「セキチューpresents ダイナマイトシリーズ2025」11月16日(日)高崎大会詳報&試合後コメント
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「セキチューpresents ダイナマイトシリーズ2025」11.16 Gメッセ群馬 展示ホール大会では、全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合、GAORA TVチャンピオンシップを開催。試合前、2024年3月10日に逝去された吉江豊さんを偲び、追悼式が執り行われ、10カウントゴングが捧げられた。
〈第1試合〉
タッグマッチ 15分1本勝負
斉藤ジュン セニョール斉藤 vs 黒潮TOKYOジャパン 立花誠吾

斉藤ブラザーズの斉藤ジュン&セニョール斉藤がアップタウンの黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾と激突。ゴング直後にイケメンコールが発生。黒潮はジュンに対抗して後ろで髪の毛を束ねると、どちらがイケメンか来場者に問いかける。ジュンに大きな拍手が飛んだことに怒った黒潮はサミングからタックル。仁王立ちのジュンはヘッドロックを極められるとバックドロップで叩きつけた。立花が相棒を助けるために飛び込み、アップタウンコンビがダブルのエルボー。トラースキックは誤爆となり、セニョールが立花のすねを何度も蹴って動きを封じる。アニキコールで魂を奮い立たせた立花は、マンハッタンドロップからのケンカキックでピンチを脱出。代わったイケメンがジャケットパンチを連発。軽快なムーブで翻弄するとアラビアンプレスを発射。フィニッシュを宣告するとセニョールが倒れ込んでの急所蹴り。ジュンが続いて串刺しエルボーから滞空式ブレーンバスター。アップタウンコンビは太鼓の乱れ打ちから場外ダイブを狙うが、どちらが飛ぶかで揉める。リング上で孤立した立花はジュンの顔面を搔きむしってローリングエルボー。追撃を狙ってロープに走ると、ジュンはビッグブーツで迎撃。一気にチョークスラムで叩きつけ、あっという間に3カウントを奪ってみせた。
弟・レイの欠場を受け、今年の最強タッグは不参加なったジュン。最強タッグ期間中も勝ち続けることを誓うと、三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗の名前を出し、「俺が勝ち続ければ、いつ誰に挑戦しても、その資格があるというわけだ。最強タッグ出なくても、勝ち続けておもしろくしてやるよ」とタイトル挑戦を視野に入れた。
<ジュンのバックステージコメント>

ジュン「OK。みんなのアニキ・立花誠吾、アップタウンをDOOMしてやったぜ。今日が11月16日、ということで最強タッグが近づいてきたわけだが、俺は前に言った通りレイが欠場するから今年は出ないと決めている。だが、そんな中で去年のチャンピオンとして俺は何が出来るか考えていた。そして答えが見つかった。まぁシンプルで簡単な答えだが、それは、この俺が最強タッグシリーズ中も勝ち続けるということだ。もう発表されているカードもあるんだが、最強タッグのシリーズ中、いろんなやつらと組んで、いろんなやつらと戦う。そんな中で俺が勝ち続けるとしたら、それは最高に楽しいことじゃないか。俺が勝ち続ければ、去年の最強タッグのチャンピオンとしての責任というつもりはないが、弟のレイも帰って来るリングを守り続けるというわけだ。俺が心配するのは、俺と戦う対戦相手のあいつらのことだな。なんせ最強タッグ中に、シリーズに出ていないヤツにボコボコにされるんだから、精神もまともじゃいられないだろう。もしかしたら公式戦に響くかもしれないな。だが、それもおもしろい。それから宮原健斗。オマエ、年末の対戦相手がまだ決まっていないと言ったな。だったら、この俺が勝ち続ければ、いつ誰に挑戦しても、その資格があるというわけだ。これはおもしろいんじゃないか。今年の最強タッグ出なくても、斉藤ジュンが勝ち続けておもしろくしてやるよ。DOOM」
<黒潮&立花のバックステージコメント>
黒潮「なんだよ、しつこいな。もうしゃべることねぇよ。イケメンやめれば斉藤ジュン」
立花「ちょいちょい、あっちはやめられねぇだろ一生、オマエだろやめるのは」
黒潮「調子こいてる、アイツ」
立花「調子こいてる?オマエがじゃなくて?オマエは10年くらいイケメンだろ」
黒潮「もっとだよ!」
立花「13年くらい?斉藤ジュン、たぶん30何年かイケメンだぞ」
黒潮「で、なんだよ!何の用だよ!最強タッグのことが聞きたいんだろ?」
立花「俺出ねぇもん、タッグリーグ。オマエ、なんで他花師と組んで」
黒潮「他花師、誰?」
立花「他花師って、あの髪もじゃもじゃの」
黒潮「なんでパートナー、オマエじゃないの?」
立花「オマエが決めたんじゃないの?去年、おととし、オレとオマエで出てよ」
黒潮「でもアイツのラップ、聞けば聞くほどいいからな」
立花「よくねぇよ。聞けば聞くほどよくないだろ」
黒潮「オマエ、ギターの練習しておけよ」
立花「アイツのラップ、ギター入ってないだろ、たぶん」
黒潮「じゃあ持ってるだけでいいじゃん」
立花「なんだよ、知らない他花師とかと出て」
黒潮「もういいよ、その話は」
立花「その話しか聞きたくねぇんだよ」
黒潮「ほいで?ほいで?」
立花「いいんだよ、もう終わりで!」
黒潮「まだまだしゃべるぞ」
立花「帰るぞ」
黒潮「待て!待つんだよ、コイツは待てって言うと」
立花「じゃあ帰る」
黒潮「待て!まだまだしゃべる。終わらねぇぞ、今日は。コメント史上初の3個くらいに分けて、パート1、パート2、パート3、全部垂れ流す」
立花「エレベーター来てるぞ、俺は乗るからな」
黒潮「俺も乗る」
〈第2試合〉
6人タッグマッチ 20分1本勝負
青柳亮生 ライジングHAYATO 田村男児 vs 吉岡世起 進祐哉 土方隆司

青柳亮生&ライジングHAYATO&田村男児のゼンニチジュニアトリオが吉岡世起&進祐哉&土方隆司を迎え撃った6人タッグマッチは、田村vs土方、亮生vs進、HAYATOvs吉岡と一進一退の攻防が続く。吉岡がシザースキックを放つと、進がやって来て元レッスルゲートの先輩後輩タッグ“ススヨシ”のコンビネーションが炸裂。HAYATOに集中攻撃を仕掛けていった。HAYATOがドロップキックでやり返すと。田村が串刺し式タックルからブレーンバスター。土方がサッカーボールキック、ハイキックを打ち込んでも、豪快なバックフリップで黙らせた。最強タッグ出場を控えるアツハヤが流れるような連続攻撃。得意の合体技・バックドロップ&ネックブリーカーはカウント2止まり。土方がカウンターのハイキックからシャイニング弾。ススヨシがサンドイッチ式ジャンピング・ハイキックで援護して、土方は急角度で叩きつける払い腰を決める。リング上で6選手が入り乱れ、HAYATOがススヨシの合体技を攻略。田村が2人まとめて弾き飛ばすと、HAYATOはスワンダイブ式プランチャで相手チームを分断。蘇生した亮生がロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス。さらに、ファイヤーバードスプラッシュを放ち、華麗に土方を仕留めた。
<亮生組のバックステージコメント>
亮生「群馬、群馬、青柳亮生の大勝利だ。次アレですね。ついに来ましたね、世界最強タッグ決定リーグ戦。来たね。何も残してこなかったアツハヤが、そういうことだよ。ここでアツハヤが!」
HAYATO「じゃあ優勝するしかないし、初戦の相手・Wユウマ。亮生のお兄ちゃんもいるし、オレの元パートナーの安齊もいる。なんかWユウマで楽しそうだからボコボコにしよう」
亮生「裏切られた者同士。捨てられたでしょ、あなた。オレも捨てられたよ。捨てられてWユウマが誕生した。違うか。いや、そういうことにしよう」
HAYATO「ムカつくね。ボコボコにするよ」
亮生「アイツをやってやりましょう。最強タッグ優勝するぞ!」
<吉岡組のバックステージコメント>
進「なんだっけあれ、すーちゃんせーちゃんだっけ?」
吉岡「違います。すーちゃんせーちゃんはなんか違うぞ」
進「あ、ススヨシですよ、ススヨシ」
吉岡「全日本初のススヨシ、久々ですけどタッグ組むの」
進「タッグのベルトとかどうっすか」
吉岡「あ、1個ボクは持ってますけど」
進「持ってんだ」
吉岡「もう1個、じゃあススヨシで。久々に組んでも息ぴったりなんで」
進「まだまだ引き出しあるんで」
吉岡「まだまだやっていきましょう」
〈第3試合〉
全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第11代王者組】大森北斗 羆嵐 他花師 vs 青柳優馬 FUMA 菊タロー【挑戦者組】

第11代全日本プロレスTV認定6人タッグ王者の大森北斗&羆嵐&他花師は、5.18大田区大会で王座返り咲きを果たし、これが6度目の防衛戦。5月のタイトルマッチで北斗のナルシストプレスに沈んだ青柳優馬は、菊タロー、そして群馬県甘楽町でキウイフルーツ農家、養蜂、養鶏を営むFUMAと合体した。
菊タローが奇襲を仕掛けたが、優馬とFUMAが続かず北斗軍が返り討ちに。試合開始のゴングが鳴り、いきなり場外乱闘に突入。他花師はFUMAが持ち込んだ猟銃を奪い取って暴走した。リングに戻るとチャンピオンチームが優馬を孤立させて試合をコントロール。他花師がセキチューで購入したという鉄ヤスリで痛めつけていく。苦しい展開が続いた優馬はドロップキックで反撃。マタギレスラーことFUMAは熊を狩ろうと猟銃を持ってリングイン。銃声が鳴り響くが羆嵐はびくともしない。ならばと空手殺法からぶら下がり式首4の字で絞首刑。追撃のダイビング・ニールキックはカウント2。羆嵐はボディアタックでやり返し、タッチを受けた他花師が地獄突きの乱れ打ち。チャンピオン・カーニバル2019(延髄斬り)を叩き込むとFUMAをコーナーに追い詰めたが、ダブルの地獄突きはコーナーに誤爆。菊タローがドラゴンスクリューで北斗軍をなで斬りにすると、北斗に連続トレイン攻撃。優馬&FUMAの合体ブレーンバスターから菊タローはフラッシングエルボー。10分経過。試合を終わらせるべく、チャレンジャーチームがブレーンバスターの体制に入ると、菊タローが長々と演説。チャンピオンチームがリバースして、北斗軍スペシャルを狙うが、北斗も演説して自分だけが叩きつけられてしまう。チャンス到来のチャレンジャーチームが3人一斉にブレーンバスター。優馬とFUMAは見事に投げ切ったが、菊タローは北斗に丸め込まれてカウント3。チャンピオンチームが6度目の防衛を飾った。
<バックステージコメント>
北斗「地方の強豪たちを倒して天下統一、今日が2県目だ。松江、そしてここ高崎市。東京はやったから、あと44都道府県かな。俺たちが全国統一してやるから、待っとけ。なんかあるか?」
羆嵐「あるよ!めちゃくちゃあるよ!おい、FUMA」
北斗「アイツ撃ったな」
羆嵐「撃つなよ、オマエ。危ねぇだろうが。しかも1発目、天井に向かって撃ってたぞ、やばいな」
*猟銃を持ったFUMAが乱入

FUMA「おい!フザけんな!」
北斗「撃つな!やめろ!」
羆嵐「分かった!分かった!」
*北斗軍は逃げていきFUMAが追いかけると、優馬と菊タローがやって来る。
優馬「チクショー、汚い手使いやがって。本当に汚ねぇよ。アイツら性格も汚いし、顔面も汚いし、全部汚いアイツら」
菊タロー「ケツも汚ねえ」
優馬「全部汚ねぇコノヤロー。絶対許さねぇからな」
菊タロー「青柳さんが…」
*今度は猟銃を奪い取った北斗軍が乱入する。

北斗「オラ!ぶち殺すぞ!」
他花師「(優馬と菊タローに地獄突きをして)ゲッアウト!ゲッアウト!やったなリーダー。これで何回目の防衛や?」
北斗「7回目ぐらいか?(正しくは6回目)」
他花師「100回ぐらい行きましょうよ、リーダー」
北斗「俺たちが絶対王者だ」
他花師「絶対王者。俺たちは誰も止められへん。俺たちを止められるのは青信号のみ」
*乱入したFUMAが猟銃を撃つが、他花師は弾丸を飲み込む。
他花師「オイ!オールジャパン、これだけは言うておくぞ。ネイルを赤から黒に変えたんや。ネイルはすぐに落ちてしまう。オイ、ネイルがすぐに落ちてしまうとかけまして、お墓参りで迷うと説く」
羆嵐「その心は?」
他花師「『はかない(儚い/墓無い)』でしょう。釈羅不!」
〈第4試合〉
GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第31代王者】芦野祥太郎 vs 井上凌【挑戦者】

芦野祥太郎は10.28十勝大会でWRESTLE-1時代からのライバル・黒潮TOKYOジャパンを撃破してGAORA TV王座初戴冠。井上凌は10.11行田大会で青柳亮生が保持する世界ジュニア王座に挑戦するもベルト奪取に失敗。北海道シリーズで芦野と激しくやり合い、シングル王座初戴冠のチャンスが再び巡って来た。
ベルト獲りに燃える井上が鋭い打撃からドロップキック。芦野を場外に落とすと、エプロンからサッカーボールを叩き込む。リングに戻してミドルキックを連打。芦野はフロント・スープレックスで流れを変え、俵返しでぶん投げていく。そこから左足にロックオン。マフラーホールドなどでダメージを蓄積させる。バックドロップから抜け出した井上は逆襲のレッグラリアット。マシンガンキックをブチ込み、串刺し式フロントハイキックからドロップキック。苧環(おだまき)を敢行もカウント2。大観音スープレックスは不発に終わり、芦野が強烈なラリアット。リリース・ジャーマンをカウント2で返されたと同時にアンクルロック。諦めない井上が下から蹴り上げて抜け出す。一心不乱にエルボーを打ち込むが、バズソーキックを受け止めた芦野が再びアンクルロックへ。完全に動きを制御された井上はタップアウト。第31代王者の芦野が貫禄十分の試合内容で初防衛に成功した。

<バックステージコメント>
井上「あぁ、壁が高い、壁は高かったですよ。でも芦野祥太郎、真正面からぶつかってきてくださって、本当にありがとうございました。だけど、やっぱり自分の力で勝ち取らなきゃなんの意味もないんですよ。どんな状況だって、今までの自分の行動、そして言動、全部見直して、絶対またイチから頑張れば、チャンス来るかもしれない。次はそのチャンスを必ず握り取るだけです。でも今回は悔しかった。まだ鍛錬します」
〈第5試合・セミファイナル〉
6人タッグマッチ 30分1本勝負
ザイオン オデッセイ 潮﨑豪 vs 鈴木秀樹 本田竜輝 佐藤光留

11.22後楽園ホール大会から開幕する「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」。鈴木秀樹は真霜拳號、潮﨑豪は芦野祥太郎、佐藤光留は田村男児と組んでAブロックにエントリー。世界タッグチャンピオンに君臨するザイオン&オデッセイ、野村直矢との新コンビで臨む本田竜輝はBブロックにエントリーしており、前哨戦の意味合いを含んだ6人タッグマッチとなった。
ザイオン&オデッセイ&潮﨑はGAORA王座を防衛したばかりの芦野と登場するとリングを占拠してHAVOCポーズ。潮﨑と佐藤の対戦で試合がスタートし、腕の取り合い、グラウンドの攻防でしのぎを削る。オデッセイと本田はド迫力の肉弾戦を展開。秀樹と佐藤が助太刀に入ると、本田が背後から襲い掛かり反則カウント1・2・3・4!オデッセイはそんな本田を場外に放り投げ大乱闘に発展した。リングに戻ると本田がローンバトル。潮﨑が強烈なチョップを叩き込む。苦悶の表情を浮かべた本田だが、ブレーンバスターをリバースして秀樹にスイッチ。秀樹は潮﨑をコーナーに詰めてボディにエルボー。佐藤がミドルキックで続いたが、潮﨑はラリアットで鎮圧。ザイオンは軽快なフットワークで翻弄したかと思えばワイルドな突進。佐藤がジャンピング・ハイキックでやり返すと、本田の串刺しラリアットから秀樹がエクスプロイダー。佐藤はPKをカウント2で返されアームロックで捕獲。怪力で抜け出したザイオンは猛打からサモアンドロップ。オデッセイが秀樹と本田をラリアットで排除すると、佐藤にはジャーニーズエンド。強力な援護弾からザイオンがダイビング・ヘッドバットを投下して完全勝利。HAVOCが圧倒的な力を見せつけ最強タッグ制覇へ弾みをつけた。
<HAVOCのバックステージコメント>
芦野「完璧なHAVOCの日だったな。次の大会から最強タッグ、俺と豪さんで、オデッセイとザイオンで、俺たちが決勝で当たりましょうよ」
潮﨑「HAVOCカーニバルだ」
芦野「完璧に勝ち取ってやりますよ、俺たちが」
ザイオン「オレタチハ」
芦野「俺たちは」
オデッセイ「オレタチハ」
潮﨑「俺たちは」
4人「俺たちはーHAVOC!」
<秀樹組のバックステージコメント>

秀樹「6人タッグ挑戦できるかな?できる?」
佐藤「資格はあるんじゃないかな…」
本田「シャア!行こう!」
〈第6試合・メインイベント〉
6人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 安齊勇馬 小藤将太 vs 綾部蓮 タロース MUSASHI

群馬県安中市出身の安齊勇馬が三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗、OSWの小藤将太と組んでメインイベントに登場。最強タッグには青柳優馬とのWユウマで出場し、同じBブロックには宮原&デイビーボーイ・スミスJr.もエントリー。この日は、Aブロックにエントリーした綾部蓮&タロースの大巨人コンビとアジアタッグ王者・むーちゃんせーちゃんで出場するMUSASHIが同じコーナーに立つ構図となった。
地元凱旋の安齊を抑えて宮原が先発となり、綾部と対峙。ロープに押し込んだ綾部が離れ際に頭をなでて挑発。くやしがった宮原が襲い掛かるも、綾部は余裕の表情で弾き飛ばした。北海道シリーズでアジアタッグ挑戦を経験した小藤は、MUSASHIとジュニアならではのハイスピードバトルを展開し、ドロップキックをズバリ。満を持して安齊がリングインしたが、タロースのパワーに押されてしまう。場外戦で劣勢となった安齊がリング上で孤立。タロースは串刺し攻撃から落差のあるサイドバスター。綾部もブレーンバスターで叩きつけ逆エビ固めで締め上げた。ハイテンションな宮原が声援を煽り、安齊は起死回生のジャンピング・ニーアタック。試合権利を得た宮原はドロップキックの連打からマッスルポーズも綾部がランニング・ネックブリーカーで応戦。綾部はタロースに代ろうとしたが、MUSASHIが強引にタッチ。気合みなぎるファイトで宮原に襲い掛かる。ところが、フロントハイキックを被弾して失速。再びリングインした安齊が串刺しエルボーからスロイダー。10分経過。安齊がジャーマンで仕留めにかかると、大巨人コンビが強力なエルボー。MUSASHIが羽交い絞めにしたが、ダブルのビッグブーツは誤爆となる。ミサイルキックで飛び込んだ小藤は綾部とタロースを場外に追いやりチャンスメイクする。安齊は連続串刺し攻撃からダブルアーム・スープレックス。粘るMUSASHIもトラースキックで反撃に成功。大巨人コンビのビッグブーツが火を吹くと、綾部が安齊を抱え上げ、タロースがのど輪を掴んで叩きつける荒々しい合体技。そこからMUSASHIがエストレージャフトゥーロ。カットに救われた安齊は、再度コーナーに上がったMUSASHIにジャンピング・ニー。ジャーマンでぶん投げると、抵抗するMUSASHIに小藤がドロップキック一閃。チャンスとばかりに安齊がジャンピング・ニーアタック。一撃必殺のギムレットにつないで文句なしの3カウント。
大熱戦の末、群馬凱旋を白星で飾った安齊は、安中市アンバサダーとして生まれ育った故郷での大会開催をアピール。世界タッグで優勝を飾った上での凱旋を誓い、「全日本プロレスのこと、そして俺だけを見ていてください。俺との約束です」と決め台詞でさわやかに群馬大会を締めくくった。
<リング上のマイク>
安齊「帰って来たぞ、高崎ー!前回は2024年3月、1年半以上ぶりの地元群馬大会、みなさんご来場ありがとうございます。地元で感じる興奮、熱気、歓声、めちゃくちゃ気持ちよかったです。今日は俺が勝ったし、地元群馬だし、わがままなマイクをします。まず小藤、なんかしゃべりなよ」
小藤「初めて来たぜ、高崎ー!自分はこの全日本プロレスの所属選手ではありませんが、このゼンニチジュニア、誰よりも盛り上げていきます。これからも小藤将太、よろしくお願いします」
安齊「小藤将太はお隣の栃木県出身だ。みんな応援してあげてね。そして、みんな忘れてるかもしれないけど、俺(群馬県)安中市アンバサダーなんだよね。どうにかして届きますよね、安中市の岩井市長、今日の高崎の熱気すごかったですよ。是非、安中でも感じたくないですか。安中市アンバサダーとして、全日本プロレス安中市大会をよろしくお願いします。今日ここにいる全員、俺の生まれ育った安中市にお越しください。そして、来週から始まる世界最強タッグ決定リーグ戦。俺と青柳さんが必ず優勝して、世界最強タッグの名のもとにここに帰ってきます。だからそれまで全日本プロレスのこと、そして俺だけを見ていてください。俺との約束です」
<バックステージコメント>

安齊「高崎大会、地元凱旋ありがとうございました。1年以上ぶりの地元での大会。めちゃくちゃ熱気スゴくて、めちゃくちゃ幸せでした。リングで言った通り、せっかくだったら俺の生まれ育った街、安中でも試合がしたいので、安中市長、是非考えてください。そして、来週からいよいよ始まる世界最強タッグ決定リーグ戦。安齊勇馬と青柳優馬が必ず優勝して、世界最強タッグの名のもと、またここに戻ってきたいと思います。今日はありがとうございました」

宮原「さぁ、いよいよ始まるな、11月22日、後楽園ホールから世界最強タッグ決定リーグ戦2025が始まる。そこで今俺は、宮原健斗、デイビーボーイ・スミスJr.のタッグ名をただいま募集している。どうしようか?開幕直前だ。さぁマスコミの皆さん、あなたはなにがいいですか?タッグ名は?」
マスコミ①「『最高なになに』とかがいいんじゃないでしょうか」
宮原「『最高なになに』。あなたは?」
マスコミ②「また次回までに考えておきます」
宮原「考えておけよ!もう目前ですよ。『最高なになに』か、おもしろいねぇ。そういうことだ。22日までに決めるからな。スミス、are you ready? I’m ready!」
小藤「高崎大会ありがとうございました。自分は栃木県出身ということもあって、隣なので親近感のある街でした。ありがとうございました。僕はこの全日本に来てから、まだなにひとつ結果を出せていません。同じ年にデビューした他団体の選手がどんどん活躍の場を広げて、結果を出していく中、俺だけなにも残せていません。でも絶対に下向かずに、このまま全日本のリングで闘い続けてやります」
綾部「高崎、安齊勇馬の凱旋大会か。なんか知らないけど。そんなことよりMUSASHI、案の定、足を引っ張りやがって。綾部蓮、タロース、そこにMUSASHIが加わると、MUSASHIが足を引っ張る。MUSASHIとは、やはり無理だ。オマエとは最強タッグ、同じブロックだな。覚えとけよオマエ、11.29福岡。ほかのチーム以上の最大級の絶望を味合わせて、トラウマで震え上がることになると思うから、それ以降のリーグ戦はオマエは途中辞退することも視野に入れて、いや途中辞退させるぐらいの絶望、身体的、精神的トラウマを植えつけてやるから福岡、楽しみにしとけ。そして我々のタッグチーム名をこの前、話したんだけど、近々会見があるから、その場で発表でもしようかなと思ってる」
MUSASHI「あれは誤爆じゃない!あれは誤爆なんかじゃない! 綾部蓮、タロース、わざと俺のこと蹴っただろ、あのデカい足で。クソ。やり返してやる、あの2人には絶対やり返してやる!世界最強タッグ決定リーグ戦、同じブロックだろ。俺1人でアイツらやり返してやる…って言いたいところだけど、俺1人じゃ絶対ムリだ。せーちゃんの力を借りて、あの2人にやり返してやる。その前にな。せーちゃんにも言いたいことがあるんだよ。それはまた後日、改めて。せーちゃん…」