【10.11行田】世界ジュニアヘビー級選手権試合記者会見「全日本プロレスってのはこういうもんだっていうのをリング上でじっくり教えられる場になるんじゃないか(亮生)」「ここでチャンスをものに(井上)」
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「旗揚げ記念シリーズ2025」10.11行田大会で行われる世界ジュニアヘビー級選手権試合に向け記者会見が行われ、王者・青柳亮生、挑戦者・井上凌が出席した。過去に2度同王座に挑むも戴冠を逃してきた井上は「ここでチャンスをものにします」と3度目の正直で初戴冠に意欲をみせた。一方の亮生は「僕は今までやってきたことっていうの自信もありますし、今のベストな青柳亮生でいけば間違いない」と王者の余裕をのぞかせた。
■会見の模様
井上「立川大会、そしてその終わりのバックステージでも言った通り、僕がジュニアリーグ終わって約この 1カ月間やってきたこと、そして、その都度対戦相手から伝えられたこと、そして青柳亮生のこの1戦1戦。ジュニアリーグの優勝も含めて、世界ジュニア戴冠の時、そして防衛戦を見て僕が思ったこと、そして世界ジュニアへの思い。すべてチャンピオンにぶつけます。自分自身、世界ジュニア3度目の挑戦になるんで、ここでチャンスをものにします。以上です」
亮生「第 72代世界ジュニアヘビー級チャンピオンの青柳亮生です。まず、勝ちは間違いないというところは大前提で、僕自身ずっとキャリアの長いというか、先輩相手にこのベルトをかけて幾度となく戦ってきたわけなんですけれども。多分初めての後輩との世界ジュニアをかけて戦うっていう点ですごく、ここまで井上凌が上がってきたという嬉しい部分もありますし、この前の立川での挑戦表明で、お客さんが井上凌を支持しているっていうのを肌で感じた部分も嬉しい部分ではありつつ、それでも世界ジュニアはまだ遠いんだということを教えて、青柳亮生のためにもなる防衛戦にしたいなと思っております」
■質疑応答
――世界ジュニア王座に挑む率直な心境は?

井上「まあそうですね。自分自身3度目の世界ジュニア挑戦になるんで。で、その中で、所属選手との世界ジュニアのタイトルマッチ、今回が初めてなんですよ。1回目と2回目もどっちもフリーの選手、他団体の選手と戦ってきてようやく所属選手と熱くタイトルマッチをまたできるってなると、すごい僕も嬉しく思うんで。その反面、やっぱりなんでしょうね。今までと同じ結果にならないように、ここでちょっとまた違う気持ちをぶつけていきたいなと思っています。以上です」
――これまで何度かスタイルチェンジをしているが?
井上「昨年復帰してから、結構悪びれた感じでやってきたんですけど。やっぱりジュニアリーグを通して現実を知らされたというか。そんなことをやっている場合じゃないんだっていうのを、今つくづく思ってきて。だから、やっぱりお客さんも自分が試合していて、井上はまっすぐぶつかってて欲しいなあっていう、そういう思いも伝わってきてるんで。もうしばらくというか、素の自分、やっぱり思い切った自分をお客さんに見せていればなと思っています」
――戦い方としては井上選手の得意なキックを交えつついく?
井上「そうですね、はい。その面が一番大きいなと思っています。今までやってきた相手とか、青柳亮生、チャンピオンもそうですけど。いろいろと戦ってきた部分はあるんで、その面では結構もう学習してるなというのは思ってるんで。まだ知られてない自分というか。そこを出していけたらなと思っています」
――今の時点では、その知られてない部分は秘密?
井上「そうですね。はい。行田まで」
――本来の自分を出してくる相手が一番手強いのでは?
亮生「戦う上で、まあでもそれをしたことによって、お客さんの支持を得てここまでたどり着いているっていう所は認めているので。ただ単に下の者を叩き落とすつもりはなくて、本当にこの全日本プロレスジュニアというもののレベルの凄さを見せつけられる相手にもなってきていると思うので。僕も変に固くならず、いつも通り受け止めてその上で勝ちたいなと思っています」
――まだまだ自分の方が上だという気持ちは当然ある?
「まあそうです。引き出すっていう言い方はあんまり好きじゃないんですけど、それは、井上凌がどこまで出せるのかっていう部分だと思っていて。その上で、僕は今までやってきたことっていうの自信もありますし、今のベストな青柳亮生でいけば間違いはないかなと思います」

――井上凌のための防衛戦という発言の真意は?
亮生「彼もさっき言ってたんですけど、今までは外敵とだったり、全日本プロレスっていうよりかは、ベルトをかけて戦うっていう方に執着してたっていう部分が大きいと思うので。タイトルマッチはこういうもんだ、全日本プロレスってのはこういうもんだっていうのをリング上でじっくり教えられる場になるんじゃないかなと思います」
――チャンピオンの発言は勝敗を度外視した発言だが?
井上「非常に全日本のジュニアの、敵である前に、先輩っていうそういうのがあるんで、試練を与えてきてるなって思ってるんですけど。そこは立ち向かっていくぞっていう反面、ありがたみも感じてるんで。行田でのタイトルマッチではしっかりそこを感じつつ、乗り越えていけたらなと思っています」
――当日は世界タッグ選手権試合、HAVOCのX登場などもあるが他の試合は意識する?
亮生「そうですね、ほかの試合を意識しないことが基本なかったんですけど。なんというか、井上凌とこのベルトをかけて戦えるっていう点では、すごく意識しているので。全日本プロレスジュニアっていうものを見せつけられるところでもあるなと思っているので、ほかの試合にも負けないような試合にしたいなと思っています」
◆第5試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第72代王者】青柳亮生 vs 井上凌【挑戦者】

※第72代王者・青柳亮生、2度目の防衛戦
「旗揚げ記念シリーズ2025」
2025年10月11日(土)14:00開場/15:00開始
埼玉・行田グリーンアリーナ~ファイブイズホームpresents~
※会場内土足禁止
■チケット料金
プレミアムシート(最前列席) 15,000円
スペシャルリングサイド(2列目) 10,000円
リングサイド 8,000円
アリーナ指定席 6,000円
スタンド自由席 4,000円
小中高生(当日券のみ・要身分証)2,000円
■チケット販売所
■イープラス http://eplus.jp/aj/
■チケットぴあ http://w.pia.jp/t/all-japan/
■ローソンチケット http://l-tike.com/all-japan/
☆会見の模様は全日本プロレス公式YouTubeで配信中!
