【イベント会場&会見レポート】「ゼンニチ大晦日2024」直前イベントは大盛況のうちに終了しました!
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アートホテル日暮里ラングウッドにて開催の「ゼンニチ大晦日2024」直前イベント
全7選手参加の大サイン会、3日後に開催が迫る代々木大会に向けた公開記者会見を開催しました。
ご来場頂きましたたくさんのファンの皆様、誠にありがとうございました。
■記者会見の模様
「第52回 紅白プロレス合戦 6人タッグマッチ」記者会見
会見には紅組から斉藤レイ、白組からは大森北斗が登壇。
レイが「今年争ってきた北斗軍をしっかりぶっ倒していい最後を迎えたいと思う。なんだこの紅白プロレス合戦とか。なんかそれはよくわかんねぇけど、とにかくしっかり試合をしてぶっ倒してやりてえと思うぜ」と意気込むと北斗は「せっかくの大晦日だ。正々堂々紅白プロレス合戦ルールでお前らを壊滅させてやる」と応酬し紅白プロレス合戦特別ルールを提案。「紅白プロレス合戦はな、試合の実力だけじゃない。客の人気もないと勝てないんだよ。まずは普通に試合をして勝利を決める。そして最後にオーディエンスの皆さんからどっちのチームの方がカッコよかったかを拍手の量で決めるんだ」と続けた。「試合とは別に、それで負けた方はどうなる」と困惑するレイに北斗選手は「決まってるだろう、女装だよ」と衝撃発言。ファン投票の敗者は女装して全日本プロレス公式YouTubeチャンネルで1時間の生配信を要求した。突飛な提案に驚くレイだったが「おい、ビビってんのか」という北斗の揺さぶりに「斉藤ブラザーズが負けることなんてことはありえねえ。もう女装でも猫耳でもなんでもやってやる。俺だけじゃねえ。兄の斉藤ジュンも一緒に女装してやる」と応じた。
北斗選手によると過去51回は白組が26勝25敗で一歩リードしているという紅白プロレス合戦、第52回の結果に注目だ。
■アジアタッグ選手権試合記者会見
10.29帯広大会で行われたアジアタッグ選手権試合の再戦となったこの試合。新技”プリンスキラー”で打倒・安齊勇馬を目論む井上凌が「アジアタッグ、ケンと一緒に獲って、それと共に安齊勇馬、お前を潰す」と意気込むとパートナーの宮原選手は「大晦日でアジアタッグを獲り、そして年を越し2025年世界タッグベルトをスミスと獲り、そして三冠ベルトを巻く」とベルト総獲りのプランを語った。対して王者組のライジングHAYATOは「レスラーには変わるときがある。俺がそうだったみたいにね。でも、井上凌の変化じゃまだこのアジアタッグは獲れないよ。レスラーが変わって、みんなが変わって、世界が変わる。そうしてレスラーはどんどん強くなっていく。それを俺と宮原健斗で見せてあげるよ」と宮原健斗に狙いを定めた。安齊は「バックステージコメントで襲われて、上等だ、受けてやるって判断しましたが、先ほどの意気込みを聞いて大したコメントもなく、あの時もっと冷静な判断をしておけばよかった」と打倒・安齊に燃える井上凌を一蹴。「前回の防衛戦を北海道でやって、その時はちょっと楽しかったです。ただ、1回食べて味のしなくなったガムをもう1回噛まないみたいに、あの時の試合以上の井上さんはないと思うので。今回のこのアジアタッグ、ずっと応援してくれた皆さんを笑顔にするために勝って防衛したいと思います」と井上凌をあしらった。
会見終了後、写真撮影が終わると井上凌が王者組を襲撃。パイプ椅子を安齊の右膝に容赦なく叩きつけた。井上はライジングHAYATOもパイプ椅子で殴りつけると、パートナーの宮原健斗の制止を振りほどき、安齊の右膝を徹底的に痛めつけた。大晦日の決戦まであと3日。安齊勇馬と井上凌の因縁から目が離せない。
■三冠ヘビー級選手権試合記者会見
全日本プロレス2024年の締めくくりとなる三冠戦。12.8後楽園大会で世界タッグ王者のまま最強タッグ全勝優勝を果たした斉藤ブラザーズ・兄の斉藤ジュンが「2024年、今年の全日本プロレスは最高に盛り上がった。だが、俺はまだまだ満足はしていない。もっともっと盛り上げて行く。そのために隣に座っているこの強いチャンピオンからベルトを引きはがし、この斉藤ジュンが三冠チャンピオンになって全日本プロレスを引っ張っていってやる。来年の2025年は俺についてこい」と三冠ベルト奪取と2025年の全日本プロレスの舵取りを宣言。11.4札幌大会で青柳優馬から三冠ベルトを奪取したデイビーボーイ・スミスJr.は今回が初防衛戦。「防衛戦に備えていろいろなことを考えているが、できれば打撃戦は避けたい。今回、ドリー・ファンク・ジュニアの昔の試合を色々と見ながら勉強しました。試合後、DOOMではなく、アイラブゼンニッポンコールが響き渡るだろう」と試合に勝利し、アイラブゼンニッポン締めを予告した。
8.3仙台大会のシングルマッチではスミスに勝利しているジュンだが「三冠ベルトを手に入れてからその責任を感じているんだろうな、前よりも動きもよくなってるし、さらに関節技とかグラウンドも強くなっているし」とスミスを評価。「さっき打撃はあまり受けたくないと言っていたが、逆に俺はスミスのペースに持っていかれない。俺のいいところを出してこちらのペースをつかんでいきたいな。チャンピオンの思い通りにはならないぜ」と警戒した。一方のスミスはジュンとのシングルマッチを振り返り「決して恐れているわけではないが、打ち合いをしたのは正しい選択ではなかったと今になって思っている。かなりハードな打ち合いだったので、できれば打ち合いは避けるのと、仙台でオクラホマ・スタンピートを狙いに行ったとき、かなりウエイトのある選手なので、自分にもダメージがあった。それで右ひざを負傷してしまい、それも1つの敗因になったと思う」と冷静に分析した。「彼は、自分やミヤハラ選手のバックドロップを食らって相当効いていても這い上がってくるスタミナがある。なので、もしかしたらスリーカウントではなくフォーカウントを狙いに行かなければ勝てない闘いかもしれない。だが、最終的にはできることをやって勝利を収めたいと思います」と防衛戦に向けて意気込んだ。