「第12回 王道トーナメント」【2回戦】9月3日(水)新木場大会詳報&試合後コメント
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8.24後楽園ホール大会で開幕した『第12回 王道トーナメント』は、激闘連続の1回戦を経て2回戦に突入。9.3新木場大会では、本田竜輝vsデイビーボーイ・スミスJr.、綾部蓮vsザイオン、ベスト4の枠を巡る注目の2試合がラインナップされた。
〈第1試合〉
シングルマッチ 15分1本勝負
井上凌 vs 関本大介

王道トーナメントに初めてエントリーした関本大介は、1回戦で”ミスター斉藤”土井成樹に勝利。9.6宇都宮大会の2回戦では、体重184kgの巨漢戦士・オデッセイと激突する。井上凌との一戦は、ヘッドロックを極めた関本がロープに振られたが、タックルで反撃。腰にストンピングやスレッジハンマーを落とし、ボディスラムを連発。シュミット式バックブリーカーを決めると逆エビ固めでギブアップを迫る。なんとかロープエスケープした井上は、起死回生のレッグラリアット。コーナーに追い込みミドルキックの連打から顔面蹴り。さらには矢のようなドロップキック、ミサイルキックを放ったがカウント2。追撃のスープレックスは関本が堪えエルボー合戦に突入。井上は虚を突いたソバットからDDT。バズソーキックがクリーンヒットも3カウントは奪えない。大観音スープレックスから逃れた関本が延髄斬り。ラリアットをカウント2で返した井上だが、アトミックドロップからアルゼンチン・バックブリーカーを極められては、ギブアップするしかなかった。
<バックステージコメント>
関本「井上凌きいたぜ、キック。いい蹴り持ってるなアイツ。だけどな、オレのこの鍛えた肉体は貫けねぇぞ。もっと、もっと鍛錬して、いつしかオレに打ってこい。それまで井上凌、楽しみにしてるからな。オレも鍛えて待ってるぞ」
井上「クソ…シングルマッチ、ヘビー級の選手との闘い続いてるけど、オレは折れないぞ。しっかり、絶対勝ってみせる。クソッ!」
〈第2試合〉
HAVOC vs 北斗軍 タッグマッチ 20分1本勝負
芦野祥太郎 オデッセイ vs 大森北斗 羆嵐

第2試合はHAVOCと北斗軍の対抗戦。大森北斗は8.31神戸大会、王道トーナメント1回戦でザイオンに敗れており、HAVOCへの復讐心を燃やしてリングイン。北斗が「リーダーに任せておけ!」と先発を買って出て、スーパーヘビー級のオデッセイと対峙。力負けしてロープに押し込まれても、魅惑のナルシストポーズを見せる。オデッセイも自慢の怪力を発揮して、腰をくねらせて余裕をアピール。北斗は「パワーで勝負してやる!」と宣言して組み合ったが184kgの巨体に押し潰されてしまう。場外戦でもHAVOCが猛威を振るい、北斗のローンバトルが続く。北斗コールが発生すると、北斗は芦野に魂のエルボー。体力を温存していた羆嵐はセントーン、強烈なボディアタックで追撃した。突進をかわした芦野が得意のジャーマン。オデッセイは軽々と抱え上げてスラム。ボディプレスを回避した羆嵐は、アルゼンチン・バックブリーカーにトライしたが、担ぐことができず北斗にチェンジ。雄叫びをあげての連続串刺し攻撃から北斗軍スペシャルを予告。オデッセイが2人を投げ返して見せると、まとめて重爆ボディプレス。最後はジャーニーズエンド(旋回式スクラップバスター)で北斗から文句なしの3カウントが奪って見せた。
<HAVOCバックステージコメント>
芦野「HAVOC連勝だ。HAVOCで負けるわけにはいかねぇんだよ。We Are HAVOC!」
<北斗軍バックステージコメント>
羆嵐「とんでもないな。なんだアイツ」
北斗「二度とやらない…」
羆嵐「バカヤロー、オマエ。レスラーなら真っ向勝負で正面突破しろよ」
北斗「ダメです…」
羆嵐「練習させます。正面突破します」
北斗「このベルト(6人タッグ王座)に挑戦したいと言っても挑戦させません」
羆嵐「させます。正面突破させます」
北斗「ダメです…」
羆嵐「オイ、オデッセイ。とんでもないなテメェ。日本のパワーファイターを代表して、この羆嵐がオマエを担いでぶん投げてやる。以上だ。ハー!」
〈第3試合〉
シングルマッチ 30分1本勝負
斉藤ジュン vs 立花誠吾

斉藤ジュンは三冠チャンピオンとして王道トーナメントに出場も、綾部蓮とのシングル初対決に敗れ屈辱の1回戦敗退。新木場大会は、他花師が保持するGAORA TV王座獲りに動いた立花誠吾とのシングルマッチとなった。試合前、立花が王道トーナメント1回戦の激闘を称えると、「オマエは1回戦で負けてしまった。ただ、この試合で切り変えて、リハビリじゃないけど、お客さん盛り上げてやろうぜ、コノヤロー!」と右手を差し出す。ジュンが握手に応じると、立花がサミングから丸め込み。奇襲が失敗に終わると、ジュンが立花のタックルを弾き返し、場外でたっぷりお仕置き。リングに戻ってもたっぷり痛めつけ、ロープ際で踏みつけていく。スリーパーホールドで失神寸前となった立花だが、串刺し攻撃をかわしてエルボースマッシュ。ヤンキーカッターを決めると、低空ドロップキックで動きを止め、エルボーで顔面を打ち抜いていく。ブレーンバスターで投げることはできなかったが、場外に落としてトペ・コンヒーロを発射。会場がアニキコールに包まれる。クロスボディを命中させてスピアをズバリ。カウント2。しぶとく丸め込んでクロスフェイスで捕獲する。締め上げられたまま立ち上がったジュンは、チョークスラムで叩きつけ反撃の狼煙。そのまま一気に超滞空式のジャックハマーを敢行して、奮闘した立花を沈めた。
<バックステージコメント>
ジュン「みんなのアニキ・立花誠吾をDOOMしてやったぜ。正々堂々やろうと思ったら目潰しとかやって来るんだな。まぁオレは王道トーナメント1回戦敗退したけど、まだまだこれからだ。甘いものでも食べに行こう。DOOM!」
立花「さっきの試合も含めて、オレ全日本の新木場、結構出てる。何回か出てる。記憶の中にある試合、一個前はジュニアの公式戦、それはいいよ。全然いい。そんなの。一個前がタロース。その前、忘れちゃったけど、斉藤ブラザーズとオレで3WAYもあった。その前に斉藤ジュンとシングルマッチもやってる。なにこれ?全日本の偉い人、ちゃんと1対1で話しよう。なんでプロレスがヘビー級とジュニアヘビーに分かれてるか。それをね、全日本の偉い人は分かってないかもしれないから。まぁでもこんなの屁でもねぇからな。あぁーん?」
〈第4試合〉
世界ジュニアヘビー級選手権試合&アジアタッグ選手権試合前哨戦6人タッグマッチ 30分1本勝負
青柳優馬 青柳亮生 ライジングHAYATO vs 宮原健斗 MUSASHI 吉岡世起

9.15後楽園ホール大会でおこなわれるアジアタッグ選手権試合〈王者〉青柳兄弟vs〈挑戦者〉むーちゃんせーちゃん、9.23立川大会でおこなわれる世界ジュニアヘビー級選手権試合〈王者〉青柳亮生vs〈挑戦者〉MUSASHIへ向けたダブル前哨戦。8.31神戸大会では、優馬が吉岡不在の中、クラッシュドライバーでMUSASHIをKO。完全オリジナルの新必殺技『吉岡世起のいぬ間に』と主張し、「次は吉岡世起、オマエに決めてやるからな。覚悟しとけ!」と挑発的なメッセージを残した。
青柳兄弟はファンに松本市観光アンバサダーの名刺を配りながら時間をかけて入場。臨戦態勢の吉岡をイラつかせる。選手コール時、亮生がコーナーに上がるも、アジアタッグのベルトを落としてしまうハプニング。続いて優馬がコールされると、ゴングを待ちきれない吉岡が襲い掛かり、試合がスタート。いきなり場外戦となり荒れた展開に。リング上では亮生とMUSASHIがハイスピードバトル。宮原が加勢してMUSASHIが主導権を握る。優馬もリング外からMUSASHIの攻撃を妨害して弟をアシスト。亮生とHAYATOのコンビネーションから優馬も加わりMUSASHIに集中砲火を浴びせる。苦しい展開が続いたMUSASHIだったが、HAYATOの動きを読んでエクスプロイダーを決めた。宮原が颯爽とリングインすると、ドロップキックのコンボからマッスルポーズで健斗コールが発生。串刺しエルボーからノーザンライト・スープレックスも決める。HAYATOのタッチを受けた優馬は、コーナーに控える吉岡に何度も襲い掛かりながら宮原にもラッシュ。MUSASHIがリング下から足を引っ張ると、吉岡が高速ロープワークから怨念がこもった顔面蹴り。ドロップキックを放ち「憎たらしい」と指摘していた顔面を集中的に攻めていく。負けじと優馬も顔面かきむしり、髭をむしり取るラフプレー。ドロップキックを直撃させると、『吉岡世起のいぬ間に』を狙う。腕をロックできず未遂に終わると、吉岡がシザースキック。優馬もすぐにブレーンバスターを決めて譲らない。再び亮生とMUSASHIの直接対決。MUSASHIは強烈なチョップからドロップキックとフットスタンプ。亮生のスクリューハイキックが決まると、優馬組が流れるような連続攻撃でMUSASHIを仕留めにかかる。青柳兄弟の合体攻撃を切り崩したMUSASHIは、ハンドスプリング・レッグラリアットを誤爆させることに成功し、吉岡がトルベジーノで優馬を排除。さらに亮生を引きずり起こして、まさかのロックスターバスター。続いたMUSASHIはエストレージャフトゥーロ。あえてカウント2でフォールを解除すると、ダメ押しの二天一流で二冠チャンピオンから完璧な3カウントを奪取した。
試合後もヒートアップする優馬がMUSASHIが襲い掛かり、『吉岡世起のいぬ間に』の体制。救出に入った吉岡は、掟破りのTHE FOOLで優馬をマットに突き刺し、青柳兄弟をKO。マイクで「完全オリジナル新必殺技を決めてやったぞ。亮生に決めたのが『青柳優馬が見てる前で』。そして青柳優馬に決めた必殺技が『ザ・バカ』」と明かすと、「この2つの技を持って、そしてこのむーちゃんの怒りをもって、9月15日、後楽園でアジアタッグを引っぺがすぞ。そして目指すは青柳家、根絶やしじゃ!」と言い放った。最後にリングに残った宮原もマイクを握り、王道トーナメント2回戦のvs野村直矢へ向けメッセージ。カメラ目線で「見てるか野村直矢。いよいよだな。2日後、宇都宮史上最強の熱狂空間を生んで、テメェとタイマンや。準備いいか」とアピールした。

<宮原組バックステージコメント>
宮原「さぁ、いよいよだな、野村直矢。宇都宮史上最強の熱狂空間でオマエの目の前に立つ。久しぶりだな。いつ以来だ?オマエとリングで向かい合うのは。しかも1対1でな。テメェが今、どんな人間でどんなレスラーなのか、9.6楽しみにしてるぞ。宇都宮で勝負だ。野村直矢」
吉岡「オイ!Xで見てたぞ。何が『吉岡世起のいぬ間に』じゃ、オラ。逆にこっちこそ、完全オリジナル必殺技を決めてやったぞ。『青柳優馬の目の前で』、そして『ザ・バカ』だ。オイ、これこそ完全オリジナル必殺技だ。特許取りに行っちゃおうかな。ねぇ、むーちゃん」
MUSASHI「(無言)」
吉岡「怒ってるよ。むーちゃんがめずらしく怒ってるよ。これは9月15日、後楽園大会でアジアタッグ、オレらが獲ること間違いなしだ。そして、むーちゃん、世界ジュニア、いつだっけ?」
MUSASHI「立川」
吉岡「立川。9月?」
MUSASHI「23日」
吉岡「立川でむーちゃんが世界ジュニアを獲って、青柳家を根絶やしにしてくれる。行くぞ、むーちゃん」
<青柳組バックステージコメント>
優馬「吉岡世起、吉岡世起、オマエは一番やっちゃいけないことをやった。貴様、オレはプロレスを愛しているうえで、これだけは絶対に許せないということがひとつだけある。それは相手の技を真似しパクることだ」
亮生「ありえねぇだろ!アイツ!」
優馬「絶対に許さない。吉岡世起、技をパクるとはなんたる卑劣。9月15日、貴様だけは決して、生きて返さない!」
HAYATO「今日は怖いむーちゃんせーちゃん見れたね。あとひとつだけ、オレ別に青柳兄弟の世話役じゃないからね。ちょっと2人運ぶのはきついから、悪いけど置いて帰らせてもらったよ。Let‘s Punk!」
〈第5試合〉
王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負
本田竜輝 vs デイビーボーイ・スミスJr.

2023年、2024年と2年連続準優勝の本田竜輝は、1回戦でWRESTLE-1時代からの先輩・羆嵐超えを果たし会心のスタート。対するデイビーボーイ・スミスJr.は、実力者・芦野との接戦を制し、1回戦を突破した。
9月2日がデビュー記念日で7周年を迎えた本田は、スミスとガッチリ握手をして試合開始のゴングが鳴る。反則カウント1・2・3・4!で自分のペースに引き込み、タックルを打ち合い真っ向勝負を繰り広げた。場外戦でも激しい火花が散ると、本田はラリアットをかわされ右腕を鉄柱に打ちつけてしまう。主導権を握ったスミスがリングに戻し、スリーパーホールドやヘッドシザース、多彩なサブミッションでスタミナを削っていく。バックドロップで振り解いた本田は、左ヒザへのピンポイント攻撃。再び反則カウント1・2・3・4!で盛り返したが、スミスも延髄斬りで流れを変えてパワースラム。滞空式ブレーンバスターを決めてロメロスペシャルを完成させると拍手喝采となった。ブルドックボムは本田が必死に耐えてスピアをお見舞い。串刺しラリアットからスパインバスター。スミスがカウンターのジャンピング・ニーから串刺し式を狙うと、回避した本田はファイナルベントも形が崩れてしまう。立て直したスミスがブルドックボムで勝負に出たが、カウント2止まり。15分経過。反撃に転じた本田が串刺しラリアットを叩き込み、スミスをコーナーに上げる。切り返したスミスが雪崩式ブレーンバスターを敢行すると、本田はマットに叩きつけられたと同時に丸め込んでカウント3。逆転勝利を飾り、ベスト4一番乗りとなった。茫然自失のスミスだったが潔く負けを認めて握手。悲願の初優勝へまた1つ難関を突破した本田は、勝利のホンダンスで喜びを表現した。
<バックステージコメント>
本田「2回戦スミスに勝った!めちゃくちゃうれしい!どんな形であれ、3カウント取ったのはオレだ!次は9月15日、後楽園ホールでおこなわれる準決勝、そして決勝戦。今年はこのオレ本田竜輝が必ず優勝する。だからみんな、しっかり見ててくれ!」
〈メインイベント・第6試合〉
王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負
綾部蓮 vs ザイオン

前年度覇者・綾部蓮は、1回戦で三冠チャンピオン・斉藤ジュンを撃破して、2連覇へ好発進。2020年9月2日にプロフェッショナルレスリングJUST TAP OUTでデビューを果たし、前日にデビュー5周年を迎えた。対するザイオンは、大森北斗を破っての2回戦進出となった。
注目のシングル初対決は、決戦のゴングと同時に両者への歓声が交錯。ロックアップ、手四つで組み合い、互いの力を確かめ合う。さらに2人同時にロープへ走ってド迫力の肉弾戦。身長2mの綾部がエルボーを振り下ろせば、鋼の肉体を誇るザイオンはハカブロック。互角の攻防が続く中、ザイオンがジャンピング・エルボーで襲い掛かり場外戦へ。場外ボディスラム、ヘッドバットで進撃すると、綾部も鉄柱に何度も打ちつけて応戦する。リングに戻った綾部が顔面踏みつけ、ボディスラム、逆エビ固めで優勢に。フルネルソンで締め上げると、ザイオンの力が抜けていく。息を吹き返したザイオンはローリングエルボーから串刺しアタック。軽快な動きを見せてスピアで突っ込む。サモアンドロップが不発に終わっても野性的なエルボーアタック。リバース・スープレックスでピンチを脱した綾部は、ランニング・ネックブリーカーから串刺しフロントハイキック。両者ヒザをついてエルボーのラリー。綾部の強烈な一発でザイオンが崩れ落ちる。それでも打撃の連打から引き込み式サモアンドロップ。コーナー最上段からフィニッシュを狙ったが、綾部がフロントハイキックで撃ち落とす。フルネルソンバスターはカウント2。20分経過。勝利を確信した綾部は、デスルーレットで突き刺さんとしたが、ザイオンが着地してブレーンバスター。パワフルなスピアはカウント2.9。ならばとダイビング・ヘッドバットを放ったが、立ち上がった綾部がエルボーで迎撃。そしてデスルーレットが大爆発。ザイオンとの決戦を制した綾部が準決勝進出。この結果を受け、9.15後楽園ホール大会でおこなわれる準決勝の1つ、綾部vs本田が確定した。
綾部のマイク中、リングに上がった本田は、昨年の決勝で綾部に敗れた悔しさを爆発させ、「その借りを返してやる。オレはものすごく、ものすごく、おまえを潰すのが楽しみで仕方がないよ」とリベンジを宣言。綾部も本田との再戦を喜び、「本田竜輝を倒し、そして決勝の相手、誰が上がってきても、綾部蓮に負ける運命は変わらない」と断言すると、「つまり今年の王道トーナメントも頂に立つのは、このオレ綾部蓮だ」と2連覇を強調して新木場大会を締めた。

<リング上のマイク>

綾部「ザイオン、Thank you」
ザイオン「アヤベ、Thank you」
※抱擁を交わすと、ザイオンは勝者を称えて退場
綾部「2回戦突破だ。ザイオンとの闘いは、ものすごく、ものすごく楽しすぎた。ああいう化け物みたいなヤツがゴロゴロいるから、この全日本プロレスのリングは最高なんだろ。そして、オレはすでに次を見ている。9.15後楽園ホール、王道トーナメント準決勝の相手、本田竜輝に決まったな」
※リングインした本田がマイクを奪い取る
本田「イエーイ!綾部蓮、オレはオマエが勝つと思ってたよ。そして去年の王道トーナメント、オマエに決勝で負けてんだ。その借りを返してやる。オレはものすごく、ものすごく、オマエを潰すのが楽しみで楽しみで仕方ないよ」
綾部「オレも本田竜輝、オマエと1対1でまたぶつかり合えるのが楽しみで仕方ないよ。ただ、去年の王道トーナメント決勝、そして今年のチャンピオン・カーニバルと同じ、オマエはオレに負けるんだ」
※本田は退場
綾部「王道トーナメント、あと2つだ。本田竜輝と後楽園ホールでまたバチバチに戦えるのが、楽しみで仕方ない。ただ、綾部蓮にとって準決勝、本田竜輝戦は通過点に過ぎないんだ。そして、ひとつ私事ですが、昨日でデビュー5周年でした。まだまだ綾部蓮のプロレスラー人生始まったばかりだから、これからも目を離すな。ということで、王道トーナメント、今の闘いを見れば分かるだろう。頂に立つのが相応しいのが誰かということを。後楽園ホール、本田竜輝を倒し、そして決勝の相手、誰が上がってきても、綾部蓮に負ける運命は変わらない。つまり今年の王道トーナメントも頂に立つのは、このオレ綾部蓮だ」
<バックステージコメント>
綾部「ザイオン、初めてシングルで戦ったけど、めちゃくちゃ楽しかった。最高だったよ。ありがとう。ただ、綾部蓮が勝利するという結果には何も狂いはなかったけどな。またやろうぜ。そして準決勝、本田竜輝戦が決まったな。リング上でも言った通り、本田竜輝と1対1で後楽園ホールのリングで戦えるというのは楽しみで仕方ないよ。ただ、準決勝の本田竜輝戦は通過点に過ぎないんだ。過去2度のシングルと結果は何も変わらない。その先の決勝、そしてその先で見据えているからな、綾部蓮は。昨日でデビュー5周年を迎えたことだし、王道トーナメント2連覇を皮切りにさらに上のステージに行っちゃおうか」