【1.26幕張大会記者会見③】GAORA TVチャンピオンシップ
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本日、全日本プロレス事務所にて1.26幕張大会で行われるGAORA TVチャンピオンシップの記者会見が行われ、第28代GAORA TV王者・宮本裕向、挑戦者・芦野祥太郎が出席。
1.18新宿大会で行われた6人タッグマッチで芦野が宮本からギブアップ勝ち。試合後、マイクを手にした芦野は「とにかく俺は結果が欲しいんだ。俺自身、結果が必要なんだよ。そのために、あんたの持ってるGAORAのベルト、挑戦させてくれ」と挑戦表明。「1月26日幕張で、やろうよ」と2025年初のビッグマッチを挑戦の舞台に指定した。宮本も「わかった。やろう。やりましょう。そこで、お前には笑いが足りないってことを教えてやる」と挑戦を受諾。1.26幕張でのタイトルマッチが決定した。
会見では「プロレスに安いお笑いはいりません」という芦野と「俺たちは笑われているんじゃない。笑わしてるでもない。お客さんを、プロレスの興業が終わった後、お客さんを笑顔にして帰す。それが本当のエンターテインメントであり、プロレスだと思ってます」という宮本のイデオロギーが激突。
芦野は「最初にも言った、2024年は、去年は何もできなかったと。タイトル戦線にもほぼ絡んでません。シングルのね、タイトル戦線、何にも絡んでいません。俺にとってのベルトっていうのは、どんなものでもとても価値のある、このシングルのベルトっていうのは、持ってるだけで、やっぱりとても価値のあることなんですよ。やっぱ王者としてね、入場するっていうのは俺のアイデンティティでもあるんで。何も腰に巻いてない、肩にも何も乗っていないこの状況っていうのが、もうとにかく不満でしかない。それを打破するために、このGAORAのベルトを何としてでも獲りたいという、もう何としてでもこのベルトを獲りたいです」と王座奪取を誓った。
■会見の様子
芦野「ゼンニチ本隊、芦野祥太郎です。まずはこのGAORAのベルトに、先日のファン感謝デーの時に宮本裕向からタップアウトを奪ったので、挑戦しようとあの場で瞬時に思いついて。それもなんでそうなったかというと、2024年、自分自身全く納得のいかない一年間。何もできず、何も残せなかった。今までプロレスをやっていて今年で10年です。こんなになにもできなかった1年間っていうのはなかったですよね。もう自分自身で、試合が終わって家に帰って、はらわた煮えくり返って、もう1回試合会場行くけど、前半戦。ずっと第1試合、第2試合、わけのわからんタッグマッチ、そんなのばっかり。もうね、こんなのは俺のプロレス人生で納得いかないんですよ。だからこそ、もうやるからには自分でやるしかないと。これがこのGAORAのベルトでも、もうなりふり構わず、俺はやるしかないと思ったんで挑戦表明しました。このGAORAのベルト自体の位置づけっていうのが、三冠と、かなり下に見られてるかもしれないんですが、ずっとこのベルトを持ってた立花、阿部、こういう一世代下と言ったらあれですけど、彼らがバチバチに盛り上げてきたGAORAのベルトの価値っていうのは、今全日本プロレス内で高まってると思います。それを俺はこのベルトを獲ることによってもっと高めていきたい。このベルトの位置づけっていうのをプロレス界でも高い位置にしたいなという風に思ってます。そのためには俺が持つのが一番いいかなと。バカの時代、もう体の動かなくなってきたおじさんたちが、試合中に楽をするために笑いに走る。俺はこれ、見てらんないですね、はい。プロレスっていうのはやっぱり闘いなんで。リング上に闘いが無ければ、もうそれはやる意味もねえと思ってますし。この試合、どういう風に宮本選手が来るかわかりませんが、俺は俺の闘い、100パーセントの試合に引きずり込んでやろうと思ってます。プロレスに、安いお笑いはいりません」

宮本「GAORA TVチャンピオンの、もう体が動かない宮本裕向です。まあ、芦野祥太郎、言ってること、自分もすごくズサっとくるところもありました、ええ。ですが、俺たちは笑われているんじゃない。笑わしてるでもない。お客さんを、プロレスの興業が終わった後、お客さんを笑顔にして帰す。それが本当のエンターテインメントであり、プロレスだと思ってます。今回、このGAORAのベルトをかけてタイトルマッチ戦いますけど、芦野に足りないもの。それをね、まじめなプロレスだけでもいい、だけどそれじゃあ、それ以上の楽しみはないと思うんですよ。色んなものが集まる場所がプロレスだと思ってるんで。まじめな部分、もちろん僕はまじめな部分はあります。ただ、それだけじゃない。やっぱ楽しかった、楽しい部分、こいつ何考えてるんだろうっていう部分。それをね、このタイトルマッチで芦野に気づかせてやりたいなと思うんですけど。気づかない、わかんないかもしれない。でもそれはもう戦いの中で伝えていきないなと。そしてこのベルトを防衛したいなと思います」

■質疑応答
―芦野選手、バカの時代に対する厳しい評価がありましたが、宮本選手個人に対してはどのような印象を抱いていますか?
芦野「レスラーとしては、このキャリアでやってることっていうのは、素直に尊敬する部分も、もちろんあります。だからこそ、バカの時代のメンツと絡んで、安い笑いに走ってるっていうのが、俺、気持ち悪いと思うんですよ、見てて。バカの時代の記者会見で俺、1回も笑ったことないです。あれ見て面白いって思ってるやついるんだと思って。プロレスに、リングにそういうの持ち込まないで欲しいですよね。だって、がっつりやったらバチバチの試合できるじゃないですか。それを、とにかくやりたいんですよ。GAORAっていうのは、そういうベルトにしたいんで。宮本さん、宜しくお願いします」
―宮本選手、今回2度目の防衛戦で初めてヘビー級の挑戦者を迎え撃つわけですが、そういった部分も含め、芦野選手に対して感じているものは何かありますか?
宮本「体はもちろんね、僕より大きいし、10キロぐらいかな、10キロちょいぐらいかな、違うんですけど。その体重だったら埋められる自信もあるし、なんとかその、動きの部分でとか。でも、芦野はもちろんスピードもありますしね。あと、テクニック。この間も自分はギブアップ奪われてますし。ただね、このGAORA TVのね、チャンピオンシップで僕、笑いを中心にした試合はしたことないです。まじめにやってます、はい。ただ今回は、その笑いの部分も伝えていかないといけないと、芦野にはと思ってるんで。試合はもちろん、タイトルマッチかかってる。ベルトかかってるんで、本気でやりますけど、その中でなんとか伝えることができればいいなと思います」
―芦野選手はGAORAのベルトの価値を高めるということでしたが、逆に芦野選手個人にとって、GAORAのベルトを獲ることの意味はどのようなところにある?
芦野「最初にも言った、2024年は、去年は何もできなかったと。タイトル戦線にもほぼ絡んでません。シングルのね、タイトル戦線、何にも絡んでいません。俺にとってのベルトっていうのは、どんなものでもとても価値のある、このシングルのベルトっていうのは、持ってるだけで、やっぱりとても価値のあることなんですよ。やっぱ王者としてね、入場するっていうのは俺のアイデンティティでもあるんで。何も腰に巻いてない、肩にも何も乗っていないこの状況っていうのが、もうとにかく不満でしかない。それを打破するために、このGAORAのベルトを何としてでも獲りたいという、もう何としてでもこのベルトを獲りたいです。そういう気持ちですね、このGAORAにかける思い。ま、これがどういう位置づけのベルトなのかっていうのは、お客さんもなんとなくわかってると思います。それを全部、全部ぶち壊して、俺はこのGAORAのチャンピオンになりたいと思います」
☆記者会見の模様はYouTubeチャンネルで配信中!

◆GAORA TVチャンピオンシップ
【第28代王者】宮本裕向 vs 芦野祥太郎【挑戦者】

※第28代王者・宮本裕向、2度目の防衛戦
「ニューイヤーウォーズ2025」
2025年1月26日(日)15:50FC先行入場/16:00開場/17:00開始
千葉・幕張メッセ 国際展示場 ホール4 ~㈱Turks presents~
■チケット料金
プレミアムシート 20,000円 完売
スペシャルリングサイド 12,000円 完売
リングサイド 8,000円 残りわずか
A指定席 6,000円
B指定席 4,000円
小中高生(当日券のみ)2,000円
■チケット販売所
■イープラス http://eplus.jp/aj/
■チケットぴあ http://w.pia.jp/t/all-japan/
■ローソンチケット http://l-tike.com/all-japan/
☆1.26幕張大会ハッシュタグは「#今年の顔はオレだ」

☆「ニューイヤーウォーズ2025」~㈱Turks presents~1月26日(日)幕張大会詳細はこちら
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