「ドリームパワーシリーズ2026」3月15日(日)後楽園大会詳報&試合後コメント
ニュース
〈第0試合〉
シングルマッチ 15分1本勝負
△鈴木秀樹 vs △青栁優馬

昨年11月に運転免許失効状態で車両同士の衝突事故を起こし、減給処分と2月28日まで謹慎処分となっていた青柳優馬が第0試合で復帰。全日本プロレスのジャージを着て入場した優馬は、温かい拍手と声援に迎えられると、リングに上がり四方に礼。選手コールを受け、鈴木秀樹とのシングルマッチに臨んだ。優馬にとって112日ぶりとなる試合がスタートすると、リングの感触を確かめながらグラウンドレスリングの攻防を展開。15分1本勝負は、残り3分となったところで、優馬のネックロックが極まったが、首を抜いた秀樹は上のポジションをキープしてプレッシャーを与えていく。優馬がバックを奪っても、秀樹がアームロックで捕獲。苦悶の表情を浮かべた優馬は、前転をしてなんとか脱出。最後まで打撃を打ち合うことなく時間切れ引き分けとなった。優馬は試合前と同じように四方に礼をしてリングを降りた。バックステージでは、ファン、選手、スタッフ、関係者に謝罪し、感謝の想いを伝えると、「これからは、本当に私生活はもちろん、プロとしてもしっかりとリング上を充実させたうえで、プライベートをしっかり身を引き締めて生活して、ひとつひとつのことをしっかりと丁寧にこなして、また皆さんからの信頼を得られるようなプロとしての生活を送っていきたいと思います」と誓った。

〈バックステージコメント〉

青柳「関係者の皆様、団体の所属選手、応援してくださるファンの皆様、スポンサーの皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。今日、無事にこうやって試合できたのも、スポンサーの皆様と団体と、僕がいない間も戦い続けてくれた所属選手の皆さん、そして全日本プロレスに参戦してくださったフリーの選手の皆さんのおかげだと凄く痛感しました。ありがとうございました。これからは、本当に私生活はもちろん、プロとしてもしっかりとリング上を充実させたうえで、プライベートをしっかり身を引き締めて生活して、ひとつひとつのことをしっかりと丁寧にこなして、また皆さんからの信頼を得られるようなプロとしての生活を送っていきたいと思います。ありがとうございました。第0試合で僕の相手を務めてくださった鈴木秀樹さんには感謝しかありません。試合とは関係ないんですけど、僕の名前をずっと出し続けてくれた安齊勇馬に感謝したいですし、最強タッグに一緒に出場したのに、僕のせいでこうなってしまったこと、本当に申し訳ないなと思っています」
――温かい声援が飛んでいました。
青柳「そうですね。僕がこんなことをした人間でありながら、あのように『青柳』と呼んでくれたファンの皆様も二度と裏切らないように、信頼の回復に努めたいと思っています」
――復帰戦を終えたが、今後のシリーズ参戦については。
青柳「やっぱり来てくださるお客様に青柳優馬のファイトを見せたいなと思っています」
――チャンピオン・カーニバルには、エントリーされなかったが。
青柳「当然のことだと思いますし、僕がおこなったことは本当であれば、懲戒免職だったり、会社から解雇されてもおかしくないようなことをしてしまったんですけど、そんな僕でも受け入れてくれた団体とスポンサーの皆様に報いるように、頑張っていきたいと思っています」
――謹慎期間中、どんなことを考えて過ごしていた?
青柳「やっぱり二度とこういったことを、人に迷惑かけないようにということを考えながら、反省して日々を過ごしていました」
――全日本プロレスのジャージを着て入場した理由は?
青柳「こうやって僕のことをずっとプロレスラーとして続けてくれる団体に感謝の意味を込めて、年始に着れなかったジャージなので、今日からしばらくはこのジャージを着てやっていこうかなと思っています。『全日本プロレスの一員です』っていうのを、二度と恥させないように頑張っていきたいと思っています」
――ことが起こる前とあと、今日に至るまでで考え方は変わった?
青柳「考え方というか、改めてといいますか、自分の今までの行いを振り返る機会にはなったんですけども、やっぱりプロとして、プロ以前にやっぱり1人の人間として、やってはいけないことをやってしまったなというのを深く反省しています」
――車の運転は今後もする?
青柳「今のところする予定はないです。交通事故を起こしてしまった直後でもあるので、しばらくというか、今のところは今まで通りという風には考えてないですね」
――免許は停止になった?
青柳「その処分はまだこれからですね。まだその処分が未定の状態なので、僕からは今何とも説明ができない状態です。(頭を下げて)この度はご迷惑をおかけしました。今後ともよろしくお願いいたします」

秀樹「3つかな。言いたいことは3つ。1つ目、今日はキャッチ・アズ・キャッチ・キャンでやりました。キャッチ・アズ・キャッチ・キャンで。2つ目、青柳優馬はバカの時代を追放します。追放。3つ目、今回、今日のことだけじゃなくて、このことが起きた時も含めて、関係ないヤツがnoteを使って金を稼ぐのは、業界内ではやめてくれ。恥ずかしいから。プロレスで稼いでくれ。noteで稼ぐな。以上です」
〈第1試合〉
シングルマッチ 20分1本勝負
×小藤将太 vs 〇MAZADA

ゼンニチジュニアのホープ・小藤将太が、久しぶりの参戦となったMAZADAと一騎打ち。ロープに押し込んだ小藤は、ブレイクがかかると張り手を一撃。髪の毛を掴まれペースを乱される展開になっても、華麗なヘッドシザースからドロップキックを放った。場外にエスケープしたMAZADAは、なかなかリングに上がらず焦らしていく。しびれを切らした小藤が追いかけると、MAZADAは鉄柵に叩きつけ、熟練のテクニックで翻弄していった。劣勢が続いた小藤は、串刺し攻撃を防いで前転ドロップキック。ランニング・エルボー、ブーメラン・クロスボディ、ミサイルキックと畳みかけ、卍固めを狙った。しかしMAZADAもスリーパーで絡みついてのスイング式フェイスバスター、DDTと華麗な切り返しを見せた。気迫で喰らいついた小藤は、スワンダイブ式エルボーをズバリ。そこからフィッシャーマンズ・スープレックスにつないだがカウント2で返される。追撃を狙うと、MAZADAが一瞬の隙をついたスモールパッケージ・ホールド。職人技で小藤を料理して見せた。

〈バックステージ〉
MAZADA「全日本プロレス関係者の皆様、呼んでいただきありがとうございます。なかなか、思うように動けませんでしたが、おかげ様で勝利することはできました。また機会があれば」
小藤「クソッ!キャリアのせいにはしたくないですけど、今日は自分が甘かった。ただそれだけです。先輩からの自力初勝利を目指して今後も戦っていきます。ありがとうございました」
〈第2試合〉
8人タッグマッチ 20分1本勝負
潮﨑豪 〇芦野祥太郎 ザイオン オデッセイ vs ×大森北斗 土井成樹 関札皓太 さくだとしゆき

フルメンバーで出陣したHAVOCと大森北斗・土井成樹・関札皓太・さくだとしゆきという異色のカルテットが激突。北斗軍の入場テーマ曲で登場した北斗組は、円陣を組んで気合いを入れる。勢いよく突っ込んでいったが、オデッセイが肉厚ボディで返り討ちに。そのまま場外戦となり、HAVOCが圧倒的な強さを見せつける。リングに戻ると土井を痛めつけていった。なんとか土井がピンチを脱して、関札&さくだが連携技を逆襲。HAVOCを場外に追いやると、さくだがプランチャを発射。ザイオンが受け止めても、コーナー最上段から関札が追加ダイブを放ち、なぎ倒していった。「リーダーに任せてくれ!」とタッチを受けた北斗は、芦野にエルボーのラッシュ。パートナーのアシストからRKO。土井がサンセットフリップ、さくだがスワンダイブ・スワントーンボムを決めると、北斗が号令をかけ潮﨑に北斗軍スペシャルを狙う。まさかの成功で北斗自身も信じられない様子。土井たちが歓喜したが、ザイオン&オデッセイが一掃すると、北斗にはバックドロップ&ネックブリーカードロップ。潮﨑とザイオンのアシストを受けた芦野は、オデッセイを踏み台にして強烈なアタック。ジャーマンで投げ捨てると、アンクルロックで締め上げて勝負ありとなった。

〈HAVOCのバックステージ〉
ザイオン「アシノ!アシノ!アシノー!マダマダ!カモーン!」
芦野「(潮崎を心配して)どうした?大丈夫ですか?」
潮﨑「回すもん」
芦野「ザイオンも帰ってきた。ラグビーのアメリカ代表はヤバいよ。そんなのがいるってのは最高にHAVOCが強えぇってことだろ?個人的には、ちょっと試合が空くけど。ただな、めちゃくちゃなことやってやるからな。全日本プロレスで、HAVOCで、チャンピオン・カーニバルでめちゃくちゃなことやってやるよ、テメェ」
オデッセイ「イチバン!」
芦野「レッツ・ゴー!」
ザイオン「オレタチハー」
芦野「俺たちはー」
潮﨑「俺たちはー」
オデッセイ「オレタチハー」
4人「オレタチはーHAVOC!」
〈北斗組のバックステージ〉
土井「リーダー!」
大森「OK」
土井「OKちゃうでしょ?」
関札「ちょっとおかしいでしょ。どうなってるの?このチーム分け?みんな、はぐれてるじゃねぇかよ!」
大森「オマエら、北斗軍スペシャル決まったよな?」
土井「決まった、確かに!」
関札「今日はあれすごかった。本当に」
大森「過去イチ息が合ったぞ」
土井「もしかして?」
関札「息合っちゃったの?」
土井「これあるんちゃう?」
大森「俺たち北斗軍で全日本プロレス、かき乱してやろうぜ!」
土井「他花師は?他花師は?」
大森「他花師は干された」
土井「干された!?」
関札「大事なチームメイトだろ!」
土井「じゃあ今のうちや」
さくだ「今チャンスだよ」
大森「あとでTシャツ渡すから」
土井「OK、北斗軍!新生北斗軍!」
さくだ「北斗軍万歳!」
*土井・関札・さくだは去っていく。
大森「オイ!盛り上がってきたな、北斗軍。チャンピオン・カーニバル。もうすぐ始まるな。オレ、大森北斗がな、Cブロック1位通過してやるよ。今日やられたけど、芦野、青柳優馬、ライジングHAYATO、テメエらまとめてかかってこい。オレがな、Cブロック1位通過してチャンピオン・カーニバル優勝してやるよ。そして北斗軍もな。アイツらは最高だよ。これが始まりだ、北斗軍の。ここから北斗軍、全国展開していくぞ。チャンピオン・カーニバル全国各地回るからよ。1人1人集めて北斗軍47都道府県からも1人ずつ集めてやるよ。そして最強のユニットになるんだ!」
〈第3試合〉
三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 ×本田竜輝 安齊勇馬 MUSASHI vs 〇羆嵐 関本大介 河野真幸 立花誠吾

三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗は、2.23大田区大会で斉藤ジュンとの死闘を制し、V5を飾った。試合後、同大会で関本大介を破り、GAORA TV王座初戴冠を果たした羆嵐が三冠挑戦をアピール。宮原が「元北斗軍、いや元WRESTLE-1の羆嵐じゃないか。オマエは元北斗軍、元WRESTLE-1、元ばっかりだな」と挑発しながら、3.20八王子大会でのタイトルマッチを受諾。記者会見では「元WRESTLE-1のレスラー3人をセコンドにつけろ」と要求するなど、「元WRESTLE-1」を強調し続けている。
羆嵐は、元WRESTLE-1の河野真幸&立花誠吾、さらに関本を加えた強力チームで、最初で最後の前哨戦へ臨んだ。宮原と羆嵐の対戦で試合がスタートすると、雄叫びをあげようとした羆嵐に宮原が顔面蹴り。タックル合戦は重量級の羆嵐が意地を見せてチャンピオンを弾き飛ばす。世界ジュニアヘビー級王者・立花は、MUSASHIのハイスピードファイトに苦戦しながらも、トペ・コンヒーロを決めてアニキコールを巻き起こす。そんな中、場外戦でも宮原と羆嵐が激しい火花。羆嵐はフロントハイキックを被弾しても、フルパワーで鉄柵や鉄柱に叩きつけていった。河野vs安齊では、安齊がドロップキックを叩き込めば、河野もジャンピング・ニーアタックで応戦。関本が串刺しタックル、ブレーンバスターで続くと、引かない安齊はラリアットをヒザで迎撃し、ジャンピング・ニーアタックで打ち抜いた。再び宮原と羆嵐の直接対決。貫禄の試合運びを見せた宮原は、羆嵐のお株を奪う雄叫びからマッスルポーズを決める。背後から襲い掛かった羆嵐は、アルゼンチン・バックブリーカーからバックフリップで叩きつけた。羆嵐組は本田に照準を定めてトレイン攻撃。抵抗した本田も投げっぱなしジャーマン、ラリアットで進撃する。しかし、負けられない羆嵐はファイナルベントを切り返して埼玉に乾杯!。ラリアット合戦から重爆クロスボディで圧殺して3カウントを奪った。

試合後、収まらない宮原が羆嵐に襲い掛かると、立花が強烈なエルボーでお見舞い。河野もシャイニング・ウィザードを放ち、羆嵐のダイビング・セントーンが大爆発となった。大の字となった宮原を見下ろした羆嵐は、「これが元WRESTLE-1の力だ。当日はよ、みんなの想いを背負って、1対1で、リング上で対峙しようぜ」とアピール。羆嵐の勝利をアシストした立花は、「俺はセコンドに付く」と宣言すると、本田に「オマエもWRESTLE-1で生まれて、WRESTLE-1で育っただろ。どうなんだよ?」と問いかけた。WRESTLE-1コールを発生させた本田だったが、「いい思い出なんかな、あるわけねぇだろ!勝手にやってろ!」とセコンドを拒否して退場した。羆嵐はチャンピオンを踏みつけて勝ち誇ると、元WRESTLE-1の神林レフェリーに握手をしてからバックステージに下がった。
〈リング上のマイク〉

羆嵐「オイ、三冠チャンピオン・宮原健斗、これが元WRESTLE-1の力だ。当日はよ、みんなの想いを背負って、1対1で、リング上で対峙しようぜ。大丈夫か、オイ?」

立花「オイ、羆嵐!いや嵐さん。WRESTLE-1の時に呼ばさせてもらっていた名前で呼ばせてもらうぞ。WRESTLE-1は、俺にとって青春だった。だけど、8割くらい嫌な思い出だ。ただ、ただ、ただ、めちゃめちゃ楽しかった。そして、そん時にお世話になった人が全日本プロレスっていうでけぇ団体のビッグマッチのメインイベントでタイトルマッチだろ。セコンド付かせてくれよ、コノヤロー。いや、俺はセコンドに付く!本田、オマエもWRESTLE-1で生まれて、WRESTLE-1で育っただろ。どうなんだよ?」

本田「WRESTLE-1!WRESTLE-1!(WRESTLE-1コールを発生させる)WRESTLE-1は、俺がデビューして1年で活動を休止した。いい思い出なんかな、あるわけねぇだろ!勝手にやってろ!」
〈羆嵐・河野・立花のバックステージコメント〉
羆嵐「最初で最後の前哨戦。とりあえず直接ピンは取ってないけど、勝って終われたんで。まぁ俺は、WRESTLE-1のみんなの想いを背負って、メジャー団体の全日本プロレスの三冠ヘビー級のベルトに1人でね、チャンピオンと1対1でリング上で対峙しようと思ったんだけど、助っ人がね、超強力な助っ人が来てくれた」
立花「でも、介入とかはしねぇからな。応援はするよ」
羆嵐「介入はダメだ、しちゃ。あなたは世界ジュニアのチャンピオンなんだよ、由緒正しい」
立花「するつもりはねぇよ。だけど少しでもな、力になれば」
羆嵐「河野さんは20日忙しいですか?」
河野「あとで、スケジュール確認します」
羆嵐「わかりました」
河野「お疲れ。頑張れ(2人と握手をして去っていく)」
羆嵐「とりあえず今日は、三冠のベルトに一歩近づけたと俺は思ってるから。あとは当日、真っ向勝負だ、オイ。宮原健斗、真っ向勝負の意味わかってるか?逃げるんじゃねぇぞ。スカすんじゃねぇぞ。オマエは三冠ヘビー級のチャンピオンなんだろ。全日本プロレスで一番強いんだろ。だったら真っ向勝負だ。この意味をよく考えろ。待ってるぜ。ハー!」
〈宮原・本田・安齊のバックステージコメント〉

宮原「いやぁ、きついな…あぁ、あれはダメだ。あれを食らっちゃダメだ。羆嵐のダイビング・セントーンを食らったらもうダメだ。ダメだ、あの技を食らったら。ところで、かすかに聞こえたんだけども、3月20日八王子の元WRESTLE-1のセコンドは決まったのかね?」
――立花選手が名乗りを上げた。
宮原「立花って、あの立花?あれは元WRESTLE-1なの?じゃあ1人だけ?あとは?」
――河野選手は「スケジュールを確認する」と話していた。
宮原「誰、河野って?知らないよ、そんなの。あと、元WRESTLE-1って誰がいるの?今、出ている人で」
――本田選手は拒否していました。
宮原「本田も元WRESTLE-1なんだ。拒否?でも、3人って言ってるからね。あと誰がいるの?元WRESTLE-1って」
――全日本プロレスの中だと芦野選手も。
宮原「芦野?」
――あとは吉岡選手も。
宮原「吉岡?それは大丈夫なの?関係性的には。羆嵐と。俺、分からないら。WRESTLE-1時代のユニットとかそういうのは。芦野なんか無理でしょ?HAVOCでしょ。じゃあ何?本田竜輝は迷っているの?じゃあ、元WRESTLE-1は思い入れがないんだ。たぶんそういうことじゃないの。本人はなんて言ってるの?」
――「いい思い出が無い」と言っていた。
宮原「いい思い出が無い?元WRESTLE-1なのに?彼はデビューしたのWRESTLE-1でしょ。それなのにいい思い出がないの?それ、結構悲しいね。どうなんだろう?元WRESTLE-1ファンの人たちは。今、プロレス見てるの?どうなんだろうね。たださ、こんだけWRESTLE-1なんて名前が出たのは何十年ぶりぐらいでしょ。20年ぶりぐらい?だから、それだけさ、言葉自体が出るのが20年ぶりぐらいなんだからさ、WRESTLE-1を熱心に応援していたファンはさ、みんなでさ、同窓会を開けばいいんだよね、3月20日に。そういうの好きじゃんプロレスファンって。『久しぶり』とか言って、『あの頃はああだったね』とか。まぁ、どの団体で誰がいたか知らないけど。羆嵐よ、3月20日までもうカウントダウンは始まってるんだよ。ということは、立花が名乗り出たということは、あと2人か。用意しろ。いいな。正々堂々真っ向勝負でやるのは当たり前だ。セコンドを用意しろ。あと2人だ」
本田「オイ、WRESTLE-1がどうのこうの言ってたけど、次、羆嵐が挑戦するのか?WRESTLE-1、 WRESTLE-1言うなら、俺も1つ言うぞ。WRESTLE-1のいい思い出なんて、何1つない!俺は同期が1人もいない。1人で雑用も全部こなした。なのに、デビューして、いい思いもせずに1年で団体は活動休止した。いい思い出なんてあるわけねぇだろ!やるなら勝手にやってろ」

安齊「今日も三冠前哨戦に組まれちゃったみたいなカード。いつもいつもいつも、ここ最近ずっとそうですけど、今日やっと抜けていたピースが揃ったかなと思うんで、全部許しましょう。チャンピオン・カーニバルのブロック分け発表されますけど、どんなブロック、誰と戦うことになっても、今年の春1番輝くのは俺に決まってます。今年の春は俺だけ見てろ」
〈第4試合〉
ゼンニチJr.タッグフェスティバル 準決勝 時間無制限1本勝負
田村男児 ×佐藤光留 vs 〇井上凌 望月ジュニア

2.15後楽園大会で開幕したゼンニチJr.タッグフェスティバル。今大会ではベスト4が激突。井上凌&望月ジュニアの越境タッグは、開幕戦で“ミスター斉藤”土井成樹&セニョール斎藤に逆転勝利して、チーム名を“LOVE&UGLY”と発表。“変態男児”田村男児&佐藤光留は、2.23大田区大会で関札皓太&さくだとしゆきとのハードコアな一戦を制して、1回戦を突破した。
まずは、田村と井上がレスリングの攻防、佐藤とジュニアが打撃戦を展開。佐藤の強烈な掌底でジュニアが崩れ落ちるようにダウンして会場がどよめく。ジュニアが立ち上がろうとしても、佐藤は厳しく蹴りを叩き込んでいった。田村もパワーファイトで続いて一方的な試合展開に。ローンバトルを強いられたジュニアは、トリッキーなバックドロップで反撃に成功。代わった井上が嫉妬心を爆発させ、鋭い蹴りで田村と佐藤をメッタ打ちにしていく。コンビネーションを狙ったが、田村のカットが入り不発。佐藤の延髄斬りから田村がショートレンジ・ラリアット。ツープラトン・ブレーンバスターで投げると、佐藤が腕ひしぎ逆十字固め。アンクルホールドに移行してからバックドロップで叩きつけカバー。井上が肩を上げてもアームロックで絡みつく。田村もフェイスロックでジュニアを足止め。佐藤が腕ひしぎでギブアップを迫ると、ジュニアは担いだ田村を投げ飛ばして強引にカット。さらに、飛びヒザ蹴りで田村の顔面を打ち抜いてバックを取ると、井上がレッグラリアットで加勢してジャーマンが炸裂した。止まらない井上は、佐藤との壮絶な打ち合いを制し、串刺しドロップキック。アンクルロックを振りほどくと、三角蹴り、バズソーキックをズバリ。2発目でも沈まないと見るや、絶叫と共に3発目をブチ込んで佐藤を攻略。トーナメント制覇に王手をかけると、もう1組の決勝進出者が決まるセミファイナルを本部席で見守った。

〈変態男児のバックステージ〉

田村「チキショー。敗退しちゃった。クソ…。まだ、まだ、まだ始まってねぇよ。これからだよ、まだ始まってねぇ」
〈第5試合・セミファイナル〉
ゼンニチJr.タッグフェスティバル 準決勝 時間無制限1本勝負
青柳亮生 〇ライジングHAYATO vs ×吉岡世起 進祐哉

“アツハヤ”青柳亮生&ライジングHAYATOは、開幕戦のメインイベントで立花誠吾&阿部史典との熱戦を制し、ファンに優勝を約束。“ススヨシ”進祐哉&吉岡世起は、2.23大田区大会の1回戦でMUSASHI&小藤将太と激突。吉岡が因縁のMUSASHIを掟破りの二天一流で沈め準決勝に勝ち上がった。両チームは、2.7新木場大会の「Road to ゼンニチJr.タッグフェスティバル」で対戦しており、20分の大激闘を繰り広げてフルタイムドロー。トーナメントでの決着を見据えていた。
決勝進出・最後の切符を懸けた一戦は、アツハヤがドロップキックでススヨシを場外に追いやり、同時プランチャで先手。対するススヨシもHAYATOに照準を定めると、抜群のコンビネーションで応戦していく。吉岡が串刺しニーからサッカーボールキックを連打すれば、HAYATOもショットガン・ドロップキック。アクロバティックなムーブでかく乱した亮生は、ロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックスを決める。進はボディへのヒザからDDT、ブレーンバスター。亮生のハンドスプリング弾を受け止めて、クロスフェースで締め上げていく。耐え抜いた亮生は、今度こそハンドスプリング・レッグラリアット。タッチを受けたHAYATOが飛び込んだが、ラ・ブファドーラは吉岡に鋭い蹴りで迎撃されてしまう。ススヨシがサンドイッチ・ジャンピングハイをお見舞いして、進のバックドロップボムから吉岡がPK。亮生が助けに駆けつけアツハヤの反撃が始まると、HAYATOのコードブレーカーからバックドロップにネックブリーカーを合わせる合体技。捨て身のコンビネーション・シド&ナンシーを狙ったが、進がカットに入り決めることができない。息を吹き返した吉岡は雪崩式フランケンシュタイナー。フロントクラッシュ&バズソーキックを敢行して亮生を排除する。勝負に出た吉岡がHAYATOを捕えて人でなしドライバー。追撃のバズソーキックはカウント2.9。再び、フロントクラッシュ&バズソーキックの体制に入ったが、復活した亮生が阻止。HAYATOがインプラントで進の脳天を突き刺すと、吉岡にロックオンして合体ハウザーインパクト。シド&ナンシーが完璧に決まるも進がカットで決着ならず。ならばとHAYATOはシド・ヴィシャスを直撃させて、ジュニアタッグ最高峰の戦いに終止符。“LOVE&UGLY”井上&ジュニアが待つ、決勝に駒を進めた。最終決戦の相手が決まり、リングに上がった井上は「20日でオマエらという壁、俺たちの溜めに溜めたジェラシーでブチ壊してやる」と宣戦布告。これに対しHAYATOは、「井上凌、望月ジュニア、顔じゃないよ」と格の違いを強調した。優勝決定戦は、3.20八王子大会で行われる。勝利の女神がほほ笑むのは果たして。
〈試合後のリング上のマイク〉

井上「20日の八王子、決勝。オマエらの相手は、この俺たち、LOVE&UGLYだ!一戦一戦、勝ち上がってきたんだよ。20日、俺たちが溜めに溜めたジェラシーでオマエらという壁ブチ壊してやる!」
HAYATO「今の試合見て、よくノコノコ出てこれたね。井上凌、望月ジュニア、顔じゃないよ」
*両チームがにらみ合った後、井上&ジュニアはバックステージに下がる。
亮生「このあとメインイベントを控えていますので、中締めをしてお別れしたいと思います。みなさんよろしいでしょうか?(大歓声)全日本プロレス、さらに向こうへ!Plus Ultra!」
HAYATO「Let‘s Punk!」

〈アツハヤのバックステージ〉

HAYATO「井上凌と望月ジュニアが来たけど、リング上でも言ったけど顔じゃないよ」
亮生「顔じゃない、顔じゃない」
HAYATO「顔じゃないってどういう意味かっていうと、そのレベルじゃない。格が違うっていう意味。アツハヤ、普通にやって普通に勝つよ」
亮生「そういうことだ!」
〈LOVE&UGLYのバックステージ〉

井上「ヨッシャー!ジュニア、夢じゃねぇぞ。優勝夢じゃねぇぞ。いやぁ、手強かった。変態男児、めちゃくちゃ手強かったよ。やっぱアツハヤとは違う、別の色気持ってるしさ、本当に大田区から見てて、スゴい何でも持っている、そういう恐怖を味わった、今日は本当に怖かった。だけどさ、勝ったのは俺たちだ」
ジュニア「今日もよ、アホの親父が上(バルコニー)で偉そうに見てたけどよ。俺たち、こんなところで負けるわけにはいかねぇんだよ。オイ!アツハヤ、全日本のエースだか、なんだか知らねぇけど、勝つのは俺たちだ。覚悟しとけよ!」
井上「そうそうそう!20日楽しみにしとけよ!俺ら絶対優勝して、オヤジ狩り?」
ジュニア「おぉ!」
井上「オヤジ狩り、アジアタッグ必ず獲ってやるから。まぁ、あと一歩だ。やってやるよ!」
〈ススヨシのバックステージ〉

進「大本命がやられちゃったよ、大本命が」
吉岡「クソ…。初めて食らったけど、なんだあの2人で降って来るの?強烈だな。あれは食らっちゃダメなヤツだって、分かってたけどね。こっちにもある、食らっちゃダメな技。あれをHAYATOに決めきれなかったからね。次は2人ともあの技でグロッキーにしてやる。沈めてやるよ」
進「またお願いします」
吉岡「またやりましょう」
〈第6試合・メインイベント〉
世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第103代王者組】〇綾部蓮 タロース vs ×斉藤ジュン 斉藤レイ【挑戦者組】

第103代王者組に君臨する“Titans of Calamity”綾部蓮&タロースは、2.23大田区大会で諏訪魔&鈴木秀樹の挑戦を退け、2度目の防衛に成功。試合後、同大会で右肩の負傷から復帰を果たした斉藤レイが、1年ぶり3度目の戴冠を狙い斉藤ブラザーズでの挑戦を表明。チャンピオンチームが迎撃を宣言して、タッグ頂上決戦が実現となった。
タロースとジュンの顔合わせでモンスターバトルが開戦となり、いきなりド迫力のロックアップ。タロースが自慢のパワーをアピールすると、ジュンが仕掛けてタックル合戦に突入。巨大タワー如くそびえ立つ大巨人・タロースが打ち勝って見せた。綾部vsレイ。綾部が頭を撫でて挑発すると、レイとの肉弾戦を突破して場外戦へ。Titans of Calamityは豪快に斉藤ブラザーズを衝突させた。タロースとレイは南側客席通路に雪崩れ込んで激しい火花。今度は斉藤ブラザーズがTitans of Calamityを衝突させ、ファンのタオルを借りてチョーク攻撃を仕掛ける。綾部をリングに戻して集中砲火を浴びせていく。10分経過。レイの突進を読んだ綾部がランニング・ネックブリーカードロップ。タロースが串刺しボディスプラッシュ、ビッグブーツで続くと、聖地を揺るがす豪快なバックドロップ。さらにチョークスラムを狙ったが、踏ん張ったレイがラリアットで反撃。ジュンがビッグブーツをお見舞いして、斉藤ブラザーズの連続串刺し攻撃、ダブルのタックルでタロースをなぎ倒す。張り手を叩き込んでロープに走ったジュンをタロースは強大な足で迎撃。綾部がベアハッグの状態で抱え上げると、タロースが豪快に飛び込んでマットに叩きつける荒技。一気にダブルチョークスラムの体制も、レイがカットすると、ジュンは逆襲のスピア。タロースを合体ブレーンバスターでぶん投げて、綾部を肩車して究極合体殺法・DOOM(ダブル・インパクト)を狙った。抜け出した綾部がコーナー上のジュンを捕まえて雪崩式ブレーンバスター。アイアンメイデンで仕留めにかかったが、ジュンはロープエスケープ。デスルーレットで仕上げにかかったが、耐えたジュンがジャックハマーで切り返す。エルボー合戦は綾部が打ち勝つも、レイが急行して張り手。ジュンも全身でぶつかっていくラリアット。沈まない綾部がドロップキックをクリーンヒットさせると、タロースがやって来て合体チョークスラム。レイがカットに飛び込んでも、合体チョークスラムを敢行して邪魔者を排除。勝利への咆哮を上げた綾部は、一撃必殺のデスルーレットでジュンを完全粉砕。斉藤ブラザーズの野望を打ち砕き世界タッグV3を飾った。

〈リング上のマイク〉
綾部「世界タッグV3達成だ。やっぱり斉藤ブラザーズ、めちゃめちゃ強かったし、めちゃめちゃ楽しかったよ。まぁ、我々、Titans of Calamityの次くらいには強いんじゃないか?我々、TOCが見せる絶望はまだまだ続くぞ。次、20日の八王子でも斉藤ブラザーズとそれぞれ、シングルが決まっているからな。そこでも絶望を味合わせてやる。今日で分かっただろ。全日本プロレスのタッグ戦線、斉藤ブラザーズだけじゃないってことをな。まだまだ、この日本、いや世界一デカいか。まだまだ、このタッグチーム・TOCに注目しろ。つまりだ。今後も、この全日本プロレス、プロレス界、頂に立つのは我々Titans of Calamityだ」
〈Titans of Calamityのバックステージ〉

綾部「さぁ、斉藤ブラザーズを粉砕してV3達成だ。これで分かっただろ?全日本プロレス、タッグ戦線、いやタッグ戦線に限らず、斉藤ブラザーズの印象が強いかもしれないけど、斉藤ブラザーズだけじゃないってことをな。今日で絶望を味わったはず。でもこれで終わらない。5日後、八王子。斉藤レイ、今日と同じ、いや、それ以上の試合で絶望を味わってもらおうか。そして、休憩明けにチャンピオン・カーニバルの組み合わせ、ブロックが出ていたな。開幕戦で斉藤ジュンらしいな。斉藤ブラザーズ、今日と合わせて、八王子、そして開幕戦の後楽園と連続粉砕といこうか」
タロース「今日、俺たちはベストを尽くした。俺たちはいつでもどこでも俺たちが最強のタッグチームだと証明する。チャンピオン・カーニバルでは俺たちがタッグだけじゃなく、素晴らしいシングルプレイヤーだということを証明してみせるよ」