【記者会見】8.3大田区大会 世界タッグ選手権試合
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本日、浅草ビューホテルで8.3大田区総合体育館で行われる世界タッグ選手権試合の記者会見が行われた。会見は「8.3大田区大直前イベント」と題し行われ、前半は5選手が参加の大サイン会、後半に会見を実施し、宮原健斗、青柳優馬、鈴木秀樹が詰めかけたファンの前でタイトルマッチに向けての意気込みを語った。
7.17後楽園大会で”北斗軍”大森北斗&タロースを退け、世界タッグ王座3度目の防衛を果たした宮原&青柳。新調された世界タッグのベルトを巻いた2人の前に現れた鈴木は「ボクは本気の青柳優馬と試合がしたい。宮原健斗はこれでいい」と挑戦表明。1人でリングに上がった鈴木に対し、宮原は「これはタッグのベルトだ。一人じゃ無理だ。誰か一人連れて来いよ」と要求。鈴木はパートナーとして2AWの真霜拳號を呼び込むと、王者組も相手に不足無しと挑戦を認め、タイトルマッチの舞台を8.3大田区総合体育館に指定した。
7.24新木場大会で行われた三冠&世界タッグW前哨戦では鈴木が王者組を蹂躙。スリーパーホールドで青柳から直接ギブアップを奪うとマイクを握り「いつもの200倍の宮原健斗を大田区で見せてください」とまず宮原に対して言葉を投げ掛け、続けて青柳には「8月3日、オマエが体感したことのない、深い底に連れて行ってやる。そこはオマエが全力を出さないと助からない場所だ。覚悟しておけ」と通告。
7.26新木場大会では鈴木のマイクを受けた宮原が要望通り” 200倍ブラックアウト“で鈴木を沈めると「オレは一般人より常に200倍だ。いいか、今日は200倍だ。8.3大田区は400倍だ!」と想遥か上を行く400倍の宮原健斗宣言。前哨戦の熱気冷めやらぬまま今日の会見を迎えた。
■会見の模様
会見に先駆け、今回は欠席となった真霜拳號選手からのコメントが読み上げられた。
■真霜拳號選手コメント
「2AWの真霜拳號です。8月3日、世界タッグというプロレス界最高峰のタッグタイトル、そしてビジネスタッグという名タッグに敬意を持って挑戦させていただきます。改めて、遊びは無しだ。宮原、青柳、勝負しましょう」
鈴木「8月3日世界タッグのベルトを獲ります。以上です」
青柳「青柳優馬です。先日の新木場大会で秀樹さんに(締め)落とされて、その後にうろ覚えなんですけど秀樹さんがこうおっしゃってたと思うんですよ。僕が体感したことのない深い底に連れて行くと。すみません、僕が言うのは意気込みではなく、なかば愚痴になるんですけども、まとめられなかったらすみません。僕、そこそこなどん底は経験している自信はあります。なぜなら『全日本プロレスをプロレス界の一番にする』『全日本プロレスの顔になる』『全日本プロレスに骨を埋める』と数々のセリフを残して全日本プロレスから去って行った人たちがいます。そういうきれいごとを言っていた人たちはどんどんどんどん全日本プロレスを辞め、辞めていった人たちはまるで全日本プロレスに在籍していたことが無かったかのような振る舞いを常にしています。そんな、全日本プロレスに僕は10年間居続けました。本当に、表向きに言えない経験も多々あります。本当に、辛く苦しいプロレス人生を歩んでいる自信があります。なので、そこそこのどん底は僕にとっては日常です。まあでも、秀樹さんが言うことなので、かなりつらいのは覚悟してます。その代わり、秀樹さんも一緒に道連れです。以上です」
宮原「全日本プロレス、宮原健斗です。いよいよ夏のビッグマッチ、8.3大田区総合体育館が迫ってきました。前哨戦では、宮原健斗の200倍ブラックアウトにより、鈴木秀樹はTKO。それは、真霜も同じことになるでしょう。鈴木秀樹は、僕に言いました。8.3では200倍で来いと。皆様、ご存じかわかりませんが、宮原健斗は通常の状態でも、皆様が想像する一般のエネルギーより200倍ははるかに超えております。皆様わかりますか?わかります?俺が醸し出すエネルギーは?(会場から拍手が沸き起こる)それを鈴木秀樹が200倍と言った。だから俺は200倍ブラックアウトを閃いた。8.3大田区総合体育館では、俺はスーパースターだ。ファンの皆様が想像する遥かその上を、皆様に提供してきた自負がある。8.3も彼は200倍と言ったから、俺は400倍。400倍で行くつもりだ。ただ、宮原健斗が400倍を出せば、チャレンジャーチームは果たしてこの俺について来れるのか?そこはチャレンジャーチーム次第だなと思ってます。この宮原健斗が400倍を出せば、この夏、一番プロレス界で熱い夏を皆様に提供できると、俺は思ってますが皆様いかがでしょうか?(会場から拍手)宮原健斗は400倍、そしてプロレスファンも400倍の応援をお待ちしております」

■質疑応答
―宮原選手にお聞きします。前哨戦で200倍ブラックアウトを出して、具体的に通常のブラックアウトとの違いをお聞かせいただければ
宮原「(記者に対して)キャリアは何年だ、あなたは?そこそこ?俺はこのキャリア18年目で様々な技を開発してきた。ただ、それは全て閃きだ。ただ、スーパースターの閃きは全て成功する。8.3大田区で観てればわかるよ。そこそこのキャリアやってるんだから」
―鈴木選手は200倍ブラックアウトを食らった威力はどうでしたか?
鈴木「知りません(苦笑)」
―鈴木選手、世界タッグのベルトが(7月17日後楽園大会から)新しくなりましたが、チャンピオンには似合っていると感じる?
鈴木「似合っていると思いますよ。だから、そういうチャンピオンから取るのが一番いいんじゃないですかね」
―鈴木選手、先ほど青柳選手に対して『深い底』という表現をしていましたが具体的にそれはどのようなところ?
鈴木「それは宮原健斗との昨日の試合見たらわかるでしょ。まあ、あとは自分で大変だったっていうのはたいして大変じゃなかったと思うので、それもそこそこなのかなと思います」
―鈴木選手、挑戦表明後一度も真霜選手と組んで試合をしていない状況で8月3日の世界タッグ戦を迎えることについて不安はある?
鈴木「いや、別にあまり関係ないですね。今回は宮原健斗の200?200が普通だからその上の全力をね、見るのと青柳優馬の大変苦労されたという、そこと似たようなことを思ってるかどうかわからないですけど。まあ、関係ないですね。キャリアもあるので2人(鈴木&真霜)とも。問題ないです」
―青柳選手に伺います。鈴木選手から「本気の青柳優馬がみたい」という発言について、前哨戦で直接取られていますがまだひょうひょうとしているような印象を受けます。8.3大田区に向けてこれまでと変わらない温度感で行くのか、それとも一段ギアを上げていくのか?
青柳「まあ、特に変えるつもりはないです。常に全力でやってます」
―鈴木選手、青柳選手はこう言っていますがどう感じますか?
鈴木「それはもう水掛け論になっちゃうから、これ以上いいんじゃないですかね。彼は本気だと言っているし、僕は24日の新木場でのお客さんの反応が答えだと思いますよ。お客さんはそれを求めてるって言うことだと思います。青柳優馬が必死になるところは、まだ見てないんだと思うので、それを大田区で出したいと思います」
―鈴木選手、世界タッグ王者はこれまで宮原選手の髪の毛だったり名前だったりを懸けてきましたが、今回、鈴木選手から何か懸けてほしいものはある?
鈴木「いや、ないですよ。それも言ってたと思いますけど、もういいんじゃないですかね。そういうのは。もういいというか、必要な時と必要じゃない時があると思うんで。そこの切り替えができない、できる人は別にいいと思いますけど、できない人がふざけている、ふざけているっていうか、面白くやっていても、ただの悪ふざけだし、自己満足にしかならないんで。切り替えはできると思ってますけど、その切り替えも幅がどれくらいあるか見たいなっていうのもあるので」

☆会見の模様はYouTubeで配信中!

《大会情報》
「熱闘!サマーアクションウォーズ2025」
2025年8月3日(日)13:30FC先行入場/14:00開場/15:00開始
東京・大田区総合体育館
◆世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第100代王者組】宮原健斗 青柳優馬 vs 鈴木秀樹 真霜拳號【挑戦者組】

※第100代王者組・宮原健斗&青柳優馬、4度目の防衛戦
■チケット料金
プレミアムシート(最前列) 30,000円
スペシャルリングサイド(2列目) 20,000円
リングサイド 10,000円
アリーナ指定席 7,000円
1階スタンド席 7,000円
2階スタンド席A 5,000円
2階スタンド席B 4,000円
※車椅子でご来場のお客様は、2階スタンド席Bをお買い求め下さい。
(購入の際は全日本プロレス info@all-japan.co.jp までお問合せ下さい)
■チケット販売所
■イープラス http://eplus.jp/aj/
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