【10.11行田】「旗揚げ記念シリーズ2025」世界タッグ選手権試合記者会見「プロレス界に轟く新たなタッグチームが誕生する予感(青柳)」
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「旗揚げ記念シリーズ2025」10.11行田大会で行われる世界タッグ選手権試合に向け記者会見が行われ、王者組のザイオン&オデッセイ、挑戦者組の青柳優馬&安齊勇馬が出席した。鈴木秀樹&真霜拳號から一発で王座を奪取したザイオン&オデッセイはタッグチームとしての絆に自信。9.23立川大会で安齊へタッグ結成を持ち掛け実現した青柳優馬・安齊勇馬組は始動後いきなりの世界タッグ王座挑戦となる。今回のタッグ結成に青柳は「プロレス界に轟く新たなタッグチームが誕生する予感」安齊はプロレスの師匠である青柳とのタッグに「息が合わないわけない」と新コンビの躍進に向け世界タッグ獲りを誓った。
■会見の模様
青柳「青柳優馬です。今、103代(※102代)でしたっけ。タッグチャンピオンチームのHAVOC(ハヴォック)のオデッセイ&ザイオンに挑戦するわけなんですけども、あの、初のタッグがまさかの世界タッグということで。ちょっとどうなるものなのかなと、不安は少しあるんですけど、本当に根拠は全くないんですけど安齊とのタッグなら一発で獲れるんじゃないかなと。全日本プロレスだけでなく、プロレス界に轟く新たなタッグチームが誕生する予感がしています。そのための第一歩として世界タッグのベルトを 、HAVOCから取り上げたいと思います。
安齊「安齊勇馬です。まずは、何のマイクもなく挑戦表明をしたにもかかわらず、すぐ認めてくださったチャンピオンチーム、チャンピオンタッグの2人、そしてPWFに本当にありがたく思っております。その日に青柳さんからタッグを組もうって言われて、青柳さんとだったら面白くなるなっていう風に思って、タッグを組みました。そして、その日のタイトルマッチ 2人すごい試合してましたけど、それでも青柳さんとだったら勝てるんじゃないかなと思っています。強くてかっこいい2人の”ゆうま“が必ずこのベルト取りたいと思います。以上です」
オデッセイ「改めて対戦チーム。この挑戦者は非常にいいチームだと思うが、僕らはいろんなことをリサーチして勉強している。行田で俺たちからこのタイトルを奪い取ることはないだろう」
ザイオン「今回の防衛戦で気がかりなのは、挑戦者の2人はシングルプレーヤーとしては非常に高く評価はしている。安齊勇馬もすごい選手だと思っているが、彼らは組んだことがない。シングルプレーヤーとしてはすごいが、組んだことがないので逆に読めないとこがある。(タッグの)イメージが湧いてこないのは非常に危険だ。でも、非常にエキサイトしているし、オデッセイとのタッグでHAVOCがこのベルトを防衛してみせる」

■質疑応答
――2人の仲や連携についてはどう感じている?
青柳「そうですね。仲がいいかどうか聞かれると、僕は仲いいつもりですけど、彼がどう思っているかわからない。キャリアの差があるんでどうしてもね、その辺の誤差は出てくるとは思うんですけど。タッグを組むにあたってということに関しては、安齊と組むことには、特に抵抗はないですし、問題ないと思っています。やっぱりね、いいレスラーは戦っても組んでも素晴らしいレスラーですからね。まさに素晴らしいレスラーが2人揃ったということで。 これ間違いなく素晴らしいタッグチームが誕生するということでしょう。10月からのシリーズは53周年の旗揚げ記念シリーズなわけですけどもちょうどいい節目のタイミングで最高のタッグチームが誕生するんじゃないかなと僕は期待しますし、そうさせたいと思っています」
安齊「まず僕は青柳さんのことを本当に好きですね。ただ、いろんなところのインタビューとかでも言ってるんですけど、練習生の頃、青柳さんのバイクの音を聞くたびに、心臓がバクバクしてたとか言ってたりして。そういうところはありますけど、単純にレスラーとして、人としては、本当に好きですね。で、その上で、僕にプロレスを教えてくれたのが、青柳さんで、それは自分らしく伸ばしていて。元を辿れば、その教えてもらったものがあるので、息が合わないわけないなとは思っております。なので、僕と青柳さんで、どのタッグチームにも勝っていこうかなって思ってます。以上です」
――現時点でチャレンジャーチームより明らかに上回っている点は?
オデッセイ「いい質問だね。俺たちはタッグチームを組んでからそれほど月日が経ってるわけではないが、仲もいいし、多くの練習を一緒に積んできた。それに、なんと言ってもすごく相性がいい。それ以外でも、心と心のつながりっていうのがある。だから今回の初防衛戦も全く問題ないだろう」
オデッセイ「はっきり言ってこれは俺達にとっては戦争だ。軽い気持ちで挑むわけにはいかない。初防衛戦でこのタイトルを守らないといけない。タイトルは奪うのも大変だが、失うのも一瞬だ。対戦相手がどんなに素晴らしい選手かはわかっているから、油断せず、 全力でこのタイトルを守って行くだけだ」
――宮原健斗とのビジネスタッグのイメージが強いが、安齊勇馬とのタッグでビジネスタッグを上回っている点は?
青柳「本当に組んだことがないから、何とも言えないんですけど、なんとなくビジネスタッグの匂いもしなくもないんですよ。なんて言うか、別に仕事の付き合いってわけじゃないです。ちゃんとかわい後輩です。こんなこと言っていいのかわからないぐらい。でも、本当に可愛い後輩なんですよ。で、安齊と組めるっていうのは、本当に嬉しいんですけど、でもやっぱりね、こう見えて彼も仕事人みたいなところがあるんで。そういうビジネスタッグ的な雰囲気も実はあるんじゃないかなと。そういうところも含めて期待してますね。お互いが全日本プロレスを盛り上げるために手を取って、同じ目標に向かっていってるっていう点では、本当にビジネスタッグと変わらないかもしれないんですけど。それ以上のものを僕は感じるので。ビジネスだけでなく、ビジネスはもちろんなんですけども、ちょっとずつというか時間をかけて、僕からも歩み寄ってみようかなと思ってます」
――立川大会で「騙されたと思って」という発言があったが、まだその意識はある?
安齊「いや、騙されたと思ってるっていうのは、なんて言えばいいんでしょうね。ないって言っていいと思うんですけど。(青柳は)やっぱりノムヤギで組んでいて、それをなんですか、あの場で本田さんを経由した上で、僕に声をかけてくれたとか、本当に予想もできない掴めないところもあるので、ただ、信じて間違いはないと思うので、 騙されてるのも承知で全部信じようって。信じてもらえるように。僕がついて行くっていうよりかは、横に並べるようにっていう風に思ってます」

――タッグチーム名は考えている?
青柳「いや、特にはそういったことは考えてないですね。最近プロレスラーはそういう名前を考えがちですけど。あんまりその辺は考えたことはないですね。果たして”ダブルゆうま”で良いのかっていうところもありますし。たまたま名前が一緒ってだけですからね。そこに関して、意識はしてないです」
――世界タッグのベルトを獲って気持ちに変化はあった?
ザイオン「このタイトルを取って、ここからが出発点だと思ってる。これからジェットコースターがどんどんどんどん上に上がって、これから突っ走るような。(世界タッグは)素晴らしいタイトルで、ベルトもかっこいい。初防衛戦ものっけから、非常に強い選手と当たるけど、このタイトルはどうしても手放したくない。ただ1つだけ言っておくとHAVOCは暴れるのも戦うのも大好きだ。だから、このベルトを落とさないように大暴れしてやる」
オデッセイ「基本的に人間というのは生まれたときからそんなに変わらないと思う。ただ、こんな名誉ある大きいタイトルを手にした時、心の中の変化っていうのはやっぱりあると思う。どうしても、この獲得したタイトルを失いたくないという気持ちは非常に強い。いきなりダブルゆうまという強力なチームとは当たるけど、さっき俺の兄弟のザイオンが言ったように、俺たちは全力で、このタイトルを失わないために臨みたいと思っているし、今回は必ず防衛するだろう」
◆第6試合 メインイベント 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第102代王者組】ザイオン オデッセイ vs 青柳優馬 安齊勇馬【挑戦者組】

※第102代王者組・ザイオン&オデッセイ、初防衛戦
「旗揚げ記念シリーズ2025」
2025年10月11日(土)14:00開場/15:00開始
埼玉・行田グリーンアリーナ~ファイブイズホームpresents~
※会場内土足禁止
■チケット料金
プレミアムシート(最前列席) 15,000円
スペシャルリングサイド(2列目) 10,000円
リングサイド 8,000円
アリーナ指定席 6,000円
スタンド自由席 4,000円
小中高生(当日券のみ・要身分証)2,000円
■チケット販売所
■イープラス http://eplus.jp/aj/
■チケットぴあ http://w.pia.jp/t/all-japan/
■ローソンチケット http://l-tike.com/all-japan/
☆会見の模様は全日本プロレス公式YouTubeで配信中!
