【記者会見】6.18後楽園大会 三冠ヘビー級選手権試合
ニュース

6月9日全日本プロレス事務所で6.18後楽園大会で行われる三冠ヘビー級選手権試合についての記者会見が行われた。
地元宮城を舞台に、史上初となる兄弟での三冠戦で弟・レイを下したジュンの前に立ちはだかったのは鈴木秀樹。三冠戦後、斉藤ブラザーズを包む会場の温かい雰囲気の中リングに上がると「オマエの持っている三冠ベルトに挑戦はしない。オマエの三冠ベルトを獲り取りに来たんだよ」と挑戦表明。ジュンも「喜んで受けてやるよ。鈴木秀樹DOOM!」と受諾し今回のタイトルマッチが決定した。
会見当日がデビュー4周年のジュンはお祝いにスイーツを食べ始めるが、鈴木秀樹がそれに「下品すぎる。三冠チャンピオンとしてダメだ」と三冠王者しての姿勢を酷評。終始ペースを乱されたジュンは難敵・鈴木秀樹を「とにかく癖が強い」と評価。チャンピオン・カーニバル公式戦で鈴木に敗北し、試合後「テメエじゃな、メインは務まんねえんだよ」と辛らつなコメントを投げかけられていたジュンにとって、今回の防衛戦は雪辱戦でもある。「グラウンドとか、鈴木秀樹のペースにもっていかれたことだな。俺はあくまで、俺が持つパワーで、スタイルでぶつかっていくべきだった」と敗因を振り返り、「今度の三冠戦は俺のペースに持っていって、しっかりと叩きつぶしてやると思う」と防衛を誓った。所属後初の三冠王座挑戦となる鈴木は、今回の挑戦の動機について、全日本プロレスの一つ一つの試合の質を上げるためとし、「今の三冠チャンピオンに足りない、リング上の質というのを僕が代わりに担保しないといけない」と真摯に語った。
■会見の模様
鈴木「6月18日、鈴木秀樹が三冠チャンピオンになる日です。以上です」
ジュン「斉藤ブラザーズ、兄の斉藤ジュンだ。今回の三冠戦で5度目の防衛になるわけだが、鈴木秀樹は挑戦ではなく、俺から三冠ベルトを獲ると言った。俺が必ず防衛してやる。斉藤ジュンは永遠に止まることはない。鈴木秀樹、DOOM!あ、それからな、自分事なんだが、今日6月9日は斉藤ジュンがデビューして丸4年の日になる。だからちょっとお祝いするぜ(スイーツを取り出す)」
鈴木「4年て半端じゃないですか。普通5年とか10年とかでやるんじゃないですか。1周年とかならわかるんですけど。4年てどうなんですか。たまたま(会見と)同じ日だからやろうかなって感じですかね、DOOM!」
ジュン「俺が食べたいから食べる、ただそれだけだ」
鈴木「それは何ですか。何食べたんですか、DOOM!」
ジュン「草餅だよ」
鈴木「DOOMって言いなさいよ」
ジュン「お前にはあげない」
鈴木「DOOM!」
鈴木「これおっさんが食べてるのずっと動画で流すつもりか?カットしろよこれ全部。トークしながら食べろよ。次なに食べるんだよ。早く言えコラ。次なに食べるの?それ飲み物だろ。なに食べるんですか次は。早く食べて貰っていいですか。これ大幅にカットだな動画で。なに食べるですか?発表してください。なに食べるんですか?」
ジュン「何に見える?」
鈴木「いやわかんないから聞いてるんですよ」
ジュン「ティラミスだ。お前にはやらない」
鈴木「食べきれよ」
(ゆっくりとティラミスを味わうジュン)
鈴木「(質疑応答に進もうとする司会をさえぎって)ダメだ食べきってからだよ。途中で何かするとか下品だろ。小さいころ言われなかった?ごはん食べてて、食べてる途中で遊ばないとか言われたでしょ。食べきってからやりましょう」
ジュン「俺はな、いつも食べながら質問を受けるのが好きなんだ。始めてくれ」
鈴木「ダメだな。下品すぎる。三冠チャンピオンとしてダメだ。下品ですよ。良くないと思いますよ。食べてからにしましょう。待ちますから」
ジュン「始めるんだ」
鈴木「(質疑応答に進もうとする司会を再び遮り)おい、おい、いいのかそんな下品で、三冠チャンピオン。食いながら話すってどうなんだ?マナーの先生が居たら怒られますよ。そうでしょ。完食してから」
ジュン「始めるんだ」
鈴木「食べなさいよ、それ。もうちょっとでしょ。いけますよ、大丈夫、大丈夫」
ジュン「どっちを選ぶんだ?鈴木秀樹か斉藤ジュンか」
鈴木「(中立と答える司会に)中立とか、ないよそんなの」
ジュン「(ティラミスを食べ)うん、うまい」
鈴木「これさっきカットって言ったけどノーカットで。今日動画上げるでしょ?」
ジュン「(黙々とティラミスを完食し)ごちそうさまでした」

■質疑応答
―ジュン選手、鈴木選手にペースを握られている感じがしますが?
ジュン「まあ、良くも悪くも隣にいるのは鈴木秀樹だからな。こういうことにはなるんじゃないか」
鈴木「どっちだよ。答えとして、いま(苦笑)握られてるのか握られてないのかっていう話で、こういうことになるんじゃないかって、イエスってことでいいか?握られてるってことでいいですか、チャンピオン」
ジュン「握られてない」
鈴木「握られてないんだな。よしよしよし、大丈夫だって言ってます」
―そういうことも踏まえて、鈴木選手の印象は?
ジュン「とにかく癖が強いな。もう、それしか言えない」
鈴木「ほかにあるでしょ。2年くらい一緒にやってるんですから。そんな癖が強いしか…他にあるでしょ」
ジュン「あとはネコちゃんが大好きとかそういうことじゃないか」
鈴木「プロレスラーとしてネコが好きとかあんまり。なんかないんですか?レスラーとしての私の評価はどうなんですか」
ジュン「いや、強いと思うよ」
鈴木「ありがとうございます」
―鈴木選手はジュン選手に辛らつな言葉を送ったりしているが、三冠王者としてジュン選手のイメージは?
鈴木「だから今見た通り下品でしょ。食べながらしゃべるとか、飲みながらしゃべるとか。品がない、下品」
―下品なのは許せないですか?
鈴木「まあ、やっぱり人前でやることに関して、最低限品がないとダメなんじゃないですか。ね、何でもやっていいってわけじゃないですから」
―鈴木選手も甘いものが好きだったと思いますが、同じ甘いもの好きとしてジュン選手の食レポや食べ方についてどのように映っている?
鈴木「食レポは番組やってるくらいですから上手なんでしょうけど。僕は甘いものって言ってもエクレアくらいしか食べないですから。浮気者だと思いますよ。毎回違うもの食べてますから。どれでもいいんだなって。軽い男だなと思います」
―一途な方が強い?
鈴木「それはそうでしょ。やっぱ一本でいかないと。下品じゃダメです」
―ジュン選手そう言われていますが?
ジュン「甘いもの好きだったら、それはなんでも食べるだろ。和菓子でも洋菓子でも食べるのは当たり前だと思う。その上で俺が一番好きなのは、あんこだけど。今日お祝いしたのは草餅とティラミスだな。俺は全部食べる」
―そこの戦いでもあると?
鈴木「どこの戦いだよ(苦笑)どこの戦いですか?なんだその。別に試合しなくてもいいじゃん。お互いスイーツ食って感想を言い合うとかでいいじゃない。ちょっと方向が違う方に行ってるから。これ、プロレスの試合ですから」
―鈴木選手からみて、三冠チャンピオンの強みはどのようなところ?
鈴木「シンプルに身体が強いことって言うのが一つありますね」
―鈴木選手が全日本所属後、初の三冠王座挑戦になるが、フリーランスとして挑戦した時と心境の変化はある?
鈴木「フリーで上がってたけど、僕はいわゆる外敵みたいな感じはそんなに強くはなかったと思うんですけど、僕の気持ちとしては、フリーとして何か称号じゃないですけど、実績を作るっていうのはすごく大事だったんですよね。今も実績を持つというのは大事なんですけど、どちらかというと今は所属になったので、全日本プロレスの試合一つ一つの質を、勝つのはもちろんなんですけど、質を上げたいっていうのがあって。であれば、それを実践していくには一番高い位置に立って、自分がベルトを持って実践していくっていうのが一番いいのかなと思っての挑戦です。前は実績を作るためがほとんど100パーセント。今回はそれもあるけど、今の三冠チャンピオンに足りない、リング上の質というのを僕が代わりに担保しないといけないという思いです」
―チャンピオン・カーニバル公式戦で鈴木選手に敗れたジュン選手にとって雪辱戦となるが、鈴木選手の強さや脅威に感じている部分は?
ジュン「何でもできるっていうイメージがあるが、やはりグラウンドとか、鈴木秀樹のペースにもっていかれたことだな。俺はあくまで、俺が持つパワーで、スタイルでぶつかっていくべきだった。だから今度の三冠戦は俺のペースに持っていって、しっかりと叩きつぶしてやると思う」
☆会見の模様は全日本プロレスYouTubeチャンネルで配信中!

《大会情報》
「スーパーパワーシリーズ2025」
2025年6月18日(水)17:30開場/18:30開始
東京・後楽園ホール
◆三冠ヘビー級選手権試合
【第75代王者】斉藤ジュン vs 鈴木秀樹【挑戦者】

※第75代王者・斉藤ジュン、5度目の防衛戦
■チケット料金
プレミアムシート(最前列) 15,000円 完売
スペシャルリングサイド(2列目) 10,000円 残りわずか
特別席 8,000円
A指定席 6,000円
B指定席 4,000円
■チケット販売所
■イープラス http://eplus.jp/aj/
■チケットぴあ http://w.pia.jp/t/all-japan/
■ローソンチケット http://l-tike.com/all-japan/
■後楽園ホール 5F事務所 03-5800-9999