【記者会見】世界タッグ選手権試合記者会見
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7月3日に都内で「サマーアクションシリーズ2025」7.17後楽園大会で行われる世界タッグ選手権試合の記者会見が行われ、第100代王者組の宮原健斗&青柳優馬、挑戦者組の大森北斗&タロースが出席した。
6.18後楽園大会でDRAGONGATE Z-Bratsの菊田円&KAIを破り2度目の防衛を果たした王者組の前に現れたのは北斗&タロース。全日本プロレスTV認定6人タッグ王座、GAORA TVチャンピオンシップと続々とタイトルを獲得する北斗軍が次に狙いをつけたのは世界タッグ王座。リング上でタロースが「ワタシハ、チャンピオンニナリタイデス」と流暢な日本語で世界タッグ王座挑戦を表明し、今タイトルマッチが決定した。
会見に先駆け、新土リングアナウンサーから7.17後楽園大会より世界タッグのベルトのリニューアルが発表された。世界タッグ王座は1988年インターナショナルタッグ王座とPWFタッグ王座の2冠を統一したタイトル。インターナショナルタッグのベルトは1966年から59年、PWFタッグのベルトは1984年に創設されてから41年にわたり数々のレスラーに受け継がれてきたが、老朽化に伴いリニューアルされることとなった。第100代王者組の宮原健斗&青柳優馬は長い歴史を持つ現行の世界タッグのベルトを巻く最後の王者となり、本タイトルマッチの勝者に新ベルトが贈呈される。
■会見前のアナウンス
新土リングアナ「ただいまより、『サマーアクションシリーズ2025』7月17日後楽園ホールで行われます、世界タッグ選手権試合の記者会見を行います。初めにお知らせがございます。この度世界タッグのチャンピオンベルトをリニューアルすることとなりました。7月17日後楽園ホール大会でお披露目とし、勝者チームに新ベルトが贈呈されます」
■会見の模様
北斗「北斗軍の大森北斗です。今まで羆嵐と組んで世界タッグ挑戦してきました。いろんな経験を経て強くなった北斗軍が今回、僕とタロースで行くということで、これがどういう意味だかわかりますか?北斗軍が本気で世界タッグのベルトを獲りに来たということです。いつになく本気ということです。それなのに宮原健斗は準備できてんのかとか偉そうなこと言って。俺が言いてえよ、オイ。てめえ、てめえこそ準備できてんのか?いつでもやってやるぞ、オイ!で、今日俺が言いたいのは、大森北斗大丈夫かっていう声が色んなところで溢れている。大森北斗また変なことするんじゃないのかって、プロレスをおかしくするんじゃないのかって。オイ!カメラの前のXやってる奴とかよ、5chやってるやつとかよ、お前ら今すぐやってやってもいいんだぞ!(タロースに向かって小声で)止めろ、止めろ。お前らあんまり舐めたこと言ってたらな、行ってやるぞ、お前ら!(制止するタロースに)オーケーオーケーオーケー。まあ、俺ももういい大人なんで、この前30歳になったばっかりなんで。これから落ち着きを持って生きていきたいと思います。先程、この会見の前に健康診断も受けて参りました。お医者さんから、最高の状態だと。いつでも行けるね、世界タッグという状態だとお墨付きを頂きました。ただ、なんか最後に一言ちょっとね、ちょっとおなかが出すぎかもしれないみたいなことを真顔で言われました。30代を超えたんだから気を付けないといけないよと言われました。オイ!お前俺の腹を医者!オイ、医者!てめえ俺の筋肉を脂肪だと思いやがったな。数値しか見ないで!ジジイがよ!!オイ、いつでもやってやんぞ。(制止するタロースに)ソーリー、ソーリーオーケーオーケー。まあ、30代になったということで、最高にクールでかっこいい反町隆史のような戦い方であの世界タッグのベルトを獲ってやりたいと思います」
タロース「お前たちは俺たちみたいなチームを見たことが無いだろう。7月17日はあっという間にそのタイトルをお前たちから奪ってやる」
宮原「全日本プロレス、宮原健斗です。7月17日東京・後楽園ホールで世界タッグ選手権試合が決定しました。対戦相手は北斗軍・大森北斗&タロース。一つ不安要素があるとするならば、2m13cmタロースの攻略方法が見つけられていないこと。ただ、冒頭で発表があった通り、7月17日東京・後楽園ホールでこの世界タッグのベルトが、初めて、世界タッグのベルトの歴史の中で初めて生まれ変わる。まさに歴史的な日になる。そんな歴史的な日、7月17日、宮原健斗と青柳優馬が歴史の中で最後にこの世界タッグのベルトを巻いて入場することになる。北斗軍・大森北斗&タロース、そして俺らビジネスタッグ。勝った方が新しいベルトを巻くことになる。新しいベルトは俺らが巻くのがふさわしい。歴史的な日に、俺らが新たな世界タッグベルトを必ず巻く」
青柳「青柳優馬です。先程話があったように世界タッグのベルトが新しくなります。見てくださいこのベルト。今にも千切れそうだし、こっちはもう鳥さんが羽ばたきそうだし、大変なことになってます。でもそれだけ愛着のあるベルトで、色んな選手に愛されたベルトで、一つの歴史が幕を閉じるんじゃないかと思うと寂しいんですけどもね、ここは一つ、最後に我々ビジネスタッグがこのベルトを安らかな眠りにつけて、新たなベルトを、全日本プロレスの新章を始めたいと思います。そして、早くも青柳優馬は対北斗軍、対タロースについての対策は既にできています。もうすでにここで発表しても問題ないくらいです。対タロース対策の一つとして、まずタロースに触れないということです。タロースには一切触れない。大森北斗集中砲火で、間違いなく」
北斗「(青柳を遮り)オイ、舐めてんのか!?やってやるぞ」
青柳「もう見ての通り。マスコミの皆さん、そしてカメラの向こうの皆さん、今見ての通り、タロースに触れずに大森北斗に一点集中すれば必ず勝てるということが証明されたと思います。7月17日の後楽園ホール、世界タッグ、V3頂きました。以上です」

■質疑応答
―北斗軍で6人タッグのベルト、他花師選手がGAORAのベルト、北斗軍が着々とベルトを集めている中で勢いは感じていますか?
北斗「もう見てわかるでしょ。圧倒的な勝利でユニット最強の象徴である6人タッグのベルトを獲り、他花師はGAORAを獲り、そしてこの前の後楽園で俺たちがあのELPIDAを壊滅させた。いま俺たちを勝てるところなんてあると思ってんのか!?オイ、プロ格!いつでもやってやんぞ!!この勢い止められるか?」
―先程青柳選手から北斗選手に一点集中すれば防衛間違いなしという屈辱的な発言がありましたが?
北斗「それはお前、どれだけ舐めた発言かっていうのを今すぐ教えてやるよ!オイ、いつでもやってやるぞ。(掴みかかろうとする北斗をタロースが制し)タロースが居なかったらお前ら終わってたぞ」
―今、目の前にある世界のベルトを巻いて入場するのは7.17後楽園が最後という話がありましたが、4本のベルトに対する思い入れは?
宮原「僕もね、この世界タッグのベルトを何度か巻いているんですけど、僕が以前巻いたときはこれがね、パカパカしてなかったんですよ。ということはね、先代の歴史の中のチャンピオンチームが、すごいんですよ、年季とか汗とかね、裏側を見たら。僕もいろんなベルトを見てきましたけど、こんな歴史が詰まったベルトは見たことが無いんですよね。その中でこのベルトって1988年にジャンボ鶴田さんと谷津さんが巻いた時からずっとこのベルトな訳じゃないですか。だからね、すごくワクワクしてるんですよね、7月17日は。そんな時に僕らが最後に巻いて入場するって言うことが感慨深いし、プロレスを最近見てない人にもね見に来て欲しいなっていうのを、この7月17日は思っていて。そして新しくなるベルトもね、見てほしいなっていうのはすごく思ってますね」
青柳「思い入れはとにかくありますよ。とにかく臭いですよ。めちゃくちゃ臭い。これはそれだけの偉人たちの歴史が染みついているということですよ。持っただけで手がとにかく臭い。しかしこの匂いが二度と嗅げないとなると寂しい思いはありますね。なので新たなベルトを我々が間違いなく巻きます。その時に30後半のおじさんと、30手前のおじさんのにおいをべったべたにつけて、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。においと一緒に」
―青柳選手、前回の世界タッグ戦では宮原選手の髪をかけていましたが今回は何かかけるものはある?
青柳「ここは東京スポーツさん的には何かかけた方が良いというご質問でしょうか」
記者「大きく出ればここは引退などもかけて…」
青柳「そうですね、今までは引退、退団、髪の毛っていうのはプロレス界ではよく聞くので、何をかけたらいいのかっていうのを考えてみたことがあるんですよ。今回こちらにはベルトが既にかかってるのでこちらがかける理由がないんですけども。相手がどう見ても大森北斗ですから。イーブンにするためにこちらも何かかけなきゃいけない気がするんですよ。だからいっそのこと宮原健斗っていう名前をかけるっていうのは一つの手なのかなと」
宮原「やめろよ」
青柳「二度と宮原健斗を名乗れないっていう闘いにするのもありなんじゃないかなと、いまふと思いつきました。いかがでしょうか」
記者「すごくいいと思います」
宮原「おかしいだろ。俺がいないところで宮原健斗のなに?名前をかける?やめろよ、記者の言動に乗るなよ。どしっとしろよ」
青柳「いまだと記事にしづらいんだと思うんですよ」
宮原「この名前、この試合に負けたら、なに、負けたら名乗れないの」
青柳「名乗れないですね」
宮原「どうすればいいの。じゃあ俺はこれからのプロレス人生を。何としてやっていくの」
青柳「なんて名前にしますか、逆に」
宮原「やめろよお前マジで。俺の父ちゃんとか母ちゃんに許可撮ったのか、東京スポーツ!いい加減な質問しやがってよ」
青柳「じゃあ名前をかけます。(負けたら)二度と名乗れない」
記者「新しい名前を考えると」
青柳「全日太郎くんとかにしましょう」
宮原「やめろよその市役所みたいなやつ。もういいよ、負けることはないからな」
青柳「負けることはないからいいんですよ。イーブンにするためにやってるんでこれは。(北斗を見て)本当だったらこのチ○毛みたいな髪の毛かけてもらいたいですよ」
タロース「(英語で何かを発言)」
青柳「なんて?」
タロース「気をつけろよ」
北斗「お前やってやるぞ」
青柳「お前忘れてんじゃねえよさっきから。普通に水飲んでんじゃねえよ(突如立ち上がったタロースを見て)おい、ガチなの来た(と言って逃げる)やんのかこの野郎、かかって来いよオラ!シットダウンプリーズ、オーケー?まあ、宮原健斗の名前をかけて闘いたいと思います」

◆世界タッグ選手権試合
【第100代王者組】宮原健斗 青柳優馬 vs 大森北斗 タロース【挑戦者組】

※第100代王者組・宮原健斗&青柳優馬、3度目の防衛戦
「サマーアクションシリーズ2025」
2025年7月17日(木)17:30開場/18:30開始
東京・後楽園ホール
■チケット料金
プレミアムシート(最前列) 15,000円 残りわずか
スペシャルリングサイド(2列目) 10,000円
特別席 8,000円
A指定席 6,000円
B指定席 4,000円
■チケット販売所
■イープラス http://eplus.jp/aj/
■チケットぴあ http://w.pia.jp/t/all-japan/
■ローソンチケット http://l-tike.com/all-japan/
☆記者会見の模様はYouTubeで配信中!
