【記者会見】2.9後楽園 世界ジュニアヘビー級選手権試合
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4日後に開催が迫る「エキサイトシリーズ2025」【開幕戦】2.9後楽園大会に向け、全日本プロレス事務所にて世界ジュニアヘビー級選手権試合の記者会見が行われ、第70代世界ジュニアヘビー級選手権者・MUSASHI、挑戦者・佐藤光留が出席。
MUSASHIは1.26幕張大会で”ミスター斉藤”土井成樹を破り、世界ジュニアヘビー級王座を初戴冠。試合後、佐藤光留がリング上に現れ「なぜ、MUSASHI選手がこの全日本プロレスで花開いたか、そう、それは”むーちゃん”という愛称が思いのほか似合っていたからです。そしてその、むーちゃんという愛称は誰が付けたんだっけな?そうだよ、この佐藤光留だよ。もし、佐藤光留の挑戦を断るなら、もう二度とこのリングでむーちゃんとは呼ばせない。あの手この手を使って、社会的制裁だ。もちろん、佐藤光留の挑戦、受けてくれるよね?」と名付け親の強権を発動し王座挑戦を表明。MUSASHIも挑戦を受諾し初防衛戦が決定した。
■記者会見の模様

佐藤光留(以下、光留)「パンクラスMISSIONの佐藤光留です。この度、新しい世界ジュニア王者に、初防衛戦の相手ということで挑戦を受けていただき誠に嬉しい限りでございます。よく、この世界ジュニアのベルト獲ったらどうするかと毎度毎度聞かれまして、自分も今年でキャリア25年、全日本プロレスに上がってからもう17年ですね。下手したら次入ってくる練習生の生きた期間くらいは全日本プロレスにどっぷり染まってるんで。今さら所属がどうとか言われても、随分としっくりこない話であります。ただ、25周年というわけじゃないんですけど、実は昨日、新日本プロレスの後楽園大会を見に行きまして、そのきっかけになったのがエル・デスペラード選手ですね。2023年に自分の自主興行、川崎球場でシングルマッチを行いまして、その時は敗れましたが自分でもまあ夢を見ていいんだと思って、普段は一緒に釣りに行く仲間なんですけどね。日本のジュニアの最高峰の選手とシングルマッチを自分の興行でやったと。そのエル・デスペラード選手と藤田晃生選手。昔、実は全日本プロレスにちょっとだけ井上とやったのかな、新木場で上がってて。その頃から少しだけ目のいったいいやつがいるなと思ってたんですけど、最近伸び盛りで。本性がだんだんだんだんむき出しになってきて、これは面白いと思っているところ、2人のIWGPジュニアがメインだということで、自分でチケットを買って、セブンイレブンで発券して、新日本プロレスの物販も偵察しながらですね、南側のG列40番で一人見ておりました。もちろんこの2人の闘いはすごかったんですけど、今年25周年ということで自分もひとつ記念になる試合、興行っていうのを考えたときに、ただ単にタイトルマッチをやればいいってわけじゃなくて、佐藤光留だからできることを考えたんですね。そしたらやっぱ、日本中の、ジュニアヘビー級っていうのは日本にしかないですから。海外はほぼ無差別級だったりいろんな王座があるんですけど。日本だけです、こんなに階級にきちっとしてるのは。日本の文化、日本のプロレスの文化、ジュニアヘビー級のトップどころを一堂に集めてどんな形式でもいいので試合をしてみようと思いました。そうすると、言ってる本人が丸腰ってわけにはいきませんから。そうなると、世界ジュニアのベルトがおのずと必要となってくる。というわけでね、いきなり丸腰のどぐされインディーフリーレスラーがお宅のチャンピオンを借りたいんだと言っても貸してくれるところと、貸してくれないところもありますから。それを含めてこのベルトはMUSASHI選手、むーちゃんですね、には申し訳ないんですけれどもきっちり頂いて、今後の佐藤光留の25周年イヤーを飾る通行手形にしたいなと思います。以上にしたいんですけども、ちょっとここで考えたんですよね。じゃあ、日本中のジュニアのチャンピオンをたくさん迎えるって時に何が必要かっていうと、自分は心意気でやりましょう、記念ですって言っても、やっぱりちょっと資金力がないわけですよね、佐藤光留には。なので、これはお金が必要だと。ただお金っていうのはね、プロレスラーはね、そこら辺の水たまりから湧いて出てきますけど、お金っていうのはどこのプロレス団体も困ってる。お金に困ってないプロレス団体っていうのはないですからね。となると、今一番身近にあるお金になるものって何かな、権利って何かなと思ったらむーちゃんなんですよね。これはもうむーちゃん、僕が世界ジュニアを獲ったらむーちゃんと呼ばせないって言いましたけど、前言撤回します。むーちゃんと呼んでください。どうぞ全日本プロレスはむーちゃんグッズ作ってください。会場の皆様はむーちゃんと呼んでください。そのかわり、グッズを作れば作るほど、みんなが名前を叫べば叫ぶほど、佐藤光留にお金が入ってくる仕組みというのを作ればいいということになりました。気づいたんですね。ざっと計算したところ、Tシャツ1枚につき、525円ですね。の、ロイヤリティが入ってくると。聞いたところによると、MUSASHI選手のTシャツめちゃくちゃ売れてるらしい。所属になってからいままで1500枚売れてるらしいんですね。1500枚×525円っていくら、長尾?1500×525」
長尾一大心(以下、長尾)「787,500円です」
光留「が、僕に入ってくるんですよ。これはもう勝つしかないわけですよね。で、じゃあみんながむーちゃんと1回呼ぶごとに、これ流れますから各媒体で。でもその権利は佐藤光留が持ってるって言うことですから。皆様が会場で1回むーちゃんと呼ぶごとに僕に12.3円入ると。長尾、1500×12.3は?」
長尾「18,450円です」
光留「一回皆さんがむーちゃんコールを起こすごとに、いくら?一万?」
長尾「18,450円です」
光留「18,450円入ってくるということですよ。ということは僕が関節技を1分間決めれば、だいたいむーちゃんコールっていうのは20回呼ばなきゃいけないから、かける20して」
長尾「369,000円です」
光留「一興行ごとに僕に100万ちょっとくらい入ってくるということです。これは各団体のジュニアのチャンピオンもたくさん呼べるんじゃないかなと思いますね。で、そのお金が入ってきたら、チャンピオンを呼んで、僕の25周年イヤーを飾りたいと思っているとことでございますが、最近ちょっとですね、自分の家の風呂が温まるまでに時間がかかるようになりまして、これも直したいなと思ってるんで、新たなね、第二、第三のむーちゃんをつくって全日本プロレスから」
MUSASHI「しゃべりすぎじゃないですか、時間、時間」
光留「すみません、世界ジュニアに熱くなり過ぎて長く話してしまいました。佐藤光留の言い分は以上でございます」
(意気込みを話そうとするが、斉藤ブラザーズのメジャーデビューシングル「どっち?」が流れる)「なにこれ、どっちじゃないよ。どっちじゃないでしょ、ねえ。どっちじゃ、まだ喋ってないでしょ。曲流れただけでしょどっちどっちって」
光留「斉藤兄弟の?だから聞いたことあるな」
MUSASHI「それは知ってますよ。今流すの?今流す」

■質疑応答
―MUSASHI選手、今回が世界ジュニア初防衛戦ですが、チャンピオンになってから自分の中で何か変化はあった?
MUSASHI(「どっち?」にさえぎられ)「どっちじゃないでしょ、ねえ。なにこれ。なにどっち?どっち?って。俺が聞きたいよ!どっちか!え、おわり?」
―前回の会見に続き、なかなか思いを主張できない状況が続いていますが、今の状況も含めてどんなお気持ちですか?
MUSASHI「いや今回こそ(音楽が流れる)どっちじゃないって。チャレンジャーなにか言ってよ。どっち?どっち?って。どっち?じゃないでしょ!」
―今回初防衛戦で佐藤光留選手という強敵を迎え撃ちますが、挑戦者の印象は?
MUSASHI(音楽)「なんで!なんでしゃべらせてくれないの!止めてよ曲、もういい加減。ちゃんと答えたいのに、質問に!」
―佐藤光留選手、チャンピオンMUSASHI選手に対する印象は?
光留「金の成る木ですかね」
MUSASHI「曲流れないの?」
―先程ぶち上げられたプラン、当然記念イヤーである今年中に実現させたい?
光留「僕が毎年8月に川崎球場大会、今年で6回目になるのかな。去年は、こういっちゃなんですけど、どこにも取材されないですよ。エル・デスペラード選手がきたときくらいじゃないかな、週刊プロレスが来てくれたのって。あとはもうほとんどどこの媒体も取材にも何にも来ないんですけど、僕本当に、これはむーちゃんにも聞いておいて欲しいんですけど、今年の1月4日の東京ドーム、新日本プロレスの。何人もチャンピオンが生まれたんですけど、ここ1、2年の間に全員佐藤光留とシングル戦をしてる人ばっかりなんですよ。エル・デスペラードもそうだし、藤田晃生もそうだし、ザック・セイバーJr.も去年シングルマッチやりましたし。佐藤光留興行の常連がどんどんどんどんいろんな団体に出てるわけですから。もうこれ、佐藤光留に触れるってことはメジャーへの片道切符みたいなもんなんですけど。そういうのも含めて、もちろん川崎でやりますけど、佐藤光留に触れたジュニアのチャンピオンたちが一堂に会するっていうのが夢ですから。大きいところ、川崎でやろうと。だから、むーちゃんもその時にぶっちゃけコレになるんだったら、川崎もたくさん人呼べますから。むーちゃんって呼ぶだけでも2時間あってもいいわけですから。2時間あったら何回呼べるかな、長尾。1分で20回だから、60×20は?」
長尾「1200です」
光留「1200×2は?」
長尾「2400です」
光留「2400×12.3円は?」
長尾「29,520です」
光留「そうでもねえな。あんまむーちゃん金になんねえな。まあいいやむーちゃんグッズだしゃいいか。川崎でやります、はい。もし今年、川崎球場でやるんだったら、むーちゃん出てくれますか」
MUSASHI「出ますよ」(音楽)
光留「どっちなんだよ?」
MUSASHI「まさにその通り、どっちなんだよ。しゃべりたいよ!俺だってちゃんと。しゃべりたいよ!」
―佐藤光留選手、むーちゃんという名前でお金を稼ぐとのことですが実際に”むーちゃん”を商標登録をしようと思っている?
光留「これ、色んな人が簡単にできるかっていうのを尋ねてくれるんですけど、幸いながら私、パイルドライバー原宿という、鈴木みのるオフィシャルショップの店員でございまして。今年4月28日で10周年、店舗をもって10周年なんですけど、始めようとした頃はスマホも普及していない時代。2008年かな?やってますんで。それこそ17年経つんですね。で、店長、社長の鈴木みのる選手と商標登録というものに対してすごく敏感にやってるんですよ。ゴッチ式パイルドライバーっていうのをTシャツにしていいのって、実は商標登録を取ってるうちだけなんです。特許庁を毎回調べて毎回Tシャツを作るんですけど。なんで、特許の申請の方法とか、どうやったらそれがお金にかわるかっていうのを多分僕プロレス界で2番目に詳しいんですよ。1番目は鈴木みのる選手です。これはもう手も足も出ないですから。あとは勝つだけでございます。これからむーちゃんって皆様が呼んでもお金になる仕組みになりますんで、2月9日以降は。それがどういう気持ちかっていうのは(MUSASHI選手に)聞いて頂ければって思うんですけど」
―MUSASHI選手、佐藤光留選手が集金化についておっしゃっていますがいかがですか?
MUSASHI「まあでも、そこはね(音楽)喋れると思った。どこまでしゃべらせないつもりなんですかね、もう」
―以上で質疑応答を終了します
MUSASHI「ちょっと待ってよ!チャンピオンだぞ、俺。しゃべらせてくれよ。なんだどっち?どっち?どっち?って。いい曲だけど!いい曲なのはわかるけど今流すものじゃないでしょ。チャンピオンなんだからしゃべらせてよ。ねえ、しゃべるぞ、じゃあ。今後の展望としてはだな、もちろん中の人間とやるのも大事だけど、外に目を向けて、外の人間と防衛して、全日ジュニアの面白さをアピールしてく、それが俺の使命だと思ってます。そして、チャレンジャー佐藤光留選手、ベルトを防衛したら、“むーちゃん”永久使用権利頂きますよ。文句ないでしょ?なに勝手にさっきからむーちゃんで金稼ぐどうこう、俺に金がいくら入ってくるみたいな細かい計算して!そんなことさせねえよ!」
▽記者会見の模様はYouTubeで配信中!

◆第3試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第70代王者】MUSASHI vs 佐藤光留【挑戦者】

※第70代王者・MUSASHI、初防衛戦
「エキサイトシリーズ2025」【開幕戦】
2025年2月9日(日)10:15FC先行入場/10:30開場/11:30開始
東京・後楽園ホール
■チケット料金
プレミアムシート(最前列)15,000円 完売
スペシャルリングサイド(2列目)10,000円 残りわずか
特別席 8,000円
A指定席 6,000円
B指定席 4,000円
■チケット販売所
■イープラス http://eplus.jp/aj/
■チケットぴあ http://w.pia.jp/t/all-japan/
■ローソンチケット http://l-tike.com/all-japan/
■楽天チケット https://ticket.rakuten.co.jp/
■後楽園ホール 5F事務所 03-5800-9999