「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」11月30日(日)広島大会詳報&試合後コメント 全日本プロレス

「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」11月30日(日)広島大会詳報&試合後コメント

ニュース

〈第1試合〉
シングルマッチ 15分1本勝負
真霜拳號 vs 小藤将太

OSW・小藤将太が2AW・真霜拳號に胸を借りた一戦。序盤から腕を締め上げていった真霜は、小藤の動きをコントロール。小藤がアキレス腱固めで対抗してもヘッドロックで捕獲する。小藤が打点の高いドロップキックで反撃。フィッシャーマンズ・スープレックスを狙ったが真霜が脇固めで切って取る。ロープに逃れた小藤は渾身のランニング・エルボー。ミサイルキックを放つとフィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2。ならばと多彩な丸め込みで勝負に出たが、スクールボーイを返した真霜が腕固め。完全に身動きが取れなくなった小藤はギブアップするしかなかった。

〈バックステージコメント〉

真霜「よーし。別になんもないっすよ。まぁ、元気があっていいんじゃない。でもさ、まだできると思うよ。小藤将太、てめえはもっと行けると思うよ。今日は物足りなかったな」

小藤「クソ、真霜拳號。知ってましたけど、めちゃくちゃ強かったです。でも、自分もぜんぜん簡単にやられないっていうのをこのシングル何連戦を通して、見せつけられたんじゃないかと思います。俺はまだ結果は出てないけどな。こんなところで絶対腐らないぞ。このまま戦い続けてやる」

〈第2試合〉
6人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗 デイビーボーイ・スミスJr. 岡田剛史 vs 斉藤ジュン 安齊勇馬 井上凌

第2試合に早くも三冠ヘビー級チャンピオン・宮原健斗が登場。宮原は、最強タッグ不参加でシリーズ全勝からの王座挑戦を目論む斉藤ジュン、青柳優馬の謹慎により最強タッグ途中棄権となった安齊勇馬の挑戦表明を受け、どちらかを12.31代々木大会でおこなわれるタイトルマッチの対戦相手に指名することを明言している。同じコーナーに立ったジュンと安齊は井上凌を加えたトリオで出陣。宮原はデイビーボーイ・スミスJr.、広島・ダブプロレスで活動する岡田剛史と組んでチャレンジャー候補と対峙した。

宮原vs安齊で試合がスタートすると健斗コールが会場を包む。安齊コールも発生してロックアップ。ロープに押し込んだ宮原が離れ際に張っていくと、安齊も顔面を打ち抜くドロップキック。昨年の大晦日に三冠王座を争ったスミスとジュン、岡田と井上も激しい火花を散らした。場外戦では宮原が井上に厳しい攻め。リング上でも強烈なフロントハイキック。スミスもヘビー級のパワーファイトで続く。井上がレッグラリアットでピンチを脱すると安齊がリングイン。宮原のドロップキックを被弾したが、スロイダーでぶん投げてジュンに繋いだ。ジュンはタックルでなぎ倒してエルボードロップ。束ねていた髪の毛を解くとチョークスラムを狙う。必死に逃れた宮原はバイシクルキック。岡田が大物狩りを狙って鋭い打撃の連打からネックブリーカードロップを決める。さらにハイキックを叩き込むと、宮原のブラックアウトからスミスがパワースラム。岡田は後頭部にヒザをブチ込んでカバーもカットに阻まれた。安齊がジャンピング・ニーアタックで宮原を排除すると、息を吹き返したジュンが岡田にローリング・ラリアット。カウント2で返されても、Dying Lightをお見舞いして完全勝利を収めた。

試合後のジュンはシリーズ5連勝を強調も、安齊が「何連勝しようと関係ない」とピシャリ。広島のファンに「斉藤ジュンと安齊勇馬、どっちの三冠戦が見たいですか?」と問うと、安齊を支持する歓声が目立つ。安齊は「満場一致で俺っぽいぞ。大晦日の三冠戦は譲れねぇ」とアピールし、ジュンとにらみ合った。

〈リング上のマイク〉

ジュン「広島に全日本プロレスが帰ってきたぜ。久しぶりに広島のみんなに会えて俺は嬉しいな。みんなは俺たちに会えてうれしいか?俺に会えてうれしいか?じゃあ俺が大好きな甘いものをみんな持ってきたか?まぁそれは置いておいて、オイ安齊勇馬。今日で最強タッグのシリーズが始まって俺は今5連勝目だ。昨日オマエは俺が誰に勝とうが、何勝しようが関係ないと言ったが、俺には関係おおありだ。オマエが何を言おうが、俺は残りの試合も全部勝って、宮原健斗が持つあの三冠ベルトに挑戦してやるぜ」

安齊「昨日も言ったけど、あなたが何勝しようと、何連勝しようと関係ないですよ。むしろな、あんたが誰に勝っても、こっちは青柳優馬のせいで終わった最強タッグリーグのことを思い出して腹が立つんだよ。いい加減にしろ。今日広島にご来場のみなさん、斉藤ジュンと安齊勇馬、どっちの三冠戦が見たいですか?どっちの方が見たいですか?(安齊を支持する声援)斉藤ジュン、宮原健斗、満場一致で俺っぽいぞ。大晦日の三冠戦は譲れねぇ。なんか文句があるなら全部、青柳優馬に言え」

〈ジュン&安齊&井上のバックステージコメント〉

ジュン「今日で誰が何と言おうと5勝目だ。安齊、俺は何度も言っているが、俺の邪魔をするなよ。このままの勢いで残り2試合も全部勝って宮原健斗に挑戦するのは、この俺・斉藤ジュンだ。あんまり邪魔するんだったら、オマエからDOOMしちまうぜ」

安齊「おい、斉藤ジュン。何度も何度も言わせんな。あなたが何連勝しようと俺には関係ないんですよ。俺の大晦日、代々木での三冠挑戦、これは決定事項だ。俺が言ったんだから、そういうことだ。なんか文句があるなら、全部青柳優馬に言え。今日の広島の声も聞いたろ?宮原健斗、斉藤ジュン、満場一致で俺っぽいぞ」

井上「勝った!勝ったー!けど俺じゃない。俺じゃないけど3連戦最後勝利を飾ることができた。この最強タッグリーグ戦、エントリーされてないけどさ、やっぱヘビー級との戦い増えるんで、前日の福岡大会含めて、斉藤ジュンとかと4戦連続で戦ったりしたり、やっぱりヘビー級との戦い、非常に燃えるしさ経験になる。次はね、俺が3カウント確実に奪ってやるよ。そして今日相手にいた岡田剛史さん、実は俺がプロレス界入る前にちょっとだけ知ってる人、繋がっている人がいて、俺のこと知ってたんだよ。だからね今日、岡田剛史さん少しだけどバチバチできて楽しかったです。また広島、どこかで当たることを楽しみにしてます」

〈宮原&スミス&岡田のバックステージコメント〉

宮原「オイ!広島、相変わらずの熱量だ。宮原健斗を待ち望んでいる声がすごいな。そして最強タッグリーグ戦、今3勝1敗だ。さぁ次は、12月の6日、大阪で青柳亮生&ライジングHAYATOか。オマエら、ジュニアの意地見せてみろよ。リング上で言ってたよな。デカくて強くてかっこいいレスラーだけじゃないと。ただよ、オマエらに一言いってやる。デカくて強くてかっこいいレスラーという言葉を考えたのは俺だ。俺になぞるな。てめぇらのオリジナルを出してこい。てめぇらのゼンニチジュニアのプライド見せてみろ。12月6日大阪で。俺らはスーパースターだ。いいな。デカくて強くてかっこいいものを大阪で見せてやるからよ。青柳亮生、ライジングHAYATO、てめぇらのジュニアのプライド、俺の言葉なんか使わなくてプライド出してみろよ。青柳亮生、ライジングHAYATO、勝負や」

スミス「オオサカ、カカッテコイ!」

岡田「クソー。地元・広島大会で負けちまった。サイズ、体格、関係ねぇよ。気持ちでも絶対負けたくねぇよ、クソー!いつだっていいよ、全日本また上がりたいね。しっかりやりたいね。あと序盤で当たった井上凌。井上君いいね。初めてだよ、ちゃんと当たったの。俺ももっともっともっとあの続きしたいね。どこでもいいよ。全日本待ってますよ。もう一回シングルでもいい、やらせてくれよ」

〈第3試合〉
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Bブロック公式戦 30分1本勝負
他花師 黒潮TOKYOジャパン vs 青柳亮生 ライジングHAYATO

全日本プロレス冬の風物詩「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」は広島大会で5戦目を迎え後半戦に突入。青柳亮生&ライジングHAYATOのコンビ“アツハヤ”は、開幕戦で青柳優馬&安齊勇馬から金星を奪取したが、ザイオン&オデッセイ、本田竜輝&野村直矢に敗れて黒星先行。北斗軍とアップタウンの業務提携ユニット“Gボーイズ”からエントリーの他花師&黒潮TOKYOジャパンは、Wユウマの途中棄権を受けて不戦勝による勝ち点2を獲得したが、公式戦では、ザイオン&オデッセイ、宮原&スミスに連敗となった。

先発は亮生と他花師。ロープに押し込んだ他花師は離れ際に地獄突き。鼻水を吹きかけようとすると、亮生が華麗なムーブで回避する。HAYATOと黒潮の顔合わせ。黒潮はタックルで弾き飛ばされてもヘッドスプリングで起き上がりポーズ。HAYATOもヘッドシザースを決めると、バク宙からPUNKポーズを決めた。他花師と黒潮が連携を決めて優勢に。ラフプレーでブーイングを浴びた他花師は、HAYATOの顔面に鼻水を噴射して精神的ダメージを与える。地獄突きで猛威を振るうが、調子に乗りすぎてコーナーに指を突き刺してしまう。それでもアツハヤのコンビネーションを切り崩しダブルのラリアット。黒潮が亮生を羽交い絞めにしたが、他花師の地獄突きは誤爆となる。立て直したアツハヤは流れるような連続攻撃。他花師が地獄突きを乱発しても、受け止めて黒潮に突き刺す。さらに他花師の喉元にもグサリ。地獄突きが抜けない他花師を心配した黒潮にHAYATOがウラカンラナ。これがガッチリ決まってカウントみっつ。アツハヤは2勝2敗となり、星取りを五分に戻した。

〈アツハヤのバックステージコメント〉

亮生「OK!」

HAYATO「OKじゃないよ。最悪…」

亮生「とりあえず4点目。昨日気づいたんですよ。オデッセイ・ザイオンが8点。今日勝った我々4点。残り1戦。勝っても6点です」

HAYATO「優勝できないってこと?」

亮生「非常に厳しくなってます」

HAYATO「点数減ったりしないの?」

亮生「何かが起これば。まぁ、その可能性にかけて、大阪か。デイビーボーイ・スミスjr.、宮原健斗、そこはもう点数じゃない。ゼンニチジュニアとしての思いをぶつけて、その上で勝ちますよ。それだけです。やってやろう」

〈他花師&黒潮のバックステージコメント〉

黒潮「よかった…、よかった…」

他花師「イケメン、イケメン、抜いてくれ…」

黒潮「また刺された…」

他花師「自分でいった突き…、自分でやっちゃった」

黒潮「突き自分でいった…。自分でいったなら抜けよ!今日は勝ち負けとかじゃない。他花師が助かってよかった俺は」

他花師「広島でヤマ行くところでした!でも、亮生、HAYATO、オマエら絶対許さんから。オイ!亮生、HAYATO、オマエらは例えるならな。例えるならやぞ!よう聞いとけ。ラーメン屋さんや。ちゃんとしたラーメン屋や。よう見とけ。熱っ!早っ!」

黒潮「…ふふ」

他花師「イケメン、イケメン、分かる?」

黒潮「分からない…」

他花師「釈羅不!」

〈第4試合〉
8人タッグマッチ 30分1本勝負
ザイオン オデッセイ 芦野祥太郎 潮﨑豪 vs 鈴木秀樹 本田竜輝 宮本裕向 立花誠吾

休憩明けの第4試合には、HAVOCの芦野祥太郎、ザイオン、オデッセイ、潮﨑豪が揃い踏み。最強タッグには、世界タッグ王者チーム・ザイオン&オデッセイがBブロック、芦野&潮﨑がAブロックにエントリーしており、両チームは無敗をキープ。タッグの祭典にHAVOC旋風を巻き起こしている。鈴木秀樹・本田竜輝・宮本裕向・立花誠吾組と激突した8人タッグマッチは、12.6大阪大会の芦野&潮﨑vs秀樹&真霜、12.7名古屋大会のザイオン&オデッセイvs本田&野村直矢へ向けた前哨戦となった。

入場したHAVOCがポーズを決めていると、秀樹組が奇襲を仕掛けて試合がスタート。いきなり場外戦となり大乱闘が繰り広げられる。秀樹を捕らえたオデッセイはスーパーヘビー級の肉弾殺法。ザイオンもワイルドな連打で襲い掛かり、全力でコーナーに叩きつけていった。秀樹が延髄斬りでやり返し、本田が反則カウント1・2・3・4!。広島で暴走族の特攻隊長を務めていた宮本も芦野にフロント・スープレックス。ラリアットでぶっ込むとムーンサルト・ダブルニーをグサリ。ハンドスプリング・エルボーを受け止めた芦野が強烈なジャーマン。潮﨑は立花に逆水平チョップを打ち込んだ。アニキコールで覚醒した立花もスピアで応戦。潮﨑を孤立させて連続トレイン攻撃。立花はマンハッタンドロップからのケンカキック。ブレーンバスターも決めたが、コーナーに座った潮﨑は捻って叩きつける雪崩式ブレーンバスター。芦野がジャーマンの体制に入ると、そこにラリアットを放つ合体技。秀樹と本田が助けに入ると、オデッセイがラリアット、サイドバスターでシャットアウト。ザイオンは宮本に直下式バックドロップを決めてチャンスメイク。ここからHAVOCが立花を袋叩きに。ザイオンのアトミックドロップから芦野がスクリューエルボー。さらにオデッセイが重爆ボディプレスを投下すると、潮﨑はダメ押しの豪腕ラリアット。オーバーキルと言える畳みかけで立花を沈めた。

〈HAVOCのバックステージコメント〉

芦野「最強タッグリーグの決勝はHAVOC対決だ。残り俺たちは2試合。次、鈴木秀樹・真霜拳號。足首を捻り上げて歩けなくしてやる。そしてタロース・綾部も一緒だ。デカい巨人はどうすればいいと思う?寝かせて足首をへし折ればいいんだよ。それだけだ」

潮﨑「首へし折ってやるよ。このタッグリーグ決勝はHAVOC対決だ。HAVOC対決が見たいだろ」

ザイオン「オレタチハー」

オデッセイ「オレタチハー」

芦野「俺たちはー」

潮﨑「俺たちはー」

4人「俺たちはHAVOC!」

〈秀樹組のバックステージコメント〉

秀樹「アニキ、このままコメントして」

立花「オイHAVOC、オマエらは全員、俺にビビってたな。あーん。次やる時はみな、みな、みな…」

宮本「どうした?」

秀樹「アニキ!アニキ!アニキ!」

〈第5試合・セミファイナル〉
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Aブロック公式戦 30分1本勝負
大森北斗 羆嵐 vs MUSASHI 吉岡世起

アジアタッグ王者・MUSASHI&吉岡世起の“むーちゃんせーちゃん”は、芦野・潮﨑組に敗れて黒星スタートとなったが、11.29福岡大会で綾部蓮&タロースにリングアウト勝ち。ジャイアントキリングをやってのけ2日連続のヘビー狩りを狙う。対する大森北斗&羆嵐は泥沼の3連敗。芦野&潮﨑が3勝をマークしているため、すでに脱落が確定している。

先発の羆嵐が「ハー!」と雄たけびを上げれば、MUSASHIも「盛り上がっていこうぜ!」と会場の熱を高める。北斗がナルシストなポーズを見せると、むーちゃんせーちゃんがコンビネーションを決めて北斗のお株を奪うポーズ。そこから北斗の顔面を崩壊させていくと、怒った北斗が怒りのエルボー。場外戦に持ち込み、北斗軍がペースを握る。ローンバトルが続いたMUSASHIは自力でピンチを脱出。続いた吉岡が高速ロープワークからドロップキック。羆嵐には北斗をステップにしてのスイングDDTを決める。切れ味鋭い蹴りで猛攻を仕掛けると、北斗が意地を見せてコンプリートショット。羆嵐が怪力で黙らせてアルゼンチン・バックブリーカー。担ぎ上げていた吉岡をMUSASHI目掛けて放り投げた。セカンドロープからのセントーンは自爆。MUSASHIがチョップ、吉岡が蹴りを打ち込み、ダブルのトラースキック。羆嵐もボディアタックで2人まとめて圧殺すると北斗にタッチ。串刺しエルボーからの垂直落下式ブレーンバスターはカウント2。RKO、羆嵐のセントーン、セカンドロープからのナルシストプレスと畳みかける。フィニッシュを宣言したが、ナルシストプレスをかわしたMUSASHIがトラースキックの連打。ファルコンアローで突き刺すと、吉岡の雪崩式フランケンシュタイナーからエストレージャ・フトゥーロ。羆嵐がカットしてカウント2止まり。15分経過。2発目のエストレージャ・フトゥーロもクリーンヒットしたが北斗はキックアウト。ならばとMUSASHIは二天一流の体制。抜け出した北斗がローリング・エルボー。パッケージ・ジャーマンをカウント2で返されるとドラゴン・スープレックス。MUSASHIが粘っても無想一閃、ナルシストプレスという必殺フルコースで完全勝利。最強タッグ4戦目にして意地の1勝をあげた。

〈北斗軍のバックステージコメント〉

北斗「完全に俺の体はあったまったぞ。開幕ちょっと挫けたところあったけどよ。今日見ただろ、アジアタッグチャンピオンチーム。オマエらの最後の希望であるスプラッシュも決まらなかった。それは何故か分かるか?MUSASHI、俺とオマエじゃ筋肉量が違うんだよ。俺はスーパーヘビー級だぞ、スーパーヘビー級。オマエのスプラッシュはジュニアの中じゃ高いレベルかもしれないが、俺はな、スーパーヘビー級の大森北斗だからよ。泣く子も黙る俺のナルシストプレスはオマエには返せない。俺に勝ちたかったらな、毎日筋トレしろ!」

羆嵐「今日はよかったよ。今日は回り込まずに真正面から行ってたよ。でも相手はジュニアだから。オマエ、もっと真っ向から行けよ」

北斗「オマエ今日、最初叫んでただけだろ!」

羆嵐「あっためたんだよ、会場を!」

北斗「あったまってねーよ!変な空気になってんだよ。俺のキスは全国どこでも大爆発だよ。オマエがそのキャラになってから俺たち調子悪いんだよ」

羆嵐「バカヤロー。真っ向から行くんだよ」

北斗「分かったよ!」

羆嵐「真っ向から行けよ!90何kgのスーパーヘビー級がいるかよ。ダメだよ、こんなんじゃ。限りなく可能性が低い。0と言われてるかもしれないけど、何が起こるか分からないのがプロレスのリングだからよ。ひとつひとつ勝ち星を重ねて、残り1戦か?何が起こるか分からないからな。行くぞ決勝まで北斗軍。夢掴むぞ。光り輝くトロフィー、俺たち2人で掴むぞ。真っ向勝負で行くからな。回り込まないぞ俺らはよく覚えておけ。ハー!」

〈むーちゃんせーちゃんのバックステージコメント〉

吉岡「正直、昨日綾部タロースに勝って、ちょっと調子に乗ってたところあるかもしれない」

MUSASHI「え?調子乗ってたの?なにそれ。俺は調子になんて乗ってないぞ。昨日は昨日、今日は今日だ。調子に乗って負けた?そんなのありえないだろ」

吉岡「調子に乗ってない。ありえない。1勝2敗!1勝2敗!」

MUSASHI「それは分かったけど、今の調子に乗ってたは聞き捨てならない。ダメージ回復したら反省会だ。調子に乗ってたは聞き捨てならない」

吉岡「乗ってない。乗ってないよ。たぶん聞き間違いだと思うよ」

〈第6試合・メインイベント〉
世界最強タッグ決定リーグ戦2025 Aブロック公式戦 30分1本勝負
綾部蓮 タロース vs 田村男児 佐藤光留

“Titans of Calamity”としてタッグの祭典に乗り込んだ綾部蓮&タロースは、開幕戦で秀樹・真霜組、2戦目で北斗軍を撃破。その勢いのまま連勝街道を突き進むかに思えたが、11.29福岡大会でむーちゃんせーちゃんに不覚を取り、初黒星を喫した。田村男児&佐藤光留は、秀樹・真霜組、芦野・潮﨑組との公式戦を消化して、2連敗と苦しい状況。この試合に敗れれば脱落が決まってしまう。

ローキックで牽制していった佐藤は素早いタックルでグラウンドに引き込む。綾部が腕を締め上げてきても巧みな切り返しから腕十字。田村はタロース相手に真っ向勝負を展開。2人掛かりで襲い掛かったが弾き返されてしまう。大巨人コンビが圧倒的なパワーで主導権を握る。タロースの突進をかわした佐藤もローキックの連打で逆襲。田村が続いてヘッドバットからバックフリップへ。踏ん張ったタロースが逆にマットへ叩きつけ、再び大巨人の進撃が始まる。同士討ちを誘った田村&佐藤は場外戦に持ち込みリングアウト勝ちを狙う。福岡の悪夢が蘇ったTitans of Calamityだったが、綾部がカウント9でリングに生還。田村のタックルを真正面から受け止めるとカウンターのビッグブーツ。諦めない田村がパワーボムを狙っても、タロースが巨大な足で顔面を射抜いた。フロントネックロックで絡みついた田村をブレーンバスターでぶん投げた綾部。ベアハッグのように抱え上げると、タロースがダイナミックに飛び込みコンビネーションが完成。フルネルソンバスターが爆発すると、2メートルの高さから落とすダブルチョークスラムを敢行して田村を完全粉砕。試合後、綾部は「この全日本プロレス、頂に立つのは俺たちTitans of Calamityだ」と堂々と宣言した。

11.30広島大会終了時点でAブロックは、綾部・タロース組が3勝1敗、芦野・潮﨑組が無傷の3連勝で勝ち点6。両軍の直接対決は、12.7名古屋大会でおこなわれる。

〈リング上のマイク〉

綾部「3勝目だ。どうだ広島、絶望というものを目の当たりにした気分は?全日本プロレス、広島は半年ぶり。タロースは初めての広島はどう。広島は?」

タロース「タノシイ!アリガトゴザイマス!」

綾部「そんな広島でせっかく勝ったし今食べたいものは?」

タロース「カキタベタイ!カキタベタイ!アイ・ラブ・カキ!アイ・ラブ・カキ!」

綾部「今年のこの最強タッグリーグ、誰がどう見ても我々Titans of Calamityのものだ。もう終盤に差し掛かってきたけど、このリーグ戦、今後も絶望の渦に飲みこんでやるよ。今の戦いを見れば、ここにいる全員言うまでもなく分かっていると思うが、この全日本プロレス、頂に立つのは俺たちTitans of Calamityだ」

〈Titans of Calamityのバックステージコメント〉

綾部「当然の勝利だ。広島、これが絶望というものだ。見たものは全員分かっただろう。まぁ福岡では夢か現実か不覚を取ったが、今後もう二度と我々Titans of Calamityは不覚を取ることは金輪際ない。ここに宣言しよう。最強タッグ後半に差し掛かってきたけど、当然の如く我々がすべてを絶望の渦に飲み込んでタッグリーグ、そしてその先も制してやる。さぁ残り公式戦、あと1つ。すべて勝って絶望というのを見せてやる」

タロース「リーグ戦を支配することを約束しよう」

☆【星取表】「世界最強タッグ決定リーグ戦2025」11.30広島大会終了時点