「チャンピオン・カーニバル2026」4月23日(木)新宿大会詳報&試合後コメント
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『チャンピオン・カーニバル2026』も中盤戦に入り、今大会ではA・Bブロック合わせて5つの公式戦がおこなわれた。
<第1試合>
シングルマッチ 20分1本勝負
×小藤将太 vs 〇関本大介

当初、今大会で予定されていた斉藤ジュンとの公式戦がジュンの右目負傷および欠場に伴い不戦勝となった関本大介が、小藤将太にシングルで胸を貸す。
ゴングと同時に小藤がドロップキックからコーナーに詰めてエルボーを連打。関本の突進を迎撃し、さらにミサイルキックから卍固めで締め上げる。関本はロープににじり寄ってエスケープ。小藤のフィッシャーマンズ・スープレックス狙いは関本が切り返して、バックブリーカー。セントーン、ランニング・ボディープレスと畳みかけて、逆エビ固めで捕獲。小藤は懸命にロープエスケープ。小藤も粘りを見せるが、関本は丸め込みを力づくに阻止すると、ブレーンバスターから低空クロスボディーアタック。最後はカウンターのラリアット一閃で小藤を葬った。
<関本のコメント>
関本「小藤、ありがとうございました。小藤選手、凄いね、ビックリするよ。驚くよ。あんなに丸め込まれるの初めての体験だったので危なかったですね。なんとか(カウント)2で上げることができたけど。でも、俺の右腕でぶち壊してやりましたよ。またよろしくお願いします、小藤」
※小藤はノーコメント
<第2試合>
8人タッグマッチ 20分1本勝負
青栁優馬 青柳亮生 ライジングHAYATO ×井上凌 vs 芦野祥太郎 羆嵐 MUSASHI 〇青木優也

今年2月に大日本プロレスを退団し、3月からフリーとして活動している青木優也が、2017年10月以来、約8年半ぶりに参戦。個性豊かなメンバーが揃った多人数タッグ戦の中で存在感を示すことはできるか?
青木は先発を買って出て、HAYATOと対峙。青木はヘッドロックを決め、フロントキックでなぎ倒して、MUSASHIにタッチ。MUSASHIもHAYATOに逆水平チョップ、低空ドロップキックと攻め立てる。しかし、アツハヤの連係のエジキとなって動きを止められると、相手チームにつかまってしまう。MUSASHIは井上に反撃し、羆嵐にスイッチ。羆嵐は怪力で相手チームを蹴散らす。井上にセントーンを放った羆嵐は青木にタッチ。両チームが入り乱れる展開となった中、リング上は青木と井上の1対1。青木はスワンダイブ式ミサイルキックからケサ斬りチョップを狙うも、これは阻止される。井上の蹴りで反撃を受けた青木だが、カウンターのラリアットから走り込んでのケサ斬りチョップを見舞い3カウントを奪った。
<芦野組のコメント>
芦野「(青木に向かい)張り切ってたな!」
青木「張り切りますよ! MUSASHIさん、なんか言ってくださいよ」
MUSASHI「クロキ?」
青木「アオキだよ! 9年ぶり全日本、めっちゃ楽しかったんで。今日やりたい人いっぱい見つけたんで。これからも見つけたいんで、またぜひ青木をよろしくお願いします!」
芦野「おい、羆嵐、なんでオマエがチャンカン出て、俺が出れてねえんだ。フザけんじゃねえぞ。羆嵐、アイツ、次会ったらボコボコにしてやるからな。覚えとけよ、羆嵐。どこにいるんだ、アイツ」
MUSASHI「チャンピオン・カーニバル期間中は普段組まない選手と組む機会が多くて、自分自身、楽しんでやってますよ。ただ! ただね、せーちゃんと組めてないんですよ。このシリーズ参戦してるのに。むーちゃんせーちゃん、組めてないんですよ。でも明後日、春日部、せーちゃんと組めます。俺的にはもっともっと楽しくなりますよ。楽しみにしといてください」

羆嵐「なんか聞こえたな。なんか聞こえたけど、それはさておき、明後日だ。明後日、春日部大会、全日本プロレス、春日部大会、メインイベント知ってるか? 宮原健斗対羆嵐だよ。俺の地元の春日部で、宮原健斗に100倍返しできる、こんなチャンスが巡ってきたよ。俺はチャンピオン・カーニバル、まだ1勝もしてないよ。1勝分じゃねえぞ、4勝分の価値を、その勝利をもぎ取って、宮原健斗、オマエに100倍返ししてやる。ここから俺は巻き返すぞ。チャンピオン・カーニバル、俺が嵐を巻き起こしてやる。羆嵐から目を離すな。ハァァー!」
<亮生組のコメント>
井上「大嫌いな、大嫌いなアツハヤと組まされるわ、初対決の青木優也に負けるし、一個もいいところ出してない。青木優也とはまたどこかで当たれたらいいね。それと、アツハヤとはもう組みたくない」

亮生「やられた。俺らはやられてない」
HAYATO「やられてないね、青木優也とは俺、8年前にやってんだよ」
亮生「8年前! 愛媛で」
HAYATO「愛媛で。まだ全日本に来る前。まさか青木優也が追いかけてくるとは思わなかったよ。ストーカーかもしれない。熱狂的な俺のファン。次は絶対勝つよ」
<第3試合>
チャンピオン・カーニバル2026 Bブロック公式戦 30分1本勝負
▲菊田円【1勝1不戦勝1両リン=4点】 vs ▲ザイオン【1勝1敗1不戦勝1両リン=4点】

不戦勝を含む2勝でいまだ黒星のない菊田円がザイオンとの初シングルに臨む。ザイオンは不戦勝を含む2勝1敗で白星が一つ先行しており、さらに勝ち点を伸ばしたいところ。
静かな立ち上がりから、ザイオンが握手を求める。しかし、菊田は応じずに顔面かきむしりと荒っぽく攻める。場外に放り出すと、場外戦で派手に痛めつける。ザイオンも菊田を鉄柱にぶつけ、さらにエプロンマットにバックドロップの要領で叩きつける。リングに戻り、菊田がフロントキックで反撃し、スリーパーホールドで絡みつく。防戦のザイオンは菊田をリバースのブレーンバスターで叩きつけて形勢逆転。エルボーのラリーからザイオンが打撃を叩き込み、串刺しスピア。デスバレーボムはカウント2。ザイオンがコーナーに上ると、菊田はロープを揺らして攻撃を阻止して、ジャンピング・ヒップアタックで場外に落とす。菊田は口にふくんだ水をエプロン上のザイオンに吹きつける。怒りのザイオンは菊田を場外に引きずり込んで、激しくやり合う。場外カウントが進む中、両者は場外での攻防を止めずに、無情にもリングアウトを告げるゴングが鳴らされた。ともに痛恨の“0点”で、勝ち点を上積みすることはできなかった。
<菊田のコメント>

菊田「なんだアイツは? クソが。ザイオンだ? 知らねえぞ、あんなヤツ。なに勝手にキレてんだ? オマエに一つだけ言っといてやる。アイム・ドリームゲートチャンピオン、菊田円だ」
<ザイオンのコメント>
ザイオン「(荒い息を吐きながら落ち着きなく歩き回り)ハァー!」
<第4試合>
チャンピオン・カーニバル2026 Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇鈴木秀樹【2勝2敗1不戦勝=6点】 vs ×本田竜輝【1勝2敗1不戦勝=4点】

4・19大阪大会で自力初勝利を挙げた鈴木秀樹と、同じく大阪大会で青柳優馬を下して自力初白星をゲットした本田竜輝の公式戦。2年前のカーニバル公式戦では秀樹が勝利している。
じっくりとした立ち上がりから、本田はロープ際で秀樹をカニ挟みで倒す。場外戦になだれ込むと、秀樹が打撃で痛めつける。リングに戻っても、秀樹がエルボースマッシュ、ヘッドバット、踏みつけ、ニーリフトと厳しく攻め立てる。秀樹がブレーンバスターの体勢も、本田がリバースで叩きつける。本田は串刺しラリアットから秀樹をロープに押し込んで、「1、2、3、4!」。秀樹は本田の突進を迎撃すると、ぶら下がり式の首4の字固め。本田の四肢を踏みつけ、ニードロップを投下。本田はカウンターのスピアで反撃すると、走り込んでのラリアットを狙う。しかし、秀樹は相手を担ぎ上げるとカミカゼ。続けてコーナーに上るも、本田がとらえて雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。ともにヒザ立ちでエルボーの応酬。立ち上がると、秀樹はエルボースマッシュからチキンウイング・フェースロックで捕獲。脱出した本田はエルボーを何発も叩き込む。秀樹もボディーへのエルボー、エルボースマッシュを返すが、本田はショートレンジ・ラリアットでなぎ倒す。そして、走り込んでのラリアットを決めるもカウント2。ファイナルベント狙いは秀樹が切り返し、ツームストーン・パイルドライバー。さらに投げっぱなしフルネルソン・スープレックスから蹴り上げを連発。そしてスリーパーホールドで絡みつくと、一度技を解いて再度の蹴り上げ。再びバックに回りスリーパーで捕獲してグイグイと締め上げると、反応がなくなった本田を見てレフェリーが試合を止めた。試合後、意識を取り戻した本田が飛びかかってくると、秀樹は蹴り上げを見舞って返り討ちにした。
<秀樹のコメント>

秀樹「2連敗からの2勝目、予定通りです。あと春日部、宇都宮、2試合でしたっけ。それ勝って4勝2敗、1位ですかね? 1位ですよね、たぶん。そして準決勝、わからない。決勝、宮原健斗、確率100%。100%。勝っちゃった、勝っちゃった」
<本田のコメント>
本田「クソ、負けた! これで1勝2敗、勝ち点は4か。残り全部勝って、俺が絶対、最年少優勝するんだ! クソッ!」
<第5試合>
世界ジュニアヘビー級選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負
×立花誠吾 大森北斗 吉岡世起 vs 〇田村男児 綾部蓮 タロース

6・18後楽園大会での世界ジュニアヘビー級選手権試合に向けた、立花誠吾と田村男児のロングラン前哨戦。4・12後楽園では田村が王者から直接勝利を挙げたものの、4・18名古屋&4・19大阪では立花が挑戦者から2連勝と巻き返しを見せている。
序盤から北斗が相手チームに痛めつけられる展開。ボロボロの北斗は綾部のヒザに低空ドロップキック。ブレーンバスターを阻止されるも、綾部が狙ったビッグブーツをキャッチすると、DDTを見舞って吉岡につなぐ。吉岡はスピードを駆使して綾部をかく乱。立花を呼び込むと、2人がかりで綾部を折りたたんで、そこにドロップキック。吉岡から立花にスイッチ。綾部は立花のクロスボディーをキャッチし、田村にタッチ。綾部&タロースの連係を阻止した北斗は誤爆を誘い、場外に落とす。吉岡が2メートルコンビにケブラーダを放つも、綾部&タロースはキャッチして、そのままバックステージに連行。田村もそれを追いかけに行く。リング上は立花と田村の1対1。立花がエルボー連打、オリンピックスラムで攻め込み、田村のパワーボム狙いも回転エビ固めで切り返す。しかし、田村は立花の足をとらえてダンロックで捕獲すると、そのまま締め上げ続けてギブアップ奪取。前哨戦で再び王者の機先を制した。

<田村組のコメント>

田村「よっしゃ! 前哨戦取った。(タロース、綾部に向かって)ありがとう! ありがとう!」
タロース「アリガトウ」
綾部「まあ、俺らがいれば負けることはない」
田村「ただ、前哨戦だ。世界ジュニア戦だ、シングルだ。こういう強いタッグパートナーはいない。俺と立花誠吾、どちらが上に立つか、それが勝負だからな。これからもやっていく。見逃さないでくれ、見ててくれ」
綾部「今日はタイタンズ・オブ・カラミティ、綾部蓮&タロース、公式戦がなかったけど、次、春日部も綾部蓮はないが。我々の絶望っていうのも、チャンピオン・カーニバル、まだ始まったばかりだが、見せつけてやる。それだけだ」

<立花組のコメント>
北斗「(ダウンする吉岡を見て)あっ、いた! なにしてたんだよ、オマエ。もう負けてたよ、行ったときには。俺もなにがあったんだ。何者かに上から鈍器で殴られたような気がしたぜ。吉岡ー!」

立花「ヤベ、今日はあれだ、前哨戦何回目? 俺がこの間2つ勝って、3勝2敗で、今日でアイツに2勝4敗になったのか? まだ、6回目か。やっぱりGAORAのときもやって思ったけど、アイツの武骨な感じだけど、凄く実直な感じで、そりゃそうなんだけど、引き出しの多さ。アイツがいままでやってきたことの積み重ねで、見くびってたわけじゃねえけど、ここぞというときに出してくるんだ。タロースとか綾部、北斗とか吉岡がいたけど、ちゃんと決めるところは決めてきたな。ムカつくな。次だ、春日部、新潟、男児をぶっ潰す。俺が絶対ギブアップさせる、次は。覚悟しとけ、この野郎」
<第6試合>
チャンピオン・カーニバル2026 Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇安齊勇馬【1勝1敗1分=3点】 vs ×真霜拳號【1勝1敗=2点】

いまだ白星のない安齊勇馬と初戦で“大巨人”タロースから技アリの3カウントを奪った真霜拳號の公式戦。
両者、グラウンドで譲らぬ攻防を見せ、真霜は巧みに安齊の腕を取ってみせるなどテクニックで翻弄。安齊がショルダータックルからのドロップキックで反撃すると、真霜も強烈なエルボーで応戦。安齊もエルボーを返して真霜をなぎ倒すと、逆エビ固めで締め上げる。真霜がロープエスケープ。真霜は場外に出て間を取る。安齊が場外に出ると、真霜はスッとリングに入る。安齊がリングに戻ると、今度は場外に出て相手の気勢を削ぐ。真霜はエプロンに上がった安齊の左足を蹴飛ばすと、ロープ越しのドラゴンスクリュー。狡猾な試合運びでペースを握ると、安齊の足に狙いを定めてあの手この手で徹底的に痛めつけていく。苦しい展開となった安齊だが、カウンターのニーアッパーで反撃し、ダブルアーム・スープレックスにつなぐ。串刺しエルボーからベリー・トゥ・ベリーで放り投げ、カウンターのドロップキックを突き刺す。エルボーの応酬から、真霜がローキック。バズソーキック狙いは安齊がかわして投げっぱなしジャーマン。真霜もドラゴンスクリューを返すが、安齊はすぐさまジャンピング・ニー。安齊は後ろから前からとジャンピング・ニーを連発。しかし、ギムレット狙いは真霜が阻止し、さらに安齊のジャンピング・ニーに合わせて左足をキャッチし、アンクルホールドで捕獲。そこから足4の字固めに移行して追い詰めるも、安齊はどうにかロープエスケープ。安齊はドラゴンスクリューを決められながらも、すぐに走り込んでのニーアタックを返し、正調のジャンピング・ニー。安齊はバックに回ると、一度は足を取られながらも強引にジャーマン・スープレックスで叩きつける。最後は足の痛みを堪えながらギムレットを決めて、薄氷の3カウント。難敵の真霜を退けて、リーグ戦初白星をゲットした。
<安齊のコメント>

安齊「イッテー。真霜拳號、簡単にはいかないと思ってたけど、やっぱりメチャクチャ強くて、うまくて、カッケぇレスラーだった。ただ、今日勝ったのはこの俺だ。これでチャンピオン・カーニバル2026、やっと1勝目。現在、勝ち点3。たぶんまだまだ黄色信号だろうけども、俺はすべての覚悟が決まってんだ。足の一本ぐらいいくらでもくれてやるよ。この春は俺のもんだ」
<真霜のコメント>

真霜「あぁ、クソ! 思った以上に打たれ強かった、我慢強かったな。もっと根性ねえヤツだと思ってたよ。めちゃくちゃあんじゃん、アイツ。覚悟が決まってんのかね、足がぶっ壊れてもいいっていう、それでも勝利をっていう。やるじゃねえか。でもよ、それは俺は一緒だ。まだ、まだ1敗だ。このあと勝てば、まだ全然いけんだろ? 俺はあきらめねえぞ。優勝は俺がいただく」
<第7試合>
チャンピオン・カーニバル2026 Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇斉藤レイ【2勝1敗=4点】 vs ×潮﨑豪【2勝2敗=4点】

4・19大阪大会でタロースに敗れて初黒星を喫したものの、安齊優馬、宮原健斗との公式戦で激闘の末に白星をつかんできた潮﨑豪が、前年度カーニバル覇者の斉藤レイと激突。
開始早々のショルダータックル合戦はレイが制し、場外戦に移行。レイが場外でも潮﨑を鉄柱に叩きつけ、挟み撃ちにするなど攻勢に出る。リングに戻り、両者は逆水平チョップを打ち合う。潮﨑の横入り式エビ固め狙いを踏ん張ったレイは、ヒップドロップを投下。潮﨑はレイの突進をかわし、コーナーに詰めると逆水平チョップを連打。するとレイもお返しのチョップ連打を見舞って応戦。逆水平チョップの応酬は潮﨑が押し込む。レフトハンドのラリアットを踏ん張ったレイはヘッドバットを返すが、潮﨑もすぐに走り込んで右腕を振り抜く。カウント2で返されると、ボディースラムで持ち上げようとするも、それはレイに押し潰される。レイはカウンターのクロスボディーから張り手。最後はアイスバインをぶち込んで3カウントを奪った。潮﨑は2連勝からの2連敗で、星が五分になってしまった。
<レイのコメント>

レイ「勝ったぜ。潮﨑豪、熱い、熱い男だな。オマエとの勝負、楽しかったぜ。そしてこれからもたくさん、もっとオマエと試合がしてぇ。次、楽しみにしてるぜ、フゥゥー! DOOM!」
<潮﨑のコメント>

潮﨑「最後なに食らったの?(アイスバイン)なにそれ? まったく食らった覚えがないな。これが全日本だ、これが全日本プロレスだ。効いたねぇ。チャンピオン・カーニバル、楽しくなってきたよ。楽しいよ」
<第8試合・メインイベント>
チャンピオン・カーニバル2026 Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇宮原健斗【1勝1敗1分=3点】 vs ×オデッセイ【2勝1敗=4点】

現三冠ヘビー級王者としてリーグ戦に臨みながらいまだ白星を挙げられていない宮原健斗が、対照的に2連勝スタートで波に乗るオデッセイとの公式戦に臨む。
オデッセイがのっけからパワーを見せるも、宮原はヒザにドロップキックを見舞って体勢を崩して、さらにドロップキックを決めて巨体を場外に出す。場外で激しくやり合い、オデッセイは鉄柱に宮原を叩きつけ、エプロンマットにバックドロップの要領で叩きつける。さらに宮原を踏み潰してうめき声を上げさせると、リングに戻して豪快なエルボードロップ、ジャンピング・ヘッドバットを投下。スチームローラー、ランニング・ボディープレスで圧殺し、「HAVOC!」とアピール。宮原はオデッセイの突進をかわしてボディースラムを狙うが、押し潰されてしまう。オデッセイは宮原をコーナーに詰めて串刺しラリアットを見舞い、続けてサイドバスターで叩きつける。セカンドコーナーからのダイビング・ボディープレスは宮原がかわし、ブラックアウトを連発。オデッセイもカウンターでラリアットを返し、ジャーニーズエンドを狙うが、これは宮原が阻止。コーナーを背にした宮原はオデッセイの突進をかわすと、横入り式エビ固めでガッチリと押さえ込んで3カウント。巨体に手を焼きながらも、リーグ戦初白星を挙げた。
試合後、宮原は「俺はHAVOCの入場が大好きなんだ!」と唐突なカミングアウトをおこなうと、今後のリーグ戦に弾みをつけるべく、オデッセイとともにHAVOCのテーマ曲に乗ってノリノリのアピールを敢行。HAVOCパワー(!?)も得ると、満場一致の優勝宣言で新宿大会を締めくくった。
<試合後の宮原のマイク>

宮原「サンキュー、オデッセイ! ただ今日は、I’m WINNER。ただ、オデッセイ、I Respect you。俺はいままでプロレスキャリアの中で、いろんな海外から来た選手を見てきたが、アナタほどStrongでBiggestでCuteな選手は見たことがない(「オデッセイ」コールと「かわいい」などの声が飛ぶ)。オデッセイ、今日は俺の願いを一つ聞いてくれないか? 俺はアナタ方が所属するHAVOCの入場が大好きなんだ! 今日、疑似で、HAVOCの入場をいっしょにやってくれないか!? チャンピオン・カーニバル中、申し訳ない。ただ、この中盤戦を過ぎ、終盤戦に向かっていくにあたり、俺にはHAVOCが必要なんだ! ちょっとだけ付き合ってくれ! ミュージックスタート!(HAVOCのテーマ曲が流れると、オデッセイとともにノリノリで客席にアピールし、『HAVOC!』と気持ちよさそうにポーズを決めて、オデッセイと抱擁を交わす)。
(オデッセイが引き揚げたのち再びマイクを持つ)おい、やったことねえだろ! アナタ方が思っている以上にHAVOCの入場、大変だぞ。みんなこれから心してHAVOCの入場を見るんだ! もう絶対、やらねえ!(「またやってくれ」の声に)またやるかよ! 本家に任せておけばいいだろ! それより、チャンピオン・カーニバル、1勝目ゲットだぜ! いま1勝1敗1引き分け、得点3点だ。まだまだここからチャンピオン・カーニバルの闘いは続く。そこで会場の皆さん、ならび全日本プロレスTV生配信をご覧の皆さんに聞きたい…聞かなくていいか?(「えー」の声と「ケント」コールを受けて)『チャンピオン・カーニバル2026』、会場の皆さん、そして生配信をご覧の皆さま、誰が優勝することを望みますかー! 正直な声を聞かせてくれー!(「ケント」の声が飛び交う中)満場一致で、宮原健斗です。最後に会場の皆さんに聞きたーい! チャンピオン・カーニバル、最高ですか~?(「最高」の声が起こり)チャンピオン・カーニバル、そして新宿……最高」
<宮原のコメント>

宮原「なあ、オデッセイ、彼はBiggestでStrongestで、そしてここが彼のスペシャルなところだ。He is Cuteだ。いいか。オンリーワンでありHe is Cuteだ。そこが大事だ。いままでの海外勢の巨漢といえば、Strongestのみだろ? 彼の場合は、Cuteが入ってたんだ。それはジャパニーズファンからしたら大きいところなんじゃないか? さあ、オデッセイから1勝取ったということで、今週土曜日、埼玉、埼玉県は第二の故郷だ。そして次の日は、どこだ? そう、新潟県だ、新潟三条だ。タロース、三冠戦以来だな。さあ、このままスーパースター宮原健斗が、スーパースターがチャンピオン・カーニバル2026、いただくぞ、優勝」
<オデッセイのコメント>

オデッセイ「あと少しで3連勝だったのに。でも、ケントのことはリスペクトしているし、彼がチャンピオンであることには理由がある。本当にあともう少しだった。もう次の試合が待ちきれない。次からまたすぐに巻き返す。俺たちは、俺たちは、HAVOC!」