部「斉藤レイ、復帰おめでとう。どうだ、約半年ぶりか? リングに戻ってきて、気持ちは幸せか?」
レイ「ちょっと痛かったな」
綾部「まあ、いずれにしろだ、タイタンズ・オブ・カラミティの前に来たということは、絶望を味わう準備はいいということだよな?でも、今日復帰して、いきなり挑戦して取れるほど、俺たちは甘くねえぞ。まあでも、遅かれ早かれ、斉藤ブラザーズ、オマエらとはやり合う日がくると思ってたよ。挑戦を受けようか。やるなら早い方がいいだろう。来月3月15日、後楽園ホールでやろうぜ」
レイ「綾部蓮、タロース、ぶっ倒してやるぜ、DOOM!」
綾部「絶望を味わわせてやる」
<綾部&タロースのコメント>
綾部「サンキュー、タロース。V2達成だ。見ただろ、大田区、これが絶望、そういうことだ。さあ、ネクストチャレンジャー、斉藤ブラザーズに決定だ。楽しい勝負ができそうだ。3月15日、後楽園。楽しみにしてるよ。絶望を味わわせてやる」
タロース「ヒデキさん、スワマさん、2人はタフ中のタフだった。タフで老獪な2人だった。あの2人の戦術は好きではないし、追い込まれもしたが、いつものようにタイタンズ・オブ・カラミティが世界最高のタッグチームであることを証明した。そして、次の後楽園では斉藤ブラザーズ。全日本プロレスの最高峰のタッグチームを倒すことで、俺たちが世界最高のタッグチームであることを決定的なものにしてみせる」
<諏訪魔&秀樹のコメント>

諏訪魔「内容は俺らが勝ってんだよ。ただ、結果だけだよ。そこは悔しいところだけど、ただ内容では圧勝したんでね。また次いけんじゃねえか」
秀樹「少し慣れてきたでしょ?」
諏訪魔「慣れてきたね。覚悟をもって全日本に来てんだよ。そんじょそこらのカテぇのもらったって、飛ばねえよ」
秀樹「俺は飛びそうだ。死ぬかもしれない」
諏訪魔「いいんだよ、そのときは飛べばいいんだよ」
秀樹「死ぬまでやろう」
諏訪魔「そうだよ。エボリューションを再び始めたわけなんだからさ。俺も秀樹のがっちりいくのに触発されたし。互いが互いに触発し合うのはいいよ。いいんじゃねえか、これ。ムカつくけどよ」
秀樹「やってやりましょう。ずっと怒っててくれ」
<第8試合・メインイベント>
三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第76代王者】〇宮原健斗 vs ×斉藤ジュン【挑戦者】

1・25幕張大会で三冠王座V4に成功した宮原に対して、ジュンが挑戦表明してタイトルマッチが決定。当初、宮原は断固として挑戦を拒むも、会社の決定に押し切られる形で受諾。さらにジュンが、弟・レイも復帰する大田区大会のハッシュタグを「DOOMの日」と提案すると、大人気なくNOを突きつけた宮原の意見はあっさりと無視され、挑戦者の要望が通ってしまった。会場前の巨大看板も斉藤ブラザーズしか写っておらず、マスコミも“味方”につけられないなど、宮原は今一戦を包む“完全アウェー”の雰囲気に強い憤りを示しながら、5度目の防衛戦に臨んだ。
ゴングが鳴ると、場内からアウェーを覆すように「ケント」コールが起こる。ロープに詰めた宮原は離れ際に張り手。互いにリストを取り合い、ロープに詰めたジュンは対照的にクリーンブレーク。ジュンがヘッドロックで捕獲する。ショルダータックルで倒された宮原は場外に退避。ジュンが追いかけて鉄柵、鉄柱攻撃を見舞い、さらに観客が手にしていた宮原のタオルを奪って、王者の首を絞めていく。ジュンは観客に紳士的にタオルを返す。宮原は場外でジュンの突進を食い止めると、担ぎ上げて鉄柵に打ちつける。宮原はなおも場外でジュンを痛めつけ、観客のジュンのタオルを奪い取ると、お返しで首を絞める。さらにエプロンでタオルを踏みつけ、鼻をかむと、場内からブーイング。宮原は意に介すことなく徹底的にジュンを痛めつける。
リングに戻っても防戦のジュンは宮原の突進をかわして、串刺しフロントキック。さらにブレーンバスター。ロープ際で宮原の首を踏みつけると、エプロンの攻防に移る。宮原はサイコブレイク狙いを阻止すると、フロントキックを見舞い、エプロンマットにパイルドライバーで突き刺す。ジュンはリングに戻っても、ダメージの大きさからマットに倒れ込んでしまう。ジュンがダウンカウント7で立ち上がると、すかさず宮原がフロントキック。ジュンもフォアアームを返すが、宮原も突進にフロントキックを合わせ、相手をコーナーに乗せる。しかし、コーナー上でジュンが抵抗し、雪崩式チョークスラムで叩きつける。狙いを定めてのDying Lightは宮原にかわされるもカウンターで相手を捕獲してチョークスラム。さらにスピア、強烈なフォアアーム。宮原もエルボーを返すが、ジュンが押し切って、片ヒザを突く宮原にDying Lightもカウント2。ジャックハマーからサイコブレイク狙いは宮原が切り返してブラックアウト。逆DOOMからシャットダウン・スープレックス狙いはジュンが阻止。
ジュンは張り手からショートレンジ・ラリアット。再びのDying Lightはカウント2。サイコブレイク狙いは宮原が切り返してシャットダウン・スープレックスを狙う。ジュンはこれも踏ん張ると、ラリアットからヘッドバット。Days Gone狙いは宮原が切り返して、シャットダウン・スープレックの体勢。これは脱出されるも、ブラックアウト連発。そしてついに、粘るジュンにシャットダウン・スープレックスを決めて3カウントを奪った。

ジュンとの30分に迫る激闘を制した宮原は、『チャンピオン・カーニバル』前の防衛戦をアピールし、3・20八王子大会でのタイトルマッチを提案。するとそこに、今大会で関本を下してGAORA TVチャンピオンシップを奪取した羆嵐が現れて、三冠王座に挑戦表明。宮原は羆嵐に対して「元北斗軍」「元WRESTLE-1」と過去を引き合いに出した上で「いまのオマエの人生をこのリングでさらけ出すのであれば受けてやる」と挑発交じりで挑戦を受諾。羆嵐の真っ向勝負宣言にも「真っ向勝負は当たり前。テメエの生きざまを見せてみろ」と徹底して羆嵐の姿勢を問うた上で、睨み合いを展開した。
戦前のアウェーの雰囲気はどこへやら、宮原は完全に場内の空気を掌握し、「宮原健斗を見れば、アナタ方の人生もちょっとばかしは豊かになるぜ」とカッコよく決めると、今年初の大田区大会を最高締めで終えた。
<試合後のマイク>

宮原「おい、プロレスファンよ、これがアウェーの空気か? なぜアナタ方は、アウェーと言っているにも関わらず、俺を応援するんだ。なぜだか分かるか? 結果、日本プロレスファンは俺のことが好きなんだ。もう一つ教えといてやろう。アナタ方がアウェーの空気を作ろうが、世間が宮原健斗のことを嫌いになろうと、スーパースター宮原健斗が姿を現した瞬間、お客さまは虜だ。俺の一挙手一投足が気になって仕方がないんだろ? 最初からそう言えばいいんだ。さあ、斉藤ジュンを破った。(放送席のレイに向かって)復帰おめでとう。今日に関してはそれだけだ。さあ、次はいよいよ、このプロレス界に春が訪れる。春の祭典『チャンピオン・カーニバル』だ。おい、プロレスファンよ、なんだその顔。贅沢だな。『チャンピオン・カーニバル』の前に、タイトルマッチが見たいって? おい、なんだよ、プロレスファンは『チャンピオン・カーニバル』前に宮原健斗のタイトルマッチが見たいのか見たくないのか、どっちなんだよ?(「見たい!」の声を聞いて)贅沢なんだよ。ただ、俺はスーパースターだ。次の舞台を発表しよう。東京だ。3月20日、東京・八王子でやってやる! さあ、東京・八王子、3月20日…(ここで羆嵐が花道を通ってやって来る)」
羆嵐「ハァァー! 世界最強のプロレスラー関本大介を倒して、GAORA TVのチャンピオンになりました羆嵐です。要件は一つ、三冠ヘビー級チャンピオン、宮原健斗選手。俺の挑戦を受けてくれ」
宮原「誰かと思えば、元北斗軍、いや元WRESTLE-1の羆嵐じゃないか。オマエは元北斗軍、元WRESTLE-1、元ばっかりだな。いまのオマエを、オマエの人生をこのリングにさらけ出すのであれば、受けてやるよ。いいか、オマエがいま目の前にしているのは、プロレス界の最前線を走り続けている男、宮原健斗だ。その最前線の男の目の前に立つ覚悟、テメエをさらけ出せ3月20日まで。受けてやるよ」
羆嵐「男に二言はねえぞ。真っ向勝負だよ」
宮原「真っ向勝負するのは当たり前だろ、当たり前だろ。いいか、プロレスは真っ向勝負が当たり前だ。テメエに求めるのは、真っ向勝負以外のテメエの生きざまを3月20日までに見せてみろ、元WRESTLE-1の羆嵐よ」
羆嵐「ハァァァー! WRESTLE-1とかなんとか関係ねえんだよ。いまの羆嵐で、このリングのど真ん中にいるんだよ。おい、俺を受け止めれるのか、チャンピオン? 大丈夫か?」
宮原「その威勢、3月20日まで持つか楽しみにしてるよ(睨み合いののち、羆嵐が引き揚げる)。さあ、大田区の過半数の皆さまは、次の挑戦者、羆嵐でいいようだな。あらためて言っておくが、アイツが真っ向勝負で来ようが、なにして来ようが、アイツの人生をこのリングでさらけ出さない限りは俺の壁は打ち破れないだろうな。いいか、宮原健斗は今年でこのプロレス界、18年生き抜いてんだ。そこらへんのしょうもないレスラーの18年とは訳が違うからな。最前線を走り続けた男、宮原健斗も2月27日で37歳になる。ということは、いま皆さんが見ているこのスーパースターは、36歳、今日が最後だ。写真を撮っておけ。さあ、37歳の宮原健斗がこの日本プロレス界の最前線を走り、プロレスファンにワクワク、ドキドキ、非日常のプロレスを宮原健斗が届けていくからな。日常で味わえないドキドキを味わいたいのであれば、俺はよーく見ておけ。宮原健斗を見れば、アナタ方の人生もちょっとばかしは豊かになるぜ。カッコよく決まったところで、ありがとよ(マイクを置いて引き揚げようとすると「ケント」コールが起こる)最後に大田区の皆さん聞きたーい! 全日本プロレス、最高ですか~? 全日本プロレス、そして大田区大会……最高」
<宮原のコメント>

宮原「防衛したぞ。いいか、アウェーかホームかなんてのはな、端からどっちでもいいんだよ。最初から俺の中では分かっていた。いいか、宮原健斗が皆さんの前に一歩出れば、そこの観衆はみんな俺に釘づけだ。その自信が俺にはある。そして、日本プロレスファンは宮原健斗を求め続ける。それはなぜか?俺から醸し出るエネルギーを感じたいからだ。そのエネルギーの男が今日防衛した。そして、チャンピオン・カーニバル前に、プロレスファンは俺のタイトルマッチを見たいと、ファンが言ったんだ。そしたら俺も考えて、3月20日、八王子でやってやるよ。八王子は東京だろ? 東京だろ? 東京だよ、八王子はな、端っこだけどな。そして、その端っこの八王子で出てきた男は羆嵐だ。あぁ? 俺はリング上で言ったよな。このリングでさらけ出せと。なあ、元WRESTLE-1の羆嵐よ。もう一度言うぞ、元WRESTLE-1の羆嵐だ。俺の頭の中はその認識しかないぞ、羆嵐。テメエがどんなプロレス人生を歩んできたのか。テメエの中ではなんかあるかも知らんが、俺の頭の中には元WRESTLE-1の羆嵐としか認識していないぞ。そして、ちょっとごくわずかに元北斗軍か。ごくわずかにな。ただ、見ている人の認識としては、元WRESTLE-1の羆嵐なんじゃないか? なあ、羆嵐。羆嵐よ。テメエはリングで、『元WRESTLE-1など関係ない』と言ったが、大ありだ。なぜだかわかるか? オマエの目の前に立つ、これからチャレンジャーとしてテメエの目の前に立つ男が宮原健斗だからだ。テメエのすべてのキャリアを懸けてこい。元WRESTLE-1がテメエのキャリアだろ。3月20日まで、テメエの人生をさらけ出せ。当日、真っ向勝負なんて当たり前なんだよ。そんなつまんねえこと言ってんじゃねえ。それまでだ。3月20日まで、テメエのプロレス人生をさらけ出せ、元WRESTLE-1の羆嵐」
<ジュンのコメント>
ジュン「宮原健斗、さすがチャンピオンだな。強かったぜ。だが、必ずまたあの三冠ベルトは巻いてやる。必ず、あきらめない。DOOM」
<羆嵐のコメント>

羆嵐「リングで伝えた通りです。世界最強のプロレスラー関本大介を倒してGAORAチャンピオンになった俺がいま挑戦表明して、気持ちよく受けてくれると思ったら、元北斗軍だとか、元WRESTLE-1だとか。過去のものをひきずって、どうなんだろうね。俺もちょっとイライラしたわ。そんな王者を引きずり下ろすために、この俺、羆嵐が宮原健斗がぶっ倒してやるよ。真っ向勝負が当たり前だ? 俺が知る限りよ、宮原健斗、真っ向勝負なんてしてねえよ。真っ向勝負の意味、俺と関本大介の試合見てしっかり勉強しとけよ。なんだよWRESTLE-1だとか、北斗軍とか。イライラするな。必ずやってやるからな。ぶっ潰してやるからな。この俺、羆嵐から目を離すな。以上」