【記者会見】安齊勇馬「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞 supported by にしたんクリニック」殊勲賞受賞会見
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安齊勇馬「全日本プロレスの安齊勇馬です。この度は『東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞』殊勲賞に選んでいただいて、とても嬉しく思っております。自分自身、この1年は自分ができることを精一杯頑張る、そして少しでも全日本のために、全日本が盛り上がるようにと思ってやってきたんですけど、それがこういう形で殊勲賞受賞ということになって、とにかく今、嬉しい気持ちでいっぱいです。 今、全日本プロレスとしましては、自分の中ではやっぱりこう盛り上がっているっていうか、盛り上がり続けていると思うんですけど、このような嬉しいニュースが年末に、応援してくださるファンの方にこう届けれることで、より一層全日本プロレスが盛り上がるんじゃないかなと思っています。この賞をいただいて満足するんじゃなくて、ここからまたさらに気を引き締めて、また残りの試合、そして2025年も頑張っていきたいと思っています。以上です」
■質疑応答
―今年を振り返ると安齊選手にとって躍進の1年だったと思いますが、三冠王座最年少戴冠も含めて改めて振り返っていかがでしたか?
安齊「1年間本当に全速力で走り続けたなっていう思いで、初めてベルトを巻いた時にはやっぱりこう、いろんなたくさんの意見があって、気持ちとしてはそれを全部覆してやろうっていうか、その一心で頑張ってきたので、こうして今振り返ってみてああいう意見があったなとかあるんですけど。年末、1年間通して殊勲賞を受賞ということで、自分なりにその意見を覆してこれたんじゃないかなと思ってます」
―先程言われたように全日本の盛り上がりという部分でも評価されたところがあると思いますけど、安齊選手自身も、自分にその盛り上がりに一役買ったという自負はありますか?
安齊「あんまり自分で盛り上げたっていうのも恥ずかしいんですけど、少なからず、少しは全日本プロレスの力になれたんじゃないかなと思ってます。やっぱり他の団体に比べて全日本プロレスって年齢層が若いっていうか、やっぱり自分と同じ世代のライバルみたいな人がいっぱいいるので、 これからもそのいう人たちと力を合わせて全日本プロレスを盛り上げていきたいですし、その人たちに負けないように僕も頑張っていきたいなと思ってます」
―来年の目標でいうとやっぱりもう1回三冠っていう所が大きいですか?
安齊「あのベルトを1回経験してしまうと、三冠ベルトでしか味わえない経験とか思いがあると思うので。やっぱり来年はもう一度三冠ベルトを、次は自信を持って巻きたいなと思います」
―当然その先にはプロレス大賞MVPという気持ちもありますか?
安齊「自分は一昨年新人賞を受賞させて頂いて、今年殊勲賞で、で、そうなってくるとMVPはもちろん狙うんですけど、この全ての賞を全部取りたいなっていう思いはやっぱりあります」
―プロレス大賞の話でいうと、5月の宮原選手との試合がベストバウト賞候補にもあって、最終的に2番手でしたが、試合内容も評価されている。その点はいかがですか?
安齊「僕の中では本当に受賞できなかったんですけど、その結果を見て、嬉しいと思っちゃいけないかもしれないんですけど、本当嬉しくて。特に僕は3月30日の大田区の(三冠戦の)時に、こんな内容か、みたいな声がたくさんあって。それを本当に覆したくてずっと試合をしていて。それがたくさんの人に評価されたっていうのは、本当にすごく嬉しくって。ただ、ベストバウトっていうのは自分の力だけじゃないと思うんで。対戦相手の宮原選手の力ももちろんあって、本来ならばベストバウトを取れれば、1番綺麗に、1番嬉しくなったと思うんですけど、 自分の中では殊勲章と同じぐらい、ノミネートされたっていうのが嬉しいですね」
―昨年の大晦日大会が終わった後、安齊選手がどんな心境だったのか、それも踏まえて今年の大晦日をどんな大会にしたいかを教えてください
安齊「自分の中では、全日本プロレスの興行を『1、2、3ダァーッ!』で締められて、あの曲で帰っていって、自分の両親とかも見に来てたんですけど、試合お疲れとかよりも先にファンの人がみんな下向いて帰ってるよっていう風に言われて。年越し、大晦日、普段の試合も大事なんですけど、その1年を締める大会、そしてこの結果が次の年につながるっていう大会で、その状況で終わるのは自分の中ではすごい嫌だなと思って。自分にできることってなんだろうと思った時に、少しでもそのファンの人の気持ちを明るくできないかなと思って、 その日はSNSでライブ配信とかやったんですけど。それを踏まえて、今年は本当に勝ち負けとか関係なく、来た人全員が楽しかったな、いい年だったな、全日本プロレス、2024年すごかったからきっと2025年はもっともっとすごいんだろうなって思えるような興行にしたいなと思っています」